コンデンス脂肪注入(ほうれい線、マリオネットライン)、目の下くまとり 手術直後~3か月後
CATEGORY
今回のお客様は目の下のクマ取りを希望されたのですが、目の下の脂肪を注入するためにせっかく脂肪を採取するならと法令線と口角(マリオネットライン)のしわにも脂肪注入を希望されました。
目の下のクマは、目の下の眼窩脂肪のふくらみとその下の溝(teartrough)の段差によって影ができてクマが強調されます。
なので、今回の方は、目の下のクマを改善させるために、目の下の脂肪を瞼の裏側から切除した後に、下腹部から脂肪を採取して目の下の凹みに脂肪を注入しています。
下腹部から脂肪を採取する際に、ほうれい線と口角に注入するぶんの脂肪を多めに採取しています。
そして、目の下の脂肪注入の際に、ほうれい線と口角に脂肪注入を同時におこないました。
目の下のクマを気にされる方は、ほうれい線やごゴルゴ線、口角のしわも同時気にされている方も多く、そのような方では、ついでにしわの改善もできますので、今回の方のように同時に他のしわに脂肪注入をおこなうことをおすすめします。
3か月後の画像を見ますと、目の下のクマがしっかり改善したのはもちろん、ほうれい線やマリオネットラインも浅くなって目立ちにくくなったのがわかりますね。
全体にお顔の印象が10歳以上若返ったかと思います。
ほうれい線はただ脂肪を注入しても改善は弱いので、当院では、注入の際は注入針でしっかりほうれい線の下の結合組織を剥離して空間を作って、そこに脂肪を注入することでしっかりほうれい線を改善するようにしています。
目の下の脂肪は比較的生着しやすいですが、ほうれい線や口角のしわはやや減りやすく、人によっては再注入が必要になることはありますが、しっかり剥離して注入しますので、ある程度は必ず浅くなってくれますので、1回で満足する方も多いです。
さて、3か月後の画像を冒頭で診てもらいましが、ダウンタイムを気にされる方もいらっしゃると思うので手術直後と1週間後の画像も見てもらおうと思います。
(手術直後) 手術直後はこのように針孔を保護するためにテープがついています。
1日たったら外していただきます。当然針穴なので針穴の傷は残らずなくなります。
直後はややむくんでいますが、直後から凹みはちょうど良い感じで埋まっていますね。
むくみは翌日がピークで4,5日したらかなり落ち着きます。
内出血は3日後くらいから黄色く(一部紫色に)ではじめて、1,2週間で消えていきます。
1週間後の画像です。
(1週間後)
黄色く目の下など色が残っていますが、メイクでカバーできる範囲かと思います。
ダウンタイムは1週間で見てもらっています。
ほうれい線や口角付近の皮膚は厚いので、内出血は目立ちにくい部位です。
今回の方はほうれい線や口角付近の内出血はあまり目立っていませんね。
ただ、剥離をするので人によっては紫色に内出血が強く出ることもあります。
その際はメイクでカバーしていただければと思います。
もう一度3か月後の画像を見てもらいます。
(3ヶ月後)
3か月後は当然内出血もなく、むくみも落ち着いてかなりなじんでいます。
目の下も、ほうれい線も、口角も全体に影が減って若々しい印象になりましたね。
脂肪注入はヒアルロン酸などに比べて長持ちもしやすく、目の下のクマを気にされている方は、ついでに改善ができますので、ほうれい線など気になる方は是非お考えになってください。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
目の下脂肪取り+目の下コンデンス脂肪注入 手術直後~3か月後
CATEGORY
(3か月後)
今回のお客様は目の下のクマが気になるとご来院されました。
眼窩脂肪のふくらみと、その下の凹みが相まって目の下のクマが目立っていました。
目の下にたるみもある状態でしたので、ハムラ法で皮膚切除を同時におこなうのも手ですが、そこまでしなくてもある程度のたるみであれば、脂肪取り+脂肪注入だけでクマはきれいになります。
今回の方も、切らずに脂肪取り+脂肪注入を希望されて目の下のくまとりをおこないました。
目の下の脂肪取り+脂肪注入であれば、表に傷はつきませんし、ダウンタイムも1週間くらいでそれほどダメージも強くない手術ですのでやりやすいです。
