切らない眼瞼下垂 半年後
(手術前) (半年後) もともと目の開きが悪く、ややくぼみがある方でした。
右目が特に目の開きが悪く眼瞼下垂と言われる状態です。
今回はご希望もあり、切らずに糸で眼瞼下垂を改善させることにしました。
切らない眼瞼下垂は切らずに糸でまぶたの裏側のたるんだ組織を短縮して目の開きを改善させる施術です。 切る眼瞼下垂に比べてダウンタイムが短くやりやすいのが特徴です。
また、気に入らなければ抜糸して戻せるというメリットがあります。
ただし、切開に比べてやや戻りやすい傾向があります。
半年後の画像では目の開きが改善しましたね。
もともと右目の開きが悪かったので、左右短縮しつつ、右をさらにしっかりと短縮しています。
術後は左右差も減って全体に目の開きが改善して眠そうな目元が明るくなりました。
目の開きが改善することでくぼみ目も改善して目元が若々しくもなりました。
ただし、目の開きが改善するとこの症例のように二重が見かけ上狭くなります。
二重を狭くしたくない方では、さらに二重術をおこなって二重を広くするか、眉下切開などでたるみを除去するのが良いです。
今回の方は半年後の画像ではありますが、切らないといっても効果は長持ちするケースも多いです。
切らない眼瞼下垂は、割と保ちやすくて、ダウンタイムが少なく、戻すこともできる安心で良い方法ですよ。
- 内容:切らずに糸でまぶたの裏側を縫い合わせることで目の開きを改善します。
- 料金:162,800~195,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。まぶたがむくみやすくなる、後戻りのリスク
目の下脂肪取り、コンデンス脂肪注入 半年後
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(手術前) (6ヶ月後) お若い方ですが、もともと目の下の脂肪が多く、さらにその下に凹みがあり、凹凸による目の下のクマが目立っていました。
目の下にクマがあると老けて疲れて見えてしまいます。
年齢を重ねると目袋と呼ばれる老けた目の下の袋が飛び出してきます。
今回のお客様は目の下のクマを改善させて将来目袋にならないように目の下のクマ取り手術を行いました。
手術は目の下の脂肪取りとコンデンス脂肪注入をおこないました。
まずは目の下の脂肪はまぶたの裏側に小さい穴を開けて目の下の眼窩脂肪を除去します。 目の下の脂肪は内側・真ん中・外側に分かれますが、主に内側と真ん中の脂肪を適量除去します。 基本的には脂肪は除去すれば増えませんので長期的に目の下のクマをなくすことができます。
ただし、眼窩脂肪は目のクッションで、眼窩の奥にもあるため、少しずつ加齢でまた落ちてきて膨らみが少しずつ再発することがたまにあります。
その場合はさらに追加して除去します。
目の下は凹凸により影ができてクマになりますが、 眼窩脂肪(ふくらみ)だけ除去するとその下の凹み(tear trough)が残って凹みクマが残ってしまうため、クマを綺麗に改善するには凹みを埋めてあげる必要があります。
今回、目の下の凹みには下腹部から管を使って採取し濃縮したコンデンス脂肪を注入することで凹みを埋めてフラットにしています。
コンデンス脂肪は遠心分離機で不純物を飛ばして脂肪を濃縮することで生着率を上げてしこりを減らす方法です。
塊で脂肪を注入するとしこりになってしまうリスクがあるため、不純物の少ない濃縮されたコンデンス脂肪を、細かく分散して少しずつ丁寧に脂肪の粒を積み重ねて凹みを埋めていきます。 そうすることでしこりのリスクが減りだけでなく、注入脂肪が生き残りやすくなってより生着しやすくなります。
この施術は、いかに繊細に脂肪を注入するかがとても大切なので、時間をかけて丁寧に脂肪を注入していきます。
目の下は脂肪が定着しやすい場所ですので、注入した脂肪は定着すれば長持ちします。
人によっては注入脂肪はある程度吸収されますので、半年~1年ほどしてから再注入をするケースもありますが少ないです。
通常は1回の注入で終わってしまう方が大半です。
さて、気になるダウンタイムですが、目の下の脂肪取り+脂肪注入は切る手術ほどの腫れたり目立ったりすることは少ないのでダウンタイムは3日ほど見ていただくと良いです。
ちなみに今回の施術の方の施術直後の画像です。
(手術直後) 目の下に脂肪を注入する針穴部分はテープで保護しているため派手に見えますが、1,2日後にテープは外していただければきれいになります。
