間延びした人中を短く、若々しく 人中短縮術 3か月後
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今回の症例は人中短縮術です。
今回のお客様の術前の画像はこのような感じでした。
人中が長いのを気にされており、人中短縮術を希望されました。
人中の長さは21㎜でした。通常、15㎜前後がバランスが良いので人中は長めですね。
上唇もやや薄めです。
鼻孔底隆起はそれほど強くありませんでした。
なので、今回は、鼻腔の境目ギリギリに切り込んでいくように切開することにしました。
こうすると傷が鼻の境目に沿って蛇行するので、まっすぐ連続しないため目立たない傷になります。
今回は、鼻の下の皮膚の切除幅を5㎜としました。
人中の長さとしては、16㎜くらいを狙っていく感じでたるみを5㎜切除することにしました。
それでは3か月後の手術前後の変化を見ていただきましょう。
3か月後は人中に注目すると、人中が短くなったのがわかりますね。
計画通り人中の長さは16㎜ほどになりました。
上唇もやや厚みが増して、若々しくなりましたね。
お顔全体的に見ても人中が短くなってバランスが良くなりました。
当院では鼻中隔軟骨やANSの骨膜などに口輪筋を挙上して固定しています。
そうすることで傷が離れる力を抑えて傷をきれいに治しやすくして、鼻の穴もダイレクトに引っ張られて目立つリスクを減らすようにしています。
もちろん、周径差や段差を考慮しながら丁寧に中縫い、外縫いをおこなって傷を合わせます。
3か月後の傷はあまり目立たちませんね。
普通の人が見ても傷跡はあまりわからないと思います。
それでは次に、手術1週間後、1ヶ月後、3か月後の経過の画像も見てもらいます。
(1週間後)
抜糸直後の画像です。
傷のところに点々と抜糸の後がありますが、すでに傷は目立ちにくく治っていますね。
口輪筋を引き上げているせいで小鼻の幅は少し広くなっていますが、徐々に落ち着いていきます。
傷を目立ちにくくするためと、鼻の穴がダイレクトに下がらないようにするためですので、少し我慢していただきます。
次は1ヶ月後です。
(1ヶ月後)
鼻の幅はだいぶ落ち着いてきました。
傷は硬さがある時期ですが、すでに目立ちにくくなっています。
まだ若干の変化をする時期ですのでもう少し経過を見ていただきます。
(3ヶ月後)
3か月後はまだ完成というわけではありませんが、だいぶ落ち着いて、傷もなじんでいます。
傷は目立ちにくくて、後戻りもほぼ落ち着いて完成に近くなってします。
完成は半年で見ていただきますが、半年後の経過はまた後日ご紹介させていただきます。
以上が今回の人中短縮術の経過でした。
傷は多くの場合でかなり目立ちにくくて、効果も自然でしっかり出ますので満足度の高い施術です。
ただ、最初は小鼻の幅が広くなったりして落ち着くまで多少変動がありますので経過を見ていただく必要があります。
人中短縮手術について詳しくは以下のページもご参考ください。
- 内容:鼻の下を鼻のラインの沿って切除してリフトアップします。
- 料金:267,960~382,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、色素沈着。傷の赤みや盛り上がりのリスク