それでは術後の画像を見てください。
まず、目の下の脂肪をまぶたの裏側から除去したことで、膨らみが取れましたね。
あとは、目の下の凹み(teartrough)には下腹部から吸引した脂肪を注入したことでへこみが埋まってフラットになりました。
目の下のクマがなくなって目元がすっきりしました。
10歳ほど若返ったのではないかと思います。
注入する脂肪は遠心分離機で濃縮して不純物を飛ばして幹細胞の濃度を高くしてから注入します(コンデンス脂肪注入)。
そうすることで注入した脂肪の生着率が上がり、しこりのリスクを減らすことができます。
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入の経過がわかるように、今回の症例の方の手術直後から3か月目までの画像を見ていただきます。
(手術前)
(手術直後)
手術直後は脂肪を注入する際に使った針孔を24時間テープで保護してもらっています。
手術直後から腫れも少なく、目の下のクマがちょうどよい感じで改善しています。
脂肪が吸収されるからと言って多めに注入するのは最悪で、しこりのリスクが高まってしまいます。
基本的には、目の下の脂肪はかなり生着しやすいので、術直後にちょうどへこみが落ち着くように注入していきます。
もちろん、2か所からの分散注入で、水玉状に注入脂肪を積み重ねていくことで、しこりのリスクを最小限にして、生着しやすくしています。
(1週間後)
1週間後は脂肪取りの内出血が少し降りてきて、目の下が一部黄色くなることがあります。
色が出ない人もいれば、もう少し濃いめに出る人もいらっしゃいます。
内出血はもう1週間ほどしたら消えていきます。
それまではメイクなどでカバーしていただいています。
色味以外はすでに自然な感じですね。
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入のダウンタイムは1週間みてもらっています。
(3か月後)
3か月経つと脂肪は定着して完成に近づいていきます。
目の下はかなりすっきりしましたね。
かなり完成には近づいていますが、脂肪が完全に定着しておちつく本当の完成は1年ほど見ていただくとよいです。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入 手術直後~半年後
CATEGORY
(半年後)
今回のお客様は目の下のクマが気になるとのことでご来院されました。
目の下の眼窩脂肪のふくらみと、その下のteartroughという凹みの影がやや目立っていました。
目の下のふくらみは、下まぶたの裏側(結膜)から穴をあけて眼窩脂肪を除去して減らします。
また、目の下の凹みは、おへそから吸引管を使って皮下脂肪を採取して、遠心分離して脂肪を濃縮しておきます。
準備した脂肪を目の下に2か所の穴から、細かく分散注入して積み上げていき、凹凸を慣らしてフラットにすることになりました。
当院のメニューで言うと、目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入という施術をおこないました。
半年後の画像を見てください。
目の下の凹凸が減ってフラットになって、クマがかなり目立たなくなりましたね。
下眼瞼の皮膚は、皮膚が薄く皮下脂肪がほとんどなくすぐ下の眼輪筋が透けて、赤みや紫色が出やすい部分なので多少の色味は残りますが、凹凸が減ったことでかなりクマはかなり良くなりましたね。
目の下がすっきりして若々しくなりました。
脂肪は基本的に増殖しないので眼窩脂肪を切除したら何度も切除する必要はありませんし、目の下に注入した脂肪はかなり生着しやすく、目の下の凹みをかなり長い間改善することができます。
ただ、時間が止まるわけではないので老化はまた少しずつ進行しますが、何もしないのに比べると目の下はかなり老けにくくなり、老化を予防することができます。
さて、最後に今回の目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入の方の半年後までの経過を見てもらいます。
(手術前)
(手術直後)
脂肪注入のための針穴をテープで保護していますが、1日ではずします。
(1週間後)
うっすら内出血がありますが、ほとんど腫れなど落ち着きました。
(1ヶ月後)
すっかりなじみました
(6か月後)
脂肪も安定してほぼ完成です。
だいぶ目の下がすっきりしたね。
このように、目の下の脂肪取り+コンデンス脂肪注入は手術直後からそれほど腫れや内出血は目立ちにくく、ダウンタイムは1週間弱なのでやりやすい施術です。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入 6か月後
(手術前)
(6か月後)
今回のお客様は目の下のクマを改善したいとご来院されました。
以前に目の下にヒアルロン酸を注入していた方でした。
ヒアルロン酸をそのままにして脂肪取りだけおこなうのと、ヒアルロン酸を溶かしてきちんと脂肪注入をおこなうのと選択肢が2つありましたが、
今回はヒアルロン酸を溶かして脂肪取りと脂肪注入を両方おこなってきちんとクマを改善させることを希望されました。
なので、手術前にあらかじめヒアルロニダーゼを目の下に注射してヒアルロン酸を溶かしています。
術前の画像を見ていただくと、目の下の眼窩脂肪のふくらみも目立ちますが、その下のヒアルロン酸が減った後のへこみの影もそこそこあり、
眼窩脂肪のふくらみはまぶたの裏側から眼窩脂肪を切除することで除去し、凹みについては、脂肪注入で埋めることになりました。
6か月後の画像を見てください
目の下のクマがすっかりなくなってすっきりとした目元になりましたね。
5~10歳くらい若返ったのではないでしょうか
当然ヒアルロン酸で埋めているより長持ちしますし、クマもきれいにとることができます。
注入脂肪は吸収されるリスクはありますが、半年たっているのでもうかなり安定しました。
注入用の採取した脂肪は遠心分離で濃縮して不純物を飛ばし、特殊な器具を使って滑らかにするので、繊細な注入が可能です。
脂肪注入はかなり細かくへこみを慣らしながら埋めていくことができますのでこのようにきれいに目の下のクマを消すことができます。
ちなみに、手術直後からの経過の画像を見ていただきます。
(手術直後)
直後は針跡部分にテープを付けて保護しています。1日ったら外していただけます。
直後からフラットになるように注入します。一部内出血のせいか色味が出ています。
(1週間後)
内出血が下に降りて浮いています。あまり出ない方も多いですが、今回の方は少し内出血が出てしまいました。
メイクでカバーしていただきます。
(1ヶ月後)
1ヶ月後は脂肪注入部分はやや厚みがあるように見えますが、徐々にむくみや腫れは吸収されて落ち着いていきます。
(3か月後)
脂肪注入部分の厚みもだいぶなじんで落ち着いてきました。
完成まではあともう少し。
(6か月後)
6か月後はもうほぼ完成です。
凹みもきれいに埋まって目の下がフラットになってきれいに仕上がりました。
明るく、若々しい目元になりましたね。
このように、目の下のクマ取りは、ダウンタイムは1週間でみてもらっています。
1週間後はやや内出血が黄色く出ることはありますが、メイクで隠せる程度のことがほとんどです。
1か月はやや脂肪注入部位に厚みが出ることはありますますが、3~6か月かけて徐々になじんでいきますよ。
余り傷をつけず負担を少なく目の下のクマを改善したい方は目の下の脂肪取り+コンデンス脂肪注入がおすすめです。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
ハム目の改善に睫毛側たるみとり
(手術後)
今回のお客様は以前に二重埋没法をされた方ですが、たるみが強かったためまつ毛に皮膚が垂れ下がって睫毛の生え際が隠れてしまっていました。
睫毛と二重の間にたるみによる厚みが目立っていわゆるハム目になってしまっていました。
たるみが強い方に二重を作ると、特に広い二重を作るとこのように睫毛側のたるみが目立ってきてしまいます。
今回は、まつ毛の皮膚のたるみを切除して、睫毛側のたるみ(ハム目)を改善させることになりました。
本来は、瞼のたるみが強い方ではまず眉下切開をおこなってから二重埋没法をおこなうとたるみが目立ちにくくなります。
(ただし、眉下切開は切開線がまつ毛から遠いのでそれでも睫毛側にたるみが残ることはあります。)
眉下切開をおこなわずにたるんだまま二重を広く作ってしまうと今回の方のようにまつ毛側のたるみが目立ってハム目も強調されてしまいます。
