【症例写真有り】目頭切開(目頭の切開整形術)のダウンタイム&術後に起こることを症例写真で医師が解説
作成日:2023.11.11 更新日:2024.4.6
「目頭切開のダウンタイムや術後の状態はどんな感じなの?」
と、目を大きくしたいと目頭切開を考えている人からよくご質問をいただきます。
目頭切開は、目頭の蒙古ひだを切って除去して目を大きく華やかにできる人気の美容整形です。
ただ、目頭切開を受けてからどのような状態になるのか、またダウンタイム期間はどれくらいなのかなど、初めての人にはわかりづらい面もあります。
そこで今回は実際の症例写真も踏まえて、目頭切開の手術後に起こることやダウンタイムの期間について解説します。
動画での解説はこちらをご覧ください。
目次
目頭切開とは
目頭切開は、目頭の蒙古ひだを切って除去して、目を大きく華やかにできる手術です。
蒙古ひだは上まぶたの内側から目頭部分にかけて覆いかぶさっている皮膚のことです。
蒙古ひだがあると目が小さく幼い顔立ちに見えやすくなる特徴がありますが、切開することで大人っぽい印象にして目を大きくすることが可能です。
目頭切開はの手術方法には種類があり、主に単純法、W形成、Z形成、リドレープ法などがありますが、基本的に目頭切開をおこなう1番のメリットは、目を大きく華やかにできることです。
ほかにも平行型の二重になりやすくなる、目の離れを改善ができるなど、多くのメリットがあります。
目頭切開の詳しいメリットやデメリットについては下記の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
目頭切開のダウンタイムでおこること
目頭切開をおこなってから通常生活に戻るまでの時間である、ダウンタイム時に起こることを解説します。
内出血
目頭切開のダウンタイム中に起こることの1つ目としては、内出血が挙げられます。
あまり派手に出ることは少ないのですが、目頭切開は切る手術のため1,2週間は目頭とその周囲に内出血が出ることがあります。
特に剥離操作をおこなうようなリドレープ法という目頭切開の場合は、通常より内出血が出やすい傾向があります。
赤み
目頭切開のダウンタイム中に起こることの2つ目としては、赤みが挙げられます。
切る手術ですので傷ができますが、その傷が赤くなったり周囲に赤みが出たりすることがあります。
ただ、赤みは目頭切開による一時的なダメージによる赤みですので、徐々に落ち着いて傷が治るごとに白くぬけて治っていきます。赤みが治る期間は、術後から半年以降に段々と治っていきます。
傷の盛り上がり
目頭切開のダウンタイム中に起こることの3つ目としては、傷の盛り上がりが挙げられます。
切開した箇所は特に1ヶ月程度がピークとなり、傷が硬くなって厚みが生じ凹凸感が出ることがあります。
ただし、傷の盛り上がりは傷が正常に治る過程の中で起こることで、時間の経過と共に落ち着いていきます。
ドッグイヤー
目頭切開のダウンタイム中に起こることの4つ目としては、ドッグイヤーが挙げられます。
目頭切開をおこなうと傷の端っこが盛り上がることがありますが、この状態が犬の耳のように見えることからドッグイヤーと呼ばれています。
ドッグイヤーは皮膚を切除したり皮膚を剥離したり、ずらしたりして蒙古ひだを解除していく際に、傷の端が引きつれてしまいドッグイヤーが生じる可能性があります。ただし、ドッグイヤーが出ない方が多く、通常あまり見かけることはありません。
ドッグイヤーが生じた場合でも、基本的には時間と共に落ち着いていきます。ドッグイヤーが生じた直後に切除してしまうと、後で凹んで戻すことが難しくなるため、基本的には経過を見ていくことが一般的です。
経過を見た際に状態がひどい場合は、切除して対応することができますので焦らないようにしましょう。
目頭切開のダウンタイム期間
目頭切開は切る手術ですので、術後はまず内出血や赤みなどが生じます。
切って縫いますので約1週間(5~10日間)程度は抜糸するまでメイクをおこなうことができません。そのため、術後のダウンタイムとしては1週間程度を目安とすることが一般的です。
抜糸が終われば、翌日からメイクでカバーすることが可能です。ただし、術後1ヶ月をピークに傷が硬くなっていき凹凸感が出ます。
また、数ヶ月から半年ぐらいは赤みが残りますので、すっぴんだと少し傷が目立つ場合がありますので、落ち着くまではメイクをしてカバーするとよいです。
術後から半年ぐらいすると徐々に赤みが落ち着いて、白く抜けていき傷が目立ちにくくなっていきます。
まとめますと、目頭切開のダウンタイムは約1週間で、完成までは半年程度と見ていただくとよいと思います。
目頭切開の術後の状態・ダウンタイムの症例写真
ダウンタイムの症例写真①
こちらは、目頭切開の術前と術後5日間の抜糸直後の写真です。
抜糸直後は、目頭に少しむくみや傷の赤みが出て、傷が少し目立ちやすくなっています。
抜糸後ですので抜糸した翌日からメイクが可能になりますので、メイクでカバーしていく必要があります。
こちらは施術後1ヶ月後の写真になります。術後から1ヶ月経つと傷に硬さが出てきて少し盛り上がりも生じてきています。
また、凹凸感や赤みも少しあることがわかります。
そしてこちらが施術後半年の写真です。
半年経つと傷の固さも落ち着いていて、傷自体も白くなって目立ちにくくなって完成しているのがわかります。
ダウンタイムの症例写真②
こちらは、目頭切開の術前と手術直後の写真です。
手術直後ですので内出血と赤みがあって傷が目立ちます。
縫う際に使用する糸は通常黒い糸なのですが、こちらの方は透明な糸を使って塗っていますので、傷が少し目立ちにくくなっています。
こちらは施術から6日後の抜糸した時の写真です。
まだ少し傷に赤みが残っているいるので、翌日からメイクをしてカバーする必要があります。
こちらは施術1ヶ月後の写真です。
やはり、1ヶ月経つと傷に硬さが出てくるので、やや凹凸感が生じていることがわかります。
施術から3ヶ月経つと傷の盛り上がりや赤みがだいぶ落ち着いてきて、完成に近づいて傷が目立ちにくくなっていることがわかります。
ダウンタイムの症例写真③
こちらは、目頭切開の術前と術後5日の抜糸時の写真です。
施術から5日間ですが、赤みとむくみ、凹凸が少しあることがわかります。抜糸後なので翌日からメイクでカバーすることが可能です。
こちらは施術後1ヶ月の写真です。
1ヶ月経つと傷の盛り上がりがだいぶ少なくなって、かなり落ち着いてきていることがわかります。
3人目の方は傷の赤みや盛り上がりが出にくい方で、割と傷が早く治りやすい傾向にあります。
施術から半年経つと、すっかり馴染んで傷もほとんど目立たなくなっていることがわかります。
まとめ
目頭切開は、目頭の蒙古ひだを切って除去し、目を大きく華やかにする手術です。
切って縫う手術ですので、抜糸するまでの約1週間をダウンタイムとして見ていただくとよいでしょう。
手術後、最初は内出血や赤みなどが起こりますが、抜糸(術後5日目以降)した翌日からメイクでカバーすることが可能になり、半年ほどで馴染んで傷もほとんど目立たなくなって完成していきます。
術後のダウンタイムに起こることや期間、傷の治り方については個人差がありますが、必ず落ち着いていきますので安心してください。
もとび美容外科では、経験豊富なドクターが丁寧に施術をしておりますので、安全に目頭切開をおこなうことができます。
無料カウンセリングもおこなっていますので、不安な点やご質問などがある場合はお気軽にご相談ください。