目力を出して目を明るくしたい。二重全切開+挙筋前転術(眼瞼下垂)、目頭切開他院修正(Z形成Park法) 6か月後
以前に二重埋没法や目頭切開、たれ目形成をおこなっていたそうです。
術前の画像です。

ただ、目の開きが少し悪く、MRD(瞳孔の中央から上眼瞼の縁までの距離)は左右2㎜程度で、軽度の眼瞼下垂がありました。
MRDは通常3.5㎜以上ですが、1.5㎜ほど目の開きが悪い状態です。
目の開きが悪いと、目力が出ず、ガチャピンのように眠たい印象の目元になります。

なので、この眼瞼下垂を解消させたいというご希望でした。
眼瞼下垂は手術で改善させることができますが、切る方法と切らない方法があります。
切る方法は二重の全切開でおこなうのでダウンタイムが1か月と長引きますが、腱膜を展開して見ながら3点固定するので確実性があります。また、二重の調整やたるみ切除など、いろいろなことが一度にできます。
切らない方法は1点の前転固定になるので切るに比べてやや弱いですが、すごく後戻りしやすいというわけではありません。ダウンタイムは1週間程度で済みます。
目元の状態や、お客様のご希望によって手術を選んでもらいますが、
今回は患者様のご希望もあり、二重を切開してしっかり眼瞼下垂を改善させることになりました。
二重幅に関しては、二重の全切開で切れる最大の二重幅は睫毛縁から10㎜ですが、今回の方の埋没法で作った二重のラインも10㎜の位置と高い位置にあったので、今のラインを切開して安定させることになりました。
また、目頭側の蒙古ひだのかぶさりが気になるとのことで、目頭切開の修正もおこなって目頭側の上部のひだを減らすことになりました。
それでは6か月後の変化を見ていただきます。
(手術前)


二重も全切開でしっかり深くなって安定しました。
目頭切開を修正したことで、目頭のひだ感も減って形の良い目頭になりました。。目の横幅も若干出ています。
術前のご希望通りに、目の開きが良くなって目がはっきりして明るい目元になりましたね。
二重の全切開は傷を気にされる方も多いですが、切開して癒着でラインを深くする以上やや凹凸ができる可能性はあります。
眼窩隔膜などの緩い組織に固定すると段差が少なく自然になりやすいのですが、どうしても戻りやすくなります。
しばしば他院で二重の全切開をして戻ったという方が来院されますが、多くの場合はマイルドな固定源に固定したことによる場合が多いです。
二重全切開を希望される方は、戻りにくい二重を作る目的の方がほとんどです。
なので、当院では主にしっかりした瞼板に中縫いをして戻りにくくしています。広い二重の場合は腱膜に固定します。
それでは、今回の症例の方の閉眼の画像を見てもらいましょう。

もっと目立たない方も多いです。
以上が切る眼瞼下垂の手術をおこなった方の症例写真でした。
眼瞼下垂は切ると切らないがあると前述しましたが、それぞれについては詳しく下記ページで解説していますのでそちらも参考になさってください。
- 内容:二重のライン上を切開して挙筋腱膜を下げて瞼板に固定し目の開きを改善します。
- 料金:428,000円~498,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。まぶたがむくみやすくなる、ドライアイが強くなるリスク
負担が少なく効果も安定したクマとり手術(目の下脂肪取り、コンデンス脂肪注入) 3か月後
本日の症例の方はクマを気にされてご来院された方です。
他院の先生に当院を紹介していただき受診されました。
度々紹介していただきますが、ドクターからお勧めされるのは光栄なことでです。
さて、術前の症例写真を見ていただきます。
術前はこんな感じのクマでした。

眼窩脂肪のふくらみでボコッと目の下が膨らんでいて、ふくらみの下にはteartroughという凹みの影も強いです。

また、眼窩脂肪部分にある眼輪筋が赤くなって赤クマにもなっています。
今回はダウンタイムが少ないクマ治療の、目の下脂肪とり+コンデンス脂肪注入をおこなうことになりました。
目の下脂肪とり+コンデンス脂肪注入では、瞼の裏に5㎜ほどの切開を入れて眼窩脂肪を切除し目の下のふくらみを除去します。

凹凸をなくすことで目の下がフラットになって目の下のクマを改善させることができます。
脂肪は除去すれば増殖することはありませんし、目の下は移植脂肪が生着しやすいので、注入下脂肪も長くボリュームを保ってくれます。
また、赤クマについては、眼窩脂肪が眼輪筋を押して圧迫することで血流が悪くなり赤みが出やすくなることもあり、眼窩脂肪を減量することで赤みが改善しやすくなります。また、脂肪注入して再生作用が起こることでも、クマの赤みや色味が改善する可能性があります。
それでは、目の下脂肪とり+コンデンス脂肪注入をおこなって3か月後の画像を見てもらいます。
比較しやすいように術前の画像も載せます。
(手術前)


疲れた感じの目の目元がクマがなくなったことで明るく若々しい印象になりました。
眼窩脂肪の圧迫が改善したことと、注入脂肪の再生効果で若干赤みがかった赤クマも改善しています。
目の下のふくらみが減ると風船がしぼむようにたるみが余ってしわになりやすくなるリスクが言われていますが、3か月後のやや微笑んだ表情では目尻にしわは出ていても目の下にはしわは出ていませんね。
年配の方で目袋が大きくたるみがある方でも、ハムラ法のように皮膚を切除しなくても目の下の脂肪取り+コンデンス脂肪注入だけでしわも目立たずすっきりきれいになることも多いです。
切除した脂肪は再生しませんし、目の下の注入脂肪は生着しやすいので効果は長い年月保ちます。
目の下の脂肪取り+コンデンス脂肪注入は表側に傷はつかず、ダウンタイムは4日~1週間で、わりとやりやすい施術で、効果がこのようにしっかり出てくれるのはうれしいですね。
目の下の脂肪取り+コンデンス脂肪注入については、以下のページで詳しく解説していますのでそちらもご参考ください。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
二重術をおこなう前に眉下切開。手術直後~6ヶ月後の経過
今回のお客様は、もともと二重埋没法を考えていました。
術前の画像です。

この状態で二重術をおこなってもハム目になったり、二重幅が出にくく、自然な二重を作るのは難しいと思われました。
また、ご本人も上まぶたにたるみがあってまぶたが重いことを自覚されており、おでこを上げないと目が開けづらいとのことでした。
そこで、上瞼のたるみを除去する眉下切開を提案させてもらいましが、当初はご本人は切るのは怖いとのことでした。
ただ、傷はそれほど目立たないことが多いということ、自然なきれいな二重になりにくいということをご理解され、後日眉下切開をおこなうことになりました。
今回、眉下切開では、左右とも最大切除幅10.5㎜ずつたるみを切除しました。
一般的に眉下切開ではたるみを8㎜ほど切除することが多いですが、今回のお客様はたるみが強めだったのでしっかりたるみを切除しました。
それでは、6か月後の状態を術前の画像と比較してみてもらいます。
(手術前)


別人のように目元が大きく明るくなりましたね。
二重埋没法をおこなわなくても、上瞼のたるみが取れることで、隠れていた黒目やまつ毛が見えてきた目が大きく明るくなります。
また、たるみが減ると二重幅も見えやすくなるため、本来の狭い二重のラインが出て来て、術前は一重ぽっかった目元が奥二重の二重になりました。
さらに、たるみが取れたことで厚ぼったかったまぶたもすっきりとして見た目も重たい感じが改善しました。
眉下の傷もほとんど分かりませんし、眉下切開でとても良い効果が出ています。
長期的にも、たるみがリセットされたことで目元が老けにくくなっています。
もし、幅広の二重を希望されれば、眉下切開をおこなった後で、二重埋没法で二重幅を少し広くすると無理なく自然に広い二重を作ることができます。
いろいろな動画やコラムなどで、二重術を考えている方には眉下切開ができないままず考えると良いとお話ししていますが、それがお分かりになるかと思います。
以下のコラムもご参考ください
さて、6か月後の変化は分かりましが、眉下切開の経過を見ていただくのに、手術直後からの経過の画像も参考で載せさせてもらいます。
(手術直後)

