美人に見える理想の鼻とは、団子鼻や豚鼻、矢印鼻を治す整形方法
作成日:2017.10.16 更新日:2024.5.14
お鼻はお顔の中心にあって個性が強く出るところで、お顔の印象を決定づける重要なパーツです。
そんな重要なパーツですが、どんな形が理想なのでしょうか?
自分の気になる部分は分かっても、どのような鼻の形が理想なのかは、意外とわかりにくいのではないでしょうか。
なぜわかりにくいかと言いますと、ずばり、お鼻は特徴がない、存在のない鼻が理想だからです。
高すぎる鼻、低い鼻、だんご鼻、ブタ鼻。。。
そんな特徴のある鼻はその方の個性として瞬時に認識され、顔を覚えてもらいやすいメリットはあるかもしれませんが、残念ながら美人としては認識されません。
お鼻の美人の条件は逆で、ずばり、“特徴のない個性のない鼻”です。整ったお鼻はお顔の他のパーツを邪魔することなく引き立て、全体と調和して美しく見えます。
誰でも整ったお顔になりたいものですよね。
お鼻が低いことにコンプレックスをお持ちの方は多く、メイクでシャドウやハイライトを入れたりしている方も多いです。
マッサージしたり指でつまんでみたりしてもなかなか鼻は高くならないものです。
このコラムでは、お鼻の見た目に与える印象や、具体的にどのような鼻が整って見えるのか、タイプ別にどうやってお鼻を矯正(整形)すれば綺麗になれるのか、などについて解説・紹介していくことにします。
お鼻が見た目に与える影響
お鼻は見た目にどのように影響を与えるか 分かりやすく、同じ顔のイラストで鼻を変えてみて印象を見ていきましょう。
いかがでしょうか。
鼻が変わるとずいぶん印象が違いますね。
オーソドックスの鼻が当然お顔としては美しくてバランスがよく、違和感がありませんよね。
美しく見えるので、主人公に使われる鼻です。
鼻先や小鼻の特徴もあまりなく、鼻筋もある程度通っています。
全体にパーツが主張しすぎずに存在してバランスが良いです。
次に、鼻のないイラストでは、鼻スジがなくお顔の中心に何もないためのっぺりして立体感がありません。
一般的に成長と共に、鼻も発達して高くなり彫りが深くなって鼻筋も通ってきますので、鼻の印象が少ないと子供っぽくかわいらしく見えます。
逆に鼻筋が通ると大人っぽくなり、かわいらしいというよりきれい系の大人の美人に見えます。
それではリアルな鼻のイラストの場合はどのような印象を持たれますでしょうか? 鼻の個性が強くなり、お鼻ばかり印象づいてしまい、今一つという感じに見えてしまいますよね。
また、リアルのイラストのように鼻の印象が強いと、少し老けた印象になりますね。
加齢とともに、骨が吸収され鼻先の土台が広くなるため鼻は横に広がり大きくなり、鼻先も下がって鼻の印象は強くなるからです。
このように垂れ下がった鼻先も老けて見えますね。
魔女の鼻は大きく下げて強調することで老けて意地悪に見せています。
また、しっかりした鼻は男性的にも見えます。
男性では鼻はごつごつと大きく、わし鼻も傾向が強くなりますので、ごつごつとした鼻は男性的に見えます。
以上のように鼻の形が違うだけでお顔全体から受ける印象がそれぞれ違ったものになってしまいます。
人の印象をパッと見ただけで判断することができる人間の能力はすごいですね。
また、なぜそれを進化させてきたのかを考えると大変興味深いですよね。
理想の鼻とは
さて、このコラムの本題の理想の鼻についてですが、もうみなさん分かってきたのではないかと思います。
美人さんのお鼻は、鼻筋がある程度通っており、鼻先や小鼻に特徴がありません。
