鼻にクレヴィエル(高濃度ヒアルロン酸)を入れるメリット・デメリット、おすすめな人
作成日:2018.5.17 更新日:2024.1.5
クレヴィエルってどれだけすごいのか。
ヒアルロン酸を溶かしてクレヴィエル(高濃度ヒアルロン酸)に入れ替えてみました!
お鼻に何度もヒアルロン酸を入れて少し鼻筋が太くなってしまっていた方にお願いして、ヒアルロン酸を溶かしてからクレヴィエルを鼻筋に注入してみました。
硬いヒアルロン酸を入れてもブヨブヨと太くなるばかりで、なかなか出なかった鼻筋がクレヴィエルですっときれいに出ました!
プロテーゼのように細く高く仕上がりましたね。
もともと鼻が低く上がりにい方でしたが、注入の仕方も工夫しながら注入しましたが、クレヴィエルやっぱりすごい!
多くのヒアルロン酸を使用してきたベテランドクターも自信を持っておすすめするヒアルロン酸です。
目次
クレヴィエルのメリットとデメリットを挙げてみました!
クレヴィエルのメリット
クレヴィエルの持ち上げ力は半端ない
今回使用したクレヴィエルはクレヴィエルコントアと言って他のヒアルロン酸に比べて密度が段違いに高く、鼻やアゴと言った硬い部分でもきれいに高さを形を出すことができる高濃度ヒアルロン酸です。
プロテーゼを入れているようなしっかり感になります。
少量で高さも出て微調整もしやすいのできれいに仕上げることができます。
痛みが少ない
クレヴィエルは硬いですが、粒子自体は小さいので細い針での注入も可能です。
針は他のヒアルロン酸より一回り細く、麻酔入りのヒアルロン酸ですので痛みも最小限に抑えることができますよ。
長持ちします
クレヴィエルは濃度が高いため、12~15か月持つと言われています。
通常のヒアルロン酸より2~3倍長持ちしますのでうれしいですね。
※土台がない方では半年~1年ほどの効果で見ていただいた方が良いかもです。
繰り返し入れて回数を重ねるごとに土台ができると何年も長持ちする方も多いですよ。
直後の腫れやアレルギーのリスクが少ない!
クレヴィエルは化学物質で硬くするのではなく密度を高くすることで硬くしますので、 直後からの腫れが少なく、かつアレルギーなどの副作用が少ないので安心です。
クレヴィエルのリスクやデメリット
雑な注入では凸凹してしまう
効果に優れたクレヴィエルですが、硬いだけに丁寧に細かく注入しないとボコボコしてしまいます。
⇒丁寧に注入しないとその高い持ち上げ力があだになってしまいます。
当院は、クレヴィエルの正しい施術・普及に努めているとAESTURA社から表彰されております。
当院では少し注入しては鏡でチェックしてもらうことを繰り返して、細かく微調整しながらご希望通りの形になるように注入をおこなっています。
ヒアルロニダーゼで溶けにくい
クレヴェイルはヒアルロン酸密度が高いためヒアルロニダーゼで溶けにくい可能性があります。
溶けにくい場合は何回かヒアルロニダーゼの注入を繰り返す必要があります。
感染するリスクがやや高くなる可能性
クレヴィエルはヒアルロン酸の密度が高いせいなのか、注入後に感染するリスクが若干高くなるという先生もいます。
もちろん感染自体はどのヒアルロン酸もリスクはあり、頻度としては少ないです。
感染すると注入部位が赤くなったり腫れてきたりして、抗生剤の内服が必要にあることがあり、場合によっては溶かさないといけなくなる場合があります。
クレヴィエルの特徴と種類
クレヴィエルの特徴
クレヴィエルは前述のように非常に密度の高いヒアルロン酸です。
通常のヒアルロン酸の倍以上の密度があります。
密度が高いため滑らかな割に硬さがあり、非常に形成力が高いヒアルロン酸です。
鼻やアゴなど硬くて形をシャープに出したい部位には最適なヒアルロン酸です。
また、密度を高くして硬さを出していますので架橋剤を少なくすることが出来、不純物の少ないヒアルロン酸です。
クレヴィエルの種類
クレヴィエルにはコントアとプライムがあり、コントアは最も硬く、鼻やアゴへの注入に適しています。
プライムはコントアより密度が低く柔らかいクレヴィエルになります。
クレヴィエルがおすすめな人
・鼻を高く鼻スジをシャープの通したい人
・アゴが平坦だったり小さくて、フェイスラインをシャープにしたい人
・目が離れていてバランスを整えたい方、目を華やかに見せたい方
・以前ヒアルロン酸を入れたが横に広がって、鼻が太くなってしまった。アゴが丸くコブのようにまるくなってしまった。
・鼻やアゴを高くしたいが、手術をしたり、異物を入れたりするのが怖いという方
クレヴェイルを使った施術内容
鼻根部
鼻根部の低いところを中心にクレヴィエルを注入して、鼻を高くし、鼻筋を通します。
低い部分に注入していけば真っ直ぐのきれいな鼻筋を通すことが出来ます。
鼻先の上部まで注入することはできますが、鼻先にはヒアルロン酸を注入することはできません(血流障害のリスクがあるため)。
鼻筋が通るとお顔にメリハリがつきます。
鼻筋がないと幼い印象のお顔になりますが、鼻筋が通ると大人っぽく華やかな整った印象になります。
鼻柱基部
鼻柱基部が引っ込んでいるとお鼻のバランスが悪くなりますが、クレヴィエルを鼻柱基部に注入するとお鼻のバランスが良くなります。
アゴ
アゴにヒアルロン酸を注入してシャープにすることでお顔全体のバランスを整えることが出来ます。
アゴが平坦な方、小さい方ではお顔が四角や丸く見えてしまいますが、アゴをクレヴィエルで整えることでフェイスラインがシャープになります。
フェイスラインがシャープになると小顔に見えるようにもなりますよ。
アゴを高くすることでEラインも整えることが出来ます。
クレヴィエルは少量で硬い部分をシャープに整えることが出来るヒアルロン酸なので、アゴを整えるには最適なヒアルロン酸です。
実際のクレヴィエル注入の様子
クレイヴェルの施術例
before ⇒ after
(鼻)
(鼻・アゴ)
(鼻)
(鼻 1週間後)
(アゴ 1週間後)
(アゴ)
(処置前)⇒(処置直後)⇒(1週間後)
(処置前)⇒(処置直後)⇒(1週間後)
※症例写真に関する説明 (クレヴィエル)
料金:54,800~64,800円
リスク:一時的な内出血。吸収されるリスク。