こめかみがくぼんで老けて見える時の改善方法
こめかみがへこんで老けて見えていませんか?
丸みがある卵型のフェイスラインは若々しく見えますが、こめかみやほほは、年齢とともにくぼんでいきます。
年齢を重ねると組織が減ってこめかみやホホがくぼんで丸みがなくなり、凹みが進行するとがい骨のようになり老けて見えてしまいます。
また、お若い方でもこめかみがへこんでいる方もいらっしゃいます。
そんなこめかみのくぼみを改善させて卵型の若々しいフェイスラインになるためにはどうしたらよいでしょうか。
こめかみのくぼみの原因
こめかみのくぼみは上記のように、年齢とともに組織が委縮することにより起こります。
頭蓋骨は、ホホ骨の張り出している部分(頬骨弓)の直下に空間があり、こめかみやホホに空間が広がっています。 そのため、こめかみやホホの部分は骨はかなり深い位置にあるか部位によっては骨はありません。
こんな感じでコメカミからホホには空間があります。
そして、その空間には側頭筋(かむ筋肉)や脂肪などで満たされています。
加齢とともに脂肪や筋肉などの組織全体が委縮していくと、頬骨弓の上下のこめかみやホホはどんどん凹んでいきます。
凹んでいくことで、頬骨弓や頭蓋骨の形が浮き出てきて、不健康で老けた印象になってしまうのです。
こめかみのくぼみの改善方法
こめかみのくぼみを改善させる施術としては、凹みにフィラー(ヒアルロン酸など)を注入してボリュームを出すのが一般的です。
フィラーとしては、ダウンタイムも少なくプチ整形で行えるヒアルロン酸注入と、手術でダウンタイムはありますが長持ちしやすい脂肪注入があります。
また、フィラーでなくプロテーゼを挿入することもあります。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸を注入してこめかみのボリュームを出します。
当院では、硬さのあるジュビダームボリューマ、クレヴィエルプライムががおすすめです。
持続期間は、クレヴィエルプライムは半年~1年、ジュビダームボリューマは2年と言われています。
こめかみ上部は安全な骨膜上にヒアルロン酸を注入することでボリュームを出すことができますが、こめかみの中央から下部はブラックホールのように深くなっており、浅い層にヒアルロン酸を注入する必要があります。
浅い層には血管がありますので、こめかみの中央から下部では、鈍針を使用して安全な層に慎重に注入していきます。
※こめかみが凹んでいる方は同時にホホも凹んでいることも多く、こめかみだけでなくホホもヒアルロン酸でふっくらさせるとより卵型のフェイスラインに近づき効果的です。
ヒアルロン酸は半年から1年ほどの効果と言われてていますが、繰り返すうちに土台が残って何年も効果を保つ方も多いです。
脂肪注入
お腹や太ももから脂肪を採取してこめかみに注入します。
その際に遠心分離して不純物をとばして脂肪を濃縮すると生着率がアップしてしこりのリスクを減らすことができます。
脂肪は定着すればかなり長持ちします。
ただし、ある程度の吸収が起こることがあり、その場合追加のタッチアップ注入が必要になることがあります。
また、脂肪は柔らかいため触った感じは少し柔らかい感じになります。
脂肪を注入する手術ですので、1週間程度腫れ・むくみがあります。
プロテーゼ
注射でボリュームを出すのではなく、切開してこめかみのくぼみの形のシリコンなどのプロテーゼを挿入してこめかみにボリュームを出します。
ただし、ずれたり、年齢と共に組織が薄くなると辺縁が浮き出てくるリスクがあります。
以上がこめかみの凹みを改善させる方法でした。
ご自身がこめかみに凹みを改善した方が良いのか、どのようにしたらよいのかわからない場合はお気軽に無料カウンセリングをご利用ください。