こうした場合には、睫毛側の皮膚を切除してたるみを除去する睫毛側たるみとりをおこなうと良いです。
睫毛側のたるみとりは図のようにまつ毛の近くで皮膚切除をおこなう施術です。
二重のラインの下でたるみを取ると二重が狭くなりやすくなります。
まつ毛側で皮膚切除したほうがダイレクトにまつ毛の生え際のたるみが取れるので良いです。
今回のまつ毛側のたるみとりをおこなった症例の術後の画像を見ていただくと、まつ毛にかぶったたるみが切除されてまつ毛の生え際が見えるようになりましたね。
そうするとアイライン効果も出ますので目が大きく明るくなります。
また、たるみが取れたことでまつ毛側の皮膚が薄くなってハム目っぽさも改善しました。
ハム目を改善させるにはいくつか方法がありますが、まつ毛側の皮膚のたるみが強い方では今回のように睫毛側たるみとりがおすすめです。
また、まつ毛の生え際が見えるようにしたいという方にもおすすめです。
気になる方はカウンセリングでご相談ください。
- 内容:まつ毛の上のたるみを除去してハム目を改善してまつ毛の生え際を見えやすくします。
- 料金:248,000~298,8000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。
二重全切開・眼瞼下垂(挙筋前転)・目頭切開(Z形成Park法) 手術直後~3か月後経過
CATEGORY
(3か月後)
今回のお客様は10年前に二重埋没法をおこないましたが、二重が戻ってしまいました。
二重を切開して二重をしっかり作りたいとのことでおご来院されました。
あとは、目の開きを良くしたいということ、二重を平行型にしたいとご希望されました。
手術は二重の全切開をおこない、挙筋前転術も同時におこなうことで目の開きを良くします。
あとは、目頭切開Z形成をおこないながら、上部の蒙古ひだをしっかり切除することになりました。
3か月後の画像を見てください。
二重がはっきりとつきましたね。全切開なので戻りにくい二重になっています。
眼瞼下垂の手術をおこなったので目の開きも良くなって目力が出ました。
目頭切開も同時におこない、ご希望の平行型になっています。
目頭切開と二重全切開を同時におこなうと上部の蒙古ひだをしっかり解除することができますので、最も平行型になりやすくなります。
おおむね、お客様のイメージ通りになったかと思います。
あとは、手術直後からの腫れ具合の経過を見てもらいます。
(手術前)
(手術直後)
直後なのでかなり腫れていますね。
内出血も見られます。
(1週間後)
抜糸直後です。抜糸して糸や瘡蓋が取れたことでだいぶ落ち着いて見えます。
内出血も目立ちにくくなっています。
二重全切開のダウンタイムは1か月でみてもらっていますので、まだまだ腫れている状態です。
(1ヶ月後)
まぶたのむくみ、特に睫毛側のまぶたのむくみが落ち着いてきたのがわかりますね。
腫れが引いたことで二重幅も少し落ち着いてきています。
(3か月後)
さらに腫れが引いて二重が落ち着いて狭くなってきました。
眼瞼下垂の効果がしっかり出てきたことで目開きがぐっと良くなりました。
半年から1年かけてもう少しだけ食い込みは改善していって完成していきます。
以上が3か月までの経過でした。
基本的に二重全切開は腫れが目立ちやすいのでダウンタイムは1か月でみてもらっています。
半年~1年かけて腫れが完全に落ち着いていき完成していきます。
- 内容:ご希望の二重のラインを切開して戻りにくい二重のラインを作ります。
- 料金:238,000円~288,000(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。傷が残る。戻りにくいぶん戻しにくい
目の上たるみ取り(眉下切開) 3か月後
(3か月後)
今回のお客様は、上まぶたの厚み気になる、二重も広くしたいとご希望されご来院されました。
術前はご本人のおっしゃる通り上まぶたの厚みがやや目立っており、瞼が重たい印象でした。
カウンセリングの際眉を引き上げてシュミレーションをするとシュミレーションの感じを気に入られたため眉下切開をおこなうことになりました。
手術では眉下のたるみを皮下脂肪ごとしっかり切除してなるべくボリュームを減らすようにしました。