鼻筋が通ることで立体感が出て、目やフェイスラインなどお顔全体のバランスが良くなります。
個性がある鼻は不格好で印象に残ってしまいますが、主張しすぎないお鼻は整って見え、お顔の他のパーツのを引き立てます。
お鼻の美人の条件は、主張しすぎずにお顔のパーツと上手く調和し、全体のバランスがとれていることなんですね。
まとめると、理想の鼻とは”ある程度お顔に立体感を出しながらも個性がなく、他のお顔のパーツの印象を邪魔しない謙虚な鼻”です! 私もそんな美人鼻のような人間になりたいです(笑)。
また、正面だけでなく、横顔についても鼻の高さは影響を与えます。
鼻根や鼻先が高いとお顔に凹凸が出てお顔にメリハリが出ます。
エステティックライン(Eライン)という言葉は聞いたことがある人も多いかと思います。
エステティックラインは鼻先とアゴ先を結んだラインのことで、唇がEラインより内側にあると美しく見えるという指標のラインです。
主に上顎骨や下顎骨の位置関係を測るものですが、鼻先が高い方がEラインは整って見えやすくなります。
美しく見えるということは異性をひきつけます。
前述のとおり、低すぎる鼻は幼く、大きすぎる鼻は老けて見えやすくなります。
ある程度の高さがあり大きすぎない鼻は、幼すぎず成長しており、かつ老いすぎていない傾向があることを示すことになります。
すなわち生殖能力が高いということを示すことになります。
成熟して生殖能力が高い年代では、一番人生において美しく見えやすくなる、つまり理想の鼻に近いということになるのではないでしょうか。
理想の鼻をパーツに分けて考える
お鼻と言ってもいろいろなパーツから組み合わさってできています。
大きく3つのパーツに分けて考えれば、自分の鼻にはどういう特徴があって、どうしたら改善できるのかが分かりやすくなります。
[3つのパーツ]
- 鼻先(鼻尖、鼻柱)
- 小鼻(鼻翼)
- 鼻スジ部分(鼻根~鼻背)
パーツ別にみて、どのような鼻が不格好に見えて、どのような形が理想なのでしょうか。
鼻先、小鼻、鼻スジについて、パーツ別に解説します。
また、理想の鼻に近づけるための整形についても簡単にご紹介します。
理想の鼻スジ(鼻根)
鼻が低いというと、一般的に鼻根部が低いことを指すことが多いようです。
鼻根部が低いと鼻筋がなくなり、メリハリが少なく立体感のないお顔になります。
幼い印象になりやすく、よく言えばかわいらしい、悪くいえば子供っぽい感じに見えます。
逆に、鼻筋が通っているとお顔にメリハリが出て、大人っぽい綺麗なお顔になります。
また、鼻筋がないと鼻先の印象が目立ちやすくなりますが、 鼻筋が通ると、印象が全体にバランスよく分散するため鼻先や小鼻の特徴が目立ちにくくなります。
さらに、鼻筋が弱いと目の間の幅が広く間延びして見えますが、鼻筋が通ると目の間に印象が寄って、目の間の幅が狭く見え、目元も少し華やかに見える効果もあります。
上のイラストでは〇の距離は上下同じですが、真ん中にラインが入った方が近く見えますよね。
真ん中にラインが入ることで見た目の印象が中心に寄って〇が近く見えます。
さらに、整形で鼻を高くすると目の間の皮膚が持ち上がり中心に引っ張られるぶん、目の幅が物理的に広くなり、さらに目が大きく見えます。
鼻根部を高くする整形は鼻を高くするだけでなく目を華やかに見せる効果もあるので人気なんですね。
さて、鼻筋は眉間から立ち上がり、扇状に細くなって鼻根部にかけて細く高くなります。
