鼻先が丸い団子鼻を改善する方法まとめ
団子鼻とは
団子鼻だと、鼻先に丸みが出て鼻先が大きく不格好に見えてしまいます。
団子鼻の原因は鼻翼軟骨が離れていたり弱かったりすること、皮膚が厚く丸いこと、軟部組織が多いことなどが挙げられます。
特徴のない鼻のほうがお顔が整って見えると、よく言われますが、鼻先が細くなって団子鼻がすっきりとするとお鼻の印象が弱まってお顔全体のバランスが整って見えるようになります。
団子鼻を改善する方法
手術で切って行う方法と、切らずに糸やプチ整形で行う方法があります。
切る鼻尖縮小
手術の場合は、剥離してしっかり軟骨を寄せて形成し、邪魔な軟部組織を適宜除去して鼻先を細くします。
通常、鼻の穴だけの切開(クローズ法)で行いますので傷は外に出ません。
鼻先を形成する方法も2通りあって、
①鼻尖縮小(通常)
…糸で鼻翼軟骨を尖らせたり寄せたりして形成する
②鼻尖縮小(3D法)
…軟骨をカットして段差を作って形成していく3D法
軟骨がしっかりしていて皮膚が薄い方、鼻先にノッチがある方では通常の鼻尖縮小がおすすめです。
また、皮膚が厚く軟骨が小さくて変化が出にくい方や鼻先の正面方向に高さを出したい方では3D法がおすすめです。
ギプス固定が術後5日目まで必要になります。
鼻尖縮小(通常)
外側の軟部組織を除去した後に鼻翼軟骨の中間脚を糸で縛って鼻翼軟骨の曲がりを尖らせて外側の軟骨を反らせます。
尖らせた両側の鼻翼軟骨をさらに糸で寄せることで丸い団子鼻を細くして整えます。
鼻尖縮小(3D法)
外側の軟部組織を除去した後に鼻翼軟骨の外側脚をカットします。
中間脚部分を立てて外側脚を寄せて再固定することで鼻先の中心を高く、外側を低くすることで段差をしっかり作って鼻先を細くしていきます。
3D法では効果的に鼻先を細くするだけでなく鼻先を正面方向に高くしていきますので、正面方向に高さが低い方にもぴったりです。
プチ整形の団子鼻改善方法
MISKO(ミスコ)
MISKOは切らない鼻中隔延長・切らない鼻尖延長などと呼ばれています。
切らずに鼻先に糸を挿入して、鼻先を伸ばし高くします。
鼻先が伸びて高くなることで段差ができて団子鼻がすっきりとします。
効果は半年ほどです。
切らない鼻尖縮小
切らずに糸で鼻先の鼻翼軟骨を縛ります。
腫れも少なく、ギプス固定の必要もないためダウンタイムは短いです。
軟骨を剥離して直接軟骨を形成するわけではありませんので後戻りのリスクはあります。
BNLS(脂肪溶解注射)
手術が怖いという方では、団子鼻のサイドにBNLSを注射することで鼻先を細くすることが可能です。
鼻先は2~4ccくらいが注入量の目安になります。
1週間ごとに3回ほど行うと良いと言われています。
ただし、BNLSは効果に個人差があること、繰り返さないと効果が見えにくいこと、鼻先は注入時の痛みがでやすいことなどの特徴があります。
BNLSには、通常のBNLSとデオキシコール酸という効果が認められている成分が追加されたBNLSneoもあります。
鼻筋を通して団子鼻を目立ちにくく
ヒアルロン酸やプロテーゼで鼻スジを通すとお鼻全体のバランスが整って鼻先が目立ちにくなります。
直接団子鼻を改善するわけではありませんが、ヒアルロン酸は注射で手軽に鼻筋を通すことができますので、まずはプチ整形でお鼻のバランスを改善する方は多くいらっしゃいます。
ヒアルロン酸(クレビエル)
鼻筋を通すには硬くて形がきれいに出やすいクレヴィエルがおすすめです。
通常のヒアルロン酸のようにアバターのようになって不自然に太くなったりはしにくいです。
半年~1年ほどで吸収されますが繰り返すと長持ちするケースも多いです。
プロテーゼ
鼻の穴の中を切開して、ご希望や鼻の状態に合わたプロテーゼを削ってフィットさせて骨膜下に挿入します。
一生形を保つことができますが、1週間ほどギプス固定が必要になります。