院長ブログ西尾 謙三郎

（手術前）⇒（1ヶ月後）
今回のお客様はほうれい線が気になるとのことでほうれい線にヒアルロン酸を注入しました。

ほうれい線はたるみを引き上げることでも改善されますし、
ほうれい線上の厚み(脂肪）を脂肪溶解注射などで減らすことでも目立ちにくくすることが出来ます。
ただ、ほうれい線はしわ（溝）ですので、ヒアルロン酸などを注入して直接持ち上げるのが効果としては一番出やすいです。

今回は2年ほど持つと言われているヒアルロン酸（ジュビダームボリューマ）を注射しました。

鼻横は血流障害など出やすい部分ですが、血流障害が出にくいように工夫して注入しています。
ブロック麻酔を行うと痛みはだいぶ楽になりますので、痛みが苦手な方ではブロック麻酔がおすすめです。

（手術前）⇒（半年後）
お客様は骨切り後の方で、ホホのボリュームが気になるとのことで御来院されました。
切らない強力小顔3点セットは脂肪吸引、バッカルファット除去、強力小顔ボトックスの3つのセットです。
皮下脂肪はそれほど厚くありませんでしたが、しっかりとすっきりさせたいとのことで、切らない強力小顔セットを行うことになりました。
ホホの厚みもエラもすっきりとし、小顔になったのが分かりますね。

（手術前）⇒（4ヶ月後）
お客様は鼻先を伸ばしたいとのことで御来院されました。
軟骨は小さく、なかなか変化を出しにくい感じでしたので、ストラットで補強しながら軟骨移植をおこないました。
実際手術では、鼻先を支える鼻翼軟骨の内側脚が1㎜ほどで、そうめんの様に細く弱い軟骨でした。
そのまま軟骨を載せてもまずつぶれて鼻先に高さを出せないので、耳からの軟骨で支柱を作って（ストラット）内側脚を補強しました。
その後、鼻先の鼻翼軟骨を鼻尖縮小した後に軟骨を載せて斜め下方に載せて鼻先の高さを出しました。
側面像では、鼻先が斜め下方に伸びたのが分かります。
鼻先が伸びたことで正面から見ると、豚鼻感が改善され、鼻の穴が目立ちにくくなりました。
お鼻全体のバランスはぐっと良くなりましたね。

ちなみに３D解析を行ったところ、
こんな感じで、鼻先の青い部分は1.4㎜延長したのが分かりました。
鼻先のサイドの黄色い部分は逆に低くなってすっきりとした部分です。

軟骨移植は、close法でできるので傷は鼻の穴の中だけですし、鼻先の可動性を保ったまま自然な感じで鼻先を伸ばすことができます。
鼻先が硬くなってしまい違和感がでるのが嫌だという方、リスクはあまりとりたくないという方では、軟骨移植はおすすめの手術と思います。

二重埋没法を考えている方は、痛みが不安かと思います。
今回は埋没法の痛みがどんなものか解説しましたので是非ご覧になってください。
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【二重埋没法は痛いの？】

（手術前）
さ（1ヶ月後）
くぼみ目を気にされて来院された方です。
くぼみ目の方には多いですが、眼瞼下垂を伴っていました。
目の開きが悪いとくぼみ目は強調されてしまいます。
くぼみ目だけヒアルロン酸などでボリュームを出して改善させると、重さで負荷がかかりますので眼瞼下垂が悪化して余計に眠たい眼になってしまう可能性があります。
ですので、まずは眼瞼下垂（今回は切らない方）を改善させることにしました。
目の開きが改善するとまぶたにボリュームが出やすくなりくぼみ目も少し改善することができます。

参考で別の症例写真です。 目の開きが改善するとともに、くぼみ目が改善したのが分かります。
目の開きが改善してくぼみが改善した後に、くぼみ目にヒアルロン酸などでボリュームを出すのが良いかと思います。

ちなみに、眼瞼下垂をおこなうと二重は狭くなります。
単純に黒目が大きく露出することで相対的に二重が狭く見えてしまうというのもありますし、
瞼にボリュームが出てくぼみ目が改善すると皮膚に余裕がでてたるみがでることや、
瞼にボリュームがでることでも二重が狭くなりやすくなります。

