院長ブログ西尾 謙三郎

（処置前）
（処置直後）
上下の唇にスタイレージSを注入しました。
上口唇は口角側に注入してふっくらさせることで上唇の口角のラインが上がり口角が上がったようになります。

処置後の画像では、口角が上がったのがわかりますね。

上口唇はM字を強調させるように上口唇のラインに沿って注入しています。
また、上口唇中央のふくらみ（上唇結節）とその両サイドの赤唇部分に注入して、上唇のメリハリが強調されて、全体にふっくらするように注入しています。
上唇は立体感と厚みが出て全体にふっくらして唇の印象が強くなりましたね。

下唇もふっくらさせるようにヒアルロン酸を注入しています。
下唇は全体的にというよりは、両サイド部分を中心にボリュームアップするようにヒアルロン酸を注入します。
唇の濡れている部分と乾燥している部分の境目に注入することで唇にボリュームを出しますが、唇が外側にそり上がって（外反して）ふっくらとします。

今回の症例の方はもともと上唇は薄めの方で、人中が長めでした。
（処置前）
唇にヒアルロン酸を注入したことで、上口唇に厚みが出て間延び感が減ってバランスが良くなりましたね。
人中が目立ちにくくなりました。
ちなみに、上口唇にボトックスを打つことで上唇を厚くし人中を短縮する施術もあります。

年齢と共に人中は伸びて、上唇は薄くなっていき、口角も下がるため老けて見えてしまいます。
唇にボリュームを出すと、唇がふっくらするだけでなく人中のバランスが改善され若々しく見えるようになります。さらに口角もあがることで若々しさも出ます。

ヒアルロン酸は気に入らなければ溶かすこともでき、手軽にできる施術ですので、唇をふっくらさせたい方、口角を上げたい方、人中が気になるという方などでは唇のヒアルロン酸はおすすめです。

（処置前）⇒（１週間後）
お客様はホホやアゴ下の脂肪吸引をおこなっていましたが、さらにフェイスラインをすっきりさせたいとのことで今回アゴのヒアルロン酸をおこなうことになりました。
正面から見るとアゴ先は平坦だったので、アゴ先をシャープにしてフェイスラインを整えるようにヒアルロン酸の注入をおこないました。
１週間後はアゴ先ができた分フェイスラインがシャープになってお顔がすっきりしましたね。
あごが平坦なことでお顔が丸く大きく見えてしまう方は多いです。
プチ整形で簡単に整えることができます。

また、１週間後の画像では内出血が少し見られます。
内出血が出ることは多くないですが、アゴ先はたまに内出血が出て色味がでることがありますが、１~２週間で消えていきます。

（処置前）⇒（１週間後）
鼻根~鼻背にかけてヒアルロン酸（ボラックス）を注入しました。
ボラックスは１年半ほど持つと言われている長持ちしやすいヒアルロン酸です。
厚生省でも認められており、アラガン社のジュビダームシリーズなので安心の製剤です。

処置前は正面から見ると鼻筋が少し曲がっていましたが、整えるように注入することで鼻筋がまっすぐになりましたね。
あまり左右ずらして注入すると血流障害のリスクが上がりますが、多少の調整はすることができます。
鼻のヒアルロン酸は鼻根を高くするだけでなく、鼻筋をまっすぐに整えることも可能です。
また、側面像では鼻根部に高さが出て少し彫りが深くなったのが分かります。
もともと鼻根の段差が強い方ではありませんので、ヒアルロン酸を入れすぎると額からまっすぐ出る鼻になってしまい不自然になってしまいますので入れすぎないように調整しました。
自然な感じで鼻が高くなったかと思います。

（処置前）⇒（１週間後）
今回のお客様は自然な感じで鼻筋を通したいとご希望で鼻のヒアルロン酸を希望され来院されました。
クレヴィエルは通常のヒアルロン酸の２倍のヒアルロン酸濃度があるため少量で鼻筋がシャープに出やすいヒアルロン酸です。
今回のお客様はクレヴィエルを希望され、自然な感じで鼻筋を通すことになりました。
鼻根に0.15㏄のクレヴィエルを注入しました。
正面から見ると鼻すじが自然な感じで通りましたね。
側面からは鼻根部が高くなったのが分かります。
お客様はもう少し高くしたいとのことで１週間後の撮影の後にクレヴィエルを追加でさらに0.2ｃｃ注入しています。
当院では１ヶ月以内はヒアルロン酸を保存していますので、注入量のみで追加注入・修正注入が可能です。