鼻背から鼻尖上部にかけては鼻筋はやや弱くなだらかになり、鼻先になめらかに連続し、やや太くなります。
ですので、鼻根から鼻先まで同じ太さで鼻筋がまっすぐ通りすぎてしまうと不自然な鼻筋になってしまいます。
まっすぐなL型プロテーゼを、特に浅い層に入れるとそのように不自然に見えてしまうことがあります。
鼻根部でしっかり高く細くなり、鼻先になるにつれて鼻筋は穏やかになって鼻先に連続するのが理想です。
そのためには、I型プロテーゼの下端を鼻尖上部までにして、骨膜下にきちんと挿入する必要があります。
鼻根の側面像も大切です。
通常、鼻根は眉間から一旦低くなってから鼻背にかけて高くなっていきますが、鼻根が高く眉間からあまり低くならずに上がっていく鼻は、おでこから生えたお鼻のように見えてアジア人では不自然に見えてしまいます。
鼻根の高さはおでこや眉間の高さなどの側面のラインに合わせて足しすぎないようにするか、おでこが平坦な方では、おでこにボリュームを出してメリハリをつけるのが良いでしょう。
鼻筋の太さは太すぎず、細すぎず、適度な幅が理想です。
鼻根部にヒアルロン酸を入れすぎて不自然に広がって太くなってしまっている方がたまにいらっしゃいますよね。
目が慣れてよくわからなくなってしまうのでご本人は気づきません。
鼻筋がほしくてヒアルロン酸を入れたにもかかわらず、鼻根が太くなってかえって鼻筋が弱くなるばかりか、不自然な整形顔(アバター)に見えてしまいますので注意が必要です。
【鼻根を高く、鼻筋を通す鼻整形】
(プチ整形)ヒアルロン酸などのフィラー注射(太くなりにくいクレヴィエルがおすすめ)
理想の鼻先
鼻先はもっともみなさんが気になる部分ではないでしょうか。
ここだけで別ページが必要なほど内容は多いですが、なるべく簡単に説明します。
理想の鼻先は前述のように特徴のない鼻先ですが、具体的には、鼻先は丸すぎずすっきりとしています。
側面では鼻筋のラインから滑らかに連続して最も高くなり、鼻先の先端は斜め下方に向いているのが理想です。
また、鼻柱(鼻の穴の間の柱部分)の位置は正面から見て小鼻より少し下の位置にあるのが良いです。
ここでは綺麗な鼻先について考えるために鼻先を4つの分類から考えてみます。
- 太さ
- 高さ
- 方向
- 位置
鼻先の太さ(だんご鼻)
鼻先が太くて丸いと、団子に例えて“だんご鼻”と呼ばれます。
だんご鼻の丸い鼻先は、鼻翼軟骨が小さかったり、皮膚や脂肪・軟部組織が厚かったり、鼻翼軟骨が広がっていたりすることで鼻先が団子のように丸く大きく見えてしまいます。
だんごのように丸く大きな鼻は特徴的ですので不格好な印象として残ってしまいます。
かといって鼻先を洗濯ばさみでつまんだような鼻(ピンチノーズ)も不自然です。
鼻翼軟骨の最も高い部分(左右の中間脚の張り出し)の幅が、見た目の鼻先の太さになります(Tip defining point)。
鼻翼軟骨はある程度大きくしっかりしていて、中間脚は離れすぎていないのが理想です。
また、鼻先と小鼻の間の溝(鼻翼溝)が深いと影が強くなりピンチノーズやにんにくのように鼻になってしまいます。
鼻翼溝は深すぎないのが良いです。
【だんご鼻を整える整形】
(プチ整形)BNLS(鼻痩せ注射)
(切らない手術)切らない鼻尖縮小(糸)
(切る手術)鼻尖縮小(通常法)、鼻尖縮小(3D法)
※鼻先全体の印象を小さくしたい方
もともと小鼻の幅もある方が鼻尖を細くする施術(鼻尖縮小)だけおこなうと相対的に小鼻が目立って見えることがあります。
