目の上のたるみとり(眉下切開で)で目と眉のバランスを整える 1週間後~6か月後
眉下切開は瞼の厚みを減らして自然な感じで二重を広くすることができる人気の手術です。
では、術前の画像を見ていただきます。
(手術前)
もともと二重の方ですが、瞼にやや厚みがあります。
たるみはある程度ありました。
なので、今回は、眉下切開で上瞼のたるみを取って腫れぼったさを改善し、かつ目元を軽くして目を開きやすくすることになりました。
術後の画像を見ていただきます。
(手術前)
(6か月後)
6か月後は完成の状態です。
今回の方は、左右最大7.5㎜ずつの上瞼のたるみを切除しました。
眉下切開は、平均で8㎜くらい皮膚を切除しますので平均と同じくらいかやや控えめという感じの切除幅でした。
6か月後の画像を見てください。
術前に比べて上瞼の厚ぼったさが目立ちにくくなりましたね。
目と眉が近づいたことでバランスが良くなり、瞼の腫れぼったさもさらに目立ちにくくなりました。
術前はややぼんやりとした印象でしたが、術後は目が軽くなり目力も出やすくなって、目の印象が明るくなりました。
眉下切開は、このように、瞼の厚みを減らして目元を軽くすっきりしてくれるだけでなく、二重を自然な感じで広くしくれますし、まつ毛の生え際や黒目も見えやすくなり自然な感じで目を大きく明るく見せてくれます。
まぶたが厚ぼったいのが気になる方や、目と眉の間が間延びしている方、目元を軽くすっきり見せたい方などに、眉下切開はお勧めです。
さて、次に、眉下切開の経過を見てもらいます。
抜糸直後(1週間後)~6か月目までの画像を見てもらいます。
眉下切開は1週間後に抜糸して、ダウンタイムは1週間、完成までは半年と言われています。
(1週間後、抜糸直後)
眉下の傷が赤くなってやや腫れもあります。
抜糸は5日~10日後にしていただけます。
1週間後は腫れはあまり目立たないことが多いですが、内出血が出る方はいらっしゃいますし、傷の赤みもあります。
抜糸の翌日からメイクでカバーしていただけますのでダウンタイムは1週間で見てもらています。
術後1か月くらいまでは傷の赤みや硬さが出やすく、ごつごつしやすくなります。
(1か月後)
眉下の傷は赤みはだいぶ落ち着きました。
傷は目立ちにくくなりましたが、若干赤みが残っています。
症例写真はすべてすっぴんですが、メイクしなくても言われないと傷は分からないかと思います。
(3か月後)
3か月後は傷はさらになじんできました。
ただ、分かりにくいですが、若干の赤みがうっすら残っています。
(6か月後)
6か月後はもう完成です。
傷の赤みもなくなりました。
最初は赤くごつごつしていた傷もどこを切ったからわからないくらいになりましたね。
このように、眉下切開は少しの変化ですが、自然な感じで目元を明るく若々しく見せてくれることができます。
また、将来的に必ず上瞼のたるみは悪化しますが、
一度1㎝弱のたるみをしっかり切除しておけば、目元のたるみはリセットされますので、老けにくくなり老化の予防にもなります。
眉下切開については下記ページもご参考ください
- 内容:眉毛の下の皮膚を切除することで目の上のたるみを除去します。
- 料金:234,000~284,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。
目の下のクマとり。目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入(目の下) 手術直後、1週間後、1ヶ月後、6か月後
CATEGORY
今回の症例写真は目の下脂肪とり+脂肪注入の方です。
目の下のクマを気にされてご相談に来られました。
術前の画像です。
(手術前)
目の下に眼窩脂肪の下垂による膨らみと、その下を縁取るへこみがあります。
典型的な凹凸クマです。
今回はダウンタイムが少ない目の下脂肪とり+コンデンス脂肪注入(目の下)をおこなうことになりました。
目の下の脂肪は瞼の裏側の4,5㎜くらいの切開からするすると除去します。
目の下の脂肪は内側・真ん中・外側に和帰れていますが、今回の方もそうですが、多くの方では内側と真ん中の脂肪が多いので、そちらを切除していきます。
取りすぎると目の下が逆に凹んでいしまいますし、かといって控えめの切除だと目の下のふくらみの再発は必発です。
なので、目の下の脂肪は、根っこは残すようにしてしっかり切除・除去します。
目の下の凹みに関しては、太ももの内側から管を使って皮下脂肪を採取しておきます。
採取した皮下脂肪は遠心分離器にかけて、不純物を飛ばして生着しやすくし、しこりになりにくくします。
そして、濃縮した脂肪を特殊な機械を使って細かく処理して滑らかに、0.005ccという極少量ずつ細かく注入できるように準備しておきます。
脂肪を細かくすることで微調整してきれいに凹みを埋めやすくできるだけでなく、血流もとどきやすくなることで生着率が上がり、しこりのリスクも減ります。
そうやって処理した皮下脂肪を、2か所の針穴からマイクロカニューレを使って目の下の凹みに少しずつ(0.005~0.001ccずつ)注入して凹みを埋めます。
