「目元が老けて見える、二重が不安定」目の上がくぼんでいる時の改善方法
こんな悩みありませんか?
- ・まぶたが重い、眠そうな目をしている。
- ・目の上がくぼんで老けてきた。
- ・夕方になると二重が不安定になりやすい。
年齢と共にまぶたは痩せてどんどん目の上は凹んできます。 夕方などでは上まぶたのボリュームがさらに減りやすく、凹みが強調されます。
目の上がへこんでいると若々しさがなくなり老けて見えてしまいます。
また、くぼみ目になってくると二重が不安定になり三重になったりして、しまいには二重がつかなくなってしまいます。
夕方など特に二重が不安定になるという方は要注意です。
特に左目からくぼみやすい傾向があります。
くぼみ目の方は眼瞼下垂を合併していることも多く、目がぼんやりと眠たそうにも見えてしまいます。
その場合は頭痛や肩こりに悩まされている方も多いです。
目次
なぜ目がくぼむの?
年齢と共に脂肪や筋肉などの組織は委縮してボリュームは減っていきます。
まぶたは体の中でも特に薄い組織ですので、ボリュームが減ると痩せやすく、くぼみが目立ちやすくなります。
また、眼球は眼窩という骨の凹みに埋まっていますが、加齢とともに目などを支える組織がゆるむと、組織が下に落ち込んで目の上のボリュームが減りやすくなります。
骨も吸収されることで眼窩の容量も拡大し、構造的に目は骨で隔てられているため、補われるボリュームもなく、ダイレクトに凹みます。
逆に目の下では、眼窩脂肪が下方に落ち込み、クマや目袋となって目の下に飛び出してきて老けて見えてしまいます。
また、ボリュームが減るだけでなく、上まぶたの皮膚がたるみ、腱膜もたるんで眼瞼下垂となるため、まぶたを上げようとして余計にくぼみ目が強くなってしまいます。
お顔は左側が痩せている方が多いため、左目の方がくぼみが強く出る方が多いです。
くぼみ目を改善する方法
美容外科でくぼみ目を改善させるためには以下の3つ方法があります。
- ①注射で目の上にボリュームを補う(ヒアルロン酸、脂肪注入)
- ②眼瞼下垂を改善させる
- ③二重を切開して眼窩脂肪を引き下げてボリュームを出す
くぼみ目を改善させるためにどんな方法が適しているかはその方の目の状態やご希望によります。
以下にそれぞれの施術について、具体的に解説し、どのような方におすすめなのかもご紹介します。
①目の上に注射で直接ボリュームを補う。
目の上に注射器を使ってフィラー(ヒアルロン酸や脂肪)を注入します。
ヒアルロン酸
プチ整形なので直後からメイクも可能で、ダウンタイムも少なく手軽にくぼみ目を改善することができます。
ヒアルロン酸は気に入らなければ溶かすことができるので安心です。
目の上は凸凹しやすいので、粒子の小さい滑らかなヒアルロン酸を使用します。
脂肪注入
脂肪注入の場合は、まずは、お腹や内ももから脂肪を採取します。
採取して濃縮(コンデンス)することでしこりのリスクを減らして生着率を上げることができます。
そして、しこりになりにくいようにごく少量ずつ目の上に分散して注入していきます。
注入後は少しむくみがあります(1週間程)。
脂肪はある程度吸収されますので、定着させるために何度か注入が必要になることもありますが、脂肪は定着すると長持ちします。
【症例写真】
※目の上のフィラー注入の注意点※
不適切な注入は凹凸になります
まぶたは非常に組織が薄く、よく動く部分です。
ですので、きちんとした部位に注入するのはもちろん、細かく丁寧に注入する必要があります。
不適切に注入されると、凹凸ができたり、まぶたの動きによってしこりの不自然な影ができたりしてしまいます。
その場合、修正は非常に難しくなります。
二重は安定しやすくなるが狭くなる。
くぼみ目が改善すると、くぼみで引き上げられていた皮膚のたるみが落ちてくるため、二重の折り目がつきやすくなり二重が安定しやすくなります。
ただし、二重のラインに皮膚がかぶってくるため二重は狭くなります。
上まぶたの皮膚のたるみが気になる方では、眉下切開などで目の上の皮膚のたるみを切除する必要があります。
眼瞼下垂が悪化する可能性がある。
もともと眼瞼下垂がある方では、目の上に脂肪を注入するとまぶたが重くなり眼瞼下垂が悪化するリスクがあります。
後述しますが、眼瞼下垂の手術をおこなって眼瞼下垂が改善すると目の上にボリュームが出ますので、まずは眼瞼下垂を改善させて、補いきれないボリュームを注入で補うのが良いです。
最悪失明のリスクがある。
誤った注入法をおこなった血管に誤注入してしまいますと、逆行性に網膜の動脈が塞栓してしまい、失明するリスクがあります。
リスクの少ない注入方法で注入することが重要です。
