鼻尖形成(3D法) 団子鼻の整形におすすめ!
通常の鼻尖形成では両鼻翼軟骨を糸でしばって形を整えて寄せますが、3D法では、軟骨の骨格を作り直して無理なく鼻先をすっきりとさせ、かつ鼻先に高さを出して鼻先全体を整えることができます。
3D法は正式にはTardy法といいます。
日本人の鼻先の軟骨は小さいわりに、軟骨の上にある軟部組織や皮膚が厚ぼったく、これが鼻先を団子鼻に見せてしまう原因となります。
(1番上の図) 通常の鼻尖形成では軟骨を寄せて形成しますが、白人タイプの鼻の人には有効でも、日本人タイプの小さい軟骨の場合、寄せても効果が弱いです。
また、厚ぼったい皮膚や組織を寄せることによって横から見ると鼻先が盛り上がるpolly beak defomityを生じる可能性があります。 しかし3D法では、鼻翼軟骨をカットし支柱を立てることで無理に寄せることなくすっきりした鼻先を形成することが可能です。
また、同時に鼻先に高さが出るのでより鼻先の形をきれいにすることができます。
<手術の流れ>
ます両側の鼻の穴の中を切開します(close法) 丁寧に剥離した後に軟骨の上の軟部組織を除去します。 除去した軟部組織は最後に軟骨の形が浮き出ないように軟骨の上にカバーするのに使います。 次にpolly beak defomityにならないように 尾翼軟骨の頭側の余分な軟骨を除去します(cephalic trim)。 尾翼軟骨の外側脚をカットし支柱を作り、cphalic trimした軟骨や耳の軟骨を使用して支柱を補強します。 長い経過で軟骨の形が浮き出ないように除去した軟部組織で軟骨をカバーします。 あとは、縫合してギプス固定して終了します。 3D法をおこなっているドクターは日本で多くはないですが、手術をしても変化がなかったり、変に盛り上がったりして後悔しないためにもしっかりした鼻尖形成を提案できるクリニックを選んでいただくとよいと思います。
【症例写真】
(手術前)⇒(3か月後)
【Pick Up!】 (鼻) 鼻先の形成の症例ブログ 鼻を高くした症例ブログ 小鼻縮小の症例ブログ 鼻尖形成(3D法)解説 小鼻縮小(flap法)解説 小鼻を小さくするおすすめの方法とは?