【二重埋没法】眼球に傷がつくリスクが怖い方
作成日:2024.6.1
糸を埋没して二重をつくる二重埋没法では、「糸が眼球側に飛び出してしまうのでは…」と不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
今回のコラムでは、そのような不安を抱いている方に向けてリスクやおすすめの方法について解説していきます。
眼球に傷がつくリスクはあるの?
本題の「眼球に傷がついてしまうリスクはあるの?」ということですが、通常起こることはまれです。
通常、結膜側は糸の露出のリスクを減らすために小さな幅でかけたり、同じ穴から糸を通してなるべく結膜に糸が露出してないようにかけています。
ですが糸が緩かったり露出が多いと、糸が眼球側に飛び出てきて角膜を傷つけたり、ゴロゴロ・違和感が強く出てしまうリスクがあり、
最悪視力が低下する可能性もあります。
心配されるようなリスクはまれなことですが、どうしても結膜側に糸を通すのが嫌な方には結膜側に糸を通さず埋没法を行うことも可能です。
眼球側に糸が露出するリスクを減らすには?
結膜側に糸が露出するリスクを減らしたい方や、なるべく目のゴロゴロ感を出にくくしたい方には、瞼板・結膜に糸を貫通させない方法がおすすめです。
結膜側に糸を貫通させませんので眼球側に糸が露出するリスクをぐっと減らすことができます。
●通常の方(貫通させる)
●結膜側に貫通させない方法
※結膜側を貫かないように浅めにかけています。
なお、結膜側に糸を通さない埋没法はもとびアイライト以外に、もとびアイゴールド、スキンアプローチなどがあります。
埋没法の種類については、下記のコラムで詳しく解説しているのでご参考ください。
デメリット
結膜側に糸を通さない方法にも、デメリットはあります。
①結膜側に糸を貫通させないと連結が少し弱くなるため、二重が少し戻りやすくなる可能性がある。
→二重がつきにくそうな方には向いていません。
当院の結膜側に糸を通さない埋没法
(スキンアプローチ)
(もとびアイゴールド)
②結膜側をひっくり返して裏側の高さを確認できないため、シミュレーションのラインや 左右差のリスクがややある。
→通常の埋没法に比べて、二重の高さがズレてしまったりというリスクがあります。
まとめ
・結膜側に糸が露出して眼球を傷つけてしまうリスクは、通常ではまれです。
・少しでも眼球が傷つくリスクを減らしたい方には、結膜側に糸を通さない埋没法がおすすめ。
・結膜側に糸を通さない方法では、通常の埋没法に比べて糸が取れやすかったり、左右差のリスクがあります。
眼球を傷つけることが不安な方は是非カウンセリングでご相談くださいね。