鼻先をしっかり高くしたい。鼻尖縮小、鼻中隔延長、プロテーゼ、鼻翼縮小(内側+外側) 6か月後
今回のお客様は鼻先を整えたいと当院を受診されました。
(来院時画像)
鼻先は、丸みがあって団子鼻気味で、横から見ると鼻先の高さが低いのがわかります。
低いだけでなく、鼻柱に比べて鼻先は頭側に後退しています。
鼻背は、正面から見ると鼻筋はやや弱く、左に傾いています。
横から見ると軽度のハンプ(わし鼻)があるのがわかりますね。
また、小鼻に関しては正面から見るとやや末広がりで幅が広く見えます。丸みもややあります。
どういう施術をしたらよいでしょうか。部位別で解説します。
【鼻先の施術】
鼻先を整えるには、鼻先を細くしながら高さを出す必要があります。
鼻先を細くするには鼻尖縮小で細くしますが、鼻先の高さを出す方法には、耳介軟骨移植と鼻中隔延長があります。
耳介軟骨移植は1,2㎜の自然な変化、鼻中隔延長は2,3㎜以上というイメージです。
鼻中隔延長はしっかり高さを出した入り伸ばしたりすることができます。
今回の方は、もともとの鼻先の高さは低く、軽度ハンプもあるので、なるべくしっかり高さを出した方が良いというのがありました。
ご本人も希望され今回は鼻中隔延長で鼻先の高さを出すことになりました。
鼻中隔延長は、耳介軟骨や鼻中隔軟骨を使って鼻中隔を延長し、延長した鼻中隔に鼻先の鼻翼軟骨を引き延ばして固定するものです。
図は鼻中隔軟骨をくりぬいていますが、鼻中隔軟骨をくりぬくと鼻中隔の土台が弱くなって曲がったりしてしまうリスクがあるので、今回は耳から採取した耳介軟骨を使って鼻中隔延長をおこない、鼻先を斜め下方に延長することにしました。
鼻中隔延長は鼻先が硬くなり、曲がったり、鼻の通りが悪くなったりするリスクがありますが、鼻先を最も高くすることができる施術です。詳しくは以下のページで解説していますのでご参考ください。
【鼻背(鼻筋)の施術】
鼻根が低く、鼻筋も弱いのでI型のプロテーゼを挿入します。
鼻筋がやや左に曲がっていますのでプロテーゼでカモフラージュして修正します。
また、軽度のハンプがありますが、鼻根が低く鼻尖も低いためにハンプが強調されてしまっていますので、鼻根にプロテーゼを入れて鼻中隔延長をすればハンプは目立たなくなるかと思います。
プロテーゼは鼻根を高くして鼻筋を通すだけでなく、鼻筋の曲がりやハンプが軽ければ同時に修正することができます。
【小鼻の施術】
小鼻は幅も丸み(張り出し)もあったため小鼻縮小の内側+外側法をおこなうとよいです。
小鼻縮小内側法は小鼻の横幅を切除するので小鼻の幅を狭くすることができます。
外側法は小鼻の外側を溝に沿って縦に切除するので小鼻の縦幅を縮めて丸み(張り出し)を減らすことができます。
それらを同時におこなって丸みと張り出しを減らし、小鼻自体を目立ちにくくさせます。
また、内側法と外側法を同時におこなうと、小鼻が硬い周りの組織からフリーになりしっかり寄せることができますので効果をしっかり出すことができ、後戻りも少なくなります。
以上まとめると、今回のお客様には、
鼻尖縮小・鼻中隔延長・I型プロテーゼ・小鼻縮小(内側+外側)をおこなうことになりました。
それでは術前後の変化の画像を見てもらいます。
(手術前)⇒(6か月後)
また鼻中隔延長で鼻先が伸びたのがわかります。
小鼻縮小の内側法と外側法を両方おこなったことで小鼻がかなりすっきりして小さくなりましたね。
小鼻縮小の傷はあまり目立たず、まずバレないかと思います。
小鼻縮小で鼻の穴自体が小さくなったのもありますし、鼻先も伸びたことで鼻の穴が目立ちにくくなりました。
鼻先や小鼻、鼻の穴が小さくなると、目立っていた特徴が減り、いわゆる忘れ鼻に近づき鼻全体すっきりとして整って見えるようになります。
次に、鼻スジに注目すると、鼻根部で右に偏位していた鼻スジが、プロテーゼによって傾きがカモフラージュされて目立ちにくくなりました。
もちろんプロテーゼで鼻根部が高くなり鼻スジもしっかり通りました。
以上の効果が相まって、全体に鼻がすっきりして整ったのがわかると思います。
次は側面像です。
丸くて低かった鼻先が高くなりましたね。
鼻中隔延長だからこそこのようにしっかり鼻先を伸ばすことができます。
また、プロテーゼで鼻根の高さも出ました。