細かな点状に少しずつ積み上げるように注入していきます。
そうやって脂肪をって注入した直後の画像を見てもらいます。
(手術直後)
こんな感じです。
直後から目の下のクマがきれいになくなったのが分かりますね。
左右2か所ずつ、注入した針孔を保護するためにテープがついていますが、これは1日経ったら外していただきます。
針孔は当然消えてなくなります。
直後はややむくみがありますが、落ち着いていきます。
次に1週間後の画像を見てもらいます。
(1週間後)
むくみはかなり落ち着きました。
ただ、目の下部分にうっすら黄色い内出血が見えます。
メイクでカバーしていただきますが、さらに1週間ほどで消えていきます。
次に1か月後です
(1か月後)
むくみはすっかり落ち着いてほぼ完成です。
ただ、脂肪は安定するまでにさらに時間がかかるので完成までは半年から1年は見てもらっています。
それでは、ほぼ完成に近い半年後の画像です。
(6か月後)
目の下のクマはすっきりして落ち着きましたね。
目の下は皮下脂肪がなくて眼輪筋が透けやすい部分ですので、目の下の色味(紫くま)は若干残っていますが、段差による凹凸クマはほぼなくなって目元がスッキリしました。
術前と半年後の比較を見てもらいましょう
(手術前)
(6か月後)
並べると変化が分かりやすいですね。
目の下の膨らんだクマがすっかりなくなってすっきりしました。
目の下のクマを放っておいたらどんどん悪化して目袋になってさらに老けてしまう所でしたが、今回脂肪とり・脂肪注入をおおこなったことで、クマがリセットされて今後も老けにくくなることと思います。
採った眼窩脂肪は基本的に増えませんし、注入下脂肪は長く定着しますので効果は半永久に長持ちします。
また、目の下の脂肪注入のついでに、法令線やマリオネットラインなど、他のしわにも同時に注入できるのでお顔全体も若返らせることができます。
目の下の脂肪取り・脂肪注入によるクマ取り治療については以下のページで詳しく解説していますのでご参考ください。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
人中短縮(リップリフト)1週間後。傷はあまり目立ちません
術前はこのような感じでした
人中がやや間延びして見えますね。
人中が間延びするとお顔のバランスが悪くなって老けて見えてしまいます。
実際、年齢と上口唇の白唇部分はたるんできて、どんどん伸びてしまいます。
それとともに上唇も薄くなっていきます。
人中短縮(リップリフト)は間延びした人中を改善して上唇も厚くしてくれるので若返り効果の高い手術です。
今回の方の人中の長さは座った状態で19㎜ありました。
19㎜はやや長いので、人中短縮で4㎜幅の皮膚切除をおこなって人中を短くすることになりました。
術前のデザインはこんな感じです。
鼻の下全体の皮膚を切除します。
最大切除幅は4㎜です。
手術は、笑気ガスでふわっとした状態で、ブロック麻酔と局所麻酔でしっかり痛みを止めて行います。
デザインの沿って皮膚を切除し、口輪筋をANSという鼻中隔の土台に引き上げて固定します。
口輪筋をアンカーすることで鼻の穴が下がって目立ってしまうのを防ぎ、傷に力がかかって傷が目立ってしまうのも予防します。
後は傷が目立たなく治るように丁寧に中縫いして傷を合わせます。
中縫い後の状態です。
中縫いだけでぴったり傷はついています。
傷が離れる力が強いと、傷は目だって治りやすくなってしまいます。
なので、中縫いでこれくらい傷をぴったり閉じておけば、傷に力が加わらないので傷はきれいに治りやすくなります。
あとは、外縫いをして仕上げます。
手術直後の画像です。
軟膏を塗っているのでテカッとしていますが、糸が点々とついているのが分かるかと思います。
では、1週間後の画像を見ていただきましょう。
鼻の下に間延び感が出ていましたが、人中短縮術でバランスが良くなったのがわかります。
人中の長さを測ると座った状態で13㎜でした。
術前は19㎜だったので、6㎜ほどしっかり人中が短くなりました。
術後は、上唇は富士山型にやや厚みも出ています。
今回の方は上唇はそれほど薄くはありませんでしたが、老化と共に人中は伸びて来て上唇は薄くなっていきますので、人中短縮は唇に厚みを出す若返り効果もあります。
あとは、傷について見ると、1週間後でもはやあまり目立たない状態ですね。
これから硬さは出てきますが、もっと目立ちにくくなって、最終的には言われないとわからない傷になるでしょう。
傷が目立ちにくくなるように、口輪筋をアンカーしていますし、丁寧に中縫いして仕上げています。
- 内容:鼻の下を鼻のラインの沿って切除してリフトアップします。
- 料金:267,960~382,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、色素沈着。傷の赤みや盛り上がりのリスク
逆さまつ毛を改善させたい。二重埋没法(もとびアイライト)3か月後
今回のお客様は、もともと一重の方で、逆さまつ毛を気にされていました。
