下膨れ顔、丸顔で顔が大きく見える原因と対処法(キレイな卵形へ)
丸顔、下膨れ顔とは
お顔が丸かったり、下膨れを気にされる方は多いですよね。
ホホの上部は少しふっくらし、フェイスラインはすっきりしている逆三角形の卵型のラインは小顔で美しく見えます。
丸顔や下膨れのお顔では逆三角形とは反対方向の形となり、お顔のバランスが崩れて不格好に見えたり、お顔が大きく見えてしまいます。
ホホ・フェイスラインが丸みを帯びてくると丸顔、もっと張り出してくると下膨れになります。
丸顔、下膨れのお顔では例えお顔が小さくても小顔に見えにくく、お顔大きく見えるだけでなく、お顔のバランスが悪くなり、美人度が下がります。
逆にフェイスラインが整って卵型の小顔になると美人度が上がります。
顔はダイエットして体重を減らしてももなかなか痩せにくい部分です。
ヘアスタイルを工夫しても限界があります。
美容整形による丸顔や下膨れ顔の解消方法をここではご紹介します。
目次
丸顔、下膨れの原因
丸顔や下膨れに見えてしまう原因には4つあります。
- ①お顔の下方のボリュームが多い
- ②アゴが小さい
- ③ホホや中顔面(ゴルゴ線)がこけている
- ④骨格
①お顔の下方のボリュームが多い
単純にお顔の下方のボリュームが多く、フェイスラインに厚みが出れば丸顔や下膨れに見えてしまいます。
お顔の下方のボリュームは主に
- ・ホホ、フェイスライン
- ・アゴ下の皮下脂肪
- ・エラの筋肉(咬筋)
- ・バッカルファット
の3つがあります。
人によってそれぞれどのボリュームが多いかは違っており、組み合わさっていることも多いです。
その方に多いボリュームを減らしてあげることでお顔がすっきりとして逆三角形の理想のフェイスラインに近づけることができます。
②アゴが小さい
意外と気づいていない方も多いですが、アゴの形はフェイスラインにとってとても重要です。
アゴが小さかったり、引っ込んでいる(後退している)とお顔が丸く見えたり、四角く見えてしまいます。
アゴの形を少し整えてあげることでお顔がシャープになり小顔に見えます。
③ホホや中顔面(ゴルゴ線)がこけている
上方のボリュームが多く、下方のボリュームが少なければ逆三角形のラインになりますが、上方のボリュームが少ないと下方のボリュームが強調されてひょうたんのように下膨れに見えやすくなってしまいます。
ホホや中顔面(ゴルゴ線)がこけると老けても見えてしまいます。
ホホのコケを改善することで卵型の若々しいフェイスラインに近づき、丸顔・下膨れを改善できる可能性があります。
④骨格
ホホ骨が出ているとお顔が大きく丸顔に見えやすくなります。
丸顔、下膨れの治療方法
丸顔、下膨れ顔を解消するためには上記に上げた原因別にお顔のボリュームを減らしたり足したりして調整し、卵型のフェイスラインに整えていく必要があります。
①お顔の下方のボリュームが多い
- ・ホホ、フェイスラインアゴ下の皮下脂肪
- ・エラの筋肉(咬筋)
- ・バッカルファット
上記のボリュームを減らしていきますが、ボリュームを減らすべき部分、減らしてはいけない部分があります。
(ボリュームを減らすべき部分)
減らすべき部分のボリュームはお顔を大きく見せたり不格好に見せ、加齢とともにどんどん厚みが増えて老けても見えてしまいます。
ボリュームを減らすと老けませんかという質問を受けますが、加齢と共に増えるボリュームを減らしますので逆に若返り効果があります。
(減らしてはいけない部分)
減らしてはいけない部分減らすと老けます。
後述しますがそのような部分は逆にボリュームを増やしてフェイスラインを整えます。
そうすると若々しくなり卵型のフェイスラインに近づきます。
ホホ、フェイスライン、アゴ下の皮下脂肪
ホホ・フェイスライン・アゴ下の皮下脂肪をすっきりさせる方法をご紹介します。
<プチ整形>
FatX Core
(効果:高 腫れ:10日~2週間)
効果の高いデオキシコール酸系の脂肪溶解注射で最も濃度が高いのがFatX Coreです。
デオキシコール酸はFDAで効果と安全性が認められている製剤で、FatX Coreには最高濃度の1%が含まれています。
最も脂肪溶解効果が高い注射がFatXCoreで、当院で脂肪溶解注射を受けられる中で一番多い施術です。
脂肪溶解効果をしっかり出したい方はFatX Coreがおすすめです。
ただ、効果が高いということは、腫れが引くまでは長引きやすいということになります。
脂肪溶解注射は、効果が出やすいほど腫れが長引き、効果がマイルドな程腫れにくいという関係になります。
デオキシコール酸系の脂肪溶解注射は、当院では濃度の違う3種類があります。
効果が出やすい順に1%のFatX Core、0.8%のチンセラプラス、0.3~5%のカベリン、となります。
チンセラプラスとカベリンは以下でまた紹介します。