切除幅は左右約8㎜で切除しています。
術後の画像を見てください。
上まぶたのたるみが引きあがったことで厚ぼったかたった上まぶたがすっきりとしましたね。
二重もご希望通り広くなりました。
重かった上まぶたのたるみが減量されたことで若干ですが目が軽くなって目の開きも良くなったように見えます。
まぶたの厚み・二重の幅・目の開きのすべてが改善したことで術前に比べて目元が軽くなって明るい印象になりましたね。
眉下切開せずにそのままだった場合、瞼がさらに重くなって厚みが増し、二重幅も出にくくなって三角目になり、まぶたが重いと頭痛・肩こりに悩まされたりするかもしれません。
今回目の上のたるみをリセットしたことで将来的にそのように目元が老けてしまうのを予防することができたのではないかと思います。
傷は、3か月後ですので、まだ傷に赤みがうっすら残っています。
あと3か月もすると傷の赤みも落ち着いて白くなり眉毛に隠れて目立ちにくくなっていきます。
どこを切ったかわからなくなるレベルで治る方も多いですよ。
- 内容:眉毛の下の皮膚を切除することで目の上のたるみを除去します。
- 料金:234,000~284,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。
二重埋没法(もとびアイプラチナム) 3か月後
(3か月後) 今回のお客様はもともと一重の方で、瞼の皮膚が厚めの方でした。
二重にしたいとご来院されました。
左右差も気にされていましたが、左右差は目の開きによるもので、左の目の開きが右に比べて若干弱いことによるものでした。
もとも左が少し開きが弱い方は多く、自然なことなので、まずは二重埋没法でしっかり二重を作って、そのうえで左右差が気になるなら目の開きを改善させる切らない眼瞼下垂術をおこなうとよいのではとアドバイスさせていただきました。
シュミレーションしてみると二重がすぐに戻ってつきにくかったので、とれにくい二重埋没法のもとびアイプラチナムで二重を作ることになりました。
もとびアイプラチナムはこのように3点止めを連結した止め方で、1本の糸でまぶた全体で力を分散して二重を支えますので安定した二重を作ることができます。
さらに、結び目を裏側から埋め込むことで結び目のポコつきのリスクを減らしています。
さて、3か月後の画像を見てみましょう。
ご希望のはっきりめのラインがしっかりつきました。
平行型が希望でしたが、広めのラインを作ったので、しっかり平行二重になっています。
もともとまぶたは厚めだったので若干のハム目感はありますが、不自然さはそれほどありません。
左右差は特に感じられませんが、これから左右差を改善していくのであれば、前述したとおり、切らない眼瞼下垂で左の目の開きを少し良くしてあげるとよいかと思います。
- 内容:きらずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:212,440~303,490円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
二重埋没法(スマートバランス) 手術直後~3か月後
(手術前)
(3か月後)
他院で二重埋没法を3回おこなった方ですが、当院で抜糸しました。
二重を全体に一段広くしたいということで、二重埋没法を再度行うことになりました。
今回はスマートバランスという連結方法で二重を作りました。
スマートバランスは2点止めの連結埋没法で、腫れをコントロールしやすく、かつ、面で支えるので安定しやすい二重埋没法です。
結び目は裏から埋め込むので結び目のポコつきが表に出にくい方法になっています。
腫れにくく、戻りにくく、ばれにくい埋没法で、バランスが良いのでスマートバランスと呼んでいます。
さて、3か月後の画像を見てください。
左目に注目するとご希望通り二重が一段広くなったのがわかります。
右目は術前はかなり奥二重でしたが、術後は左目にあった感じで二重になって二重幅がはっきりしました。
全体的な印象は3か月後は二重がはっきりして目元の印象が柔らかくなり、目元が明るくなったのがわかります。
スマートバランスは腫れにくい二重埋没法と言いましたが、画像で手術直後、1週間後、1ヶ月後、3か月後の経過を見てもらいます。
