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美容コラム/ Beauty column

医師が教える二重埋没法の種類とおすすめの選び方、重要な4つの指標

作成日:2016.9.8 更新日:2024.4.6

二重目もとの画像

二重埋没法を選ぶ際に重要な点は何だと思いますか?

たくさん種類があってわかりにくい埋没法をよりわかりやすく選ぶため重要なポイントをまとめました。
埋没法を選ぶ際に重要なポイントはずばり以下の4つです!

  1. 「腫れにくさ」
  2. 「戻りにくさ」
  3. 「バレにくさ」
  4. 「料金」 

それぞれについてどんな風に埋没法を選べばよいのか以下で詳しく解説していきますね。
埋没法をご検討の方は必ずご覧になって参考にしてください。

また、もとび美容外科クリニックで行っている豊富な種類のおすすめの埋没法についてはこちらをクリックしてください。
もとび美容外科クリニックの埋没法

あなたにピッタリの埋没法がきっとみつかるかと思いますよ。

一口に二重埋没法といっても、実はその方法は様々です。

もとび美容外科の二重埋没法の図

二重整形においては、

・一人ひとりの皮膚の厚みやたるみ
・脂肪のつき方
・くぼみ目なのか奥目なのか
・眼瞼下垂かどうか
・眉の上げ具合はどうか
・希望の二重ライン

上記のすべて考慮したうえで、医師が最適な埋没法を選択することが大切になってきます。
当院では、以下のような二重埋没法のご相談を多くいただいています。

「アイプチのラインを安定させたい」
「奥二重をパッチリした二重にしたい」
「一重を二重まぶたにしたい」
「もっと印象的な幅広い二重にしたい」
「二重を広くして若々しい二重に戻したい」
「たるんできたのでスッキリさせたい」
「おすすめの埋没法を教えてほしい。」
「自分の希望ができるのか」
などなど。
お客様のご希望まぶたの状態を考慮し、前述の4つのポイント

  1. 「腫れにくさ」
  2. 「戻りにくさ」
  3. 「バレにくさ」
  4. 「料金」 

に沿ってお客様に最適な埋没法を提案させていただいております。

また、番外編として
「結膜側に糸を通さない」
方法もご紹介します。
結膜側に糸が飛び出るリスクを少しでも抑えたいという方には、結膜側に糸を貫通させない埋没法がありますのでご紹介します。
今回はそれぞれのポイントについて対策をまとめてみました。

「腫れにくい」二重にするポイント

二重術後の腫れた目の画像 こうならないために。。。
「腫れにくい」二重にするポイントは以下の4つです。

①腫れにくい特殊な「糸」
②ドクターの技術
③麻酔の注入方法、量、内服薬
④最適な「二重の幅」

「手術後、できるだけ腫れを少なくしたい」というご相談はほとんどの方からいただきます。
メスを使う二重切開法と異なり、埋没法は基本的に腫れが少ないと言われていますが、それでも手術法によっては腫れが目立つこともあります。
当院では、患者さまのご要望にしっかりとお応えするために、腫れを極力抑えられるような様々な工夫を行っています。
ここでは、二重埋没法の「腫れ」を極力少なくする工夫をご紹介します。

①腫れにくい特殊な「糸」を使用

腫れにくい糸-二重埋没法 通常の二重埋没法で使用する糸はナイロンのため上部安価な反面、硬さや摩擦が強く、取れないようにしっかり結ぶと必要以上に皮膚組織に負担がかかり、腫れてしまうことがあります。
また、ナイロンの糸は時間が経つにつれて加水分解されてもろくなって切れてしまいます。
ポリプロピレンやポリビニリデンフルオライド(PVDF)などの糸はナイロンに比べて長期的な品質の劣化は少ないです。

<腫れを防ぐために>
糸による腫れを防ぐためには、心臓外科手術等でも使用されるような繊細で細く柔軟性がある糸(ポリプロピレン)を使用し、組織への負担を極力減らすことで腫れを少なくすることができます。
さらに腫れにくい糸の場合、糸を結んだ後でも糸のテンションを調整することができるため、緩すぎず締め付けすぎずにちょうどよいテンションで糸を結ぶことが可能です。
当院では仮止め後にお客様に二重の状態を確認してもらっております。
術中にご希望に応じて腫れ具合を調整することも可能です。 埋没法術中確認