1週間後の状態は下の画像になります。 若干のむくみはありますが、普通の人が見ても何もわからないレベルです。
このように目の下の脂肪取り+脂肪注入はダウンタイムが比較的少なく、効果が長持ちする施術です。
目の下のクマはどんどん進行しますし、目元は目立つ部分ですので老けやすくなってしまいます。
一度施術をすれば目元は老けにくくなり、10歳ほど若返るといわれています。
目の下のクマが気になる方は目の下脂肪取り+脂肪注入はやりやすくて効果も高いのでおすすめですよ。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
もとびアイプラチナム 3ヶ月後
幅広めの二重にする必要があるため戻りにくいもとびアイプラチナムを行って二重幅を広くしました。
蒙古ヒダより高い二重になり、平行型のラインが出ています。
二重幅が広くなって目元が明るくなり、メイクの幅も出たのではないかと思います。
3か月なのでほぼ完成のラインかと思います。
- 内容:きらずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:212,440~303,490円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
目頭切開(Z形成)、他院抜糸+二重埋没法(スマートバランス) 半年後
(手術前) (半年後) 目頭切開Z形成を行って目を大きく華やかにしたいということで来院されました。
他院で二重埋没法を行っている方でしたが二重が不安定でポコ付きもあるとのことで、抜糸と再埋没法(スマートバランス)を行いました。
Z形成はZに目頭を切開して三角皮弁を入れ替えることで蒙古ヒダを解除して目の幅を広くします。
施術前は目の間の幅は36.5㎜でしたが、施術後は34.5㎜となり、眼間が2㎜寄りました。
2㎜と言っても目回りの2㎜は印象が変わります。
術後は目の空いたの幅が狭くなったぶん目の幅が広くなって目の印象が大人っぽく華やかになりましたね。
Z形成は三日月法などと比べると後戻りが少なく、ベーシックですが良い方法です。
術後の傷はほとんどわかりませんよね。
また、二重は糸をかけなおして不安定だった二重がはっきりとした二重になって安定しましたね。
以前他院ですでに右の1点だけ抜糸していたので、埋没の際に残りの3点を抜糸しました。
結び目を裏側から埋没するスマートバランスという埋没法を行っていますのでポコ付きが目立ちにくくなります。 閉眼時の手術前後の画像です。
(手術前) (半年後)
今回の画像ではわかりにくいかもしれませんが、まぶたの動きによってポコ付きは目立ちました。
右外側の他院で行った抜糸の跡の白い瘢痕は残ってしまっていますが、施術後はスマートバランスを行ったことでポコ付きは目立ちにくくなりました。
- 内容:きらずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:121,660~173,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
全切開+眼瞼下垂(挙筋前転術) 半年後
(手術前) (半年後) 今回のお客様は二重にしたい、目元を明るくしたいとご希望され来院されました。
もともと右が浅めの奥二重でありましたが、基本的に一重で厚ぼったいまぶたでした。
当然、切らない糸の埋没法では後戻りのリスクがあったり、戻りやすさの割に腫れが強く出てしまうリスクもありました。
今回はご本人のご希望もあり、全切開でしっかり二重を作ることになりました。
その際はもちろん眼窩脂肪などのボリュームも減らしています。 また、目の開きも悪いとのことで、挙筋前転術を行って目も開きやすくして目元を明るくするようにしました。
挙筋前転術はまぶたを引き上げる腱膜を前転させ、まぶたの骨格(瞼板)を引き上げて固定する手術です。 当然目の開きが改善して黒目が大きく見えるようになります。
症例写真は半年後なのでほぼ完成に近いと思いますが、切開法の場合、完全になじむのは1年くらい見ていただくとよいでしょう。
二重がしっかりついて、目の開きも改善して黒目が大きく見えるようになりましたね。
たるみの切除もある程度おこなったため、まつ毛の皮膚のかぶりがなくなってまつげがはっきり見えるようになり、アイライン効果が出て目元が明るく見えます。
(参照)二重やメイクでなぜ目が大きくぱっちりするの?
