切る眼瞼下垂術のダウンタイム

眼瞼下垂とは

まず、眼瞼下垂とは目の開きが悪い状態のことです。
目の開きが悪くなると瞼がかぶって黒目が隠れ、二重もひろくなりぼんやりした眠たそうな目元になってしまいます。

また、眼瞼下垂だと、頭痛・肩こりの原因となり、おでこにしわが寄りやすくなってしまいます。 さらに、下三白眼、目のくぼみ、二重の不安定さの原因となります。
眼瞼下垂の程度も軽度～高度まであります。

そんな眼瞼下垂を改善するのが眼瞼下垂の手術になります。

手術は大きく分けて切開するものとしないもので2種類にわかれます。
今回は切開して目の開きを良くする手術の症例写真を紹介していきます。

切る眼瞼下垂術とは

二重切開をおこなって目の開きを良くする手術です。
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瞼の裏側がたるむことで眼瞼下垂が起こりますが、皮膚を切開してたるんだ挙筋腱膜を露出させ、前転して（引き下げて）瞼の裏側（後葉）を短縮させ目を開けやすくします。
同時に二重をしっかり作ることができ、 三重を改善させたり、脂肪を除去したり、 くぼみ目を改善させることが可能です。挙筋腱膜前転術とも呼ばれています。

今回は、この切る眼瞼下垂(全切開＋眼瞼下垂)の手術を行った場合のダウンタイムについて説明していきます。

切る眼瞼下垂術のダウンタイムでおこること

・腫れ 瞼がはれぼったくなり、二重幅が広くなる。食い込みが出る。
・内出血 数日から１週間くらいで黄色や緑、紫色の内出血が浮いてくる。
・その他 兎眼・ドライアイ、視力の悪化、眼瞼下垂、二重の左右差・形の不整など

切る眼瞼下垂術のダウンタイムの期間

基本的に二重の全切開のときと同じです。

ダウンタイムは３～４週間程度かかります。
３～４週間くらいすると、メイクでカバーすることができるようになってきます。
希望する二重幅が広い人、瞼が厚い人ほどダウンタイムは長引きやすい傾向があります。

完成(腫れが完全に引く)するのは半年～１年以降

・腫れ、幅の広さ、食い込み
　→３～４週間である程度メイクでカバーできるようになってきます。

・内出血 ２週間くらいで徐々に消えていきます。

・その他 兎眼・ドライアイ、視力の悪化、眼瞼下垂、二重の左右差・形の不整など
　→二重が完成するまで半年くらいで徐々に落ち着いていきます。

ダウンタイムの症例写真

症例写真1

手術前

手術直後

外側のラインが2重になっていますね。
1週間後

1か月後

3か月後

腫れや内出血、幅の広さや食い込みが経過とともに落ち着いていっていますね。

症例写真2

手術前

手術直後

1週間後

1か月後

3か月後

症例写真3

手術前

手術直後

腫れ、内出血、幅広さ、食い込み、眼瞼下垂がありますね。
1週間後

1か月後

3か月後

まとめ

症例写真を見ていただくとわかる通り、ダウンタイムはだいたい３～４週間と考えてよいでしょう。
ただ、本来の形に完成するのは半年～１年以降になります。
ダウンタイムが長く取れる方には、切る眼瞼下垂はおすすめです。
ダウンタイムが長くとれない場合は、切らない眼瞼下垂（ダウンタイム１週間程度）がおすすめです。