目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入 6か月後
(手術前)
(6か月後)
今回のお客様は目の下のクマを改善したいとご来院されました。
以前に目の下にヒアルロン酸を注入していた方でした。
ヒアルロン酸をそのままにして脂肪取りだけおこなうのと、ヒアルロン酸を溶かしてきちんと脂肪注入をおこなうのと選択肢が2つありましたが、
今回はヒアルロン酸を溶かして脂肪取りと脂肪注入を両方おこなってきちんとクマを改善させることを希望されました。
なので、手術前にあらかじめヒアルロニダーゼを目の下に注射してヒアルロン酸を溶かしています。
術前の画像を見ていただくと、目の下の眼窩脂肪のふくらみも目立ちますが、その下のヒアルロン酸が減った後のへこみの影もそこそこあり、
眼窩脂肪のふくらみはまぶたの裏側から眼窩脂肪を切除することで除去し、凹みについては、脂肪注入で埋めることになりました。
6か月後の画像を見てください
目の下のクマがすっかりなくなってすっきりとした目元になりましたね。
5~10歳くらい若返ったのではないでしょうか
当然ヒアルロン酸で埋めているより長持ちしますし、クマもきれいにとることができます。
注入脂肪は吸収されるリスクはありますが、半年たっているのでもうかなり安定しました。
注入用の採取した脂肪は遠心分離で濃縮して不純物を飛ばし、特殊な器具を使って滑らかにするので、繊細な注入が可能です。
脂肪注入はかなり細かくへこみを慣らしながら埋めていくことができますのでこのようにきれいに目の下のクマを消すことができます。
ちなみに、手術直後からの経過の画像を見ていただきます。
(手術直後)
直後は針跡部分にテープを付けて保護しています。1日ったら外していただけます。
直後からフラットになるように注入します。一部内出血のせいか色味が出ています。
(1週間後)
内出血が下に降りて浮いています。あまり出ない方も多いですが、今回の方は少し内出血が出てしまいました。
メイクでカバーしていただきます。
(1ヶ月後)
1ヶ月後は脂肪注入部分はやや厚みがあるように見えますが、徐々にむくみや腫れは吸収されて落ち着いていきます。
(3か月後)
脂肪注入部分の厚みもだいぶなじんで落ち着いてきました。
完成まではあともう少し。
(6か月後)
6か月後はもうほぼ完成です。
凹みもきれいに埋まって目の下がフラットになってきれいに仕上がりました。
明るく、若々しい目元になりましたね。
このように、目の下のクマ取りは、ダウンタイムは1週間でみてもらっています。
1週間後はやや内出血が黄色く出ることはありますが、メイクで隠せる程度のことがほとんどです。
1か月はやや脂肪注入部位に厚みが出ることはありますますが、3~6か月かけて徐々になじんでいきますよ。
余り傷をつけず負担を少なく目の下のクマを改善したい方は目の下の脂肪取り+コンデンス脂肪注入がおすすめです。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
鼻尖縮小、軟骨移植、鼻孔縁挙上、I型プロテーゼ 半年後
今回のお客様は、鼻先がもともと上向き気味(アップノーズ気味)で、ACRが上向き、すなわち鼻柱より小鼻の位置が低い状態でした。
ご本人は、アップノーズを改善して鼻を整えたいとご希望され、プロテーゼで鼻筋も通したいとご来院されました。
今回は、アップノーズに対して軟骨移植をおこなっては鼻先を斜め下方に伸ばして整えることになりました。
鼻先に軟骨を載せて、下方向中心に厚みを出すことで鼻先が下を向き、下を向くことで鼻の穴も目立ちにくくします。
また、ACRが上向きで、小鼻の位置が少し低い状態なので、鼻孔縁挙上をおこなって小鼻(鼻孔縁)の位置を上げることにしました。
あとは、ご希望のプロテーゼで鼻筋を通します。
それでは、術後の写真を見てください。
正面の像では、耳介軟骨移植で鼻先が下を向いて豚鼻が改善したことで鼻の穴が見えにくくなりました。
