正面から見て鼻の穴が気になるので目立ちにくくしたい(鼻尖縮小+軟骨移植+I型プロテーゼ+鼻孔縁延長 3か月後)
今回の症例の方は、正面から見て鼻の穴が見えるのが気になるので目立ちにくくしたいとご相談されました。
術前の鼻の正面から見た感じはこんな感じでした。
お客様がおっしゃるように鼻の穴がやや目立っていますね。
横から見るとこんな感じ。
いかがでしょうか。何が原因で鼻の穴が目立ってしまっているかわかりますでしょうか。
原因を見極めることで効果的な手術が決まってきます。
原因は複数あって、
まず、一つは、鼻先が上を向いている、すなわちアップノーズ気味だというのがあります。
鼻先が上を向いていると、いわゆる豚鼻と言われ、鼻の穴が目立ちやすくなります。
あとは、やや小鼻が大きいという点もあります。
小鼻が大きいと当然鼻の穴も大きく見えやすくなってしまいます。
あとは、ややは鼻の穴の縁(鼻孔縁)がややせり上がっているというのがありました。
横から見ると鼻の穴の縁がやや尖って上を向いているのがわかります。
まとめると、
①アップノーズ
②小鼻が大きめ
③鼻孔縁がややせり上がっている
以上の3つの原因によって鼻の穴が目立ちやすくなっていました。
それぞれを改善させる手術には、
①鼻尖縮小+耳介軟骨移植 or 鼻尖縮小+鼻中隔延長
②小鼻縮小(内側+外側)
③鼻孔縁下降術
があります。
①耳介軟骨移植や鼻中隔延長についてはご存じの方は多いかと思います。
移植軟骨を利用して鼻先を高くしたり伸ばす手術です。
よく知らない方は以下のコラムをご参考ください
また、
②小鼻縮小(内側+外側)に関しては、小鼻の内側と外側を切開することで、小鼻の幅も丸みも減らす手術で、つまり小鼻全体を小さくする手術です。
ご存じの方は多いかと思いますが、詳しくは以下のコラムもご参考ください。
③鼻孔縁下降術については、あまり知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、
基本的に、耳介軟骨を鼻の縁(鼻孔縁)にポケットを作って移植する手術で、そうすることで鼻の縁を下げることができます。
鼻の穴を目立ちにくくしたい方に有効な手術で、鼻の穴がせり上がっているタイプの方に適しています。
詳しくは以下のページを参考にしてください。
今回の方の場合は、以上の3つの手術をおこなうと鼻の穴が目立ちにくくなり、手術を組み合わせることでさらに鼻の穴は目立ちにくくなります。
今回はお客様とのご相談のうえで、まず鼻の穴の切開からできる手術、つまり鼻尖縮小と耳介軟骨移植、鼻孔縁下降術をおこなうことになりました。
また、希望により鼻全体のバランスを整えるために鼻のプロテーゼを入れることになりました。
小鼻に関しては鼻の穴が気になるようなら必要に応じて後日段階的におこなおうということになりました。
それでは、3ヶ月後の変化を見てもらいましょう
まずは正面からです。
耳介軟骨移植で鼻先が下がって豚鼻が改善しました。
鼻先も鼻尖縮小で細くすっきりとしましたね。
次に、鼻孔縁に注目すると、術前はせり上がていた鼻孔縁が、鼻孔縁下降術で下がりましたね。
鼻孔縁が下がったことで鼻の穴が目立ちにくくなりました。
プロテーゼで鼻筋がとったのも分かります。
次は側面の変化です。
せり上がり気味だった鼻孔縁も下がって横からも鼻の穴が見えにくくなりました。
プロテーゼで鼻根部も高くなっていますね。
総合すると、術前は鼻の穴が目立って気になっていましたが、術後はご本人のご希望通り目立ちにくくなりました。
また、プロテーゼを入れたことで鼻全体のバランスも良くなりました。
これだけでも満足されていると思いますが、さらに鼻の穴を目立ちにくくして鼻の存在感を減らしたければ、小鼻縮小(内側+外側)をおこなうと良いでしょう。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク
鼻翼縮小で小鼻を小さく、鼻尖縮小・軟骨移植で鼻先もすっきり、自然な感じで整えました 6ヶ月後