プロテーゼはハンプ部分で薄く削ってわし鼻をカモフラージュしつつ、鼻根も鼻先も高くなったことで鼻筋のラインがまっすぐになって、鼻背のラインもシュッとして、全体に整った鼻になりました。
6か月後なのでほぼ後戻りも落ち着いて完成です。
全体にお客様のご希望通りすっきり整った鼻になったかと思います。
今回の方は、鼻根も鼻先も小鼻も同時に手術をおこなっていますので鼻全体を整えることができました。
その方によってどの手術が良いか適応はありますが、鼻は複数の部位でマイナス要素が組み合わさっていることも多く、今回の方のように組み合わせて手術をおこなうことでより鼻全体を整える効果を出すことができます。
鼻の手術はどの組み合わせでも、骨をいじらなければ、ダウンタイムはおおむね1週間ほどで済みます。
一部位ずつ段階的に手術をおこなうこともできますが、目立っている部分が複数あれば、組み合わせて手術をおこなうと、一度のダウンタイムでしっかり効果を出すことができます。
ご自身でどこを治したらよいかわからない方も多いかと思います。
その場合は、無料カウンセリングをご利用していただければアドバイスさせていただけます。
お気軽にご相談ください。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク
二重埋没法をリセットして眉下切開をおこなった症例。(眉下切開+二重埋没法抜糸(6点)後に、二重埋没法(2点連結止め)+目頭切開)
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2年前に二重埋没法+脂肪取りをおこなっており、そこから特に厚ぼったさが気になったそうです。
術前の画像はこんな感じで、瞼に厚ぼったさがありました。
この瞼の厚みは二重に乗っかる皮膚の厚みによるところが大きいです。
厚みは唯一眉下切開をしないと減らせませんが、そうすると二重が広くなるということで埋没法を一度抜糸してリセットした症例です。
その後に、段階的に二重埋没法(2点連結止め)と目頭切開をおこないました。
最終的な仕上がりの画像は下に載せていますのでご確認ください。
さて、具体的に説明すると、
以前から何度も説明させていただいて恐縮ですが、瞼は上に行くほど皮膚や組織の厚みが急激に増します。
二重を高い位置に作るほど(二重を広くするほど)二重の折り目の皮膚の厚みが強くなり瞼は厚ぼったく見えてしまいます。
もともと厚ぼったい方では厚ぼったさが強調されてしまいます。
今回の方も厚み・たるみがあるのに、二重術をおこなったことでまぶたが厚くなってしまっていました。
ちなみに、眼窩脂肪を同時に除去したようですが、眼窩脂肪はまぶたの深い部分にあり、見た目の厚ぼったさを改善する効果はそれほど強くありません。
見た目の厚みは皮膚や眼輪筋によるものがほとんどで、二重術をしても(例え二重の全切開で皮膚切除をおこなっても)、この厚みは増すばかりで、この厚みを減らす方法は眉下切開しかありません。
ですので、今回の方も眉下切開をおすすめして厚みを減らしました。
ただ、ここで問題があり、眉下切開だけをおこなうと二重幅が広くなるのですが、眉を上げてシュミレーションするとお客様は、広すぎるということでした。
なので二重埋没法を抜糸して一度リセットする必要があります。
たるみ・厚みがある方、先に二重術をおこなってしまった方は、あとで眉下切開ができなくなるリスクが高くなります。
これについては下記のコラムで書いていますので参考になさってください。
今回まず眉下切開をおこないましたが、二重が広くならないように一度リセットするために、埋没法の抜糸(6点)も同時に行いました。
1ヶ月後と6か月後の画像です。
(1ヶ月後)
抜糸をしたことで食い込んだ二重は浅くなりましたが、まだ少し癖は残っています。
眉下の傷もまだ硬くうっすら赤みがかっています。
(6か月後)
6か月たったので、眉下切開の傷は白く抜けて目立ちにくくなりましたね。
抜糸した二重もかなり戻って一重に近くなりました。
ちなみに術前の画像との比較です。
(手術前)
(6か月後)
術前の画像と比較するとわかりやすいですね。
まぶたの厚みがすっきりして、二重埋没法の食い込みがなくなりました。
さて、土台ができたところで次は二重を作って仕上げます。
二重が安定しやすい二重埋没法連結止めの、もとびアイライト(2点連結止め)をおこないました。