眉の下に傷ができ、髪の毛くらいの細い糸で縫っています。
(1週間後)

傷の赤みがあります。
また、薄い内出血でうっすら瞼が黄色くなっています。
抜糸の翌日からメイクが可能なので、ダウンタイムは1週間で見てもらっています。
(1か月後)

すっぴんだと3~6か月は傷にやや赤みが残ります。
メイクでカバーしていただくと良いです。
(3ヶ月後)

(6か月後)

眉下切開の完成は半年みてもらっています。
通常、眉下切開はこんな感じの経過で完成していきます。
眉下切開については詳しくは下記ページもご参考ください。
- 内容:眉毛の下の皮膚を切除することで目の上のたるみを除去します。
- 料金:264,060~311,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。
切って二重を広く&目力アップ(二重全切開+挙筋前転術(眼瞼下垂)) 6ヶ月後
広い二重を希望されており、埋没法が狭くなったのでアイテープで二重のラインを作っているとのことでした。
二重を切開してしっかり広いラインを安定させたいとのご希望でした。
術前の状態はこんな感じでした。

二重全切開の場合は、解剖的に切れる幅は10㎜までになります。
それ以上二重を広くしたい場合は、たるみを切除したりしますが、あまり切除すると瞼が厚くなってしまうので限界があります。
なので、二重全切開は二重を広くするには限界があります。
シュミレーションでご希望の広いラインを測定するとまつ毛の生え際から10㎜でした。
ギリギリ切開してご希望の二重を作れると判断して二重の全切開をおこなうことになりました。
また、全切開で広めの二重を作るとやや眠たい目元になってしまうリスクがあります。
目力をだして目元全体を明るくするためにも、眼瞼下垂を改善させる手術(挙筋前転術)も同時におこなうことになりました。
挙筋前転術は二重の切開の際に挙筋腱膜を引き下げて瞼板に固定することで、瞼の後葉を短縮して目の開きを良くさせる手術で、二重全切開のついでに行う方は多いです。
詳しくは下のページもご覧になってください。
それでは、全切開+挙筋前転術をおこなって6か月後の画像を見ていただきます。
比較のために術前の画像も再度載せておきます。
(手術前)


目の開きも良くなって目力が自然な感じでアップしましたね。
黒目の上方がより見えやすくなっています。
黒目や白目の見える面積を術前と比べると大きく露出するようになりましたね。
目力があまりない状態で二重を広くしても眠たいぼんやりした印象になってしまいます。
二重も幅広くなったことでさらに目が大きく見えるようになりました。
全切開で広めの二重を作っていますが、いかにも整形したような不自然な目にはなっていませんし、ご希望通りの明るい目元になったのではないかと思います。
二重全切開をおこなうと、癒着で目の開きが悪くなり眼瞼下垂が悪化することがありますので、それを予防するためにも、目力を出すためにも眼瞼下垂の手術(挙筋前転術)同時に行う方はおおいです。
- 内容:二重のライン上を切開して挙筋腱膜を下げて瞼板に固定し目の開きを改善します。
- 料金:428,000円~498,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。まぶたがむくみやすくなる、ドライアイが強くなるリスク
二重にしたい、でもその前に眉下切開をおこなった症例 手術前~3か月後の経過
来院時のまぶたの状態です。