②ドクターの技術

「糸のかけ方」「糸のテンション」「丁寧さ」
手術中のドクター 二重埋没法にはたくさんの種類の糸のかけ方があり、クリニックによって採用している術式が異なります。
埋没法は、まぶたの裏側と表側を糸で連結させる手法ですが、一般的に多いのは2点留めと言って2つの結びで連結させる方法です。
埋没法2点止めの図 この場合、「点」でしか連結しないため戻りやすく、安定させるためには点を多く止めること必要があります。
「3点留め」けではなく「4点留め」や「5点留め」以上を行うクリニックもあるようですが、まぶたで何カ所も糸を留めればその分腫れは出やすくなり、ポコポコしやすくなります…。

<腫れを防ぐために>
糸を縛る際に、必要以上に強く縛ってしまうと術後に腫れが出やすくなります。
逆に腫れないようにしようと、糸を緩くしすぎてしますと、今後は術後に二重が取れやすくなったり、まぶたにポコポコと糸が浮いて見えやすくなります。
糸を緩く結んだり、糸をかける幅を狭くしたり1点留めにすることで、連結を弱くして腫れにくくすることは可能ですが、そういった場合、すぐ二重が取れてしまって再手術がすぐに必要になったりして本末転倒となってしまいます。
戻りにくく安定した二重にするためには、糸の編み方を工夫して一筆書きで糸をかける方法がおすすめです。
まぶたの表と裏をしっかり編み込みながらも全体の糸のテンションを微調整できるため、この埋没法であれば戻りにくいだけでなく、無駄な腫れを抑えた二重瞼にすることが可能です。
もとびアイスマートバランスエステティックアイダブル

糸を結ぶ際の微調整は、術中の繊細な操作が求められるため、丁寧に慎重におこなっております。

③麻酔の注入方法や量、腫れにくい内服薬

局所麻酔の画像 まぶたの結膜には多数の毛細血管があります。
そのため麻酔の針が血管にあたると内出血する可能性が高く、また痛みが伴うこともあります。
麻酔は多ければ良いというわけではありません。
多すぎると腫れが強くなります。
とはいえ少ないと、痛みによる必等以上の筋肉のこわばりによって、術後に腫れが出てしまいます。
麻酔は時間と共に効果が薄れていきますが、特にお酒が強い人では麻酔は効きにくく切れやすい傾向があります。
術中に麻酔を適宜追加していきますが、痛みがあれば遠慮なくドクターに言っていただくのが良いかと思います。
※ただし、埋没法はまぶたをひっくり返して行う手術のため、まぶたや目元が押されたり引っ張られたりする感覚はありますのである程度の違和感は我慢していただく必要はあります。

<腫れを防ぐために>
ドクターが注射している画像

毛細血管を避けて狭い粘膜組織を狙って注射することがポイントです。
また、針を深く刺してしまうと内出血のリスクが高まります。
ですので、極細の針を使用して、丁寧に血管を避けて浅い層に注入することでリスクを減らすことが可能です。
ちなみに当院の院長は注射器を両利きで扱うことができるため、痛みの感じにくい外側から痛みの感じやすい内側に向かって左右対称に細かく注入することで痛みや内出血を減らすことができます。
また、「麻酔量」に関しては、痛みが出るとかえって腫れてしまうため十分量の麻酔を注入します。
ただ、必要以上に麻酔を注入すると腫れの原因となってしまうため最適な量で注入します。
なお麻酔の腫れは数日中に比較的速やかに引いていきます。
腫れや内出血を減らすお薬には、シンエックがあります。
欧米では昔から広く使用されており、いろいろな研究で腫れを減らす効果は実証されています。
シンエックは天然の成分で作られており、FDA(アメリカ食品医薬品局)に承認されている安全なお薬です。

④最適な「二重の幅」を選択

目もとのアップ画像2 モデルや芸能人のように幅広の二重を希望される方も多いですが、まぶたは人によって千差万別です。
自身の目の構造を無視した幅広の二重にすればするほど、術後に二重が腫れやすく、戻りやすい傾向があります。
まぶたが厚ぼったくむくみやすい方、たるみが強い方などでは腫れがさらに強く出る傾向があります。

<腫れを防ぐために>
事前のカウンセリングの際に、ご自身のまぶたにあった腫れにくく取れにくい無理のない二重のラインにすることをおすすめしています。
二重のラインを棒で抑えてシュミレーションしてみて、棒を離してみてもしばらく保つような二重のラインが良いでしょう。
迷ったら狭めのラインにするのが良いです。

以上のような工夫をすることで、二重埋没法後の腫れを最小限に抑えることができます。

豆知識 Part1

コーヒーブレイク

術後、腫れが少なければ少ないほど良いの??