今回のお客様は、小鼻が広がっているので小さくしたいということと、鼻先を斜め下方に少し自然な感じで下げたいとご希望され来院されました。
術前の画像はこのような感じです。
小鼻に横幅があり、鼻先も団子鼻で丸みが強かったです。
小鼻を小さくするために、鼻翼縮小(内側法+外側法)をおこなうことになりました。
小鼻は組織が厚く硬い部分ですので、切らずに小さくしてもすぐに戻ってしまいます。
ただ、小鼻を内側から外側までしっかり切って小鼻を土台から寄せて狭くすることで、小鼻をしっかり小さくすることができ、後戻りも少なくなります。
今回も内側と外側をしっかり切って、組織を減量し土台から寄せます。]
後戻りを減らすために減張縫合で左右の小鼻を寄せることで後戻りを減らし、傷がきれいに治りやすくします。
鼻翼縮小(小鼻縮小)については下記のページをご参考ください。
あとは、団子鼻が強いので、鼻尖縮小をおこなって鼻翼軟骨を寄せることで団子鼻を改善させます。
また、斜め下方に鼻先のラインを整えるために耳介軟骨移植を同時におこないます。
後戻りを抑えるために、効果を保ちやすくするためにストラット(支柱)を立てて土台を強化することにもなりました。
鼻先の手術に関しては鼻尖縮小+耳介軟骨移植+ストラットになります。
これらはすべて鼻の穴の中の傷(オープン法)で行うことができます。
それでは、鼻翼縮小(内側法+外側法)、鼻尖縮小+耳介軟骨移植+ストラットの6か月後の変化を見てもらいます。
まずは正面からです。
小鼻はしっかり小さくなりましたね。
鼻尖縮小で、横に幅のあった鼻先が、術後は頂点が真ん中にきました。
小鼻も鼻先もすっきりしたことで鼻全体が小さくすっきりとした印象になりました。
鼻先に注目すると下方向に厚みが出て鼻先が少し伸びて下がりました。
小鼻と鼻柱の関係を見ると、術前はACRがやや上向きだったのが、術後はまっすぐになったのがわかります。
次に斜めからの画像です。
耳介軟骨移植で鼻先が斜め下方向に厚みが出て鼻尖縮小の効果とも合わせて、鼻先がシュッとした印象になったのがわかります。
単に下方向に伸ばすとオウム鼻、たれ鼻になってしまいますが、ストラットを立てて前方方向にもしっかり高さを出したことで鼻先は斜め下方に伸びています。
こうすると高さを保ったままバランスを崩さずに鼻先を斜め下方に伸ばした形になります。
鼻翼縮小と鼻尖縮小で鼻はすっきりして目立ちにくくなり、耳介軟骨移植で自然な感じで鼻先も整って、全体的に整形感もなく忘れ鼻に近づいたかと思います。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
小鼻と鼻先を整える(鼻尖縮小、耳介軟骨移植、ストラット、鼻翼縮小(内側+外側)) 6ヶ月後
自分の鼻の形に合った施術をアドバイスしてほしいとお話しされていました。
術前の鼻先の状態はこのような感じでした。
小鼻は横に広く、鼻の幅が大きくみえてしまい目立っていました。
鼻の特徴が増えるごとにお鼻は不格好にみえてしまいます。
横から見ると、鼻先の高さがやや低く、さらに鼻柱に対してもやや上がっていました。
どの手術をおこなうと良いでしょうか。
まずは、鼻翼縮小(小鼻縮小)で小鼻の幅を狭くするのが重要ですよね。
鼻翼縮小では、小鼻の内側と外側を切って小鼻の土台ごと寄せて小さくすることで効果的に小鼻を小さくすることができます。
ただ、小鼻が小さくなると、相対的に鼻先が大きく見えてしまいます。
なので、団子鼻になって目立たないように、同時に鼻尖縮小をおこなうことをお勧めさせてもらいました。
また、側面から見て鼻先が前方にも、下方向にも高さが弱かったので、軟骨移植をおこなうことで斜め下方に高さを出して鼻先のラインを整えることもおすすめさせてもらいました。
ただし、鼻先の鼻翼軟骨は柔らかく動くので、鼻先に単に軟骨を載せても沈み込んで高さを効果的にキープできないことがあるので、鼻翼軟骨の間にストラット(支柱の軟骨)を立てて沈みにくく補強することもお勧めさせてもらいました。
こうすることで鼻先に移植した軟骨の効果が後戻りしにくくなり、高さを保ちやすくなります。