糸の埋没法も良い方法ですが、厚ぼったくてラインがつきにくそうな方では今回のように全切開もお勧めです。
全切開の場合は、皮膚のたるみを同時に除去したり、眼窩脂肪を減量したり下げたりしたりしてまぶたのボリューム調整ができたり、目の開きを改善する眼瞼下垂を同時に行うことができます。
同時にいろいろな効果を出すことができますので、ダウンタイムが取れる方は選択肢の一つとして考えていただくのもありかと思います。
- 内容:二重のライン上を切開して挙筋腱膜を下げて瞼板に固定し目の開きを改善します。
- 料金:428,000円~498,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。まぶたがむくみやすくなる、ドライアイが強くなるリスク
もとびアイゴールド(埋没法)でたるみ改善 3ヶ月後
目の上に皮膚のたるみがある偽性眼瞼下垂ですので、眉毛の下のラインを切開してたるみを除去する眉下切開が第一選択になります。
ただ、ご希望もあり、切らずに今回は二重埋没法で二重を一段広くすることでたるみを持ち上げて目元の重み・たるみを改善することになりました。
たるみがあるまぶたを点で止めるとラインがいびつになるリスクがありますが、今回は線でラインを止めるもとびアイという埋没法を行いました。(もとびアイにはプラチナムとゴールドがありますが、ゴールドは結び目は表側から埋没する方法です。もとびアイゴールドについてはこちら)
術後3ヶ月はほぼ完成です。
二重が全体に一段広くなったのが分かりますね。
まつ毛にかぶる皮膚も少し持ち上がって目元が楽になったかと思います。
ただし、まぶたは上に行くほど厚みを増します。
今回のお客様はたるみがあることで通常より高い位置に二重がつきますので、二重部分のまぶたの皮膚がより厚ぼったくなってしまいます。
埋没法は簡便ですが、このように二重に厚ぼったさが出てしまうリスクがあります。
また、埋没法ではたるみを除去しているわけではないので時間とともにまたまぶたの皮膚がたるんでくるリスクがあります。
これを回避したいならやはり眉下切開で目の上のたるみを直接除去するしかありません。
眉下切開はちょど指で眉を持ちげたように自然な感じで二重にかぶった皮膚・目の上のたるみを除去することができます。 眉下切開の傷は時間が経てば目立ちにくくなることが多いです。
眉下切開についてはこちら
- 内容:きらずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:175,560~250,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
涙袋ヒアルロン酸 1週間後
(手術前) (1週間後) 涙袋にヒアルロン酸を注射してふっくらさせました。
涙袋は若い人でふっくらとしており、また笑顔の際によりふっくらとして強調される部分ですので、涙袋がはっきりとすると若々しくて明るく見えます。
(参考)涙袋形成(ヒアルロン酸)について
今回のお客様も涙袋がふっくらとしてお顔にメリハリが出て若々しく、明るい印象になりましたね。
従来の涙袋ヒアルロン酸では普通の針を使用していましたが、高率に内出血が出て施術後目立ちやすかったですが、鈍針という先が丸いカニューレを使用すると、内出血をぐっと減らしてダウンタイムをあまりでなくさせることができます。 また、鈍針を使うことで一スジずつ慎重にヒアルロン酸を注入し、鏡でチェックしてもらいながら少しずつ涙袋を微調整することができます。
涙袋の土台のあるなしによってや、左右でも上がりやすさは違いますので、不自然に入れすぎないように微調整します。
この調整には、経験の浅いドクターや、ラフなドクターではなかなか精度が悪くなってしまうと思いますが、当院では、少しずつ慎重に微調整し、確認してもらいながら涙袋を作っていきますので、満足していただきやすいと思います。
- 内容:涙袋にヒアルロン酸を注入して涙袋をぷっくりさせます。
- 料金:47,850~54,780円(税込)