狭い奥二重のラインがありましたがたるみで隠れて一重のようになっていました。
このような方に二重埋没法などの二重術をおこなうと、たるみで二重幅も出ないですし、瞼もより厚ぼったくなってしまいます。
たるみがあるのを無理して二重を作りますので戻りやすく不安定なハム目になってしまいます。
なので、今回の症例のお客様には、まず眉下切開をおこなうことを強くおすすめしました。
また、二重術を先に行ってしまうとあとで眉下切開でたるみをとると不自然になってしまいます。
眉下切開はこの画像のように

傷は眉の下にできますが、眉で隠れたりして目立ちにくく治ります。
眉下切開はまぶたの厚みを減らして目を軽くして、自然な感じで二重を広くする効果があります。
今回の方もまず眉下切開をおこなって、それでもっと二重を広くしたいなら次に二重術をおこなうことをおすすめし、まずは眉下切開から行うことになりました。
それでは3か月後の画像で眉下切開の効果を見てもらいましょう。


上まぶたのたるみがとれたことでまぶたの厚ぼったさが少し目立ちにくくなりましたね。
また、まつ毛にかぶったたるみがなくなったことで、黒目が大きく見えるようになり、まつ毛も見えやすくなり目が明るく大きな印象になりました。
術前のたるみがかぶった状態で無理やり二重の線を付けても、無理やり感が出て、不自然なハム目になりやすくなるのは直観的
にわかりやすいかと思います。
これについては以下のコラムもご参考になさってください
3か月後の状態で目が大きくなって満足すればそれでよいですし、さらに二重を広くして明るくしたければ次の段階として二重埋没法などをおこなって少し二重をひろくすれば自然な感じで二重の幅が出て目元が明るくなります。
こんな感じで、二重にしようと思っている方でもたるみや厚みがある方は不自然な二重にならないようにまず最初に眉下切開をおこなうことをお勧めします。
ちなみに、今回の方の手術直後から、5日後、1ヶ月後、3か月後の画像を時系列でみてもらいます。
眉下切開をお考えの方は経過のイメージとしてみていただければ幸いです。
(手術前)

(手術直後)

麻酔の腫れなどでまぶたは厚ぼったくなっています。
(5日後)

上まぶたに少し内出血があります。
傷も抜糸直後なのでややガタついていたりしますがすごく目立つ感じではありません。
抜糸の翌日からメイクが可能ですので、女性の方などではメイクでカバーしていただけるので、ダウンタイムは1週間でみてもらっています。
(1ヶ月後)

ただ、ぱっと見はそれほど目立たなくなっているのがわかります。
(3ヶ月後)

6ヶ月後以降は傷も白く抜けて目立たなくなります。
完成は半年くらいを見ていただければと思います。
このような感じで眉下切開はダウンタイム1週間、完成は3~6か月でみてもらっておこなってもらっています。
まぶたのたるみを自然な感じで切除するのは眉下切開しかありませんので、二重を自然な感じで広くしたい方、瞼の厚みを減らしたいたい方、瞼のたるみが気になる方などにお勧めの手術です。
- 内容:眉毛の下の皮膚を切除することで目の上のたるみを除去します。
- 料金:264,060~311,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。
上品なお顔に。ほうれい線ヒアルロン酸(貴族フィラー) 処置直後、1週間後
CATEGORY
今回の患者様はほうれい線を気にされており、処置前の画像はこのような感じでした。

法令線が深いと実年齢より老けて見えてしまいますよね。
また、鼻横のほうれい線が深いと、頬骨のごつごつ感が目立ってしまったり、口元の突出感が目立ちやすくなり貧相に見えてしまいます。
今回は、ほうれい線全体にヒアルロン酸のジュビダームボリューマを入れることにしました。

法令線の溝をしっかり持ち上げてほうれい線を目立たなくさせて若返り効果を狙います。
また、鼻横のボリュームが出ることで陥没していた鼻横の凹みが持ち上がって立体感が出て、若々しく上品な顔立ちになります。
口の突出感も目立ちにくくなります。
鼻横のヒアルロン酸は、最近では貴族フィラーとも呼ばれていて、手軽に貴族のように上品になれる注射として流行っています。
それでは、貴族フィラー直後のビフォアアフターを見ていただきましょう。


法令線がなくなって若々しく見えますし、鼻横がふっくらしたことで若々しく上品な印象になりましたね。
狙い通りの効果がしっかり出たかと思います。
法令線には1.7ccのジュビダームボリューマが入っています。
ほうれい線には通常1~2ccほどのヒアルロン酸を注射することが多いです。
処置直後はむくみでふっくらして効果がやや過剰に出ている状態です。
なので、ヒアルロン酸がなじんだ1週間後の画像も見ていただきます。


むくみは減りましたが、法令線はしっかり消えたまま保っています。
処置前の老けた感じ、ごつごつした感じが落ち着いて若々しくなったかと思います。
このように、ほうれい線のヒアルロン酸は単にしわを目立たなくするだけでなく、鼻横の凹みを持ち上げることでお顔の凹凸が減って良い感じに立体感が出て整って見えるようになります。
法令線が深くて気になっている方や、お顔に立体感を出して若々しく上品な顔になりたい方にほうれい線のヒアルロン酸(貴族フィラー)はおすすめです。
- 内容:しわや凹みにヒアルロン酸を注入してしわや凹みを改善します。
- 料金:69,800~74,800円(税込)
- リスク:一時的なむくみや内出血。吸収されるリスク。
口角を上げて口元を大きく明るくする手術(口角挙上術) 6か月後
術前はこんな感じです。

口角挙上術をご希望されて手術をおこなうことになりました。
口角挙上術は、口角を上げて明るく見せるだけでなく、口が横に大きくなる効果もあります。
小さめの口が大きくなることでより明るい印象になります。
さて、口角挙上術ですが、どういう風にする手術かというと、簡単に言うと口角を上げたい方向に口角を切開して縫い合わせる手術です。
考え方はシンプルで、わりと単純な手術ですが効果的な手術です。
傷は口角のラインに来ますのであまり目立ちません。
上唇の外側の皮膚がたるんだり薄くなっている方では、同時に上唇外側のたるみを切除することで上唇外側を厚くする手術もおこないます。
口角挙上術の手術方法について詳しくは以下のページをご参考ください
それでは、術後の変化を見ていただきます。
手術前と6か月後の画像を並べてみてもらいます。


口角の小さな変化ですが、お顔の印象が自然な感じで良くなりましたね。
口角に注目すると、6か月後は自然な感じで口角が上がって軽く微笑んでいるような感じになりました。
口もとが明るくなりましたね。
術前は少し幅の狭かった口も横に少し大きくなり、お顔に対する口のバランスも良くなったかと思います。
このように、自然な感じで口角を上げて口を大きくしたい方には口角挙上術がお勧めです。
- 内容:口角を切開して口角を上げます。
- 料金:175,560~250,800円
- リスク:一時的な腫れや内出血、傷が食い込んだり残るリスク
目の上のたるみとり(眉下切開で)で目と眉のバランスを整える 1週間後~6か月後
眉下切開は瞼の厚みを減らして自然な感じで二重を広くすることができる人気の手術です。
では、術前の画像を見ていただきます。
(手術前)

たるみはある程度ありました。
なので、今回は、眉下切開で上瞼のたるみを取って腫れぼったさを改善し、かつ目元を軽くして目を開きやすくすることになりました。
術後の画像を見ていただきます。
(手術前)