二重埋没法をすると逆さまつ毛が改善させれると聞いて、二重埋没法を希望されご来院されました。
術前の画像です。
一重ですが、高い位置に若干二重の癖があります。
まつ毛パーマで睫毛が上を向いてはいますが、まつ毛に皮膚のたるみがかぶってやや内反気味になっています。
それで逆さまつ毛が悪化してしまっている可能性があります。
逆さまつ毛を二重埋没法で改善させるために、まつ毛に近い位置に二重を作る必要があります。
二重が作られると、睫毛直上の皮膚が引きあがって睫毛が上を向きやすくなります。
本来は二重切開法でしっかり睫毛側の皮膚を引き上げて瞼板に固定する方が改善しやすくなりますが、切らずに二重埋没法でもある程度改善させることは可能です。
また、術前は広くて浅い二重の癖がついていましたが、狭い位置に二重を作ることで目元のぼんやり感が消えて印象も良くなります。
基本的には二重は広いラインが勝ちますので、広い二重を狭くすることはできませんが、今回の方の広い二重はかなり浅い癖なので狭いラインを作ることができると考え狭めの二重を埋没法で作ることになりました。
今回の二重埋没法は2点連結止めのもとびアイライトで行うことになりました。
もとびアイライトは図のように2点止めを1本の糸で連結してかける方法です。
糸を締めたときに、点止めのように点々にならず、面で力を分散して二重を支えることになります。
なので、安定した二重が出やすくなります。
また、結び目も一つなのでポコつきのリスクを少し減らせることと、何かあった際に抜糸が容易という特徴があります。
糸の締め具合のコントロールもしやすいので腫れのコントロールもしやすい埋没法で、3点連結止めより腫れを抑えることができます。
二重の戻りにくさ、腫れにくさ、抜糸のしやすさなどバランスが良い二重埋没法です。
それでは、3か月後のビフォアアフター画像を見ていただきます。
(手術前)
(3か月後)
3か月後は自然な二重ができて目元が明るくなりましたね。
二重でまつ毛にかかるたるみが引きあがったことでまつ毛の生え際が見えるようになり、そのぶん逆さまつ毛も改善しました。
睫毛が見えるようになってアイライン効果で目が大きく明るくなっています。
広い位置にあった浅い二重の癖もなくなりましたね。
自然なはっきりした1本の二重になりました。
目元がすっきりして見栄えが良くなり、逆さまつ毛も改善されご希望通りの効果が出たかと思います。
- 内容:切らずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:96,600~148,000円
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
口角を挙げて口を大きく明るい印象に。口角挙上 3ヶ月後
口角を上げるために、以前にヒアルロン酸やボトックスのプチ整形をおこなっていました。
ちなみに、ヒアルロン酸は口角付近の唇にヒアルロン酸を入れることでボリュームを出して口角のラインを挙げます。
また、ボトックスは口角を下げる口角下制筋の動きを抑えることで口角を上がりやすくします。
このヒアルロン酸とボトックスを組み合わせた口角を挙げるセットがあり、プチ整形をご希望の方には人気の施術になっています。
ただ、プチ整形の場合は半年ほどで効果が落ちてきてしまいます。
なので、今回の患者さんは手術でしっかり口角を挙げたいと希望されご来院されました。
術前の画像はこんな感じでした。
それほど口角が下がっているわけではありませんが、もう少し口角を挙げたいと希望され口角挙上術をおこなうことになりました。
口角挙上術では口角を挙げたい方向に、口角を切開して縫い合わせます。
上がった状態で新たな口角が作られ、口も切開方向に大きくなるため口を横方向に大きくすることもできます。
それでは術前と3か月後の画像を比べてみましょう
(手術前)
(3ヶ月後)
口角が斜め上に上がったのがわかりますね。
笑っていなくても唇が軽く微笑んだようになってお顔の印象が明るくなりました。
年齢と共に口角は下がっていきますが、口角が上がることで若々しい印象にもなります。
また、手術前後で口の横幅を比べると、術後は横方向に口が大きくなりバランスが良くなりましたね。
通常、口角挙上術の傷は口角部分のみで、表に出ない傷なので目立ちません。
ただ、口角近くのたるみが強くて赤唇部分が隠れて狭くなってしまっている場合は、赤唇外側部分の上部の皮膚を切除して赤唇の厚みを出して、より口角の上りがわかりやすくなるように切開することもあります。
今回の方はもともと外側の赤唇の幅もあったため、口角のみ切開して口角挙上をおこなっています。
口角挙上は傷もそれほど目立ちませんし、自然な感じで口角を上げることができます。
口角が下がっていて老けて印象が悪いのを気にされている方や、
口角を上げて明るく若々しい印象にしたい方、
また、横に狭い口を広く大きく見せたい方におすすめの手術です。
- 内容:口角を切開して口角を上げます。
- 料金:175,560~250,800円
- リスク:一時的な腫れや内出血、傷が食い込んだり残るリスク