院長ブログ西尾 謙三郎

(手術前）⇒（1ヶ月後）


お客様は鼻先を下に下げたいとのことでご来院されました。
鼻先を延ばすにはプロテーゼなどの異物では長期的に飛び出してしまうリスクがあるため、軟骨を使って鼻先を延ばします。
ただ軟骨を移植するだけでは鼻先がボテッと大きくなって団子鼻が強調されてしまうため、鼻尖縮小をして鼻先をすっきりさえたうえで軟骨で鼻先を延ばしました。
また、鼻尖縮小をすることで両側の鼻翼軟骨が寄って土台がしっかりとします。
しっかりした土台にきちんと移植軟骨を固定することで軟骨のずれを抑えて、左右差なくきれいに高さを出すことができます。
今回の方は鼻尖縮小で軟部組織を除去し鼻翼軟骨を寄せた後、耳の軟骨を使用して鼻先の伸ばしたい方向に軟骨を移植しました。
耳介軟骨のやや厚みのある部分の軟骨を鼻先部分が最も伸びるように2枚重ねにし、軟骨の形が浮かないように角を落として滑らかにして移植しました。
さらに軟骨膜で軟骨をｃｏｖｅｒして浮き出ないようにしています。

上の図のようなイメージですが、軟部組織でなく軟骨膜を使用して軟骨全体をカバーします。
最後はプルアウトと言って軟骨に糸を通して引っ張ってなるべく鼻先が伸びるようにしてギプス固定し終了しました。
術後は最初の症例写真のように鼻先が細くなり、鼻先が下方に延長したことで、鼻先がすっきりとしましたね。
３Ｄで解析すると鼻先は2.3㎜延長しました。
軟骨移植では皮膚側を切らずにclose法のみで、自然な感じで高さを出すことができますよ。

（手術前） （1ヶ月後） 埋没法（スマートバランス）でアイプチの二重を安定させました。 広めの二重幅ですのでまだ食い込み感などありますが、あと数か月もするともう少しなじんでくるかと思います。 今回は腫れにくさ、戻りにくさのバランスの良いスマートバランスという埋没法をおこないました。 スマートバランスは1本の糸でまぶた全体を編み込んでまぶたの裏から結び目を埋没する方法です。 結び目が深い位置にあるとポコッとするリスクを軽減することができます。 裏側から埋没するといっても針穴からしっかり埋め込み、眼球側に出ることはありませんのでご安心ください。 スマートバランスでは一筆書きで縫いこむため結び目は一つで、締め具合もコントロールできるので締め付けすぎて無駄に腫れないようにコントロールすることができます。 当院でも人気の埋没法の一つです。

（手術前） （1ヶ月後） もともとまぶたのたるみと厚みがある方でした。 戻りやすさが予想されるため、二重をしっかり編み込んで戻りにくくする埋没法「もとびアイプラチナム」をおこないました。 二重がしっかりついて目元が明るくなりましたね。 もともとまぶたに厚みがあったため、術後は二重の厚ぼったさは少し残りました。 当初のご希望はもっと広ラインでしたが、そうなるともっと厚ぼったくなってしまったかと思います。 また1ヶ月なので3ヶ月以降はもう少し腫れぼったさや食い込みは落ち着いてい行くかと思います。

（手術前） （1週間後） （1ヶ月後） 目の開きが悪かったので切らずに眼瞼下垂の施術をおこないました。 もともと眼瞼下垂は軽くはなかったので切った方が確実ですが、ご希望などもあり切らずに糸で眼瞼下垂を改善させました。 眠たそうだった目元が目の開きが良くなったことで明るくなりましたね。

（術前）⇒（7ヶ月後）



お顔をすっきりさせたいとのことホホとアゴ下を脂肪吸引しました。
ふっくらしたホホやフェイスラインがすっきりとしてシャープになったのが分かります。
３Dで解析するとホホからフェイスライン下にかけて3～4?厚みが減ったのが分かります。
脂肪を吸引すると将来にわたってホホやアゴ下にお肉がつきにくくなり、フェイスラインをシャープに保ことができます。
また、ホホやフェイスラインなどにお肉がつくとたるんで老けた印象になってしまいますが、脂肪吸引をするとお肉がつきにくくなってたるみが目立ちにくくなり、老けるのを予防することもできます。
ホホやアゴ下・法令線上などに脂肪の厚みがある方で1週間ほどのダウンタイムが許容できる方には脂肪吸引はおすすめです。

（手術前）⇒（1ヶ月後）



他院大手チェーン店で手術をされた方でした。 目尻切開があまり効果なかったため再手術を希望され、切るタレ目（下眼瞼下制）も合わせて行いたいとのことで来院されました。 目尻にはまだ余裕があったため目尻切開再手術と下眼瞼下制を行いました。 施術後は目尻切開の効果もでて外側の白目の面積が多くなりました。 切るタレ目によって目の下のラインが、外側中心に下がりましたね。 涙袋ヒアルロン酸を入れられていた方でしたが、目の下のラインが下がったことで涙袋がさらにふっくらした感じになっています。 今回の施術では目を外側方向と下方向に広げているため、目が大きく見えるようになりました。

一昨日、昨日と韓国のセミナーに参加していました。 シン先生と言って韓国で大変有名な先生の講義を聴いてオペの見学をさせていただきました。 シン先生は当院で行っている目頭切開のリドレープ法を開発した先生で、その具体的な方法についてや、馬の軟骨を使用した鼻中隔延長の施術や、スレッドリフトなどについて勉強しました。 貴重な機会を与えてくださり、大変勉強になりました。 ちなみに、シン先生は美容だけでなくボトックスの開発などに携わり、ソウルの一等地にこんなビルも建てたスーパーマンです。 毎日朝から晩まで働いているそうで、努力は裏切らないということですね。 せっかくソウルに来たので帰りのお昼ご飯は、参加されていた先生方と焼肉に。 ? まさに韓国の焼肉といった感じでおいしかったです。 いろんな意味で刺激になりましたし、ほぼ弾丸ですがソウルの雰囲気も堪能できて大変良かったです。 日本と韓国は政治など対立していますが、国民レベルでは親日の方は大変多いです。 韓国の方は英語も得意でかなりグローバルに活躍されています。 日本にいるとどうしても反韓感情になりやすいかと思いますが、他国の悪い部分だけ見ないで、見習うべき部分をもっと見て、逆に日本の悪い部分を外側から客観的に見たほうがが良いですね。 これからどんどん人が減っていく日本が何とか盛り上がると良いです。 私自身は英語も下手で日本の殻の中にいる人間なので偉そうに言えないですが、オペの勉強だけでなく、そんなことも少し思ったりもしました。

（手術前） （4ヶ月後） もともと蒙古ヒダはそれ程強い方ではありませんでしたが、目頭切開をおこなって目の幅を広くしました。 ひだは控えめでしたので変化は劇的ではありませんが、目の幅が広くなって目が華やかになり、バランスが良くなりましたね。 傷もほとんどわかりません。?

（手術前)⇒（1週間後）

クレヴィエルコントアは硬くてなめらかで、いろいろ使用した中で最も鼻筋がきれいに上がりやすいヒアルロン酸です。
微量でシャープに鼻筋を通すことができますので、自然な感じで鼻筋を通したいという方、鼻筋を太くしたくないという方にはおすすめです。
今回のお客様も自然な感じで鼻筋が通って、側面から見ると鼻根の高さも高くなったのが分かりますね。
果たしてどれくらい鼻筋が通ったのでしょうか。
３Ｄで解析しますと、 1.41㎜高くなったのがわかります。
当院で使う自然な控えめなプロテーゼの厚みが2.5?ですが、実際上がる高さは1?台ですので、控えめなプロテーゼか、それより少しマイルドな変化になったかと思います。
硬くて滑めらかなクレヴィエルコントアはもっと追加することで高く筋を通すことができますし、今回の方のように微調整できますし、鼻には最高のヒアルロン酸かと思います。