効果が出やすいごとに、ダウンタイムは長引きます。
ちなみにそれぞれダウンタイムはFatX Core10日~2週間、チンセラプラス1週間~10日、カベリンは0~2日となります。
FatX Coreは効果が1ヶ月で安定します。
脂肪溶解注射脂肪吸引と違って少しずつ脂肪を薄くしていきますので、1ヶ月ごとに3回おこなうと良いと言われています。
FatX Coreについて詳しくは下記のサイトをご参考ください。
脂肪溶解注射(チンセラプラス)
(効果:中~強 腫れ:1週間)
脂肪溶解作用の高いデオキシコール酸が主成分のお薬で、カベリンより濃度が高いです。
ですので、腫れは1週間ほどありますが、より効果が高い脂肪溶解注射になっています。
カベリンやBNLSが効きにくかった方にも効果的です。
1ヶ月ごとに3回行っていただくと効果が出やすいと言われています。
ボディに使用していただいても効果的ですよ。
腫れはある程度許容できるがしっかり効果を出したいという方にお勧めの注射です。
おすすめの脂肪溶解注射について動画でまとめましたのでご参考ください
脂肪溶解注射(カベリン)
(効果:マイルド 腫れ:0~3日)
脂肪溶解作用の高いデオキシコール酸が主成分のお薬です。
BNLSが効きにくかった方にも効果的です。
翌日には腫れは引きますのでお顔にも手軽に使っていただくことができます。
2週間~1ヶ月ごとに3~6回行っていただくと効果が出やすいと言われています。
ボディに使用していただいても効果的ですよ。
カベリン処置動画はこちらから
BNLS
BNLSは天然ハーブ系の脂肪溶解注射です。
ハーブ系の注射ですので副作用も少なく安心です。
ダウンタイムは当日くらいで回復の早い施術ですが、効果は脂肪溶解注射の中では最もマイルドになっています。
少しずつボリュームを減らしますので1、2週間ごとに3回以上繰り返す必要があります。
ダウンタイムの短い脂肪溶解注射で大変人気の施術です。
脂肪やむくみを減らしてくれます。
ショッピングスレッド
脂肪を減らすわけではありませんが、ホホのたるみを引き締めることでホホのボリュームを目立たなくさせる施術です。
細い吸収糸を網目状にホホに挿入することでホホを支えてたるみにくくします。
さらに、吸収糸の刺激でコラーゲンが生成されて引き締まります。
2週間~1ヶ月ごとに3回繰り返すと効果がしかり出て長持ちしやすいと言われています。
将来のたるみ予防効果もありますし、老化防止にも効果的です。
<手術>
脂肪吸引
やはり効果的なのは脂肪吸引です。
直径2.5㎜ほどの吸引管を使って確実に一度の施術で脂肪をしっかり吸引することができます。
耳たぶの後ろやアゴ下に3㎜くらいの切開線を入れますが、傷は目立ちにくくほとんど見えません。
1日のフェイスバンドと1週間ほどの浮腫みはありますが、効果は一生持つため、半永久的に美人度を上げることができます。
小顔治療をよく知るスタッフなどに大変人気の施術です。
顔の脂肪吸引の経過をビフォーアフターの症例写真で解説
エラの筋肉(咬筋)
エラの筋肉をすっきりさせる方法をご紹介します。
小顔ボトックス(エラボトックス)
えらの咬筋という筋肉にボトックスを注射して筋肉の動きを止めて薄くします。
適正な量でボトックスを注射すれば、5分ほどの注射で確実にしっかり小顔効果を出すことができますのでこちらも大変人気の施術です。
ただし、ホホがこけている方ではホホのコケが強調されることがあるので注意が必要です。
エラボトックス小顔注射の施術動画を公開します!【症例写真付き】
エラボトックス小顔注射で失敗しないために知っておくべき10のリスク
バッカルファット
バッカルファットをすっきりさせる方法についてご紹介します。
バッカルファット除去
バッカルファットは粘膜側にある脂肪の塊で、口横のホホがポッコリ膨らんでいる人や、笑うとホホの盛り上がりが強い人、よく口の中の噛む人などで多い傾向があります。
口の中の粘膜を5㎜ほど切開して除去します。
腫れは比較的少なく、簡単にかなりのホホのボリュームを減らすことができます。
脂肪は除去したら増えませんので、効果は半永久で、将来ブルドックのようにホホがたるんでしまうのを予防することができます。
ただし、ホホのコケのある方ではホホのコケが強調されることがありますので手術をおすすめしないこともよくあります。
バッカルファット除去手術のダウンタイムについてとビフォーアフターの症例写真【閲覧注意】
どの脂肪を取るべき?バッカルファットとメーラーファットとジョールファットの違いを徹底解説
組み合わせ治療
上記がそれぞれの組織別の減量方法でしたが、それぞれのボリュームが全体的に多い方も多いです。
その方に合わせた施術を組み合わせるとさらに効果的に小顔にすることが可能です。