まずは手術直後です。
(手術直後)
麻酔の腫れなどありますので二重は広くはっきり出ていますね。
今回のお客様はもともとまぶたに厚みがあるタイプの方でしたので、普通より少し腫れが目立ちやすくはなっています。
次は1週間後の画像です。
(1週間後)
二重埋没法後の腫れによりまだ二重幅は広く出ていますね。
ややむくみ感も残ります。
ただ、メイクすればうかなり不自然さは落ち着いていると思います。
二重埋没法は通常ダウンタイムは1週間でみてもらっています。
では次は1か月後の画像です。
(1ヶ月後)
腫れた感じ、食い込んだ感じはかなり落ち着きましたね。
目の開きも改善しました。
1か月では二重埋没法はかなり完成に近づきます。
ただ、本当の完成までは3か月でみてもらっています。
それでは最初に出した3か月後の画像を再掲します。
(3か月後)
1か月後とは大きくは変わりませんが、さらにむくみが減って、二重幅も少しなじんだ感じがします。
より自然な目元になりましたね。
これで二重埋没法は完成です。
- 内容:きらずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:121,660~173,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
切るたれ目(下眼瞼下制)+目の下脂肪取り 1週間後、1ヶ月後、6か月後
(半年後)
今回のお客様は、目の吊り上がり、特に左の吊り上がりを自然な感じで改善したいと希望されご来院されました。
また、同時に目の下の脂肪取りもしてクマを改善したいとご希望されました。
術前の画像を見るとやや左の方が目の下のラインが上がっているようには見えますが左右とも上がり気味だったので、
両方切るたれ目術(下眼瞼下制)をおこない、左をややしっかり目に引き下げることになりました。
ちなみ、通常右の方が目尻が高く吊り上がっている方が多いですが、今回の方のように逆の方もいらっしゃいます。
たれ目術では、上がりが強い方の目をしっかり短縮するようにして左右差を調整しています。
切るたれ目術では、下図のように、下まぶたの瞼板をCPFに引き下げて固定することでたれ目にします。
このCPFは眼窩脂肪のすぐ下にあるので、CPFを展開する際に眼窩脂肪を露出しますので、ついでに目の下の眼窩脂肪を除去することが可能です。
今回の方も、下眼瞼下制ついでに、目の下の眼窩脂肪(内側・真ん中)を切除してクマを改善させています。
さて、半年後の画像を見てください。
目の下のラインに注目すると、術前は吊り上がった目の下のラインが術後は下がって、優しい感じの目元になったのがわかります。
左の方をよりしっかり短縮しているため、左はしっかり下がっているのがわかります。
また、目の下の脂肪取りをおこなったので、写真ではわかりにくいですが、術前の目の下のクマ部分のふっくらした脂肪のふくらみが術後ではすっきりとしたのがわかります。
目の下の眼窩脂肪が減ったことで隠されていた涙袋がはっきり出てきて目元がさらに明るくなりましたね。
切るたれ目(下眼瞼下制)は切らないたれ目に比べてダウンタイムは長引きやすく、1~2週間のダウンタイムをみてもらっていますが、通常は1週間もするとかなり落ちつくことが多いです。
1週間後1か月後の画像も見てもらいましょう
(1週間後)
若干目の下がむくんでいてうっすら黄色みがかっていますが不自然ではない程度です。
白目の部分が充血したり、むくんだりすることがありますが今回の方はぱっと見それほど目立ちませんね。
(1ヶ月後)
1か月後の画像では当然むくみや内出血も落ち着いてなじみました。
ダウンタイムはこのような感じで経過する方が多いので、最低1週間をダウンタイムで見ていただくとよいですが、
目の下や白目のむくみや内出血がもう少し強く出ることもあるので、できれば2週間ほど余裕をもってお休みをとっていただくとよいかと思います。
- 内容:下まぶたの裏側を切開して瞼板を下げて固定することでタレ目にします。
- 料金:248,000~298,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、結膜浮腫や粘膜の露出。戻せないリスク。