以上総合すると、今回の手術は、鼻尖縮小+耳介軟骨移植+ストラット+鼻翼縮小(小鼻縮小)(内側法+外側法)をおこなうことになりました。
それでは、6か月後の症例写真を見てもらいます。
まずは正面です。
正面から見ると鼻翼縮小で小鼻の幅がしっかり狭くなって鼻がすっきりしたのがわかります。
小鼻が狭くなると、鼻先の団子鼻が目立ってきますが、鼻尖縮小をおこなったことで鼻先もすっきり細くなりました。
術前は鼻翼軟骨の頂点がやや離れて団子鼻気味でしたが、術後は頂点が真ん中になって鼻尖縮小の効果がわかりやすいかと思います。
鼻翼縮小で小鼻も小鼻も鼻先も細くなることで鼻全体が小さくすっきりして存在感が減ります。
そうすると忘れ鼻に近づいて整ったお鼻になります。
また、鼻先に注目すると耳介軟骨移植で下方向にも厚みが出て、豚鼻感が減ってより整って見えるようになりました。
全体的に、お客様ご希望通りのすっきりしたお鼻に近づいたかと思います。
では次に側面像を見てもらいましょう
低かった鼻先が耳介軟骨で斜め下方に厚みが出たのがわかります。
術前は鼻先ややつぶれ気味でしたが、術後はしゅっと鼻先がシャープになったことで側面からの鼻の形も整って見えるようになりました。
次は下からの画像です。
小鼻に注目するとの幅が狭くなったのが良くわかります。
鼻先に注目すると、術前は鼻先の鼻翼軟骨が離れて頂点が2峰性で幅がありましたが、術後は鼻先の頂点が真ん中に来て、きれいな鼻先の形になりました。
イラストで示すと鼻尖縮小はこのような変化になります。
傷に関して言うと、鼻尖縮小・軟骨移植・ストラットは当院ではクローズ法でおこなっておりますので、鼻柱に傷は残りません。
また、小鼻縮小をしていますが、小鼻の自然な丸みは保たれて、変な食い込んだノッチなどはできていません。
ちなみにノッチとは下のイラストのような食い込みで、小鼻の丸みを切り取ってしまうことでできやすくなります。
当院では、小鼻の外側の丸みを残しながらカットしているのでノッチができづらいようにしています。
また、ある程度の小鼻の丸みも残されているので顔から急に小鼻が生えたような丸みのない不自然な鼻(下図)にもなっていません。
鼻翼縮小のデザインで個々に合わせた切除幅でおこなわないと、切除しすぎて不自然な小鼻になってしまい、修正も難しくなってしまいます。
当院では、皮膚の余裕を引っぱって計測して、自然な丸みを残して最大限張り出し切除するように外側の切除幅を決めています。
また、鼻翼縮小は外側を切るので傷が目立つのではないかと心配される方は多いです。
ただ、外側の傷は、鼻翼顔面溝といって、小鼻とホホの境目に位置するように切るため、溝と一致して目立たなくなります。
普通の人が見ても手術したことはわからないかと思います。
今回の症例の方の斜めからの画像で小鼻の傷を見てもらいましょう。
いかがでしょうか。
傷は小鼻の外側の溝(鼻翼顔面溝)に一致してほとんど目立たないのがわかるかと思います。
小鼻縮小は傷が目立つのではないかと心配されている方は多いですが、基本的に目立ちにくいです。なので多くの皆さんが手術をされます。
ただし、溝から傷が離れすぎたり、雑な縫合をおこなうとたちまち傷は目立ってしまいます。
なので、当院では、傷が離れないように減張縫合(下図)をおこないながら、
引き連れずにきれいに治るように、縫い合わせる組織のズレや段差を合わせながら丁寧に傷を縫い合わせています。
以上が鼻尖縮小、耳介軟骨移植、ストラット、鼻翼縮小(内側+外側)の症例写真でした。
小鼻縮小は内側法で小鼻の幅を狭くする、外側法で小鼻の張り出しを減らすという役割がありますが、今回のように内側法と外側法を同時に行うことでより効果的に小鼻を小さくすることができます。
鼻翼縮小(内側法+外側法)については以下のページをご参考ください。
また、鼻先をしゅっと整えたい場合、鼻尖縮小だけでは難しく、今回の方のように鼻尖縮小と耳介軟骨移植を組み合わせて鼻先に高さを出す必要があります。耳介軟骨移植についても以下のページをご参考ください。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
自然な感じで鼻先を細く高く(鼻尖縮小、耳介軟骨移植)6ヶ月後
今回のお客様は鼻先をしゅっとさせたいと希望されました。
術前の鼻の画像です。
鼻先は丸みがあり団子鼻でした。
正面から見ると鼻翼軟骨がやや開いているのがわかります。
ちなみに、鼻翼軟骨は下のイラストのように鼻先を形づくる骨格の軟骨です。
鼻翼軟骨は文字通り翼のように鼻先にある軟骨です。
しゅっとさせたいとご希望でしたが、しゅっとさせるためには
①鼻先を細くする
②鼻先を高くする
上記の2つをおこなうと鼻先がしゅっと細くなって整います。
もちろん鼻先を細くするだけでもしゅっとしますが、鼻先の先端に高さがでることでより鼻先は細く高く整って見えるようになります。
今回は、鼻先を細くする鼻尖縮小と、鼻先を高くする耳介軟骨移植をおこなうことになりました。
両方、鼻の穴の中だけを切開するクローズ法で行うことができます。
鼻尖縮小は、下図のように鼻翼軟骨を尖らせて、左右寄せ合わせることで鼻先を細くします。
同時に耳から採取した軟骨を載せることで鼻先を斜め下方に高くします。
イラストでは鼻先の前方方向にだけ軟骨を載せていますが、それだけだとアップノーズになってしまいますので、下方(尾側)にもshieldgraftという軟骨を載せてます。
それでは、半年後の症例写真を見てもらいます。
正面からの画像です。
術前は離れていた鼻翼軟骨で鼻翼軟骨の頂点が左右に分かれて鼻先が太く丸くなっていますが、6か月後は、鼻尖縮小で鼻先の頂点が真ん中に寄って団子鼻が細くなりました。
さらに、平坦だった鼻先の先端に軟骨移植で厚みが出たことで鼻先にメリハリが出てしゅっと見えるようになりました。
次に側面像です。
丸みがあってやや低かった鼻先が、軟骨移植の厚みで斜め下方に高くなってより尖ってシュッとしたのがわかります。
軟骨を正面方向(前方)と下方向(尾側)にそれぞれ移植したことで斜め下方伸びています。
鼻先がしゅっと尖っただけでなく高さも出てメリハリが良くなりました。
側面像からだと軟骨移植の効果がわかりやすいですね。
次は下からの画像です。
術前はやや丸みがあって鼻先が術後は細くとがってきたのがわかりますね。
やや高さも出たことで丸みのあった鼻先が三角形に尖りました。
以上が、6か月後の変化でした。
自然な感じですが、鼻先がしゅっと整ったのがわかります。
鼻尖縮小・軟骨移植なら、あまりばれずに自然な感じで鼻先を整えることができます。
なお、鼻尖縮小には、通常の鼻翼軟骨を寄せる鼻尖縮小と、カットして段差を作ることでより細くする3D法があります。
皮膚の厚い方や軟骨の小さい方では3D法がお勧めです。
それぞれの施術について詳しくは以下のページもご参考ください。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
鼻の穴をみえにくくしたい。鼻尖縮小・耳介軟骨移植・ストラット 3か月後
術前の画像はこんな感じでした。
側面から見ると上口唇と鼻柱の角度が90°より開いてて鼻先が上を向いているのがわかります。
通常は90°ちょっとくらいが理想です。
また、鼻先はやや鼻翼軟骨が離れていて若干団子鼻でもあります。
よく見ると鼻先は左に傾いていて鼻の穴に左右差がありました。
鼻先の傾きは下からだとわかりやすいですね。
今回の手術では、まず鼻の穴を見えにくくするためにアップノーズを改善させます。
アップノーズの改善には、耳介軟骨移植をして鼻先を下方向に伸ばします。
ただ下方向に伸ばすだけでは、高さが足りなくなり、わし鼻のようなお辞儀した方向に行ってしまうので、同時に正面方向(前方)に高さも出します。
ただ、鼻先に軟骨を載せるだけでは、鼻先の軟骨が沈んで高さは維持しにくいので、今回は鼻柱部分の鼻翼軟骨内側脚の間にストラットと言われる軟骨を挟んで沈まないように土台の軟骨を強化しました。
また、ストラットを立てることで、左に傾いた鼻翼軟骨もまっすぐになるように修正することができます。
団子鼻に対しては、鼻翼軟骨をとがらせて寄せる鼻尖縮小を行います。
以上をおこなった術後の画像を見ていただきます。
(手術前)⇒(3か月後)
いかがでしょうか。鼻先が下を向いて鼻の穴が目立ちにくくなりましたね。
また、鼻尖縮小術でやや幅のあった鼻先が細くなったのがわかるかと思います。
ご希望通りになったかと思います。
次に側面像を見ていただきます。
(手術前)⇒(3か月後)
また、下方のみでなく、前方方向にも高さを出しているので鼻先が斜め下方に伸びて形が良くなりました。
ストラットを立てているので高さをキープしやすくなっています。
当初、お客様は、プロテーゼも考えていましたが、今回はご希望によりやらないことになりました。
ただ、もともと鼻根はそれほど高くなくて鼻筋は弱かったこと、鼻尖上部に少し段差があったこともあり、プロテーゼをやるとより良かったかもしれません。
鼻根が高くなって、鼻先上の段差も埋まってより鼻全体の印象が整っていたかと思います。
プロテーゼについては以下のページもご参考ください。
最後に下からの画像です。
(手術前)⇒(3か月後)
左右差がなくなりました。
鼻先に関しても下から見ると耳介軟骨移植で高さが出たのがわかります。
以上が術後の変化になります。
全体に鼻の穴が見えにくくなって鼻先も細くなり、鼻先の傾きも修正されました。
自然な感じで整ったと思います。
今回おこなった鼻尖縮小、耳介軟骨移植についてご興味がある方は、下記ページもご参考ください
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
ACRを整える。鼻柱基部下降、鼻尖縮小+耳介軟骨移植、鼻翼縮小(内側法+外側法) 半年後
術前のお鼻の画像です。
小鼻の幅はやや広く、張り出しも若干あります。
鼻柱の基部がやや引っ込んでいて、鼻柱と唇の角度が90°より少し鋭(とがっている)でした。
鼻柱と小鼻の関係のACRは、鼻柱が鼻先に対して引っ込んでいる形で、やや上向きでした。
ACRは下向きがだと鼻は整って見えます。
ですので、今回は、
まず、鼻先をすっきりさせるために鼻尖縮小をおこない、鼻先に高さを出して整えるために耳介軟骨移植もおこないます。
耳介軟骨移植は耳の軟骨を採取して鼻先の高さを出したい方向に載せる手術です。
詳しくは以下のページをご参考ください。
そして、引っ込んだ鼻柱基部を引き出し、ACRを整えるために鼻柱基部に耳の軟骨をサイコロ状にしたものを移植しました。
あとは、目立った小鼻を小さくすっきりさせるために、小鼻縮小(内側法+外側)もおこなっています。
小鼻縮小は内側法で小鼻の横幅を狭くしつつ、外側法で張り出しを減らしています。
内側法と外側法を組み合わせることで小鼻の土台から動かすことができ、効果を高く後戻りを少なくすることができます。
組み合わせ手術で、小鼻を小さく、鼻先をすっきりさせて、ACRも整えることで、鼻全体をすっきり整えることになりました。
それでは術後の変化を見ていただきます。
(手術前)⇒(半年後)
まずは、小鼻の幅も張り出しも減って、小鼻が小さく目立たなくなってすっきりしましたね。
小鼻が小さくなると鼻先の丸み・団子鼻は目立ちやすくなりますが、鼻尖縮小で鼻先も細くすることで全体に鼻が小さくすっきりとしました。
耳介軟骨移植で鼻先の下方に厚みが出て鼻先が延長しているのもわかります。
また、鼻柱基部を軟骨を移植して下げたことでACRが下方向に移動して、鼻のバランスが良くなりましたね。
全体に自然できれいな変化です。
では、斜めからの画像も見ていただきます。
(手術前)⇒(半年後)
鼻先も鼻柱基部も軟骨移植で下方に下がって、鼻先は鼻尖縮小で細くなったのがわかります。
術前は小鼻も鼻先も全体に大きく不格好でしたが、術後は、小鼻と鼻先はすっきりしつつ、鼻先も鼻柱の基部も伸びたことでACRが整って鼻全体の印象がスッキリして形が良くなりました。