ホホ・アゴ脂肪吸引、バッカルファット除去、小顔ボトックスの効果的な3つの施術を組み合わせた強力小顔3点セットの症例写真を参考に載せておきます。
(強力小顔3点セット症例写真)
※下膨れの方は、たるみが原因の可能性もあります。
丸顔や下膨れに見える原因には脂肪や筋肉などのボリュームだけでなく、皮膚や脂肪がたるみ、フェイスライン(jowl)に集まって丸みを帯びてしまうこともあります。
このようなタイプの方ではたるみを改善してあげる施術が有効です。
ダウンタイムが少ない
- ・HIFU(ハイフ)
- ・糸のリフト
- ・フェイスリフト
などの治療があります。
HIFU(ハイフ)
ダウンタイムがほとんどなく、当日からのご都合も大丈夫な手軽にできるたるみ治療です。効果は直後~2,3か月で完成し、6~8か月持続します。
たるみ予防効果も高く、人気の施術です。
たるみ治療の医療HIFU(ハイフ)の効果やメリット・デメリット解説
糸のリフト
上記のショッピングスレッドも有効ですが、とげの付いた糸で直接たるみを引き上げる糸のリフトアップも効果は高いです。
ダウンタイムが少ないフローティングタイプのミントリフトミニ、 小顔効果の高いアンカータイプのミントリフトがあります。
ダウンタイムはミントリフトミニでは2,3日、ミントリフトでは1週間~10日ほどとなります。
フェイスリフト
たるみが強い方ではたるみを直接取り除くフェイスリフトが有効です。
たるみを取り除く効果は一番高いですが、2週間ほど腫れます。
②アゴが小さい
アゴが引っ込んでいたり(後退していたり)、平坦だったり、アゴが割れているなどの方ではフェイスラインがシャープでなくなり、丸顔や下膨れに見えやすくなります。
顔が大きいのに顎にボリュームを出したらさらに顔が大きく見えないのかと思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、アゴの形を少し整えるだけでフェイスラインが整って逆に小顔に見えるようになります。
ヒアルロン酸(ボラックス、クレヴィエル)
アゴは硬い部分なので通常のヒアルロン酸では横に広がって丸みが出やすいですが、硬いヒアルロン酸であれば、シャープにアゴの形を出すことが出来ます。
硬さのあるヒアルロン酸には、アメリカ製のボラックス、韓国製のクレヴィエルがあります。
どちらも弾性・凝集性に大変優れており、通常のヒアルロン酸より高くきれいにアゴの形が出やすいです。
ボラックスは厚生省に認可されている安心のヒアルロン酸でです。
持続はボラックスの方がやや長持ちしやすく、硬さはクレヴィエルの方がより硬いです。
ただ、クレヴィエルの場合は、1週間ほどしてなじんだ際にやや減った感じになりやすいこと、長期的に炎症を起こすリスクがボラックスに比べてあります。
ご希望に応じて選んでもらっています。
施術は、10分ほどの施術で簡単にフェイスラインを整えることができます。
少しずつ確認しては高くしていきますので、ご希望に応じて控えめにしたり、高さをしっかり出すこともできます。
その方のアゴの形やご希望に応じて前方や下方など高さを出す方向を調整します。
ヒアルロン酸は気に入らなければ溶かすこともでき、安心の施術になります。
③ホホがこけている
ホホのコケはヒアルロン酸や脂肪などのフィラーを注入してボリュームを出して改善します。
ただし、ほほのコケは硬い部分ですので完全に滑らかにならないこともあり、入れすぎるとかえって周りが盛り上がって凹んで見えることがあるので注意が必要です。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸にもいろいろ種類がありますが、硬くて長持ちしやすいジュビダームボリューマがおすすめです。
ヒアルロン酸は気に入らなければ溶かすことができます。
鈍針を使うと内出血のリスクをぐっと減らすことができます。
脂肪注入
脂肪は定着すれば半永久的に長持ちします。
ただし、ホホは硬い部分ですので脂肪が定着しにくい傾向があり、濃縮した脂肪(コンデンス脂肪)を注入すれば生着率を高めることができますが、複数回の脂肪注入が必要になることがあります。
③骨格
ホホ骨を骨折させたり削ったりする方法があります。
骨をいじるので腫れは数か月単位で出ます。
以上が丸顔、下膨れのお顔の原因や改善方法です。
いろいろな原因が重なっていることも多く、組み合わせるとより効果的に小顔にすることができます。
ご自身で丸顔や下膨れが気になるけれどどうしたらよいのかわからないという方はお気軽に無料カウンセリングでご相談いただければと思います。
また、動画でも下膨れの治し方について解説していますので是非ご参考になさってください
(強力小顔3点セット)
内容:脂肪吸引とバッカルファット除去、強力エラボトックスを同時に行います。
料金:349,900~414,800円
リスク:一時的な腫れや内出血、ホホがこけるリスク