前回は広く埋没法をしたことで厚みが出たので、今回は狭い自然な二重を希望されました。
あと、ご希望により目頭切開もおこなっています。
二重は自然な奥二重になりました。
まぶたの厚みもすっきりとしていますし、ご本人のご希望通りの二重になったのではないかと思います。
これも術前の画像と比べてみましょう
(手術前)
(眉下切開後、二重埋没法で仕上げた後)
最初はまぶたの厚みと二重の食い込み・広さを気にされていましたが、2段階の手術にはなりましたが、きちんとた厚みを減らしたことで、瞼がすっきりとして、二重も狭い希望通りの二重になりました。
このように、厚み・たるみがある方が、最初に二重術でをおこなってしまうとあとで眉下切開を行う場合、二重をリセットする必要があり、2段階の手術が必要になってしまいます。
なので、本当は、厚み・たるみがある方では、まずしっかり眉下切開で厚み・たるみを減らして、二重がきれいに出る土台を作っておいてから二重術で仕上げるのがベストです。
とにかくまず二重埋没法をおこなってしまう先生は多いので、ご自身でまず眉下切開は先におこなった方が良いということを知っていただくことが重要になるかと思います。
- 内容:切らずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:96,600~148,000円
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
眉下切開(目の上厚み取り) 3か月後
(手術前)
(3か月後)
今回のお客様は、若いころからまぶたが重たい感じで、今回はまぶたの重い・厚みを改善したいというご希望でした。
目を開くにも眉を使って上げるのに気付いたそうで、額のしわも気になるようでした。
昔、二重埋没法を行ったそうですが取れてしまったそうです。
たしかに瞼が厚いので二重は広くつきにくそうです。
二重についても今回は少し広くしたいので二重の切開を考えていたそうです。
さて、ご希望通り二重の全切開をおこなったらどうなるでしょうか?
想像がつくかとは思いますが、この厚いまぶたの状態で広い二重を切開で無理やり作ると、食い込んで不自然な二重になる可能性が高いです。
また、まぶたは下図のように上に行くほど皮膚などの厚みがぐっと増しますので、
広い位置に二重を作ると、厚い皮膚が織り込まれて二重に厚い皮膚が乗っかるため、さらに瞼は厚ぼったく見えてしまいます。
二重全切開では二重を広くすることはできますが、厚みを減らすことはできませんし、かえって厚みが増してしまうというのは覚えておいてください。二重埋没法もそうです。
このまぶたの厚ぼったさを唯一改善できるのは、眉下切開のみです。
眉下切開では眉の下を切開してたるみをしっかり切除することで、眉を引き上げたように自然な感じでまぶたの厚みを薄くすることができます。
隠れていた黒目や睫毛が見えるようになりデカ目効果があります。
また、たるみが減ることで当然二重も広く見えるようになります。
二重術で無理やり広くして食い込んで厚みのある二重ではなく、もともとの二重ラインが広くみえるようになるのでとても自然です。
ここで症例写真を見てください。
(手術前)
(3か月後)
3か月後の画像では、厚ぼったかった瞼がかなりすっきりしたのがわかりますね。
先ほど書いた通りで、隠れていた黒目が大きく見えるようになって睫毛の生え際も見えるようになりました。
デカ目効果が出ましたね。
たるみがかぶって狭かった二重が、たるみが取れて本来の幅が見えるようになり自然な感じで広くなりました。
たるみが強いと、二重の中央(黒目)付近にたるみがかぶさって中央中心に二重が狭く、こんな感じで台形っぽい感じの二重になります。
ただ、たるみが取れたことで、中央付近の二重幅もしっかり出て自然な感じの丸みのある二重になりました。
このあたりの二重の効果については下記ページで解説していますので参考になさってください。
ちなみに傷について見てみると、3か月後ですがかなり眉の下の傷は目立ちにくくなっていますね。
この辺切ったのかなー、くらいではっきりとして傷はわかりません。
眉下切開の傷は目立ちにくく治ることが多いです。
なので、お若い方に大変人気の施術になっています。
瞼が厚ぼったい方、二重を自然な感じに広くしたい方、たるみが気になる方はぜひ眉下切開をお考えいただければと思います。
- 内容:眉毛の下の皮膚を切除することで目の上のたるみを除去します。
- 料金:234,000~284,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。
目頭切開Z形成 6か月後
(手術前)
(6か月後)
今回の症例の方はもともと目の間の幅はやや広がり気味で、逆に目の幅はやや狭くて目が小さく見えてしまうタイプの方でした。
目頭の蒙古ひだはある程度強くて、左の方がやや強めの感じでした。
蒙古ひだは左右差があることが多く、左の方が強い方が多いですが、今回の方も若干左が強めです。
今回のお客様は相談の結果、蒙古ひだを除去して目を大きく見せるために、目頭切開Z形成をおこなって目の幅を広くすることになりました。
目頭切開は、Z形成、リドレープ法、W形成などいろいろありますが、それぞれの特徴としては動画やHPで解説しているの参考になさってください。
今回は、後戻りが少なくて、ひだの丸みが取れやすいZ形成を今回は行うことになりました。
ちなみに、当院では割合としては、8割のお客様がベーシックなZ形成を選択され、残りの2割の方がリドレープ法で目頭切開を行っています。
それでは、症例写真を見てください。
手術前後の目の間の幅に注目すると目の間の幅が狭くなったのがわかります。
そのぶん目の幅が広くなって目の印象が大きくなりました。
術前は少し小さい印象だった目に横幅がでて大人っぽくて華やかな目になりましたね。
今回の方は、術前の目の間の幅は38.5㎜でしたが、術後は35㎜になって、3㎜ちょっとしっかり目の間の幅が狭くなったのがわかります。
目の幅は1.5㎜強ずつ広くなったと言うことです。
蒙古ひだの強さによりますが、大体今回の方くらいがもう少しひかえめな感じで寄る方が多いです。
ちなみに左右差ですが、蒙古ひだをひぱって左右のひだなりにデザインしますので、蒙古ひだが強い方が結果的にZ幅が広くデザインされてよりひだをしっかり解除することになり、左右差は自動的に調整されることになります。
今回の症例でも、右は3㎜幅のZ、左は3.5㎜幅のZとなり、左を少ししっかりめに解除しました。
二重の左右差はありますが、目頭の左右差は特にわからないレベルで自然な感じで目頭が仕上がりました。
傷に関してはわずかな凹凸や傷の白みがありますが、ぱっと見はわからないレベルです。
もともと目頭はやや白っぽい部分ですので、それほど目立つことはありません。
言われてよく見てわかるくらいの傷になることが多いです。
目頭の傷については、ホームページに症例写真をたくさん載せていますのでそちらを参考になさってください。
目頭切開は本来の目を隠してしまっている蒙古ひだを解除して本来の自分の目頭を露出させるだけの手術で、目頭を違うものに変えていく手術ではないので、不自然になることはありません。
ただ、本来のご本人の目頭の形が出ることになり、イメージがご自身の目頭の形と違う場合は調整は難しくなります。
あとは、もともと目の間の幅が狭い方では狭くなりすぎると不自然さが出ることがあるのでそこは注意が必要です。
以上のことをご理解いただいたうえで、目の幅を出して目を大きく華やかにしたい方はぜひ目頭切開を考えていただくとよいです。
- 内容:目頭の蒙古ひだを切開して解除し、目の幅を広くします。
- 料金:168,000~198,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが傷が残る。目の印象が変わる。
コンデンス脂肪注入(ほうれい線、マリオネットライン)、目の下くまとり 手術直後~3か月後
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今回のお客様は目の下のクマ取りを希望されたのですが、目の下の脂肪を注入するためにせっかく脂肪を採取するならと法令線と口角(マリオネットライン)のしわにも脂肪注入を希望されました。
目の下のクマは、目の下の眼窩脂肪のふくらみとその下の溝(teartrough)の段差によって影ができてクマが強調されます。
なので、今回の方は、目の下のクマを改善させるために、目の下の脂肪を瞼の裏側から切除した後に、下腹部から脂肪を採取して目の下の凹みに脂肪を注入しています。
下腹部から脂肪を採取する際に、ほうれい線と口角に注入するぶんの脂肪を多めに採取しています。
そして、目の下の脂肪注入の際に、ほうれい線と口角に脂肪注入を同時におこないました。
目の下のクマを気にされる方は、ほうれい線やごゴルゴ線、口角のしわも同時気にされている方も多く、そのような方では、ついでにしわの改善もできますので、今回の方のように同時に他のしわに脂肪注入をおこなうことをおすすめします。
3か月後の画像を見ますと、目の下のクマがしっかり改善したのはもちろん、ほうれい線やマリオネットラインも浅くなって目立ちにくくなったのがわかりますね。
全体にお顔の印象が10歳以上若返ったかと思います。
ほうれい線はただ脂肪を注入しても改善は弱いので、当院では、注入の際は注入針でしっかりほうれい線の下の結合組織を剥離して空間を作って、そこに脂肪を注入することでしっかりほうれい線を改善するようにしています。
目の下の脂肪は比較的生着しやすいですが、ほうれい線や口角のしわはやや減りやすく、人によっては再注入が必要になることはありますが、しっかり剥離して注入しますので、ある程度は必ず浅くなってくれますので、1回で満足する方も多いです。
さて、3か月後の画像を冒頭で診てもらいましが、ダウンタイムを気にされる方もいらっしゃると思うので手術直後と1週間後の画像も見てもらおうと思います。
(手術直後) 手術直後はこのように針孔を保護するためにテープがついています。
1日たったら外していただきます。当然針穴なので針穴の傷は残らずなくなります。
直後はややむくんでいますが、直後から凹みはちょうど良い感じで埋まっていますね。
むくみは翌日がピークで4,5日したらかなり落ち着きます。
内出血は3日後くらいから黄色く(一部紫色に)ではじめて、1,2週間で消えていきます。
1週間後の画像です。
(1週間後)
黄色く目の下など色が残っていますが、メイクでカバーできる範囲かと思います。
ダウンタイムは1週間で見てもらっています。
ほうれい線や口角付近の皮膚は厚いので、内出血は目立ちにくい部位です。
今回の方はほうれい線や口角付近の内出血はあまり目立っていませんね。
ただ、剥離をするので人によっては紫色に内出血が強く出ることもあります。
その際はメイクでカバーしていただければと思います。
もう一度3か月後の画像を見てもらいます。
(3ヶ月後)
3か月後は当然内出血もなく、むくみも落ち着いてかなりなじんでいます。
目の下も、ほうれい線も、口角も全体に影が減って若々しい印象になりましたね。
脂肪注入はヒアルロン酸などに比べて長持ちもしやすく、目の下のクマを気にされている方は、ついでに改善ができますので、ほうれい線など気になる方は是非お考えになってください。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
目の下脂肪取り+目の下コンデンス脂肪注入 手術直後~3か月後
CATEGORY
(3か月後)
今回のお客様は目の下のクマが気になるとご来院されました。
眼窩脂肪のふくらみと、その下の凹みが相まって目の下のクマが目立っていました。
目の下にたるみもある状態でしたので、ハムラ法で皮膚切除を同時におこなうのも手ですが、そこまでしなくてもある程度のたるみであれば、脂肪取り+脂肪注入だけでクマはきれいになります。
今回の方も、切らずに脂肪取り+脂肪注入を希望されて目の下のくまとりをおこないました。
目の下の脂肪取り+脂肪注入であれば、表に傷はつきませんし、ダウンタイムも1週間くらいでそれほどダメージも強くない手術ですのでやりやすいです。
それでは術後の画像を見てください。
まず、目の下の脂肪をまぶたの裏側から除去したことで、膨らみが取れましたね。
あとは、目の下の凹み(teartrough)には下腹部から吸引した脂肪を注入したことでへこみが埋まってフラットになりました。
目の下のクマがなくなって目元がすっきりしました。
10歳ほど若返ったのではないかと思います。
注入する脂肪は遠心分離機で濃縮して不純物を飛ばして幹細胞の濃度を高くしてから注入します(コンデンス脂肪注入)。
そうすることで注入した脂肪の生着率が上がり、しこりのリスクを減らすことができます。
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入の経過がわかるように、今回の症例の方の手術直後から3か月目までの画像を見ていただきます。
(手術前)
(手術直後)
手術直後は脂肪を注入する際に使った針孔を24時間テープで保護してもらっています。
手術直後から腫れも少なく、目の下のクマがちょうどよい感じで改善しています。
脂肪が吸収されるからと言って多めに注入するのは最悪で、しこりのリスクが高まってしまいます。
基本的には、目の下の脂肪はかなり生着しやすいので、術直後にちょうどへこみが落ち着くように注入していきます。
もちろん、2か所からの分散注入で、水玉状に注入脂肪を積み重ねていくことで、しこりのリスクを最小限にして、生着しやすくしています。
(1週間後)
1週間後は脂肪取りの内出血が少し降りてきて、目の下が一部黄色くなることがあります。
色が出ない人もいれば、もう少し濃いめに出る人もいらっしゃいます。
内出血はもう1週間ほどしたら消えていきます。
それまではメイクなどでカバーしていただいています。
色味以外はすでに自然な感じですね。
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入のダウンタイムは1週間みてもらっています。
(3か月後)
3か月経つと脂肪は定着して完成に近づいていきます。
目の下はかなりすっきりしましたね。
かなり完成には近づいていますが、脂肪が完全に定着しておちつく本当の完成は1年ほど見ていただくとよいです。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入 手術直後~半年後
CATEGORY
(半年後)
今回のお客様は目の下のクマが気になるとのことでご来院されました。
目の下の眼窩脂肪のふくらみと、その下のteartroughという凹みの影がやや目立っていました。
目の下のふくらみは、下まぶたの裏側(結膜)から穴をあけて眼窩脂肪を除去して減らします。
また、目の下の凹みは、おへそから吸引管を使って皮下脂肪を採取して、遠心分離して脂肪を濃縮しておきます。
準備した脂肪を目の下に2か所の穴から、細かく分散注入して積み上げていき、凹凸を慣らしてフラットにすることになりました。
当院のメニューで言うと、目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入という施術をおこないました。
半年後の画像を見てください。
目の下の凹凸が減ってフラットになって、クマがかなり目立たなくなりましたね。
下眼瞼の皮膚は、皮膚が薄く皮下脂肪がほとんどなくすぐ下の眼輪筋が透けて、赤みや紫色が出やすい部分なので多少の色味は残りますが、凹凸が減ったことでかなりクマはかなり良くなりましたね。
目の下がすっきりして若々しくなりました。
脂肪は基本的に増殖しないので眼窩脂肪を切除したら何度も切除する必要はありませんし、目の下に注入した脂肪はかなり生着しやすく、目の下の凹みをかなり長い間改善することができます。
ただ、時間が止まるわけではないので老化はまた少しずつ進行しますが、何もしないのに比べると目の下はかなり老けにくくなり、老化を予防することができます。
さて、最後に今回の目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入の方の半年後までの経過を見てもらいます。
(手術前)
(手術直後)
脂肪注入のための針穴をテープで保護していますが、1日ではずします。
(1週間後)
うっすら内出血がありますが、ほとんど腫れなど落ち着きました。
(1ヶ月後)
すっかりなじみました
(6か月後)
脂肪も安定してほぼ完成です。
だいぶ目の下がすっきりしたね。
このように、目の下の脂肪取り+コンデンス脂肪注入は手術直後からそれほど腫れや内出血は目立ちにくく、ダウンタイムは1週間弱なのでやりやすい施術です。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
鼻尖縮小(3D法)+ストラット、小鼻縮小(内側+外側) 7ヶ月後
今回のお客様は、以前に他院で切らない小鼻縮小、切らない鼻尖縮小をおこなっていました。
は切る手術ができない先生が行うことが多い手術で、高い料金を払った割に効果が弱かったり、すぐに戻ってしまったり、へこみや変形が出たり、あまりお勧めできる手術ではありません。
プチ整形でお勧めできるのは鼻のヒアルロン酸や鼻先を糸で高くするミスコのみです。
なので今回のお客様もあまり効果がなかったとことでラインされました。
今回はしっかり切って小鼻を小さくしたい、鼻先の丸みを小さくしたいとご希望されました。
忘れ鼻にしたいとのことでした。
あとは、鼻先の高さはあまり変えたくないとのご希望もありました。
なので、今回は、切らない小鼻縮小・鼻尖縮小をおこなった糸を外しながら、きちんと鼻尖縮小(3D
法)と小鼻縮小(内側+外側)をおこなうことになりました。
小鼻縮小は内側と外側をしっかり切って小鼻を土台から寄せる手術です。
内側と外側を切開してしっかり組織を切除することで、小鼻の丸みと幅を同時にしっかり小さくすることができ、後戻りも少ない手術です。
鼻先に関しては高くしたくはないとのことで、今回は軟骨移植はせずに、鼻尖縮小のみをおこなっています。
今回はなるべくしっかり鼻先を細くするために3D法でおこなっています。
3D法は鼻先に段差をつくって鼻先を細くする方法で、通常の鼻尖縮小より細くなりやすい方法です。
ただ、鼻先の内側脚は弱く倒れやすいので、軟骨の柱を立てて(ストラット)補強しています。
それでは、症例写真を見てください。
(手術前)→(7ヶ月後)
7か月経っていますのでほぼ後戻りも終わって完成の状態です。
まず小鼻に注目して見てください。
術後は小鼻の幅が狭くなって鼻の幅が減ったことですっきりとしましたね。
通常、小鼻の幅が狭くなると寄り小鼻の張り出しは強調されてしまいますが、外側も切除したことで、小鼻の張り出しも減って小鼻がより目立ちにくくなっています。
次に鼻先に注目して見てください。
鼻先は細くなってすっきりしたがわかりますね。
小鼻縮小をすると鼻先の団子鼻は強調されてしまいますが、鼻尖縮小の3D法でしっかり細くしたことで鼻先のぼてっと感は減ってすっきりしました。
下からの画像では、丸かった鼻先が尖ってシュッとしたのが分かるかと思います。
小鼻が小さくなって、鼻先も細くなると鼻全体が忘れ鼻に近づいてすっきりとします。
全体的に見ると、鼻の全体の印象も小さくなってすっきりしたのがわかります。
鼻が大きく特徴が出るごとに不格好に見えてしまいますが、逆に鼻の丸みや大きさを減らすごとに鼻の印象が減って忘れ鼻に近づいてすっきりと整って見えるようになります。
団子鼻で小鼻も大きい方は、鼻尖縮小と小鼻縮小を組み合わせると鼻全体をすっきりさせることができますのでおすすめです。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:268,000~317,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入 6か月後
(手術前)
(6か月後)
今回のお客様は目の下のクマを改善したいとご来院されました。
以前に目の下にヒアルロン酸を注入していた方でした。
ヒアルロン酸をそのままにして脂肪取りだけおこなうのと、ヒアルロン酸を溶かしてきちんと脂肪注入をおこなうのと選択肢が2つありましたが、
今回はヒアルロン酸を溶かして脂肪取りと脂肪注入を両方おこなってきちんとクマを改善させることを希望されました。
なので、手術前にあらかじめヒアルロニダーゼを目の下に注射してヒアルロン酸を溶かしています。
術前の画像を見ていただくと、目の下の眼窩脂肪のふくらみも目立ちますが、その下のヒアルロン酸が減った後のへこみの影もそこそこあり、
眼窩脂肪のふくらみはまぶたの裏側から眼窩脂肪を切除することで除去し、凹みについては、脂肪注入で埋めることになりました。
6か月後の画像を見てください
目の下のクマがすっかりなくなってすっきりとした目元になりましたね。
5~10歳くらい若返ったのではないでしょうか
当然ヒアルロン酸で埋めているより長持ちしますし、クマもきれいにとることができます。
注入脂肪は吸収されるリスクはありますが、半年たっているのでもうかなり安定しました。
注入用の採取した脂肪は遠心分離で濃縮して不純物を飛ばし、特殊な器具を使って滑らかにするので、繊細な注入が可能です。
