他院でおこなったぼやけた二重を、眉下切開、目頭切開(リドレープ)、二重埋没法(もとびアイゴールド)、厚み取りできれいな目元に 2ヶ月後
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今回の症例写真の方は、眉下切開と目頭切開、二重埋没法のやり直しをした方です。
以前に何度か二重埋没法をしていましたが、二重のラインが浅くなり、きれいな安定した二重にならなかったとのことでした。
術前の状態はこんな感じです。
目の上にたるみがありそうですね。実際眉を引上げるとたるみがありました。
たるみがある方で二重埋没法をおこなっても二重は不安定で、ハム目になったりしてきれいな二重にならないことが多いです。
たるみがあることで黒目やまつ毛の生え際も隠されてしまっていて目が小さくなっています。
あとは、蒙古ひだがあって、目の間の幅も広くそのぶん目がさらに小さく見えてしまっていました。
そのような感じだったので、手術の戦略としては、まず眉下切開でたるみを取って目元を軽く大きくすることになりました。
眉下切開のみだと、以前に作った二重がさらに広く浅くなってしまうので、埋没法の糸を可及的に抜糸して二重をリセットし、狭く自然な二重を埋没法でつくることになりました。
また、傷の目立ちにくい目頭切開、リドレープ法を希望されたので、リドレープ法の目頭切開もおこなって目の幅を出してさらに大きく華やかにすることになりました。
まとめますと眉下切開、目頭切開(リドレープ法)、二重埋没法抜糸、二重埋没法(もとびアイゴールド)厚み取りをおこなっています。
ただ、眉下切開と同時に二重埋没法をおこなうと正確なシュミレーションができなかったり、引き連れた二重になってしまう可能性があるので、まず眉下切開と目頭切開(リドレープ法)をおこなって1か月後に二重埋没法の抜糸と埋没法かけ直し(もとびアイゴールド)と厚み取りをおこなっています。
厚み取り、二重のライン上の眼輪筋と眼窩脂肪を切除することで二重を安定させやすくする手術です。
それでは、眉下・目頭切開2か月後、埋没法1か月後の変化を見ていただきます。
(手術前)
眉下切開で瞼のたるみが減って、本来のまつ毛や黒目が出て来て目が大きくなりました。
目と眉も近づいたことで間延び感や厚ぼったさも改善しました。
まだ2か月後なので眉下の傷に赤みがありますが、3~6か月で白く抜けて目立たなくなっていきます。
目頭切開のリドレープ法では自然な感じで目の横幅も出ましたね。
リドレープ法は傷が目立ちにくい方法ですが、傷はもうほとんどわからないくらいになりましたね。
リドレープ法はやや控えめで丸みのある目頭になります。
二重に関しては、広めの不安定なラインでしたが、眉下切開で二重幅を出しやすくして、以前の二重は抜糸し手リセットし、安定しやすい埋没法(3点連結止め=もとびアイゴールド)でかけ直しています。
ぼんやりした二重でしたが、術後は自然な幅で、はっきりして安定した二重になりましたね。
もともとたるみがある方なので本来はまず眉下切開をしてから二重埋没法をおこなうのが良かったのです。
まぶたにたるみがあるのに二重埋没法をすすめられておこなって、不自然な二重・不安定な浅い二重・ハム目にしかならない方は多いです。
あとで、眉下切開で目元をすっきりさせる際には、二重が広くなりすぎたり、浅くなったりするので一旦二重をリセットしないといけなくなります。
今回の方も抜糸して二重をつくりなおしましたが、回り道することになってしまいました。
まぶたにたるみがあるので始めから眉下切開をするのがいいんですね。
二重をリセットして狭くするには抜糸が必要ですが、時間が経っていたりすると抜糸できないこともあり、その場合は全切開をおこなわないといけないこともあります。
なので、そうならない様にたるみがある方で二重を作りたい方には、最初に眉下切開をおこなっていただくのがいいのです。
ただ、それを知らずに二重埋没法だけひたすらやる先生も多いので、なかなかやりづらくなることも多いのが現状です。
そのあたりをきちんと分かっている先生に二重術は相談するのが良いですね。
これについては時間があれば以下のページをご参考ください。
- 内容:きらずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:175,560~250,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク