たれ鼻を複合手術で整えました(鼻尖縮小(3D法)+ストラット、鼻柱基部下降、鼻孔縁延長) 1ヶ月後
今回の症例は、鼻の複合手術を行って整えたお客様です。
お客様は、年齢と共に鼻が垂れてきたとお話しされていました。
画像を見ていただきます。


正面から見た感じは鼻先の皮膚はやや厚く、丸みがありました。
軟骨もやや傾いており、鼻先や鼻柱、鼻孔縁の形に左右差がありますね。
側面から見るとご本人が気にされていた通り、鼻先が垂れた感じに見えます。
ただし、鼻先の垂れが強いわけではありませんでした。
どちらかというと、鼻背のラインに比べて鼻先の高さが低いために、オウム鼻のように垂れ下がって見えてしまっているお鼻でした。
そのような場合では、鼻先を高くすると垂れた感じをなくすことができます。
また、側面から見るとやや鼻孔縁が上がっていました。
鼻柱口唇角(鼻柱と人中のラインの角度)も90°よりやや食い込んでいました。(90°以上が良いとされています。)
以上のようなお鼻でしたので、手術計画としては、
まず鼻尖縮小で鼻先を細くしますが、前方方向(正面方向)に高さを出したいので3D法でおこなうことを選択しました。
3D法では、鼻先をより細く、前方方向にも高さを出すことができます。
3D法の場合は、柱が倒れないように、耳介軟骨を採取してストラット(柱)を立て補強します。
また、鼻柱基部を下げて、鼻柱口唇角を改善して垂れ鼻感を減らすために鼻柱基部下降術もおこなうことになりました。
鼻柱基部下降術は耳介軟骨をサイコロ状にして鼻柱基部に挿入する手術です。猫手術とも言われています。
あとは、鼻孔縁のせり上がりもあったため、鼻の穴の形を整えて目立ちにくくさせるために、
鼻の穴の縁を下げる鼻孔縁下降術も同時におこなうことになりました。
鼻孔縁下降術は、耳介軟骨やその複合組織を鼻孔縁に移植して鼻の穴の縁を下げる手術です。
以上、まとめますと、鼻尖縮小(3D法)+ストラット、鼻柱基部下降、鼻孔縁延長の3つの複合手術をおこなうことになりました。
それでは、術後1か月にはなりますが経過を見てもらいます。
まずは正面です。


正面から見ると、左右差があった鼻先や鼻の穴の形が整いました。
鼻先も3D法ですっきりしました。
鼻孔縁下降術でせり上がった鼻先も改善して整った鼻の穴になりました。
次は側面像です。
今回はたれ鼻の改善がメインのテーマだったので、側面像からの変化が分かりやすいかと思います。




術後は3D法で鼻先の前方方向に高さがしっかり出たのが分かりますね。
また、鼻柱基部下降でやや食い込み気味だった鼻柱基部が出たことで、改善されてバランスが良くなりました。
高さがでて、鼻柱基部が出たことで、気にされていた鼻背からの垂れ下がり感がなくなって鼻先が整いましたね。
また、鼻孔縁延長でせり上がっていた鼻孔縁も下がって横から見た鼻の穴の形も整いました。
側面像では今回の3つの複合手術の効果が良く分かるかと思います。
最後に下からの画像です。


3D法で鼻先が細く、高さがしっかり出たのが分かりますね。
傾いていた鼻柱もまっすぐになって補正され、術後の形が良くなりました。
以上が術前後の症例写真でした。
今回の方は鼻先が低い、鼻柱基部が引っ込んでいる、鼻孔縁がせり上がっていると、3つの主な問題点がありましたが、
それぞれの手術で複合的に改善させたため鼻全体の印象がぐっと良くなりました。
その方によって鼻の特徴はそれぞれですが、問題点を組み合わせて修正することで鼻の印象をぐっと改善させることができます。
ご自身のお鼻の問題点、そしてそれを改善させるにはどうしたら良いかアドバイスが欲しい方は是非無料カウンセリングをご利用いただければと思います。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
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- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。