今回の方は、左右最大7.5㎜ずつの上瞼のたるみを切除しました。
眉下切開は、平均で8㎜くらい皮膚を切除しますので平均と同じくらいかやや控えめという感じの切除幅でした。
6か月後の画像を見てください。
術前に比べて上瞼の厚ぼったさが目立ちにくくなりましたね。
目と眉が近づいたことでバランスが良くなり、瞼の腫れぼったさもさらに目立ちにくくなりました。
術前はややぼんやりとした印象でしたが、術後は目が軽くなり目力も出やすくなって、目の印象が明るくなりました。
眉下切開は、このように、瞼の厚みを減らして目元を軽くすっきりしてくれるだけでなく、二重を自然な感じで広くしくれますし、まつ毛の生え際や黒目も見えやすくなり自然な感じで目を大きく明るく見せてくれます。
まぶたが厚ぼったいのが気になる方や、目と眉の間が間延びしている方、目元を軽くすっきり見せたい方などに、眉下切開はお勧めです。
さて、次に、眉下切開の経過を見てもらいます。
抜糸直後(1週間後)~6か月目までの画像を見てもらいます。
眉下切開は1週間後に抜糸して、ダウンタイムは1週間、完成までは半年と言われています。
(1週間後、抜糸直後)

抜糸は5日~10日後にしていただけます。
1週間後は腫れはあまり目立たないことが多いですが、内出血が出る方はいらっしゃいますし、傷の赤みもあります。
抜糸の翌日からメイクでカバーしていただけますのでダウンタイムは1週間で見てもらています。
術後1か月くらいまでは傷の赤みや硬さが出やすく、ごつごつしやすくなります。
(1か月後)

傷は目立ちにくくなりましたが、若干赤みが残っています。
症例写真はすべてすっぴんですが、メイクしなくても言われないと傷は分からないかと思います。
(3か月後)

ただ、分かりにくいですが、若干の赤みがうっすら残っています。
(6か月後)

傷の赤みもなくなりました。
最初は赤くごつごつしていた傷もどこを切ったからわからないくらいになりましたね。
このように、眉下切開は少しの変化ですが、自然な感じで目元を明るく若々しく見せてくれることができます。
また、将来的に必ず上瞼のたるみは悪化しますが、
一度1㎝弱のたるみをしっかり切除しておけば、目元のたるみはリセットされますので、老けにくくなり老化の予防にもなります。
眉下切開については下記ページもご参考ください
- 内容:眉毛の下の皮膚を切除することで目の上のたるみを除去します。
- 料金:264,060~311,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。
目の下のクマとり。目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入(目の下) 手術直後、1週間後、1ヶ月後、6か月後
CATEGORY
今回の症例写真は目の下脂肪とり+脂肪注入の方です。
目の下のクマを気にされてご相談に来られました。
術前の画像です。
(手術前)
典型的な凹凸クマです。
今回はダウンタイムが少ない目の下脂肪とり+コンデンス脂肪注入(目の下)をおこなうことになりました。
目の下の脂肪は瞼の裏側の4,5㎜くらいの切開からするすると除去します。
取りすぎると目の下が逆に凹んでいしまいますし、かといって控えめの切除だと目の下のふくらみの再発は必発です。
なので、目の下の脂肪は、根っこは残すようにしてしっかり切除・除去します。
目の下の凹みに関しては、太ももの内側から管を使って皮下脂肪を採取しておきます。
採取した皮下脂肪は遠心分離器にかけて、不純物を飛ばして生着しやすくし、しこりになりにくくします。
脂肪を細かくすることで微調整してきれいに凹みを埋めやすくできるだけでなく、血流もとどきやすくなることで生着率が上がり、しこりのリスクも減ります。
そうやって処理した皮下脂肪を、2か所の針穴からマイクロカニューレを使って目の下の凹みに少しずつ(0.005~0.001ccずつ)注入して凹みを埋めます。
細かな点状に少しずつ積み上げるように注入していきます。
そうやって脂肪をって注入した直後の画像を見てもらいます。
(手術直後)
直後から目の下のクマがきれいになくなったのが分かりますね。
左右2か所ずつ、注入した針孔を保護するためにテープがついていますが、これは1日経ったら外していただきます。
針孔は当然消えてなくなります。
直後はややむくみがありますが、落ち着いていきます。
次に1週間後の画像を見てもらいます。
(1週間後)
ただ、目の下部分にうっすら黄色い内出血が見えます。
メイクでカバーしていただきますが、さらに1週間ほどで消えていきます。
次に1か月後です
(1か月後)
ただ、脂肪は安定するまでにさらに時間がかかるので完成までは半年から1年は見てもらっています。
それでは、ほぼ完成に近い半年後の画像です。
(6か月後)
目の下は皮下脂肪がなくて眼輪筋が透けやすい部分ですので、目の下の色味(紫くま)は若干残っていますが、段差による凹凸クマはほぼなくなって目元がスッキリしました。
術前と半年後の比較を見てもらいましょう
(手術前)
目の下の膨らんだクマがすっかりなくなってすっきりしました。
目の下のクマを放っておいたらどんどん悪化して目袋になってさらに老けてしまう所でしたが、今回脂肪とり・脂肪注入をおおこなったことで、クマがリセットされて今後も老けにくくなることと思います。
採った眼窩脂肪は基本的に増えませんし、注入下脂肪は長く定着しますので効果は半永久に長持ちします。
また、目の下の脂肪注入のついでに、法令線やマリオネットラインなど、他のしわにも同時に注入できるのでお顔全体も若返らせることができます。
目の下の脂肪取り・脂肪注入によるクマ取り治療については以下のページで詳しく解説していますのでご参考ください。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
人中短縮(リップリフト)1週間後。傷はあまり目立ちません
術前はこのような感じでした