- リスク:一時的な内出血。赤みや左右差のリスク。
全切開 半年後 閉眼時の画像も
(手術前)⇒(半年後) 今回のお客様は二重の全切開を希望され、施術をおこないました。
末広の二重にしたいとのことで末広になるように二重幅をデザインしました。
術中は、眼窩脂肪などを調整して平行になりにくいようにしています。
半年後なのでほぼ完成です。
ご希望通りの末広型の二重になったかと思います。
ちなみに、閉眼時の画像です。 傷が薄くありますが、閉眼時も自然です。
今回の方はまぶたの厚みがそれ程強くなく、組織の切除量が少なめだったため凹みがあまり目立ちません。
二重の全切開は、まぶたの皮膚側(前葉)と裏側(後葉)を癒着させて連結させる手術です。 切開して二重のライン上のボリュームを減らして、眼輪筋を挙筋腱膜・瞼板に中縫いすることで希望の二重の高さで前葉と後葉を強固に癒着させて二重安定させます。 まぶたが厚ぼったくてラインがつきにくい方では、眼輪筋やROOF(隔膜前脂肪)の切除量が多くなるため、もともとの厚ぼったい上瞼との段差ができて、閉眼時に凹みが出てくる場合があります。
- 内容:ご希望の二重のラインを切開して戻りにくい二重のラインを作ります。
- 料金:238,000円~288,000(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。傷が残る。戻りにくいぶん戻しにくい
切らないタレ目 3ヶ月後
(手術前)⇒(3ヶ月後)
マイルドですが、目の下の外側のラインが下がったのが分かりますね。
自然な感じです。
もともと右側の目尻が上がり気味でした(そのような方は多いです)。
(参照)二重や目の左右差と治す方法。あなたは多数派?少数派?
右側の目尻目の下がとくに下がったのが分かりますね。
今回は切らずに糸でタレ目形成をおこないました。
切らないタレ目は下まぶたの下げたい部分の粘膜側(CPF)を糸で短縮して下げる手術です。 切らないタレ目は、切る手術ほどではありませんが、わりと長持ちして喜ばれる施術です。
切る手術の場合基本的に戻せませんが、切らないタレ目では気に入らなければ糸を抜糸して戻すことができます。
また、ダウンタイムも少なく、リスクが少ないため手軽に受けていただくことができます。
手術も20分ほどで終わりますし、切るのは怖いという方で手軽にタレ目にしたいという方には切らないタレ目術はおすすめですよ。
さらに、デカ目にしたい方では目尻切開も組み合あせるとより効果的で、後戻りも少なくなります。
切らないタレ目と目尻切開を組み合わせる方も多いです。
- 内容:下まぶたの裏側を糸で縫い縮めることで切らずにタレ目にします。
- 料金:114,000~114,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れ、内出血、1週間程はラインがカクっとしやすい。戻るリスク。
切らないタレ目、目尻切開 3ヶ月後
目尻切開と切らないタレ目術を行ったことで、目尻が外側に広がり、目の下のラインも下方に移動しました。
目尻が外側と下方に広がったことで外側の白目が大きくなりましたね。
目頭切開は顔の雰囲気が変わりますが、目尻切開はこれだけ白目は大きくなりますが、見た目の変化がすごくわかりやすいというわけではないので、自然な感じで目の印象を明るく大きくすることができます。
満足度もかなり高い施術ですので、目を大きく見せたいけれどあまりばれるような変化は嫌だという方にはお勧め施術です。
ただし、目尻や切れる余裕がない方では手術ができないことがあります。
また、目尻切開とタレ目術は相乗効果で効果が出やすくなり、効果も長持ちしやすくなるため、合わせておこなうのがおすすめです。
- 内容:目尻を横切開・トリミング・アンカー固定して目の外側の幅を広げ目を大きくします。
- 料金:152,460~217,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが傷が残る。まれに赤みが見える