【二重埋没法】溶ける糸(吸収糸)の埋没法のメリット・デメリットとは?
作成日:2024.7.22
目次
二重埋没法について(簡単に)
二重埋没法とは
二重の埋没法は、生まれつき二重の方は表と裏を連結する組織がありますが
その『連結する構造を作ってあげる』という手術になります。
二重埋没法した人は、裏側と表側を糸で連結させます。
目の裏側が引き上がると連結した部分の皮膚側が引き込まれて二重になります。
二重の埋没法では、この繊維性の組織を糸でつくり、前葉と後葉を連結させて二重をつくっていきます。
二重埋没法について詳しくは下記コラムをご参照ください。
溶ける糸(吸収糸)の埋没法について
溶ける糸(吸収糸)の埋没法とは
瞼に糸を残したくないという方は、瞼に糸が残らない溶ける糸で埋没法をする方法もあります。
溶ける糸で行なうと数ヶ月で糸は溶けて(吸収)いくため、元の目元に戻ってしまう可能性が高くなります。
※二重は長期持続型のアイプチのようのものですので、自分の癖が出てしまえば二重が安定する場合もあります。
溶ける糸(吸収糸)を行なって二重が安定する場合
溶ける糸でも吸収されるまでに癖がつけば二重がついてくれる可能性もあります。
糸が溶けると若干の癒着も起こるため、その癒着で二重が安定する方もいます。
※溶ける糸は半年程で吸収されますが、糸の強さは1ヶ月で半分ほどになってしまうため、早い方だとこの時点で埋没が取れてしまう可能性があります。
特に二重がつきにくい人は数カ月以内に戻ってしまうことがほとんどです。
(年齢と共に二重は出やすくなる可能性⇒目元が痩せる、皮膚が緩むなどにより)
溶ける糸(吸収糸)を行なうメリット
糸がまぶたに残らない(異物が残らない)ので、安心して行なう事ができます。
※稀に埋没法の糸で急にまぶたが腫れてきたりする方もいますが、溶けてしまうためそういったことも起りにくいため安心です。
溶ける糸(吸収糸)を行なうデメリット
溶けない糸に比べて二重が戻る可能性が高いくなります。
約半年で糸は吸収されますが、吸収される過程で炎症が起きて糸のぽこつきが目立ちやすくなる可能性もあります。
埋没の癖がつきやすい方ですと、半年以降も多少残る可能性もありますが、基本的には戻ってしまう方がかなり多くなります。
また、溶ける糸(吸収糸)二重術を行なう場合も埋没法と同じ手順で行なうので、ダウンタイムなどはしっかりあります。
そのため、取れる度に溶ける糸(吸収糸)で埋没をした場合はその都度ダウンタイムはかかってくることとなります。
溶ける糸(吸収糸)がむいている方
・吸収糸二重術は二重がつきやすい方におすすめです。
⇒二重はあるが二重が不安定という方。瞼がうすい方。シュミレーションで二重が保ちやすい方など
溶ける糸(吸収糸)を少しでも戻りにくくする方法
なるべく戻りにくくしたい場合は点が多い方が有利になります。(3点止めなど)
ただし、シュミレーションで二重を作ってもすぐに戻るような方や確実に長持ちさせたい方では溶けない糸がおすすめになります。
まとめ
溶ける糸(吸収糸)二重術はまぶたに糸が残らない分、安心して行えるメリットはありますが、
二重が安定しにくい方や瞼が厚い方はどは糸が残る方法の埋没法をされた方が長期的に安定しやすくなります。
溶ける糸(吸収糸)は早くて1か月ほどで埋没が取れてしまう場合もあり、半年ほどで吸収されてしまうため癖のつきやすい方で糸を残したくない方におすすめです。
溶ける糸(吸収糸)二重術をご希望の際は、適応かどうかをカウンセリングで一度ご相談してみてください。