二重埋没法の直後は、麻酔をかけたり糸を針で通すため通常のまぶたよりも腫れている状態になります。
ですので、腫れが引いた「通常の状態」でちょうどよい糸の絞め具合にする場合、術後すぐの段階では、ハムの糸のように少しだけ食い込んでやや腫れているような状態にするのがベストです。
術直後にほとんど腫れていない状態では、腫れが引いて普段のまぶたに戻った際に糸が余ってしまいます。
手術前後のまぶたのボリュームの違い
腫れがある時と腫れが引いた時の糸のイメージ 糸が余ってしまうと戻りやすさ、ポコポコしやすさにつながります。
ですので、手術直後は“腫れていない”より、“少し食い込んで腫れている”くらいが正解なのです。
この辺りはまさに医師の経験に基づく絶妙な締め具合になりますが、腫れないことにこだわりすぎるより術直後に多少腫れや食い込みが出ているくらいがちょうどよいということをご理解ください。

当院ではお客様のご希望もふまえながら、上記を考慮して腫れが落ち着いた状態でちょうどよいテンションになるように結びを微調整しています。

「戻りにくい」二重にするポイント

①「程よい点数」でまぶたを留める
②糸を点でなく線で編み込む
③糸を縛る際テンションを調整
④最適な「二重の幅」を選択
⑤二重が付きにくい原因を除去する
(まぶたが厚い方、たるんでいる方、くぼんでいる方、眼瞼下垂の方など)

手軽なイメージの埋没法ですが、その分「すぐに取れてしまうのでは?」と思っている方も多いようです。
確かに、二重埋没法の種類やまぶたの状態によっては数ヶ月で戻ってしまうこともあります。
ですが埋没法には様々な種類があるため、希望の二重ラインにあった埋没法を行えば戻りにくい(取れにくい)二重ラインできる可能性は高まります。
事前にご希望をしっかりと医師に伝えた上で、ご要望にあったおすすめの埋没法で手術を行うことで、ラインが戻ったり取れてしまうというリスクを最小限にすることができます。
二重ラインが戻ってしまうのにも、やはり原因があります。
これらをきちんと理解した上で、最適な埋没法を選択することが大切ですね。

①「程よい点数」でまぶたを留める

たくさんで支えるの図 重いものを一人で持つのは大変です。
同様に、まぶたのラインも1点で留めていると、小さな点に二重の連結の力が集中するために、重さに耐えられずに連結していた組織が伸びたり緩んでだりして連結がとれてしまいます。
何点で留めるか、連結の力をどれだけ分散できるか、連結をどれだけ多くするかが戻りにくさの重要なポイントです。

<戻らないようにするために>
まぶたの厚みやラインに最適な点数で留めることが大切です。
ベーシックな方法は2点止めですが、二重ラインが付きにくい方は留める点数を3点、4点と多くするのが良いです。
ただし、留める点が多いほど腫れが強くなりやすくなります。
ですので、点留めの場合は3点留めくらいが戻りくさ、腫れにくさのバランスが良いでしょう。
また、後述のように点止めよりまぶたの表と裏側の連結が多く、瞼全体で力を分散して支える線止めなどの方法は二重は安定しやすく戻りにくくなります。

②糸を点でなく線で編み込む

もとびアイプラチナムの糸の通し方 「腫れ」の解説でもお伝えしましたが、二重埋没法には様々な術法があり、それぞれ留める点数はもちろん、糸の結び方や縛り方なども様々です。
できるだけ戻らない(取れない)ように二重ラインにするために、互いの糸を絡めたりする方法もありますが、この場合、腫れが強く出てしまう可能性があります。

<戻らないようにするために>
二重ラインを作る際に、ラインを「点」で留めるのではなく「面」で固定し、まぶたの裏側との連結を多くすることでより取れにくくしっかりとした二重にすることができます。
もとびアイスマートリンク
さらに一筆書きのように1本の糸で支えることで、1つの結び目で糸の強度(テンション)を調整することができ、無駄な腫れを抑えることができます。

③糸を縛る際の「強さ」(テンション)を調整

手術風景 糸を縛る際の強さ(テンション)が緩いと、二重のラインがしっかり出ないために戻りやすく(取れやすく)なります。
とはいえ逆に戻らない(取れない)ようにと糸をしっかりと締めつけすぎてしまうと、今度は術後の腫れがひどくなったり、まぶたに引っ張られているような違和感が残ることもあります。

<戻らないようにするために>
緩すぎず締め付けすぎず、最適な強度で糸を締めることがポイントとなります。(前述)
その際はテンションを微調整できる糸を使用して埋没法をおこなう必要があります。
また、一筆書きで二重を編み込む方法であれば全体のテンションをコントロールしやすくなります。
一人ひとりのまぶたの厚みや皮膚の状態は異なり、力のかけ具合も変わってきます。
当院では最終的な微調整を行い、術中に二重の状態をご本人に鏡でチェックしていただきます。

④最適な「二重の幅」を選択

二重シュミレーション 幅広の二重にするのに二重を高い位置にかければかけるほど、二重はつきにくく、腫れやすくなります。
自身の目にあっていない二重幅で埋没法をおこなっても戻りやすく、また腫れを生じる可能性も高いです。

<戻らないようにするために>
自身の目にあった自然な二重ラインにすることをおすすめします。
瞼板というまぶたを支持している板の上縁辺りの高さに二重がつきやすいですが、瞼板の大きな人では自然な二重の幅は広くなり、瞼板の小さな人では自然な二重の幅は狭くなる傾向があります。
戻りにくく自然なラインが自分の場合どこなのか、希望なども合わせて入念にドクターと相談しシミュレーションして決めていくことをおすすめします。

⑤二重が付きにくい原因を除去する

まぶたが厚い方、たるんでいる方、くぼんでいる方、眼瞼下垂の方

まぶたが厚い方

まぶたが厚い人 まぶたに脂肪や組織が多い場合、埋没法を行っても戻ってしまう(取れてしまう)ことがあります。
分厚い雑誌を折り曲げるより、薄いパンフレットを折り曲げる方が曲げやすいのと同じことです。
また脂肪が多い場合、目がむくみやすいことが多いですが、むくみやすいと二重ラインが戻りやすくなってしまいます。

<戻らないようにするために>
この場合、まずはまぶたの厚みを除去し二重ラインを安定させます。
除去できるまぶたの厚みは2種類あります。
一つはまぶたの奥にある眼窩脂肪で、もう一つは皮膚のすぐ下の眼輪筋です。
眼窩脂肪を除去することでむくみにくい目元にします。
むくみにくくすることで二重が安定しやすくなります。
また、眼窩脂肪だけでなく二重上の眼輪筋を除去すると二重が安定してつきやすくなります。
段ボールに切れ込みを入れるとスムーズに折れ曲がるのと同じような原理です。
戻りにくく(取れにくく)むくみが少ない目元にする場合には、これら2つの厚みを同時に除去する方法(厚み取り)がおすすめです。
当院医師は解剖に精通しているため、メスを使わずに針穴から脂肪を除去するため傷も腫れも少ない点が特徴です。

まぶたがたるんでいる方

たるんだまぶた 年配の方に限らず、若い方でも増えているのがまぶたのたるみです。
毎日アイプチやアイテープ、まつエクなどを使用していると、次第にまぶたは下方にたるんできます。
皮膚がたるんでいると二重に皮膚がかぶるため、より高い位置に糸ととめる必要が出てきます。
二重が高い位置になるほど二重はつきにくく戻りやすくなります。
また、たるんだ皮膚はたるんで伸びやすく、せっかく埋没法で縛っても戻りやすくなります。

<戻らないようにするために>
たるみを減らして戻りにくくする必要があります。
眉下切開で目の上の余分な皮膚を切開し、まぶたのたるみを改善することではっきりとした若々しい二重ラインにすることができます。

戻りにくくなるだけでなく、自然な感じで二重が広くなるため、埋没法をしなくても二重を広くすることが可能です。

まぶたがくぼんでいる方

まぶたがくぼんでいる目元 年配の方に多いのがまぶたのくぼみです。
年齢と共に上まぶたの脂肪が減少したり、目の開きが悪くなり目を開こうとして眼窩脂肪が引き込まれくぼみができてしまいます。
目がくぼんでくると皮膚に余裕がなくなり、皮膚に折り目がつきにくくなり二重になりにくくなります。
この場合は二重埋没法を行う前にまぶたのボリュームを増やす必要があります。

<戻らないようにするために>
まぶたに脂肪やヒアルロン酸を注入してくぼみ目を改善し、二重のラインが安定しやすい状態にするのが良いです。
また、眼瞼下垂によるくぼみ目の方は下記の眼瞼下垂の手術をするとくぼみが改善し二重がつきやすくなります。
このようにくぼみを改善した後に埋没法を行うことでしっかりと戻りにくい二重にすることができます。

眼瞼下垂の方

眼瞼下垂の目元 眼瞼下垂とは、まぶたが黒目にかぶさって目がしっかり開いていない状態のことです。
眼瞼下垂気味の人がご希望の二重のラインを保つためには根本的に眼瞼下垂の治療をまず行うことをおすすめします。
二重がつきやすくなるだけでなく、目の開きも改善し目もとが明るくなります。

<戻らないようにするために>
眼瞼下垂治療をおこなうことによって二重ラインをよりはっきりと戻りにくい(取れにくい)状態にすることができます。
眼瞼下垂の手術には切る方法・切らない方法の2つがあり、切らない手術は腫れも少なく比較的簡単に目の開きを改善することができます。
切る眼瞼下垂の手術はダウンタイムが長びきやすいですが、効果は長持ちしやすくより確実に眼瞼下垂を改善させることが可能です。

豆知識 Part2

コーヒーブレイク3

埋没法でつくった二重が取れました。糸が切れたの??

⇒ 経過の中で糸が切れることはまずありません。(まれにはあります)

埋没法は、まぶたの裏側と表側を糸で連結させて二重にしたい皮膚側の組織を引っ張る手術ですが、まぶたは薄い皮膚や筋肉ですのでずっと糸で引っ張っているとだんだん組織(皮膚や筋肉)が伸びて二重が戻ってしまいます。
組織が伸びてしまうと二重の折り目の部分の皮膚を引っ張ることができなくなり、二重が浅くなったり一重にもどってしまいます。
これが二重が取れた言われる状態です。
糸が切れて二重がとれるわけではないのです。
二重が取れた状態 まぶたを強くこすったりすると、糸が引っかけている組織がちぎれて、ブチッと二重が戻ってしまうこともあるようです。
埋没法が安定しているうちは、まぶたをこすったりアイプチしたりしないほうが良いでしょう。
取れてしまった二重をまた作るためには組織を引っ張りなおす必要があるため再手術が必要です。

埋没法はあくまで二重のクセのきっかけ作りです。
二重の癖が出なければ徐々にまぶたの組織が伸びて二重はなくなってしまいます。
二重がつかなかった人は、まぶたの状態が変わらなければ何度埋没法をおこなっても同じように戻ってしまいます。
長持ちさせるためには二重のなりにくさ(厚ぼったさ、くぼみ、たるみなど)を除去する必要があります。(前述)

「バレにくい」二重にするポイント

二重埋没法に興味はあるけど、「周囲に内緒で目立たずに手術をしたい!」という方も多いです。
バレない二重整形にするためには、以下の3つのポイントを押さえることが大切です。

①術後の腫れが少ない
②自然な幅にする
③目を閉じた時の「ポコッ」とした小さな突起

閉眼時の糸の結び玉のポコッ

①術後の腫れが少ない

腫れが目立って気づかれそう術後に目元が腫れていると、周囲に気づかれる可能性は高くなります。
そのため「腫れを少なくしてバレない二重にしたい」というご希望は多くの方から受けます。
周囲にバレる原因にもなる術後のまぶたの「腫れ」は、糸の種類やかけ方を工夫し適切な強さ(テンション)で糸をしばることで可能な限り少なくすることができます。

・糸の種類
・糸の掛け方
・糸を止める強さ(テンション)
・麻酔や内服

…とまとめて言うとすごく簡単に見えますが(笑)、実は繊細で丁寧な操作が必要です。

当院では最も腫れにくい二重は
エステティックアイ

腫れにくさと戻りにくさのバランスが良いのは、
スマートバランス
もとびアイプラチナム
もとびアイゴールド

になります。

②自然な幅にする

自然な二重 二重ラインが必要以上に広いと、一般的に見ても違和感があります。
また腫れもひどくなりますし、すぐに戻ってしまう確率も高くなります。
自然な幅で二重を作れば、腫れにくいのはもちろん、バレにくくなります。

③術後の食い込みをなるべく少なくする

二重の食い込みが強すぎるといかにも整形した感じが出やすくなります。
もともと二重の方でもしっかり二重が食い込んで見える方もいらっしゃいますが、度を過ぎると整形がバレやすくなってしまいますね。
手術直後は腫れていて余計に食い込んで見えたり、厚ぼったい方でくい込みが目立つのはある程度仕方ない部分ではあります。
時間と共に落ち着いていくことが多いですが、なるべく食い込みは少ない方が良いですよね。
そのような方には、皮膚側に針を通さないことで食い込みを抑えることが出来る埋没法がおすすめです。
皮膚側に穴が開かないためメイクがすぐにできるので、直後からさらにバレにくくできるメリットもある方法です。
エステティックアイは食い込みが少ない 当院ではエステティックアイと呼んでいる方法です。
ただし、皮膚側を貫かないため二重の連結が弱くなりやすくなるため、二重を新たに作る方や幅を広げたい方では2点でとめるエステティックアイダブルがおすすめです。

 

④目を閉じた時の「ポコッ」とした小さな突起

閉眼時ポコッ2 時々知り合いの方などでもいらっしゃったりしませんか? まぶたを閉じた際に浮き上がるまぶたの小さなポコッとした突起。
これはまぶたの異物(糸)のまわりにできる被膜が厚くなることが主な原因です。
特に糸の結び目部分にできやすく、しばらく経過してから目立ってきます。
埋没法を行えば、ポコッという突起ができるリスクをなくすことはできないのですが、このリスクを少しでも減らすために、当院ではまぶたの裏側で糸を留める埋没法をおこなっております(スマートバランスもとびアイプラチナムエステティックアイエステティックアイダブル)。
まぶたの裏側に結び玉があれば、表から見て結び玉がポコッと見えることはありません。
※結び玉が以外がポコッとするリスクはあります。
裏側といっても結び目は結膜の奥にしっかり埋め込むため眼球側に結び目が出ることはありません。

一人ひとりのご希望にあったおすすめの埋没法を用意していますので、御気軽にご相談ください。

「料金」のポイント

財布 二重埋没法の料金はクリニックによって様々です。
上記のように腫れにくさ、戻りにくさ、バレにくさを追求するために特殊な糸を使用したり、特殊なかけ方をおこなったりして手間をかけたり、保障の内容の違いなどによって料金は変わってきます。
ご自身の希望に優先順位をつけて、ご予算に合わせた納得できる手術方法で行ったいただくのが良いでしょう。

(番外編)

「結膜側に糸を通さない」

ほとんどの埋没法では、二重の連結を強固にするために結膜側に糸を貫通させてまぶたの表と裏を縫っています。
ただし、結膜側の糸の露出が多かったり、糸を緩くかけすぎてしまうと眼球側に糸が露出してゴロゴロの原因になったり、角膜を傷つけてしまうリスクがあります。

通常、そうならないように結膜側の糸の露出最小限にし、糸は緩すぎないテンションでかけたりして気をつけていますが、少しでもリスクを減らしたい方には、結膜側に糸を通さない埋没法を方法がおすすめです。

当院では、結膜側に通さない埋没法は
点止めではスキンアプローチ
スキンアプローチ(瞼板を貫かない方法)
しっかり編み込む方法にはもとびアイゴールド
もとびアイゴールド(瞼板を貫かない方法)
があります。
結膜側に糸が通らないため、長期的に糸の露出のリスクを減らすことができます。
ただし、二重の連結が弱くなるため、少し戻りやすさのリスクが出てきます。

以上、埋没法を選ぶ際の重要なポイントを解説してきました。
それでは具体的にはどのような埋没法がおすすめなのでしょうか。
多種類のメニュー数をそろえているもとび美容外科クリニックの埋没法をご参考になさってください

 たくさんのニーズにお応えできるように多くの埋没法がそろっていますので、ご自分のご希望と目もとに合った最適な埋没法が見つかるきっとみつかると思います。

※症例写真に関する説明

(二重埋没法)
内容:切らずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
料金:9,800~298,000円
リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク

お問い合わせ
0120-19-6102
10:00~19:00

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
美容外科専門医(JSAS)
日本アンチエイジング外科学会専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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