鼻尖縮小、軟骨移植、ストラット 3ヶ月後
鼻先はアップノーズ気味で短かったため、軟骨移植をしてした方向に伸ばしつつ、ストラットを立てて正面方向にも高さを保つことで、鼻先を斜め下方に伸ばして整えることになりました。
単に軟骨移植をするだけだと鼻先にボリュームだけ出て団子鼻になってしまいますので、鼻尖縮小をおこなって鼻先を細くしつつ、ストラットと軟骨移植を行い斜め下方に鼻先を延長します。
術後は、鼻先がすっきりとしてかつ斜め下方に延長したことで鼻先が自然な感じで整いましたね。
アップノーズが改善されて鼻の穴も目立ちにくくなってバランスが良くなりました。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
鼻尖縮小、I型プロテーゼ、鼻翼縮小(内側+外側) 3ヶ月後
小鼻は幅が広かったことと、丸み(張り出し)がありましたので内側と外側を切開しました。
自然な変化になるように切除しました。
術後は小鼻が自然な感じで目立ちにくくなってすっきりしましたね。
鼻尖縮小も行いましたが、自然な感じ希望ということもあり、完全に鼻翼軟骨は閉じないようにして鼻先に若干幅を持たせるようにして鼻先は細くしました。
もともと鼻先がアップノーズ気味でしたので、若干アップノーズが改善するように軟骨を寄せています。
斜めから見ると若干鼻先が下がってアップノーズが改善したのが分かりますね。
鼻尖縮小を行う際に少し鼻先をコントロールすることは可能です。
また、3ヶ月後はプロテーゼで鼻スジが通りましたね。
斜めから見ると鼻根が高くなって鼻筋がまっすぐ通ったのが分かりますね。
プロテーゼは4㎜の高さものものを使用しています。
4㎜の高さのプロテーゼは一番多く使われるもので、ある程度筋を通したい方は4㎜のプロテーゼがおすすめです。
全体にお客様のご希望に近い自然な変化になったかと思います。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク
鼻尖縮小(3D法)、ストラット 3ヶ月後
だんご鼻が気になるとご来院された患者様です。
今回は3D法をおこなってなるべく鼻尖縮小効果を高めて、さらに鼻先も少し高くして整えることになりました。
3D法ではそのままだと内側脚が弱くつぶれてしまう可能性があるため、軟骨の支柱(ストラット)を立てて鼻先がつぶれないように強化しています。
術後は、正面から見て鼻先が細くなりましたが、下から見ると鼻先が尖ったのが分かりやすいですね。
また、3D法で少し鼻先に高さを出しているので、側面画像で鼻先がよりシュッとして整ったのが分かりやすいですね。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:268,000~317,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
鼻尖縮小、軟骨移植、ストラット 3ヶ月後
鼻中隔延長で鼻先を固定したくないとのご希望もありました。
もともとお鼻はアップノーズで鼻先が上向き気味のため鼻の穴が目立っていました。
今回は鼻尖縮小、軟骨移植をおこなって鼻先斜め下方に伸ばし、後戻りを少なくして効果を保つためにストラットを立てて鼻翼軟骨を強化しています。
術後は正面から見ると鼻の穴が目立ちにくくなったのが分かりますね。
側面からみると鼻先が下方に延長してアップノーズが改善したのが分かります。
鼻中隔延長をしなくても軟骨移植だけで、鼻先がある程度しっかり延長して自然感じで変化を出すことができます。
鼻中隔延長の様に鼻先が固定されて硬くなったり違和感が出たりすることもありませんし、鼻の穴の中だけの切開(クローズ法)で可能です。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
オステオポール除去の様子
1年前のオステオポール除去手術
先日、1年前にオステオポールを鼻先に入れた方のオステオポール除去の手術おこないました。
除去後に、鼻尖縮小を改めておこない、軟骨や軟骨膜を使って鼻先を再建します。
ちなみに、オステオポールとは、PCLという吸収される素材をソフトクリームみたいに固めてドーム状や球状、などにして鼻先に高さを出す素材です。
主に軟骨を使ったりしての手術ができない先生が行うことが多い施術です。
吸収される素材と言っても塊なのでで結局あまり吸収されず、非常に硬い素材なので形が浮いてきたり露出などのリスクがあるのであまりおすすめしたくない施術です。
お客様は1年前に鼻尖縮小とオステオポールを入れましたがあまり変化がなかったということと、オステオポールが入っているのが長期的に不安ということでした。
ですので、今回のオペは、まずオステオポールを除去し、できた空間に軟骨や軟骨膜で埋めつつ高さを出して整えることにしました。
オステオポールを除去する際はオープン法で鼻先を剥離する必要があります。
鼻先を剥離して展開した画像です。
鼻翼軟骨の上にオステオポールがのっかっているのが分かります。
のっかっているオステオポールを除去すると、幅6㎜くらいの半球状でした。
硬さは非常に硬く、PCL素材は通常1,2年で吸収されると言われていますが、かなり吸収されずに残っているような状態でした。
皮膚の裏側は、当然オステオポールの球型に皮膚の裏側が陥没し透けていました。
こんなに硬いものがほとんど吸収されずに残っていたら、そのうち皮膚が薄くなってオステオポールの形が浮き出て来る可能性は結構あるのではないかと思います。
進行すると皮膚に赤みが出てきて、皮膚を突き破って露出してしまってもおかしくないかなという感じでした。
そもそも自然な鼻先は、鼻翼軟骨が離れていることによってtip defining pointといってある程度の幅があるもので、こんなポチっとした丸い形ではありません。
オステオポールの形は不自然ですし、浮いてしまうとなお不自然になってしまいます。
今回のオステオポールは土台の鼻翼軟骨を陥没させないように半球状で、底が平らになっていますので、鼻翼軟骨の変形が軽度だったのが不幸中の幸いでした。
球状のものの場合は鼻翼軟骨が陥没して変形します。
オステオポールを除去すると鼻翼軟骨はこのような感じで形はある程度保たれていました。
鼻尖縮小をおこなったらしき糸がありましたが、効果をきちんと出すために抜糸してもう一度鼻尖縮小し直しました。
鼻先の再建のために耳から採取した軟骨です。
鼻翼軟骨がつぶれてせかっくの移植軟骨が沈み込んで高さが低くならないように、細長い軟骨を使ってストラットいう柱を立てました。
土台を強くしたところで鼻先に軟骨を移植してオステオポールを除去した分を補って高さを出しました。
ちなみに今回のオステオポール。
動画でも解説していますのでご覧になってください。
オステオポールをやる場合は、再手術をしないといけなくなるリスクはご理解してやっていただく必要があるかと思います。
もしプチ整形ということであれば、半年ほどの効果ではありますがミスコで鼻先を高くする方が安全かと思います。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
鼻尖縮小、鼻中隔延長、プロテーゼ 1ヶ月後
しっかりめで伸ばしたいとのことで鼻中隔延長で鼻先を延長することになりました。
プロテーゼで鼻スジも出すようにしました。
術後は鼻筋が自然な感じで真っ直ぐ通って鼻先が伸びたのが分かります。
鼻が少し長くなりましたね。
側面像を見ると鼻先が延長したのが分かります。
バランス良くなったかと思います。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク
鼻尖縮小、軟骨移植、ストラット 3ヶ月後
(手術前)⇒(3ヶ月後)
鼻が短いということと団子鼻を気にされて来院されました。
鼻尖縮小で鼻先を細くし、ストラットで鼻翼軟骨の土台を強化したうえで、耳介軟骨を鼻先に移植して鼻先の高さと長さを出しました。
術後は鼻先は下方に延長されてアップノーズが改善されました。
鼻尖縮小により開いていた鼻翼軟骨を寄せましたが、もともと鼻先の皮膚の厚みと癖がやや強めなので団子鼻感は若干残りました。
ただ、斜めからの画像が分かりやすいですが、団子鼻の原因である鼻先横の軟骨の突出がなくなって鼻先が細くなったのが分かりますね。
耳介軟骨移植ではclose法で鼻先の動きを保ったまま自然な形でこのように鼻先を高くすることは可能です。
鼻中隔延長をすると鼻先はこていされますが、耳介軟骨移植では鼻先の動きは自然に保たれます。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
鼻尖縮小、軟骨移植、ストラット 3ヶ月後
正面方向に高さが必要なため、つぶれて高さが戻らないように軟骨を余分にもってきてストラット(支柱)を立てることになりました。
3ヶ月後の側面像を見ると鼻先が正面方向に高くなってシュッとしたのが分かります。
下から見ると鼻先が細くなって高さが出て、団子鼻が改善したのが分かります。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
鼻柱基部下降(軟骨移植) 半年後
鼻柱の基部(付け根)が引っ込んで見えてしまっています。
正面から見ると小鼻と鼻柱の関係を示すACR(alar-columeller relationship)は上向きです。
ACRは下向きがバランスが良いと言われています。
今回の方は、バランスを整えるために鼻柱の基部に軟骨を移植して引っ込みを引き出しました。
半年後の正面の画像では引っ込みが改善されてバランスが良くなりましたね。
側面の画像でも鼻柱が見えるようになって良くなりました。
鼻柱基部下降(鼻柱基部軟骨移植)では、主に、耳の穴の出っ張りの軟骨(耳珠軟骨)を採取して、サイコロ状にして鼻柱基部に移植します。
下図のように引っ込んだ鼻柱基部を引き出してバランスを整えます。 わりと手軽な手術で効果もそこそこ出てくれます。
鼻柱基部が引っ込んでいてバランスを良くしたいなぁという方ではお勧めの施術になります。
また、鼻先を伸ばす鼻尖軟骨移植や鼻中隔延長と組み合わせて手術を行うこともあります。
- 内容:軟骨を鼻中隔に固定して、鼻柱部分を下方に延長します。
- 料金:259,930~305,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、鼻先が固定される、左右差、鼻閉のリスク。
鼻中隔延長、鼻尖縮小、I型プロテーゼ 3か月後
しっかりの延長を希望され、鼻中隔延長をおこなうことになりました。
鼻中隔延長はオープン法でおこない、鼻中隔軟骨を採取して鼻中隔の先にくくりつけて鼻中隔を延長する手術です。
伸びた鼻中隔に鼻先の鼻翼軟骨を伸ばして固定することで鼻先を伸ばします。
この際、鼻翼軟骨がしっかり伸びるように外側鼻軟骨や外側脚の連結をしっかり解除をするようにします。
鼻先の軟骨を固定して伸ばしますので手術後は鼻先が動かなくなり硬い感じになります。
また、鼻中隔延長の場合、鼻先が曲がってくるリスクや鼻の通りが悪くなったりするリスクがあります。
今回の方は比較的鼻先が伸びやすい方でした。
正面像、側面像共に鼻中隔延長で鼻先がしっかり伸びたのが分かりますね。
豚鼻だった鼻先が下向きになって鼻の穴が目立ちにくくなりました。
また、プロテーゼで鼻根に高さが出て、もともと曲がっていた鼻筋も真っ直ぐに近づきましたね。
全体に鼻中隔延長でしっかりお鼻が整ったかと思います。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク