目の下のクマとり。目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入(目の下) 手術直後、1週間後、1ヶ月後、6か月後
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今回の症例写真は目の下脂肪とり+脂肪注入の方です。
目の下のクマを気にされてご相談に来られました。
術前の画像です。
(手術前)
目の下に眼窩脂肪の下垂による膨らみと、その下を縁取るへこみがあります。
典型的な凹凸クマです。
今回はダウンタイムが少ない目の下脂肪とり+コンデンス脂肪注入(目の下)をおこなうことになりました。
目の下の脂肪は瞼の裏側の4,5㎜くらいの切開からするすると除去します。
目の下の脂肪は内側・真ん中・外側に和帰れていますが、今回の方もそうですが、多くの方では内側と真ん中の脂肪が多いので、そちらを切除していきます。
取りすぎると目の下が逆に凹んでいしまいますし、かといって控えめの切除だと目の下のふくらみの再発は必発です。
なので、目の下の脂肪は、根っこは残すようにしてしっかり切除・除去します。
目の下の凹みに関しては、太ももの内側から管を使って皮下脂肪を採取しておきます。
採取した皮下脂肪は遠心分離器にかけて、不純物を飛ばして生着しやすくし、しこりになりにくくします。
そして、濃縮した脂肪を特殊な機械を使って細かく処理して滑らかに、0.005ccという極少量ずつ細かく注入できるように準備しておきます。
脂肪を細かくすることで微調整してきれいに凹みを埋めやすくできるだけでなく、血流もとどきやすくなることで生着率が上がり、しこりのリスクも減ります。
そうやって処理した皮下脂肪を、2か所の針穴からマイクロカニューレを使って目の下の凹みに少しずつ(0.005~0.001ccずつ)注入して凹みを埋めます。
細かな点状に少しずつ積み上げるように注入していきます。
そうやって脂肪をって注入した直後の画像を見てもらいます。
(手術直後)
こんな感じです。
直後から目の下のクマがきれいになくなったのが分かりますね。
左右2か所ずつ、注入した針孔を保護するためにテープがついていますが、これは1日経ったら外していただきます。
針孔は当然消えてなくなります。
直後はややむくみがありますが、落ち着いていきます。
次に1週間後の画像を見てもらいます。
(1週間後)
むくみはかなり落ち着きました。
ただ、目の下部分にうっすら黄色い内出血が見えます。
メイクでカバーしていただきますが、さらに1週間ほどで消えていきます。
次に1か月後です
(1か月後)
むくみはすっかり落ち着いてほぼ完成です。
ただ、脂肪は安定するまでにさらに時間がかかるので完成までは半年から1年は見てもらっています。
それでは、ほぼ完成に近い半年後の画像です。
(6か月後)
目の下のクマはすっきりして落ち着きましたね。
目の下は皮下脂肪がなくて眼輪筋が透けやすい部分ですので、目の下の色味(紫くま)は若干残っていますが、段差による凹凸クマはほぼなくなって目元がスッキリしました。
術前と半年後の比較を見てもらいましょう
(手術前)
(6か月後)
並べると変化が分かりやすいですね。
目の下の膨らんだクマがすっかりなくなってすっきりしました。
目の下のクマを放っておいたらどんどん悪化して目袋になってさらに老けてしまう所でしたが、今回脂肪とり・脂肪注入をおおこなったことで、クマがリセットされて今後も老けにくくなることと思います。
採った眼窩脂肪は基本的に増えませんし、注入下脂肪は長く定着しますので効果は半永久に長持ちします。
また、目の下の脂肪注入のついでに、法令線やマリオネットラインなど、他のしわにも同時に注入できるのでお顔全体も若返らせることができます。
目の下の脂肪取り・脂肪注入によるクマ取り治療については以下のページで詳しく解説していますのでご参考ください。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク