笑った時の鼻の形が気になる。表情を作った時の鼻が気になる時のお悩み解消法
目次
表情で鼻が目立つとは
鼻は大きくなるほど特徴がでて不格好に見えてしまいます。
普段はお鼻は気にならないけれど、笑った時などの表情を作った際に大きく見えたり不格好に見えて気になるという方は多いと思います。
表情によるお鼻の筋肉の働きにより、小鼻が膨らんで鼻の穴が大きくなったり、小鼻が横に広がって鼻が大きく見えたり、鼻の先が下に向いて矢印鼻が強調されてしまったりします。
・鼻の穴が大きくなる
・小鼻が横に広がる
・鼻先が下を向く
鼻のそれぞれの動きを抑える方法
それぞれの鼻の動きに応じた筋肉があります。
ご自身の気になる表情の原因の筋肉にボトックスを注射して動きを抑える必要があります。
ボトックスは1週間ほどで効果が安定して、3~6か月持続します。
鼻の穴が大きくなる
鼻の穴を広げないボトックス
小鼻を広げる鼻孔開大筋にボトックスを注入することで鼻の穴を大きくさせなくすることができます。
ピクピクよく小鼻が動く方には効果的です。
(ボトックス症例写真)
逆に、小鼻があまり動かない方では効果はあまりありません。
小鼻が横に広がる
小鼻を横に広げないボトックス
笑顔時に小鼻が横に広がると鼻が大きく見えてしまいます。
小鼻を斜め上方に引き上げる上唇鼻翼挙筋の動きをボトックスで抑えると小鼻が横に広がりにくくなります。
ただし、小鼻はいろいろな筋肉で引っ張られており、そのバランスによってボトックスの効き具合も変わってくるため、効果には個人差があります。
また、唇を上げる上唇挙筋も含まれていおり、その動きも抑えるため、唇が上がりにくくなる方もいらっしゃいます。
このように小鼻を横に広げないボトックスは、人によって合う合わないがある注射ではあります。
鼻先が下を向く
鼻中隔下制筋という鼻先を下げる筋肉発達していると、笑ったときに鼻先が下に引き下げられて鼻先が下を向き下方に長くなります。
ボトックスで鼻中隔下制筋を抑えると笑っても鼻先が下がりにくくなります。
ボトックスの種類
アラガン社ボトックス
アメリカの有名なアラガン社製のボトックスです。
アラガン社がボトックスを開発したので元祖のボトックスになります。
品質管理がしっかりしており、効果が安定しているのが特徴です。
ゼオミンボトックス
ドイツのメルツ社製のボトックスです。
非常に不純物が少なく安定しているボトックスです。
不純物が多いと抗体ができるリスクが高くなり、ボトックスが効かなくなることがありますが、ゼオミンは不純物が通常のボトックスの1/10と少ないため、抗体が出来にくく、長期使用しても安心のボトックスと言えます。
また安定しているため、効果が速やかに発現しやすいのも特徴です。
以上のようにボトックスで鼻先の不格好な動きをおさえることができますが、いろいろな筋肉がお鼻のいろいろな動きをコントロールをしているため、自分が鼻のどんな動きが気になるかをしっかり見極めることが大切です。
その上で、自分の症状に合った治療を行うと良いです。