脂肪注入はかなり細かくへこみを慣らしながら埋めていくことができますのでこのようにきれいに目の下のクマを消すことができます。
ちなみに、手術直後からの経過の画像を見ていただきます。
(手術直後)
直後は針跡部分にテープを付けて保護しています。1日ったら外していただけます。
直後からフラットになるように注入します。一部内出血のせいか色味が出ています。
(1週間後)
内出血が下に降りて浮いています。あまり出ない方も多いですが、今回の方は少し内出血が出てしまいました。
メイクでカバーしていただきます。
(1ヶ月後)
1ヶ月後は脂肪注入部分はやや厚みがあるように見えますが、徐々にむくみや腫れは吸収されて落ち着いていきます。
(3か月後)
脂肪注入部分の厚みもだいぶなじんで落ち着いてきました。
完成まではあともう少し。
(6か月後)
6か月後はもうほぼ完成です。
凹みもきれいに埋まって目の下がフラットになってきれいに仕上がりました。
明るく、若々しい目元になりましたね。
このように、目の下のクマ取りは、ダウンタイムは1週間でみてもらっています。
1週間後はやや内出血が黄色く出ることはありますが、メイクで隠せる程度のことがほとんどです。
1か月はやや脂肪注入部位に厚みが出ることはありますますが、3~6か月かけて徐々になじんでいきますよ。
余り傷をつけず負担を少なく目の下のクマを改善したい方は目の下の脂肪取り+コンデンス脂肪注入がおすすめです。
- 内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
鼻尖縮小、軟骨移植、鼻孔縁挙上、I型プロテーゼ 半年後
今回のお客様は、鼻先がもともと上向き気味(アップノーズ気味)で、ACRが上向き、すなわち鼻柱より小鼻の位置が低い状態でした。
ご本人は、アップノーズを改善して鼻を整えたいとご希望され、プロテーゼで鼻筋も通したいとご来院されました。
今回は、アップノーズに対して軟骨移植をおこなっては鼻先を斜め下方に伸ばして整えることになりました。
鼻先に軟骨を載せて、下方向中心に厚みを出すことで鼻先が下を向き、下を向くことで鼻の穴も目立ちにくくします。
また、ACRが上向きで、小鼻の位置が少し低い状態なので、鼻孔縁挙上をおこなって小鼻(鼻孔縁)の位置を上げることにしました。
あとは、ご希望のプロテーゼで鼻筋を通します。
それでは、術後の写真を見てください。
正面の像では、耳介軟骨移植で鼻先が下を向いて豚鼻が改善したことで鼻の穴が見えにくくなりました。
鼻孔縁挙上で、小鼻の位置が高くなって上向きだった鼻柱と小鼻の位置関係(ACR)が改善してまっすぐになりました。
また、光の具合で少しわかりにくいですが、プロテーゼで鼻根が高くなって鼻筋が通りました。
次に側面像を見ていただくと、上がっていた鼻先が下がってバランスが良くなったのがわかりますね。
たれ下がっていた小鼻も 鼻孔縁挙上で引き上がって鼻柱が少し見えるくらいに上がりました。さらに鼻のバランスが良くなりましたね。
鼻根を見るとプロテーゼ高くなったのがわかります。
あまり高すぎるプロテーゼだと、おでこから出る不自然な鼻になってしまいますが、術後の画像では鼻根のラインの反りを少し残しながら自然な感じで高くなったかと思います。
下からの画像を見ると、鼻先が鼻尖縮小で細くなったため、鼻の穴の形が鼻先方向に細く伸びるようになりました。
そして鼻先は軟骨移植で高さも出ているのがわかります。
軟骨移植では、アップノーズを改善させるために鼻先を下方向(足側)に伸ばしていますが、下方向のみの延長だと、鼻先が垂れたようになっててしまいますので、正面方向(前方方向)にも同時に高さを出して鼻先がシュッと斜め下に伸びるようにしています。
なので、下から見ると鼻先に高さが出ていることになります。
全体的に言うと、豚鼻も小鼻の改善され、鼻筋も通ったことで、鼻全体のバランスが良くなって整ったかと思います。
今回の方のように、小鼻が垂れ下がってACRが上向きで、横から見て小鼻が鼻柱より垂れ下がっている方は、鼻孔縁挙上で小鼻の垂れ下がりを改善するのがお勧めです。
また、アップノーズの方ではリスクの少ない軟骨移植でも、この方のように効果的に豚鼻を改善させることができますのでおすすめです。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク