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美容コラム/ Beauty column

切る眼瞼下垂の施術方法とメリット・デメリットや注意点について解説

作成日:2025.1.14

切る眼瞼下垂術の施術方法のサムネイル

切る眼瞼下垂術とは

二重切開をおこなって目の開きを良くする手術です。
上まぶたの前葉と後葉
瞼の裏側を後葉といいます。
後葉は瞼を上げる力が伝わるところです。
眼瞼下垂は後葉がたるむことで起こります。
皮膚側から切開して挙筋腱膜(イラストの赤い部分)を露出させて短縮する手術が切る眼瞼下垂術です。
挙筋腱膜を引っ張って固定するので、挙筋腱膜前転術とも呼ばれています。
詳しい施術方法に関しては、また後で解説していきますので是非参考にしてください。

 

切る眼瞼下垂のメリット・デメリット

まずは切る眼瞼下垂のメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

まずが切る眼瞼下垂を行う場合のメリットについて解説します。

糸でおこなうより戻りにくくなる

糸に比べると、切る方が確実に腱膜を露出させて短縮するので戻りにくくなります。

目の開きの微調整を行うことが出来る

術中に目を開けて繊細に微調整することが可能です。

二重幅の調整ができたり、くぼみ目を改善できる可能性がある

二重の切開で行う手術のため、二重を作ったり二重幅の調整ができます。
さらに眼窩脂肪を引き下ろしてくることでくぼみ目を改善させたりすることが可能です。

ある程度の皮膚のたるみを除去することができる

皮膚を切除して睫毛側のたるみを改善させたり、少しですが二重の上のたるみを改善することができます。
ただし、二重の上の皮膚を取りすぎると眉毛の近くの厚い皮膚が二重の上に降りてきてしまい、厚ぼったくて不自然な二重になってしまうので沢山は取ることができません。
二重切開でたるみを取る場合は2~3㎜くらいまでとなるので注意が必要です。

デメリット

次に切る眼瞼下垂を行う場合のデメリットについて解説します。

ダウンタイムが長引く

切開するので糸でおこなう方法と比べると、当然ダウンタイムは長引きます。
2週間から1ヶ月は腫れが目立つ期間と思っていただくといいかと思います。
完成までは半年かかる

傷が残る

切開するので傷が残ります。赤みは3か月から半年程度で白く目立ちにくくなりますが、傷自体が消えるということはありません。
二重の食い込みも出やすくなることがあります。

修正は簡単ではない(半年くらいは再手術できない)

切開して中の組織を調整する手術なので、糸で行う方法に比べると修正は難しくなります。
傷は癒着を起こすため、修正するとしても落ち着くまで半年程度様子をみてからになってしまいます。
癒着するので何回も手術していくと手術がやりづらくなるため修正がどんどん難しくなっていきます。

眼瞼下垂が改善することのメリット

次に眼瞼下垂が改善することで得られるメリットについて解説していきます。

目力が出て目元が明るくなる

眼瞼下垂が改善して目の開きが良くなるので目力が出て黒目に光が入りやすくなって目元の印象が明るくなります。
眼瞼下垂イメージ

眉を上げなくてもよくなるのでおでこのしわが出にくくなる

眼瞼下垂の方は眉を持ち上げないと目が開かない状態の方もいるため、眼瞼下垂で目の開きが改善することで頑張って眉を持ち上げなくても良くなります。
眉を持ち上げることで出る額のしわが出にくくなるというメリットもあります。

頭痛、肩こりといった症状が改善する

先ほども解説しましたが、頑張って眉を持ち上げなくても目が開く状態なので余計な筋肉の緊張がなくなり、眼瞼下垂の症状である頭痛や肩こりが改善するという方もいます。

目と眉が近づいてバランスが良くなる

眼瞼下垂が改善することで眉が下りてくるので目と眉が近づいて目元のバランスが良くなります。
それによってくぼみが改善することもあります。

以前のコラムでは眼瞼下垂が改善することのメリットをより詳しく解説しているので是非こちらも参考にしてください。

施術方法

それでは今回の主題である切る眼瞼下垂の施術方法について解説していきたいと思います。

まず二重を切開します。一重の方はご希望の二重の高さで切開していきます。
切開したところから剥離をしていって、 挙筋腱膜を露出させます。
伸びた挙筋腱膜を引き下げ(前転させて)瞼板に固定することで目を開けやすくします。
眼瞼下垂が高度の方ではさらに腱膜の粘膜側にあるミュラー筋という筋肉も同時に短縮させます。
切る眼瞼下垂、挙筋前転術イメージ
短縮して仮留めして体を起こして目の開き具合を確認し、左右差や目の形の調整を行います。
調整が終わった後でしっかり本留めして、二重切開術の場合と同じように中縫いして二重を安定させ、 傷を閉じて終了します。

同時に行うことができること

先ほども少し説明したのですが、切る眼瞼下垂では切開の手術なので眼瞼下垂以外のものも同時に行うことができます。

・二重の切開法と同じなので二重を作ったり、二重幅を広くしたり狭くしたりできる。
・眼窩脂肪を引き下ろしてくぼみ目を改善できる可能性がある。
・若干の皮膚のたるみを除去することができる。

まとめ

切る眼瞼下垂は切らない眼瞼下垂に比べてしっかり目の開きを改善させることができ、術中の調整も可能です。
同時に二重を作ったりくぼみ目の改善をおこなうこともできます。
ただし、腫れや食い込みなど不自然さが長く続く手術ですので、長くダウンタイムがとれて、より確実に眼瞼下垂を改善させたいという方におすすめの施術です。

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
美容外科専門医(JSAS)
日本アンチエイジング外科学会専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴

平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業

平成26年 もとび美容外科クリニック開院

資格

美容外科専門医(JSAS)

日本アンチエイジング外科学会専門医

アラガンボトックスビスタ 認定医

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

日本加齢医師会

日本レーザー医学会

日本美容外科医師会

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西尾 謙三郎 医師(院長)
西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

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