二重埋没法は痛いの?麻酔が効きにくい方っているの?
作成日:2024.7.16
目次
お客様の実際の声
・怖かったが思ったより痛くなかった。
・少し痛みはあったが充分耐えられた。
・瞼をひっくり返したりする際などに引っ張られる感じはあったが、痛みはそれほど感じなかった。
⇒充分耐えられる程度の痛みに感じる方がかなり多いです。
二重埋没法の際の痛み
・局所麻酔をするときの痛み
⇒笑気麻酔、局所麻酔
・針・糸を通す時の痛み
・器具で瞼をつまむ痛み
・瞼が引っ張られる痛み
⇒局所麻酔、点眼麻酔
・術後の痛み
⇒痛み止め(飲み薬)
二重埋没法手術の際の当院の麻酔
当院では少しでも痛みや不安を和らげる為に、様々な工夫を行なっております。
その際に使用する麻酔について紹介させていただきます。
麻酔の種類
点眼麻酔
瞼に目薬みたいにさすことで、眼球やまぶたの裏の結膜を麻酔する為に使用します。
笑気麻酔
鼻から笑気を吸入します。
笑気麻酔を行なうと少し酔っ払ったようになって痛みや不安が紛れます。
主に局所麻酔の痛みを抑えるために行ないます。
局所麻酔
メインの麻酔になり、糸を通す皮膚側と結膜側に麻酔を行ないます。
静脈麻酔
基本的には目元の手術でのご案内は行なっていません。
静脈麻酔を使用すると術中の確認がとれなくなったり、呼吸が止まるなどのリスクがある為基本的にはご案内不可となります。
どうしてもご希望の場合は医師に相談して下さい。
埋没法を痛くないようにするための当院の工夫をご紹介いたします。
①細い針
刺す時に針が細いと痛みが少ないため、34Gという細い針で局所麻酔を行なっていきます。
刺す時は痛みがほとんどないですが、麻酔が入ってくる時に多少痛みを感じる方が多いです。
②麻酔液のpH(ペーハー)の調整
体と麻酔のpHに差があるほど痛みが出やすくなっているため、できるだけ体のpHになるべく近づけるように麻酔を調整することで注入時の痛みを減らすことが可能となります。
③ゆっくり注入
圧がかかると痛みを感じやすくなるため、ゆっくり注入することによって痛みを少しでも感じにくくしています。
④痛みをブロックしながら段階的に広げる
神経の本管に近い部分(痛みに敏感な方)から注入し、少しでも痛く無いよう段階的に注入していきます。
埋没の場合は瞼の内側が痛みを感じやすい為内側(目頭側)から麻酔を行なっていきます。
※外側(目尻側)から行なうと痛みをずっと感じやすくなります。
瞼の内側も同様に内側(目頭側)から注入していきますが
血管を避けて麻酔(注射)を行なっていきます。
(血管に注射があたってしまうと、内出血を起こしてしまう為腫れの原因にもなります。
その為極力見える血管は避けて行なっております。)
⑤こまめに痛みを確認、こまめに麻酔注入
一度に麻酔を終わらせるのではなく、こまめに麻酔を足しながら手術することによって途中の痛みを感じにくい様におこなっていきます。
二重埋没法の手術の様子や麻酔については以下の動画もご参考下さい。
手術中に痛みが出たらどうしたらいいのか?
痛みが出たら遠慮なく言っていただければと思います。
※麻酔を足しすぎると腫れの原因にもなります。
手術中チクチク痛みが出てきたら我慢する必要はありません。
痛かったら遠慮なく言ってください。
※引っ張られる感じ、針が通る感覚などは麻酔では取り切れません。
※麻酔が効きにくい方がいらっしゃいます(例:お酒が強い方)
そういった方は麻酔が効きにくかったり、早く切れやすい可能性があります。
術後の痛み
術後痛くない人も多いですが、 2,3日は痛みが出ることもあります。
⇒ 痛み止めで十分対応できる痛みですので、あまり心配しすぎなくても大丈夫です。
術後痛み止めを処方しております。
※術後激痛で目が開けられない場合 ⇒すぐに受診をして下さい。
眉毛やエクステが糸に絡まってしまっている可能性や、ごくまれに糸が露出しているケースもあり得る可能性もあります。
その際は早急に適切な処置が必要になります。
まとめ
◎痛みはしっかり麻酔をすれば十分我慢できる範囲。
思っているほど痛くないことが多い。
◎院長は1万人以上二重埋没法をおこなってきて、痛くて中止になったというケースはありません。
◎多くの方では、痛みより怖さの方が強い方が多いです。
◎もとび美容外科クリニックでは痛みをなるべく減らすために多くの工夫を行っています。
安心して施術を受けてもらえばと思います。
併せて下記コラムもご参照下さい。