このように今回は、小鼻を小さく、鼻先を細く、鼻先と鼻柱基部を下降することを組み合わせることで、少しずつの変化でありますが、鼻全体が自然な感じですっきりしたかと思います。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
鼻先をしっかり高くしたい。鼻尖縮小、鼻中隔延長、プロテーゼ、鼻翼縮小(内側+外側) 6か月後
今回のお客様は鼻先を整えたいと当院を受診されました。
(来院時画像)
鼻先は、丸みがあって団子鼻気味で、横から見ると鼻先の高さが低いのがわかります。
低いだけでなく、鼻柱に比べて鼻先は頭側に後退しています。
鼻背は、正面から見ると鼻筋はやや弱く、左に傾いています。
横から見ると軽度のハンプ(わし鼻)があるのがわかりますね。
また、小鼻に関しては正面から見るとやや末広がりで幅が広く見えます。丸みもややあります。
どういう施術をしたらよいでしょうか。部位別で解説します。
【鼻先の施術】
鼻先を整えるには、鼻先を細くしながら高さを出す必要があります。
鼻先を細くするには鼻尖縮小で細くしますが、鼻先の高さを出す方法には、耳介軟骨移植と鼻中隔延長があります。
耳介軟骨移植は1,2㎜の自然な変化、鼻中隔延長は2,3㎜以上というイメージです。
鼻中隔延長はしっかり高さを出した入り伸ばしたりすることができます。
今回の方は、もともとの鼻先の高さは低く、軽度ハンプもあるので、なるべくしっかり高さを出した方が良いというのがありました。
ご本人も希望され今回は鼻中隔延長で鼻先の高さを出すことになりました。
鼻中隔延長は、耳介軟骨や鼻中隔軟骨を使って鼻中隔を延長し、延長した鼻中隔に鼻先の鼻翼軟骨を引き延ばして固定するものです。
図は鼻中隔軟骨をくりぬいていますが、鼻中隔軟骨をくりぬくと鼻中隔の土台が弱くなって曲がったりしてしまうリスクがあるので、今回は耳から採取した耳介軟骨を使って鼻中隔延長をおこない、鼻先を斜め下方に延長することにしました。
鼻中隔延長は鼻先が硬くなり、曲がったり、鼻の通りが悪くなったりするリスクがありますが、鼻先を最も高くすることができる施術です。詳しくは以下のページで解説していますのでご参考ください。
【鼻背(鼻筋)の施術】
鼻根が低く、鼻筋も弱いのでI型のプロテーゼを挿入します。
鼻筋がやや左に曲がっていますのでプロテーゼでカモフラージュして修正します。
また、軽度のハンプがありますが、鼻根が低く鼻尖も低いためにハンプが強調されてしまっていますので、鼻根にプロテーゼを入れて鼻中隔延長をすればハンプは目立たなくなるかと思います。
プロテーゼは鼻根を高くして鼻筋を通すだけでなく、鼻筋の曲がりやハンプが軽ければ同時に修正することができます。
【小鼻の施術】
小鼻は幅も丸み(張り出し)もあったため小鼻縮小の内側+外側法をおこなうとよいです。
小鼻縮小内側法は小鼻の横幅を切除するので小鼻の幅を狭くすることができます。
外側法は小鼻の外側を溝に沿って縦に切除するので小鼻の縦幅を縮めて丸み(張り出し)を減らすことができます。
それらを同時におこなって丸みと張り出しを減らし、小鼻自体を目立ちにくくさせます。
また、内側法と外側法を同時におこなうと、小鼻が硬い周りの組織からフリーになりしっかり寄せることができますので効果をしっかり出すことができ、後戻りも少なくなります。
以上まとめると、今回のお客様には、
鼻尖縮小・鼻中隔延長・I型プロテーゼ・小鼻縮小(内側+外側)をおこなうことになりました。
それでは術前後の変化の画像を見てもらいます。
(手術前)⇒(6か月後)
また鼻中隔延長で鼻先が伸びたのがわかります。
小鼻縮小の内側法と外側法を両方おこなったことで小鼻がかなりすっきりして小さくなりましたね。
小鼻縮小の傷はあまり目立たず、まずバレないかと思います。
小鼻縮小で鼻の穴自体が小さくなったのもありますし、鼻先も伸びたことで鼻の穴が目立ちにくくなりました。
鼻先や小鼻、鼻の穴が小さくなると、目立っていた特徴が減り、いわゆる忘れ鼻に近づき鼻全体すっきりとして整って見えるようになります。
次に、鼻スジに注目すると、鼻根部で右に偏位していた鼻スジが、プロテーゼによって傾きがカモフラージュされて目立ちにくくなりました。