小鼻を小さくする施術(鼻翼縮小)を組み合わせることで、効果的に鼻先全体の印象をすっきりさせることが可能です。
(手術前)⇒(手術後)
ただし、小鼻縮小の適応がある方に限ります。
鼻先の高さ
前述のように鼻が低いというと鼻根の低さを指すことも多いですが、鼻先の高さも大切です。
理想の鼻先の高さは、低くなく高すぎず、鼻スジのラインから連続して斜め下方向に伸びているシュッとした鼻先が理想です。
鼻先が低いと当然、側面が美しくなくなります。
また、側面だけでなく正面から見ても、鼻先が低いと団子鼻に見えたり、アップノーズ(豚鼻)に見えて鼻の穴が目立ちやすくなってしまいます。
鼻尖縮小と軟骨移植をおこなって鼻先に高さを出した場合の鼻の穴の印象の違いを症例写真で見てみましょう。
側面像では、鼻先に軟骨を移植したので鼻先が斜め下方向に高くなっているのが分かります。
正面から見ると、術前は鼻先に高さがなく鼻尖や鼻の穴が目立って広がって見えましたが、術後は鼻先が細く高くなり鼻にメリハリが出て整って見え、鼻の穴が目立ちにくくなりましたね。
鼻先の形は数ミリの微妙な違いであっても正面から見た鼻先全体の印象に重要な変化となります。
小鼻を小さくしたいとカウンセリングにいらっしゃった方でも、鼻先が低かったり、アップノーズだったりするのが原因の方は結構多くいらっしゃいますよ。
【鼻先を高くする整形方法】
(切らない方法)切らない鼻先延長術(MISKO)
(手術)鼻尖軟骨移植、鼻中隔延長
鼻尖軟骨移植と鼻中隔延長のメリットデメリットを動画で解説しましたので、そちらもご参考になさってください
鼻先の方向(アップノーズ、ブタ鼻、矢印鼻)
鼻先は適切な方向に高い必要があります。
理想の鼻先は前述のように斜め下方向に高さのある鼻先です。
鼻先が正面方向に高いとピノキオのような鼻になり、アップノーズに見えてしまいます。
また、鼻先が上向きだと豚の鼻のようになり“ブタ鼻”とも呼ばれます。
鼻先が上向きになるぶん短い鼻となり、短鼻とも言われます。
日本では斜め下方向に伸びた鼻先が好まれる傾向があります。
逆に鼻先が下方向に高すぎると矢印鼻、垂れ鼻となり、魔女のように老けて見えやすくなってしまいます。
上からのぞいたような鼻です。
アップノーズは鼻先を伸ばす方法、矢印鼻は鼻先や鼻柱を縮める方法で鼻先の方向を整えます。
【アップノーズ・ブタ鼻を治す方法(鼻先を下げる方法)】
(切らない整形)切らない鼻尖延長(MISKO)
(手術)鼻尖軟骨移植、鼻中隔延長
【矢印鼻、垂れ鼻を治す方法(鼻先を上げる方法) 】
(プチ整形)ボトックス(笑った時に鼻先を下げない)
(手術)鼻尖挙上術、鼻柱基部軟骨移植、鼻柱挙上術
鼻柱の位置
鼻柱は左右の鼻の穴の真ん中にある柱の部分ですが、鼻柱が小鼻に対して引っ込んでいる(後退している)と不格好に見えてしまいます。
小鼻と鼻柱の関係を示すACR(alar columellar relationship)という指標がありますが、この三角形が下向きなのが理想です。
ACRが上向きだと幼く、不格好な鼻に見えます。
但しACRが下向きであっても、鼻柱が下がりすぎていると横から見て鼻の穴が目立ったり、鼻が垂れて老けてみえやすくなったりします。
理想の鼻柱は、適度にACRが下向きでバランスが良く、曲がりの少ない鼻柱です。
【鼻柱の位置を整える整形方法】
(プチ整形)ヒアルロン酸(鼻柱基部)
(手術)鼻中隔延長、軟骨移植、鼻柱挙上術、鼻翼挙上術
以上が鼻先の分類別の解説でした。
鼻先と言っても、いろいろな要素で成り立っていて、そのバランスによって印象が変わってくるんですね。
理想の小鼻(鼻翼)
理想の小鼻(鼻翼)は、幅は目の間の幅くらいで、丸みや張り出しが少なく目立たない小鼻です。
いわゆる“でかい”小鼻に見えてしまうのはいくつか原因があります。
- 小鼻の横幅
- 小鼻の丸み、張り出し
- 正面から見た鼻の穴
の3つに分けて考えるとわかりやすいため、それぞれについて解説します。
小鼻の横幅
小鼻の横幅は目の間の幅と同じくらいが理想です。
横幅が広すぎると小鼻の存在が目立って不格好に見えます。
笑うと小鼻は筋肉に引っ張られて横に広がりますが、笑顔時の鼻の広がりが強く、気にされる方もいらっしゃいます。
【小鼻の横幅を整える整形】
(プチ整形)ボトックス(小鼻を横に広げない)
(切らない方法)切らない小鼻縮小(糸)
(手術)小鼻縮小(内側法、flap法)
※小鼻の幅を狭くすると団子鼻が強調されることがあります。
小鼻縮小で小鼻の幅を狭くすると鼻先は広がる力が加わるため丸みが強調されることがあります。
また、鼻の幅が狭くなるため、相対的に団子鼻の割合が大きくなり、より団子鼻が目立ちやすくなります。
団子鼻の方は、鼻先を細くする手術(鼻尖縮小)を組み合わせることで、団子鼻が強調されるのを防ぐだけでなく、効果的に鼻先全体の印象をすっきりさせることが可能です。
小鼻の丸み、張り出し
理想の小鼻は丸みや張り出しが少ない鼻です。
小鼻の張り出しが強く大きいと、小鼻の存在が目立ち、鼻の穴も目立つようになります。
また、小鼻がよく動く人では、笑顔などの表情によって小鼻が膨らみ、鼻の穴が大きく見えてしまいます。
逆に、小鼻に丸みがなくても不自然な鼻になってしまいます。
鼻翼縮小で小鼻の丸みを取りすぎるとなることがあります。
残念ながらこうなるとなかなか修正することはできません。
鼻翼縮小は初回にきちんと切除幅や量を調整して不自然にならないように施術する必要があります。
【小鼻の丸みや張り出しを減らす整形】
(プチ整形)BNLS(小鼻)、ボトックス(鼻の穴を広げない)
(手術)小鼻縮小(外側法)、小鼻縮小(内側法+外側法)
正面から見た鼻の穴
正面から見て鼻の穴が目立つのは単に鼻の穴が大きいだけではありません。
原因は大きく3つあります。
1)小鼻が張り出しているために鼻の穴が大きく目立つ
前述のとおりです。
鼻の穴自体が大きいため目立つタイプです。
2)アップノーズ(ぶた鼻)のため、鼻を下から覗き込むようになるため鼻の穴が目立ちます。
これも前述しましたが、鼻の穴の大きさはそれほど大きくなくても目立ちやすくなってしまいます。
3)アップノーズではないが、鼻の穴の縁(鼻孔縁)が上方にせり出して鼻の穴が目立つ。
鼻の穴の縁が後退しているために、鼻穴がせりあがって大きく見えてしまいます。
以上が鼻の穴が目立ってしまう3つの原因でした。
正面から見て鼻の穴は小さく目立たない鼻が理想です。
鼻の穴が目立たないためには、上記のように、 小鼻の張り出しが少なく、 アップノーズでなく、 鼻の穴の縁は上方にせり出していない必要があります。
【鼻の穴を目立たなくさせる整形】
1)小鼻が張り出しているタイプ
(プチ整形)BNLS(鼻痩せ注射)、ボトックス(鼻の穴を広げない)
(手術)小鼻縮小(外側法)、小鼻縮小(内側法+外側法)
2)アップノーズのタイプ
(切らない整形)切らない鼻尖延長(MISKO)
(手術)鼻尖軟骨移植、鼻中隔延長
3)鼻孔縁が上にせり出しているタイプ
以上が小鼻や鼻の穴が大きく見えてしまう原因や改善方法でした。