目の上の注入がおすすめの人
- ・目の上がくぼんで老けてきた(眼瞼下垂がない方)
- ・切らずにプチ整形で何とかくぼみを改善しい。
- ・夕方になると二重が不安定になりやすく安定させたい。
②眼瞼下垂を改善させる
眼瞼下垂の方はくぼみ目の方が多いです。
◎一つ目の原因としては、眉やまぶたを上げて目を開こうとするため、まぶたが上方に引き込まれてくぼみ目になりやすいことがあります。
◎二つ目の原因としては、まぶたが上方に上げにくくなると、おでこでまぶたを上げようとして眉を挙上するため、まぶたが伸ばされて薄くなりくぼみ目になりやすくなります。眼瞼下垂の手術をおこなって目の開きを改善させれば、上記の原因が改善され、くぼみ目が改善しやすくなります。
目の開きが改善するので目元が明るく若々しくなり、悩まされていた頭痛や肩こりもすっと治ってしまう方も多いです。眼瞼下垂には切る方法と切らない方法があります。
切らない眼瞼下垂
切らずに糸でまぶたの裏側を短縮します。
切らない方法の場合は、傷は残らずダウンタイムが短いため、切る施術より手軽にできます。
また、気に入らなければ抜糸をして戻すことができますので安心ですね。
デメリットとしては、切るに比べて戻りやすい、眼瞼下垂の程度が強いと効果が出にくいということがあります。切る眼瞼下垂(挙筋前転術)
二重のラインを切開してはずれてしまった挙筋腱膜を固定し直します。
メリットとしては効果が確実に出しやすい、後戻りしにくいということがあります。
また、同時に目の奥の眼窩脂肪を引き下げることでくぼみ目を改善しやすくしたり、二重をしっかり作ることができます。
デメリットとしては、ダウンタイムが長引きやすい、修正が簡単ではないことがあります。③二重を切開して眼窩脂肪を引き下げる。
二重を切開すれば眼窩脂肪にアプローチできるため、眼窩脂肪を引き下げて、二重ラインの上部に再配置してボリュームを出すことができます。
ボリュームが出ることで、くぼみ目が改善し、二重は安定しやすくなります。
ただし、眼窩脂肪が少ない方や脂肪とりを行ったことがある方では、くぼみを補いきれないことがあります。
その場合は脂肪注入などを併用する必要があります。
また、目の上にボリュームを補う方法としては、切開して皮下脂肪の塊を体から持ってきて目の上に移植する脂肪移植もあります。
ただし脂肪注入と違い、大きな組織の塊を移植すると、血流が届かないため壊死してしこりになりやすく、皮膚が薄く動きが多い目の上では凹凸やふくらみができてしまうリスクがあります。※注意※ボリュームを減らしてはいけません!
眼瞼下垂やくぼみ目の方で、皮膚にたるみがあるからと言ってたるんだ皮膚や脂肪を除去してしまう先生がいますが、絶対にやってはいけません! くぼみがあっても皮膚に余裕があることで何とか二重を保っていたりしますが、そこで皮膚を切除してしまうと二重がもっと不安定になってつかなくなってしまいます。
皮膚に余裕がなくなってしまうと、くぼみ目を改善したとしても二重が安定しにくくなったり、ボリュームが減ったり癒着することでさらに眼瞼下垂が悪化して状況がさらに悪くなる可能性があります。当院でもこのような方の他院の術後の修正をおこなうことはありますが、ボリュームが少なくなっているので非常に大変になります。
ある程度、お客様側も当院のようなコンテンツを見て知識をつけておくか、きちんとしたドクターを選ぶことが大切です。
多くのくぼみ目や眼瞼下垂の治療実績
当院ではくぼみ目を改善さて二重を安定させたり、眼瞼下垂を改善させる施術を多く行っています。
また、何でもかんでもがっつり切って手術を行うのではなく、切る・切らないの両方の施術を取り揃えてお客様のご希望にお応えできるようにしています。
他院でおこなった修正なども多く行っておりますので、安心してご相談いただければと思います。
同じような内容になりますが、下記コンテンツもご参考ください。参考くぼみ目
(顔脂肪注入(コンデンス法))
内容:下腹部や太ももから脂肪を採取し凹みやしわに脂肪を注入します。
料金:166,600円~
リスク:一時的な腫れや内出血。吸収されるリスク。
(切らない眼瞼下垂)
内容:切らずに糸でまぶたの裏側を縫い合わせることで目の開きを改善します。
料金:148,000~238,000円
リスク:一時的な腫れや内出血。まぶたがむくみやすくなる、後戻りのリスク
(全切開+挙筋前転術)
内容:二重のライン上を切開して挙筋腱膜を下げて瞼板に固定し目の開きを改善します。
料金:348,600~498,000円
リスク:一時的な腫れや内出血。まぶたがむくみやすくなる、ドライアイが強くなるリスク