今回のお客様は鼻のクレヴィエルで満足されてこの後、お鼻のプロテーゼの手術をおこなっています。
鼻のプロテーゼは形が崩れず、一生鼻根の高さと鼻筋を保つことができますので長く鼻筋を通したい方にはおすすめです。
まずは鼻のヒアルロン酸で試してからしっかりプロテーゼの手術をおこなう方は多いです。

ただし、鼻のヒアルロン酸を注入後にプロテーゼを入れる場合は、鼻のヒアルロン酸を溶かす必要があります。
今回の方も、プロテーゼ前にクレヴィエルをヒアルロニダーゼで溶かしています。
ただ、クレヴィエルの場合、炎症を起こして被膜や肉芽ができて溶けにくいことがあり、長期的にプロテーゼをお考えの方では、厚生省で認可されている安心の鼻ヒアルロン酸であるボラックスの方が溶けやすくてお勧めです。

（処置前）⇒（１週間後）

フェイスラインをすっきりさせるためにアゴにヒアルロ酸を注入しました。
今回はアゴをシャープに形成しやすいクレヴィエルコントアを使用しています。
正面から見るとアゴ先が少しできるだけでフェイスラインがシャープになって小顔効果が出ているのが分かりますね。
アゴができると二重アゴも気になりにくくなります。
側面からの画像ではアゴ先ができたことでお顔のバランスがぐっと良くなりましたね。
アゴが出ることでアゴ下のたるみが引っ張られ、アゴが高くなることもあって二重アゴが改善します。
アゴが平坦な方や、二重アゴが気になる方では、このようにプチ整形で簡単にフェイスラインを整えることができますのでアゴのヒアルロン酸はおすすめです。

（処置前）⇒（１ヶ月後）
エラの張りが気になって小顔にしたいとのことで、咬筋が厚かったため、通常の２倍量の強力小顔ボトックスをおこないました。
１ヶ月後はぐっとエラ張りが減ってフェイスラインがシャープになりましたね。
かなり小顔効果が出たのではないかと思います。
数分の注射だけでこれくらい小顔になれるのは良いですね。

今回の方はボトックスを長く続けたいとのことで、不純物が少なく長く使っても安心なゼオミンで行いました。

（手術前）⇒（３週間後）
鼻すじを通したいとご来院されたお客様です。
もともとプロテーゼを考えていたようですが、自然な感じでまずはヒアルロン酸で鼻筋を通したいとのことで
クレヴィエルコントを鼻根部に注入しました。
３週間後の画像では自然な感じで鼻筋が通ったのが分かりますね。
斜めからの画像では鼻筋が通ったのが分かりやすいですね。

鼻のヒアルロン酸はダウンタイムもほとんどなく、手軽に鼻筋を通すことができますのでおすすめです。
プロテーゼを入れる前のお試しとして施術される方も多いです。
ただ、プロテーゼを入れる前にはヒアルロン酸を溶かす必要がありますが、クレヴィエルよりボラックスの方が溶かしやすいのでボラックスがどちらかというとおすすめです。

（手術前）⇒（１週間後）
おでこは前頭筋という筋肉が収縮することで横ジワが出ます。
ボトックスで前頭筋の動きを抑えるとおでこの横ジワを抑えることができます。
今回の症例の方も額がピンと張って横じわがでにくくなりました。

ボトックスは、筋肉の動きを抑えるだけでなく、注入部位をツルっとしてくれる効果があります。
額のしわが出にくくなっただけでなく、おでこにハリとつやが出たのも分かりますね。
このように、ボトックスはマイナスの表情を抑えつつ、注入部位がぴんと張って張りが出るので若返り効果が出ます。
院長自身も眉間ボトックスをたまにやりますが、眉間のしわを抑えるだけでなく、眉間がピンとして少し若くなったような効果が出ますので気に入っています。