鼻孔縁挙上で、小鼻の位置が高くなって上向きだった鼻柱と小鼻の位置関係(ACR)が改善してまっすぐになりました。
また、光の具合で少しわかりにくいですが、プロテーゼで鼻根が高くなって鼻筋が通りました。
次に側面像を見ていただくと、上がっていた鼻先が下がってバランスが良くなったのがわかりますね。
たれ下がっていた小鼻も 鼻孔縁挙上で引き上がって鼻柱が少し見えるくらいに上がりました。さらに鼻のバランスが良くなりましたね。
鼻根を見るとプロテーゼ高くなったのがわかります。
あまり高すぎるプロテーゼだと、おでこから出る不自然な鼻になってしまいますが、術後の画像では鼻根のラインの反りを少し残しながら自然な感じで高くなったかと思います。
下からの画像を見ると、鼻先が鼻尖縮小で細くなったため、鼻の穴の形が鼻先方向に細く伸びるようになりました。
そして鼻先は軟骨移植で高さも出ているのがわかります。
軟骨移植では、アップノーズを改善させるために鼻先を下方向(足側)に伸ばしていますが、下方向のみの延長だと、鼻先が垂れたようになっててしまいますので、正面方向(前方方向)にも同時に高さを出して鼻先がシュッと斜め下に伸びるようにしています。
なので、下から見ると鼻先に高さが出ていることになります。
全体的に言うと、豚鼻も小鼻の改善され、鼻筋も通ったことで、鼻全体のバランスが良くなって整ったかと思います。
今回の方のように、小鼻が垂れ下がってACRが上向きで、横から見て小鼻が鼻柱より垂れ下がっている方は、鼻孔縁挙上で小鼻の垂れ下がりを改善するのがお勧めです。
また、アップノーズの方ではリスクの少ない軟骨移植でも、この方のように効果的に豚鼻を改善させることができますのでおすすめです。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク
ハム目の改善に睫毛側たるみとり
(手術後)
今回のお客様は以前に二重埋没法をされた方ですが、たるみが強かったためまつ毛に皮膚が垂れ下がって睫毛の生え際が隠れてしまっていました。
睫毛と二重の間にたるみによる厚みが目立っていわゆるハム目になってしまっていました。
たるみが強い方に二重を作ると、特に広い二重を作るとこのように睫毛側のたるみが目立ってきてしまいます。
今回は、まつ毛の皮膚のたるみを切除して、睫毛側のたるみ(ハム目)を改善させることになりました。
本来は、瞼のたるみが強い方ではまず眉下切開をおこなってから二重埋没法をおこなうとたるみが目立ちにくくなります。
(ただし、眉下切開は切開線がまつ毛から遠いのでそれでも睫毛側にたるみが残ることはあります。)
眉下切開をおこなわずにたるんだまま二重を広く作ってしまうと今回の方のようにまつ毛側のたるみが目立ってハム目も強調されてしまいます。
こうした場合には、睫毛側の皮膚を切除してたるみを除去する睫毛側たるみとりをおこなうと良いです。
睫毛側のたるみとりは図のようにまつ毛の近くで皮膚切除をおこなう施術です。
二重のラインの下でたるみを取ると二重が狭くなりやすくなります。
まつ毛側で皮膚切除したほうがダイレクトにまつ毛の生え際のたるみが取れるので良いです。
今回のまつ毛側のたるみとりをおこなった症例の術後の画像を見ていただくと、まつ毛にかぶったたるみが切除されてまつ毛の生え際が見えるようになりましたね。
そうするとアイライン効果も出ますので目が大きく明るくなります。
また、たるみが取れたことでまつ毛側の皮膚が薄くなってハム目っぽさも改善しました。
ハム目を改善させるにはいくつか方法がありますが、まつ毛側の皮膚のたるみが強い方では今回のように睫毛側たるみとりがおすすめです。
また、まつ毛の生え際が見えるようにしたいという方にもおすすめです。
気になる方はカウンセリングでご相談ください。
- 内容:まつ毛の上のたるみを除去してハム目を改善してまつ毛の生え際を見えやすくします。
- 料金:248,000~298,8000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。