二重が狭くなってしまうのであれば、後で二重術(埋没法）などで二重を広く作ってあげるのが良いです。
今回の方も、眼瞼下垂後に二重幅を広くしたいとのことで、埋没法を後日行っています。
ただ、眼瞼下垂の前に二重を広くするのはあまりおすすめではありません。
くぼみ目や眼瞼下垂があると二重が安定しにくいからです。
目の開きやくぼみ目を改善させてしっかり土台を作ってから二重を作るのが良いです。
また、ダウンタイムが何度もとれないという方では、シュミレーションは正確にはできませんが、切らない眼瞼下垂と埋没法(2点止め）を同時におこなう”切らない眼瞼下垂プレミアム”という手術もあり、人気です。

（手術前）
（5ヶ月後）
目頭切開を希望されご来院された方です。
目頭切開は戻りにくいZ形成でおこないました。
傷に負担が来ないように、3点ずつ中縫い固定しています。
5ヶ月後はほぼ完成です。
目の幅が広くなって目が大人っぽく、華やかになりましたね。
その分目の間の幅が狭くなってバランスが良くなりました。

ちなみに、1ヶ月後の画像です。
（1ヶ月後）
1ヶ月後でもあまり傷は目立ちません。
1ヶ月後も5ヶ月後も眼間の幅はあまり変わらず、Z形成は後戻りしにくいのが分かります。

（手術前）⇒（3ヶ月後）
お客様は、鼻の存在感を減らしたいとのことで御来院されました。

お鼻はアップノーズで、やや団子鼻気味でした。
アップノーズのため鼻の穴が目立っていました。
今回は、鼻尖縮小で団子鼻を改善させ、軟骨移植で鼻先を下方に延長してアップノーズを改善させることにしました。

術後は正面から見ると鼻先が細くなって鼻の穴が見えにくくなり目立ちにくくなったのが分かります。
側面像では軟骨移植により、下方だけでなく正面方向にも高さが出て、鼻先が斜め下方に良い感じで伸びました。
お鼻の全体のバランスが改善しましたね。

3D解析の画像です。
青い部分が高くなった部分で、鼻先が斜め下方に1.4㎜高くなりました。
まあまあの変化かと思います。
鼻中隔で鼻先をがちがちに固定しなくても、鼻先の動きを保ったままこれくらいの変化は出すことができます。

（処置前）⇒（1週間後）
ボトックスをアゴに打って梅干しジワを消しました。

アゴはオトガイ筋という筋肉の動きをボトックスで抑えることで梅干しジワを出にくくします。
オトガイ筋は図の位置の筋肉になります。
オトガイ筋が収縮するとアゴも小さくなるため、アゴのボトックスを注射するとアゴの形が出やすくなりフェイスラインも整いやすくなります。

（手術前）⇒（1週間後）
お客様はもともとアップノーズ気味で、鼻筋も通したいと希望されました。
切らずにプチ整形で希望されており、
今回は、切らない鼻尖延長（ミスコ）を8本挿入して鼻先を斜め下方に延長し、それに合わせてヒアルロン酸(クレヴィエルコントア）で鼻筋を整えることになりました。

施術後1週間では鼻先が斜め下方に延長したのが分かります。
そのぶん、正面から鼻の穴が目立ちにくくなりましたね。
もともと額と鼻根の落差があまり強くないので、あまり鼻根を高くするとおでこから生えたような鼻になってしまいますので、ヒアルロン酸は自然な感じで鼻筋を通すように注入しています。
側面像では鼻根部も高くなったのが分かります。

３D解析画像です。
青が高くなった部分ですが、鼻先が下方に延長し、少し鼻先上部がすっきりしたのが分かります。

鼻先だけでなく、鼻全体に高さを出して整えたい方には、ミスコ（MISKO）と同時にヒアルロン酸（クレヴィエル）の注入もおこなうとさらに整いやすくなります。

（手術前）
（半年後）
もともと蒙古ヒダはそれ程強いかたではありませんでしたが、ヒダを解除して眼間をもう少し狭く、
目の幅をもう少し広くすることにしました。
術後は1.5㎜ほど眼間が寄りました。
自然な感じで眼間が寄ってバンランスが良くなったのが分かります。
印象としては目が若干はっきりとして整って見えるようになったのではないでしょうか。

ちなみに、1ヶ月後の画像です。
（1ヶ月後）
1ヶ月だと、傷が赤くてゴツゴツしている時期です。
目頭部分に赤みが少しありますね。
ただ、1ヶ月後も半年後も目頭の形には変化がありませんね。
Z形成は後戻りにしにくいと言われていますが、その通りの経過かと思います。