もちろんプロテーゼで鼻根部が高くなり鼻スジもしっかり通りました。
以上の効果が相まって、全体に鼻がすっきりして整ったのがわかると思います。
次は側面像です。
丸くて低かった鼻先が高くなりましたね。
鼻中隔延長だからこそこのようにしっかり鼻先を伸ばすことができます。
また、プロテーゼで鼻根の高さも出ました。
プロテーゼはハンプ部分で薄く削ってわし鼻をカモフラージュしつつ、鼻根も鼻先も高くなったことで鼻筋のラインがまっすぐになって、鼻背のラインもシュッとして、全体に整った鼻になりました。
6か月後なのでほぼ後戻りも落ち着いて完成です。
全体にお客様のご希望通りすっきり整った鼻になったかと思います。
今回の方は、鼻根も鼻先も小鼻も同時に手術をおこなっていますので鼻全体を整えることができました。
その方によってどの手術が良いか適応はありますが、鼻は複数の部位でマイナス要素が組み合わさっていることも多く、今回の方のように組み合わせて手術をおこなうことでより鼻全体を整える効果を出すことができます。
鼻の手術はどの組み合わせでも、骨をいじらなければ、ダウンタイムはおおむね1週間ほどで済みます。
一部位ずつ段階的に手術をおこなうこともできますが、目立っている部分が複数あれば、組み合わせて手術をおこなうと、一度のダウンタイムでしっかり効果を出すことができます。
ご自身でどこを治したらよいかわからない方も多いかと思います。
その場合は、無料カウンセリングをご利用していただければアドバイスさせていただけます。
お気軽にご相談ください。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク
鼻尖縮小、軟骨移植、鼻孔縁挙上、I型プロテーゼ 半年後
今回のお客様は、鼻先がもともと上向き気味(アップノーズ気味)で、ACRが上向き、すなわち鼻柱より小鼻の位置が低い状態でした。
ご本人は、アップノーズを改善して鼻を整えたいとご希望され、プロテーゼで鼻筋も通したいとご来院されました。
今回は、アップノーズに対して軟骨移植をおこなっては鼻先を斜め下方に伸ばして整えることになりました。
鼻先に軟骨を載せて、下方向中心に厚みを出すことで鼻先が下を向き、下を向くことで鼻の穴も目立ちにくくします。
また、ACRが上向きで、小鼻の位置が少し低い状態なので、鼻孔縁挙上をおこなって小鼻(鼻孔縁)の位置を上げることにしました。
あとは、ご希望のプロテーゼで鼻筋を通します。
それでは、術後の写真を見てください。
正面の像では、耳介軟骨移植で鼻先が下を向いて豚鼻が改善したことで鼻の穴が見えにくくなりました。
鼻孔縁挙上で、小鼻の位置が高くなって上向きだった鼻柱と小鼻の位置関係(ACR)が改善してまっすぐになりました。
また、光の具合で少しわかりにくいですが、プロテーゼで鼻根が高くなって鼻筋が通りました。
次に側面像を見ていただくと、上がっていた鼻先が下がってバランスが良くなったのがわかりますね。
たれ下がっていた小鼻も 鼻孔縁挙上で引き上がって鼻柱が少し見えるくらいに上がりました。さらに鼻のバランスが良くなりましたね。
鼻根を見るとプロテーゼ高くなったのがわかります。
あまり高すぎるプロテーゼだと、おでこから出る不自然な鼻になってしまいますが、術後の画像では鼻根のラインの反りを少し残しながら自然な感じで高くなったかと思います。
下からの画像を見ると、鼻先が鼻尖縮小で細くなったため、鼻の穴の形が鼻先方向に細く伸びるようになりました。
そして鼻先は軟骨移植で高さも出ているのがわかります。
軟骨移植では、アップノーズを改善させるために鼻先を下方向(足側)に伸ばしていますが、下方向のみの延長だと、鼻先が垂れたようになっててしまいますので、正面方向(前方方向)にも同時に高さを出して鼻先がシュッと斜め下に伸びるようにしています。
なので、下から見ると鼻先に高さが出ていることになります。
全体的に言うと、豚鼻も小鼻の改善され、鼻筋も通ったことで、鼻全体のバランスが良くなって整ったかと思います。
今回の方のように、小鼻が垂れ下がってACRが上向きで、横から見て小鼻が鼻柱より垂れ下がっている方は、鼻孔縁挙上で小鼻の垂れ下がりを改善するのがお勧めです。
また、アップノーズの方ではリスクの少ない軟骨移植でも、この方のように効果的に豚鼻を改善させることができますのでおすすめです。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク
鼻尖縮小、軟骨移植、ストラット、I型プロテーゼ 6か月後
今回のお客様は、鼻筋を通して鼻先が欲しいとご来院されました。
大がかりはしたくないとのご希望がありました
今回の手術では、
やや団子鼻なので鼻尖縮小で鼻先を整えます。
鼻先を正面方向に高さを出すために軟骨移植をおこないますが、沈み込んで効果が弱くなってしまうため、ストラットをたてることになりました。
もともと鼻先の軟骨が左に傾いているので、ストラットを立てる際に傾きを少し修正することにしました。
術前は横から見ると軽度のハンプ(わし鼻)が見られたことと、鼻筋を通したいということでプロテーゼを入れることになりました。
以上まとめると鼻尖縮小・軟骨移植・ストラット・I型プロテーゼをおこなうことになりました。
さて、6か月後の症例写真を見てみてください。
正面像では、やや曲がった鼻筋がプロテーゼでまっすぐになって整いました。
鼻先は鼻尖縮小で細くなりすっきりしました。
次に側面像を見ると、術前のハンプがプロテーゼでカバーされて目立ちにくくなったのがわかります。
プロテーゼで鼻根の高さが出たことと、鼻先も軟骨移植で鼻柱方向(正面方向)に高くなったことで、ハンプが目立たなくなり、鼻筋がまっすぐに直線状になりました。
鼻筋が通って鼻が高くなったのがわかりますね。
最後に下からの画像を見ていただくと、左に傾いていた鼻翼軟骨をストラットを挟み込んで修正&固定したことで鼻柱の傾きが修正されているのがわかります。
鼻先も細くなったうえで、軟骨移植で高さを増したのがわかります。
全体に、ご希望通りに鼻筋が通って鼻根・鼻先に高さが出ましたね。
鼻中隔延長など大掛かりな手術をしなくても自然な感じで鼻全体を整えることができたかと思います。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク
鼻翼縮小(内側+外側)、鼻尖縮小 3か月後
術前は小鼻の幅が広く、鼻の印象が少し目立っている状態でした。
小鼻縮小の内側+外側法をおこなって、土台から小鼻をずらしてしっかり小鼻の幅を狭くすることになりました。
小鼻だけ小さくなると相対的に鼻先が大きくなり団子鼻感が目立ってしまう可能性があるので、鼻尖縮小をおこなって団子鼻を予防するようにしました。
小鼻縮小の場合、内側切除では横幅を切除して幅を狭くすることができ、外側切除では縦幅を切除して張り出しや丸みを減らすことができます。
今回の場合のように内側法と外側法を同時のおこなうと小鼻の幅や丸みを同時に減らすことができるだけでなく、小鼻の内側・外側を切ることで小鼻の土台がフリーになり、小鼻全体を寄せて固定し直すことができますので、効果も出やすく後戻りもしにくくなります。
3か月後の正面の画像を見てください。
目立っていた小鼻がすっきりとして鼻の印象が減ったかと思います。
お顔全体の画像はないですが、お顔全体の印象としては鼻の余計な特徴が減ったことですっきりして整った印象になったかと思います。
傷に関しては鼻の際の溝に沿った傷なのであまり目立たないかと思います。
斜めの画像を見ると傷は溝に沿った傷になっていて目立ちませんね。
下からの画像を見てみると、小鼻が小さくなったのがわかりやすいですね。当然鼻の穴も小さくなっています。
小鼻大きい方は小鼻が特徴になって不格好に見えてしまいます。
鼻は忘れ鼻と言われる目立たない状態が整って見えます。
小鼻の大きさが気になる方は小鼻縮小(内側法+外側法)はとても良い手術かと思いますのでお考えになるとよいかと思います。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。