人中が間延びするとお顔のバランスが悪くなって老けて見えてしまいます。
実際、年齢と上口唇の白唇部分はたるんできて、どんどん伸びてしまいます。
それとともに上唇も薄くなっていきます。
人中短縮(リップリフト)は間延びした人中を改善して上唇も厚くしてくれるので若返り効果の高い手術です。
今回の方の人中の長さは座った状態で19㎜ありました。
19㎜はやや長いので、人中短縮で4㎜幅の皮膚切除をおこなって人中を短くすることになりました。
術前のデザインはこんな感じです。

最大切除幅は4㎜です。
手術は、笑気ガスでふわっとした状態で、ブロック麻酔と局所麻酔でしっかり痛みを止めて行います。
デザインの沿って皮膚を切除し、口輪筋をANSという鼻中隔の土台に引き上げて固定します。
口輪筋をアンカーすることで鼻の穴が下がって目立ってしまうのを防ぎ、傷に力がかかって傷が目立ってしまうのも予防します。
後は傷が目立たなく治るように丁寧に中縫いして傷を合わせます。
中縫い後の状態です。

傷が離れる力が強いと、傷は目だって治りやすくなってしまいます。
なので、中縫いでこれくらい傷をぴったり閉じておけば、傷に力が加わらないので傷はきれいに治りやすくなります。
あとは、外縫いをして仕上げます。
手術直後の画像です。

では、1週間後の画像を見ていただきましょう。


鼻の下に間延び感が出ていましたが、人中短縮術でバランスが良くなったのがわかります。
人中の長さを測ると座った状態で13㎜でした。
術前は19㎜だったので、6㎜ほどしっかり人中が短くなりました。
術後は、上唇は富士山型にやや厚みも出ています。
今回の方は上唇はそれほど薄くはありませんでしたが、老化と共に人中は伸びて来て上唇は薄くなっていきますので、人中短縮は唇に厚みを出す若返り効果もあります。
あとは、傷について見ると、1週間後でもはやあまり目立たない状態ですね。
これから硬さは出てきますが、もっと目立ちにくくなって、最終的には言われないとわからない傷になるでしょう。
傷が目立ちにくくなるように、口輪筋をアンカーしていますし、丁寧に中縫いして仕上げています。
- 内容:鼻の下を鼻のラインの沿って切除してリフトアップします。
- 料金:267,960~382,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、色素沈着。傷の赤みや盛り上がりのリスク