上記の原因が組み合わさっていることも多いです。
その場合はそれぞれの改善方法を組み合わせると効果的です。
解消法・施術について詳しくは下記コラムをご参照ください。
理想の鼻筋(鼻背)
鼻背部は鼻骨や軟骨の形が出るところです。
鼻骨や軟骨が発達していると、わし鼻といって鼻背が前だけでなく側方にも張り出している状態となり、男性的な鼻になります。
わし鼻のように突出していなくても鼻骨の幅が広いと広鼻(ワイドノーズ)と言われ、鼻スジが太い状態になります。
広鼻の場合も男性的になります。
また、鼻筋の曲がりが強いと斜鼻と言われます。
鼻は多かれ少なかれ非対称で曲がっています。
左右の鼻腔を仕切る鼻中隔軟骨では80%以上の人で曲がっていると言われています。
なので、お鼻に左右差があったり曲がっていても本人が気にしているほど不自然には見えませんが、曲がりが目立ってくると斜鼻と言われます。
もともと鼻筋が曲がっている人もいれば、外傷によって曲がってしまう人もいます。
理想の鼻背は鼻根部から鼻先まで太すぎず、鼻筋にはメリハリがあります。
また、対称性は美しさの要因のひとつでもあるため、曲がりが少なくまっすぐな鼻筋が理想です。
側面では、わし鼻のように鼻背が突出しているよりは、鼻根から鼻先までやや反っている、もしくは真っすぐのラインの方が女性的で美人鼻といえます。
ただし、軽度のわし鼻でも鼻の横幅が太くなければ、正面からはあまり目立ちませんので、美人鼻とも言えます。
その場合、可愛い系というよりは大人っぽい美人系に見えるかもしれません。
【わし鼻の整形】
(軽度)ヒアルロン酸、I形プロテーゼ
(中程度~高度)ハンプ切除(軟骨、鼻骨の切除)+骨切り ※ハンプを切除するだけだと鼻の横幅が太くなる場合が多いので骨切りで細くする必要があります。
【広鼻(ワイドノーズ)の整形】
骨切り
【斜鼻を治す整形】
(軽度)ヒアルロン酸、プロテーゼ
(中程度~高度)骨切り、鼻軟骨形成術 以上が鼻先、小鼻、鼻スジのパーツ別の解説でした。
まとめ
一口にお鼻と言っても、いくつものパーツから成っており、その形や大きさなどいろいろな要素のバランスによって印象が決まっています。
理想のお鼻についてなんとなくお分かりいただけたでしょうか。
繰り返しになってしまいますが、特徴があまりなく、適度な大きさのバランスの良い鼻が理想です。
目立つ鼻はその特徴をなくしていくと整っていきますが、その方法には部位別に様々です。
理屈はわかるけど、具体的にどうしたら良いの?とか、きれいな鼻にしたいけどどうしたら良いの?とか、ご自身の鼻についてよくわからない方も多いかと思います。
お悩みの原因は組み合わさっていることも多く、お鼻は全体のバランスが大切です。
お悩みの原因が実は全く違う部分にあったり、他にもっと改善した方が良い部分もあったりしますが、なかなかご自身ではわかりにくいかと思います。
かわからなければプロの意見を聞くのが一番です。
無料カウンセリングなどをどんどん利用していただくと良いかと思います。
※症例写真に関する説明
(鼻尖縮小)
料金:202,300~298,000円
リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
(鼻尖軟骨移植)
料金:236,300~278,000円
リスク:一時的な腫れや内出血。耳の裏に傷ができるリスク。
(小鼻縮小)
料金:168,300~378,000円
リスク:一時的な腫れや内出血、小鼻の外側に傷が残る、後戻り、鼻先が目立つリスク。