特殊埋没法の透明糸の抜糸。手探りでなんとか。。。
昨日、特殊な埋没法の抜糸をおこないましたのでご紹介します。
今回の抜糸のお客様は韓国にて1か月半前に埋没法をおこなったお客様です。
1か月半経っても腫れや食い込みが強く抜糸したいとのことでした。
時間が経ったわりには確かに食い込みが強く、糸を埋め込んだと思われる部分の傷や食い込みが目立っていました。
抜糸を考え、事前にオペをしたクリニックに問い合わせて確認していただいそうですが、 韓国でよくやる線止めではなく、通常の3点止めだと言われたそうです。
二重をおこなったばかりで、糸を埋め込んだ傷も良く分かったのでわりと簡単に抜糸できるかと思ってオペを始めました。
しかし、、、 針穴を探ってもなかなか結び目が見つからない。。。
ようやく見つけたとおもたらなんと透明の細い糸でした。 しかも引っ張ると長く編み込まれている様子です。
こ、これは。。。 韓流の特殊埋没法を細い透明糸でおこなったもののようでした。
特殊埋没の上に透明であれば抜糸の難易度は一気にMAXです(汗) 普通糸も時間が経つと色が抜けて透明になり抜糸ができなくなってきます。
おそらく今回はかける糸がすでに透明だったわけでして。 普通、見えないものは取れません。
ただ、見えないものはどうしようもないので、あきらめずに、 もう完全に糸をかけた予想のイメージと、つかんだ組織の手ごたえだけで糸を探っていきました。 そして、、、
なんとかすべて抜糸することができました! 途中引っ張って連結を確認したりして一部切れてしまいましたが、すべて除去できたと思います。
幸い当院では韓国で行われているような線止めを多く扱っているため、なんとか抜糸できたんだと思います。
しかし、眼輪筋の細い筋繊維と細い透明糸が似ているのでとても難しかったです。 でも、なぜ線止めでなく通常の3点止めだと言ったのでしょうか。。。
しかも最初から透明な糸で埋没するというのは、抜糸や修正をしないという前提で行っているものと思われます。
ほとんどの人が切開をするという韓国ならではの考え方なのだと思いますが、抜糸する側からしたらけっこうつらいですね(^-^;
今回は術後早期でなんとか抜糸できましたが、抜糸をする際はどのように糸をかけたかを確認することが大事です。
抜糸をお考えの方はご自分がいつどんな糸を何点どんなかけ方でかけたか、あらかじめ調べておくことをおすすめします。
ただし、嘘を言われたらどうしようもないですが。。。
抜糸について気になる方は以下のリンクをご参考ください。
⇒二重埋没法の抜糸について
当院のBNLSについて
当院のBNLSについて
BNLS注射をおこなっていると、
「きちんとBNLSを入れているのですか?」
「薄めているのですか?」
「なぜこんなに安いのですか?」
などの質問をうけることが度々あります。
当院ではお安く皆さんにBNLSをご提供させていただいているためにそのように思われるのでしょうね。
最近また聞かれたりするので、この場を借りて当院のBNLSについてちょっとお話しさせていただきます。
もちろん当院ではBNLSを不当に薄めたりすることはありません。
では、それぞれの質問にお答えしますね。
「きちんとBNLSを入れているのですか?」
⇒BNLSをメーカー推奨の調整法で調整して注入しています。きちんと入れるというのは何か変な感じもしますが、マニュアルどおりに調整して注入しています。
「ちゃんとBNLSを入れているのか確認したいので目の前で入れてください」と言われることも何度かありました。
お疑いなら目の前で入れさせてもらっています。
ただ、当院では誠実にお客様のために施術をおこなっておりますので、気持ちよく治療を受けていただくためにも是非私たちを信頼していただければと思います。
BNLSに限らず当院ではみなさまに施術を受けやすくするためにお安めに値段設定しています。
ただ、クオリティーは落としていませんし、そこは信用していただければと思います。
「他院では効かなかったのになぜこちらでは効くのでしょうか?」と言っていただくこともあります。
当院では、脂肪層全体にまんべんなくBNLSを浸透させるように、きちんと注入層と注入方向・部位をイメージしておこなっているからかもしれません。
「薄めているのですか?」
⇒原液をそのまま使用する方法や、麻酔を混ぜて使用する方法がありますが、メーカーは痛みの観点から10%麻酔を混ぜて使用することを推奨していますので、当クリニックもそれに従って調整しています。ちなみに、麻酔を20%以上混ぜていた有名クリニックもありましたが、そこまで麻酔を入れる必要はないかと考えています。
当院では手術の局所麻酔の際には痛みが少ないように麻酔を少しずつ広げていく方法をよくおこなっていますが、麻酔入りBNLSでもこの注入法を適宜応用して、なるべく痛みを減らすように注入しています。
もちろん、ご希望を言っていただければ麻酔無し(原液)を選んでいただくことも可能です。 ただ、法令線上や鼻先、小鼻など組織が硬くなるほど痛みが強くなるので麻酔入りがおすすめです。。。
その場合は笑気ガスを併用すると良いかもしれません。
クリニックやドクターによって打ち方や考え方は様々で、何が正しいということはありませんが、当院では、効果と痛みの観点から上記の調整法でおこなっております。
ご納得できるクリニックを選んでいただければと思います。
「なぜこんなに安いのですか?」
⇒当院でも少し前までは1ccあたり約1万円で施術を行っていました。ただ、皆様に施術させてもらっている中で、フェイスライン全体にBNLSを注入すると1回で10cc以上の量が必要になること、 3回ほど繰り返し注入するのがおすすめされていることなど、金銭的な負担が強くなり中途半端で終わってしまう方が少なからずいらっしゃいました。
ですので、なるべくしっかりBNLSの効果をなるべく出してもらいたいため料金を今の料金まで下げさせていただきました。
BNLSは今くらいの料金が適正かなと思っています。
調整法、注入方法は当初から変わっていません。
当然利益は少ないですが、当院では小顔治療に力を入れており、簡単に小顔治療を体験してもらえて、ご満足いただければと考えています。
また、初回だけお安く設定しているクリニックもありますが、コースを申し込むと割高になってしまうことが多いです。
当院ではそのようなことはなく、なるべく3回おこなって効果を見ていただきたいと考えているため、3回コーストータルでお安くなるように設定させていただいております。
以上、当院のBNLS治療に関して説明させていただきました。 BNLSも効果的ですが、小顔ボトックスや脂肪吸引・バッカルファットなど他にも効果的な小顔治療はあります。
当院では小顔治療の実績も多く、自信をもって小顔の施術をおすすめさせていただいています。
確実に脂肪吸引で脂肪を除去する方法も効果的ですよ。
腫れにくい麻酔や腫れを軽減するお薬を飲むことでダウンタイムも少なくできます。
脂肪吸引は実際の現場の声を知っている美容外科のスタッフの方などに人気が高く、多くのスタッフの方にご指名いただいてお顔の脂肪吸引をさせていただいています。
小顔に関しては最適な治療法は人によって違います。 必要のない治療はすすめず、お客様に合った最適な治療法をご提案させていただきます。 【参照】小顔整形の効果的な方法|あなたのお顔のタイプは?
痛みが少ない!早い!安い!医療レーザー脱毛機を導入しました!
導入記念キャンペーンやってます!
(詳細は下記ご参照ください)
「脱毛をやりたいけどなるべく痛くないのが良い」
「時間がかからず早く終わるのが良い」
「なるべくお安く済ませたい」 そう思う方は多いのではないでしょうか。
そんな方にピッタリのレーザー脱毛機『LightSheer DUET』をもとび美容外科クリニックにも導入しました!
【ライトシェアデュエットの特徴 】
1)大口径のハンドピースを使用することで脱毛のスピードが格段に速くなりました。(最大で施術時間は1/4になります)
2)吸引しながらレーザーを照射することで冷却や麻酔をしなくても大幅に痛みを減らすことが可能になりました
3)大きなハンドピースと小さなハンドピースを部位ごとに使い分けてレーザーを照射することできめ細かく、かつスピィーディーに照射することができます。
4)スピィーディーに照射できることで、時間を有効に使うことが可能になり、そのぶん脱毛の料金をお安く抑えることが可能です。
「早い」」「痛みが少ない」「効果的」「安い」の4拍子がそろったレーザーです。
正直に申しますと当初どの脱毛機を導入しようかといろいろ悩みました。(笑)
業者さんなどはもちろん自分の良いことしか言いませんし、誇張していることも多いです。
そんな中、実際使用しているドクターの意見や、いろいろなクリニックで実際使用している人たちの裏の口コミや評判を聞くと、 やはり一番おすすめな脱毛機はライトシェアデュエットだということがわかりました。
お客様のニーズに少しでもお答えしていくためにライトシェアデュエットを導入することにしました。
ライトシェアデュエットはすでに多くの美容外科や美容皮膚科などのクリニックですでに導入されていますが、 もとびに来院されたお客様には一番おすすめの医療脱毛を提供させていただきたいと考え当院でも導入しました。
【LightSheer DUET(ライトシェアデュエット)について】
大きな部位の脱毛はHSハンドピースを使用
大口径であることで、スピィーディーな脱毛が可能になり、吸引システムにより痛みの少ない脱毛が実現しました。吸引しながらレーザー照射をおこなうと、皮膚の触覚が刺激されることで痛覚を減らすことが可能になります(ゲートコントロール理論)。
よく注射の前に圧迫しておくと痛みが軽減すると言われますよね。
それと同じ理論です。
また、吸引することで皮膚が伸ばされてメラニンの色が薄まることで、メラニンへの吸収が弱まって毛根に対して効率的にエネルギーを与えることが可能になります。
そうすることで低いエネルギーで照射が可能になりさらに痛みや皮膚への負担を減らすことが可能となります。
細かい部位にはETハンドピースを使用して施術を行います。
ETハンドピースは、脱毛のスタンダードとして世界中で使用されているハンドピースです。
ハンドピースの照射面に冷却装置がついているため、レーザー照射する部位が冷却され、表皮が保護されると同時に痛みを軽減することが可能になります。
また、照射の際には皮膚を圧迫する事で、毛根までの距離が近づくだけでなく、血流が減少することで効果的に毛根にレーザーを吸収させる事が可能になります。
出力を高めることで、うぶ毛の治療も可能です。
LightSheer DUET(ライトシェアデュエット)では上記の大小のハンドピースを組み合わせることで効果的に、スピーディーに脱毛することが可能です。
もとびの脱毛が選ばれる理由
○美容外科口コミ広場で新宿の満足度ランキングでNo.1にもとび美容外科クリニックが選ばれました。お客様の視点に立って、治療にご満足していただけることをスタッフ一同心がけて施術にあたっております。
○脱毛は経験豊富な看護師がドクターの指示により施術します。
お肌の状態、ご希望を聞きながら、出力や当て方をその方に合わせて変えていきます。
また肌の温度の変化を見ながら効果の出る最適な照射をしていきます。
○院内がとても清潔できれいです。
感染などのリスクを減らすために、院内の清掃・衛生管理に力を入れています。
○治療後のサポートにも力を入れています。
何か疑問や不安な点があればいつでもアフターフォローさせていただきます。
必要な治療があればも医師の診察、治療を迅速に行わせていただきます(もちろん無料です)。
施術の流れ
1. ドクターカウンセリング
脱毛の治療についてご案内します。聞きたいこと、わからない事は何でもお聞きください。
2. お手続き
話しやすい気さくなカウンセラーが施術の流れ、料金についてご説明します。ドクターの前では緊張してしまう方や聞き忘れたことがあればここでもしっかりお話させて頂きます。
3. 入室して部位によりお着替えをしていただきます。
入出して準備をします。部位によりお着替えをしていただきます。4. 施術
痛みや赤み、皮膚の温度を確認しながらしっかり丁寧に照射します。 癒しの音楽を聴きながらリラックスしてお休みください。
5. 皮膚の状況によりクーリングや軟膏処置をします。
ジェル使用の際はジェルをきれいにふき取ります。 皮膚の赤みなどの状況により冷たいタオルでクーリングや軟膏の処置をおこないます。
6、お着替え後終了となります。
お疲れさまでした!
こんな方はレーザー脱毛は向いていません
・妊娠中、授乳中の方。・過度に日焼けをしている方。
・自己処理で毛を抜いていしまっている方。
・1ヶ月以内にレーザー治療を受けた方。
・糖尿病やステロイド内服中の方。
術後の経過、ケアについて
人によって、部位によっては術後は皮膚の赤みや毛穴に一致した赤み、膨隆、かゆみがでることがあります。また、まれに毛根の炎症によりニキビ様の毛嚢炎になることがあります。
その場合は軟膏の処置などで対応させていただきます。
術後赤みやひりひりがある場合は入浴しないようにしてください。
施術後1週間程度はしっかり保湿するようにしてください。(当院ではMTコスメティクスのモイストボディミルクをおすすめしております。)
治療期間中は色素沈着を起こさないように、こすりすぎや日焼けなどは避けていようにしてください。
症例写真
導入記念キャンペーン
LightSheer DUET(ライトシェアデュエット)導入キャンペーンおこなっています! 全身脱毛(顔、VIOは除く)5回コースが、、、なんと! 238000円(税抜)です! 分かる人には分かるお安さ。 ぜひこの機会にご検討なさってください。二重埋没法の抜糸について
二重の埋没法をしたけれど不自然で早く抜糸したい!
不安だけど抜糸したほうがいいの?待った方がいいの?
抜糸は腫れるって聞いたけど本当!?傷は残る? などとお悩みの方はいらっしゃいませんでしょうか。
そんなお悩みを解決できるよう、二重プチ整形(埋没法)の抜糸について解説します。
当院は日本で最も埋没法の種類のあるクリニックのひとつであり、多くの埋没法に精通し、他院の修正なども多くおこなっています。
(豊富な二重プチ整形メニュー数!症例数!クオリティー!) 抜糸した方が良いかどうかはもちろん、腫れや傷の少ない抜糸方法や特殊な埋没法の抜糸についてまで詳しく解説していきます。
抜糸をお考えの方だけだなく、埋没法をお考えの方にも役立つと思います。
是非ご覧になってください。
(目次)
【症状別 抜糸したほうが良いかどうか】 【埋没法抜糸について】・抜糸はどうやってやるの?
・腫れる?痛い?内出血は?
・傷は残る?
・糸はちゃんととれる?
・抜糸したらラインは戻るの?
【主な埋没法の種類とそれぞれの抜糸方法】 【埋没法の疑問】
・糸は全部取らないといけないの?
・結び目はライン上にある?
・点止めの点数について
【難しい抜糸とは・・・】
【抜糸と同時に糸をかけなおしたほうが良い場合】
【抜糸を考えている人へアドバイス】 【もとびの抜糸について】
【症例写真】
【症状別 抜糸したほうが良いかどうか】
このような悩み・症状はありませんか?1.埋没法をしたが、後悔している。糸が入っていることに罪悪感がある。もとに戻したい
2.腫れが想像以上にひどい!これでは復帰できない。糸を今すぐに抜きたい
3.二重の幅を変更したい
4.ゴロゴロ感や違和感がなかなか消えない。
5.目を閉じたときに糸がポコッとして整形がバレバレで嫌だ。
6.埋没法の食い込みが取れない
7.まぶたが赤く腫れてきた。
8.術後痛みが強く、涙が出て目が開けられない
9.結び目が露出している。
抜糸したほうが良いかについてそれぞれ解説していきます。
1.埋没法をしたが、後悔している。糸が入っていることに罪悪感がある。もとに戻したい
思い切って手術をしてみても、実際の変化に気持ちがついていけないことがあります。 罪悪感などで何日も悩んで眠れないということありますので、その場合は抜糸して一度リセットされるのも良いかと思います。
埋没法をしたら腫れが落ち着くまで絶対抜糸してはいけないということはありません。
一度抜糸してリセットして、気持ちが落ち着いたらまた埋没法をおこなって満足されている方も多くいらっしゃいますよ。
ただし、後述のように、時間が経っていて、表側からも裏側からも糸の位置の手がかりがないと抜糸ができないこともあります。
2.腫れや食い込みが想像以上にひどい!不自然感が強くこれでは復帰できない。糸を今すぐに抜きたい
腫れが強いと、失敗された!と思われる方は多いかもしれません。
もちろん術者によって無駄に腫れが強くでてしまうことがあります。
ただ、埋没法の腫れる原因は様々です。 (二重整形で腫れないための8つのポイントとは!?)
まぶたにたるみや厚みがある方や、希望の二重幅が広い方、運悪く内出血がでてしまった場合など、術者の技術によらず腫れがでやすくなってしまうことはあります。
基本的には術後の腫れは多かれ少なかれ必ずあります。
そして個人差もあります。
せっかくお金をかけて痛い思いをされておこなった施術ですので、我慢できるのであればまずは1ヶ月程度経過をみていただいて、腫れがある程度引くのを待つのがおすすめです。
たいていのクリニックでも抜糸したいと言うと、1ヶ月待ってくださいと突っぱねられることが多いようです。
ただ、待つのはあくまでおすすめであって、本人にとってまわりにバレるリスクやストレス、苦労などを考えればそう簡単にはいかないものです。
半年も頑張って待ったけれど、結局不自然さは改善されず抜糸にいらっしゃる方も少なからずいらっしゃいます。
埋没法は比較的簡単に二重をつくったり戻したり、調整出来たりできるのがメリットです。
無理して頑張るよりは抜糸してリセットするのも一つの選択肢だと思います。
当院ではご本人のご希望を最優に考えており、腫れや二重の状態も考慮しアドバイスさせていただきながら、必要があれば術後間もなくでも抜糸させていただいております。
3.術後痛みが強く、涙が出て目が開けられない
手術直後の目が開けられないほどの痛みはエクステやまつ毛が埋没の糸やまぶたのゆがみに引っかかっていることがありますのですぐに診察して対処してもらいましょう。
その場合、原因が除去できれば抜糸の必要はありません。
術後しばらく経ってからの痛みは、糸が結膜側から露出している可能性もあります。
その場合は糸が角膜を傷つけるリスクがありますのですぐに抜糸する必要があります。
4.ゴロゴロ感や違和感がなかなか消えない。
埋没法はまぶたの表側と裏側を糸で結びつける手術ですが、糸でしばると当然まぶたの裏側(結膜側)はゆがみます。ゆがみが出るとどうしても凹凸を感じてゴロゴロ感違和感が出ることになります。
また、感じ方は左右でも違ってきます。
通常1,2週間で落ち着いていきますが、数か月かかる方もいらっしゃいます。
また、ゴロゴロ感が強いと糸が露出している可能性もあります。
まずは早めに診察してもらいましょう。
糸の露出があれば眼球を傷つけるリスクがありますので抜糸の必要があります。
糸の露出などがなければ経過を見ることが多いですが、ゴロゴロ感が2,3ヶ月以上も長引いてつらい場合は抜糸するのもひとつの手でしょう。
5.目を閉じたときに糸がポコッとして整形がバレバレで嫌だ。
糸は異物ですので体内に残ると周囲に被膜という膜ができます。
そうすると髪の毛くらいの糸のはずが糸に厚みがでて太くなってしまうことになります。
上まぶたの皮膚はとても薄く、皮膚側に近い糸は盛りあがってポコポコしやすくなります。
糸の結び目は特に厚みがあるのでその部分だけポコッとふくらみが目立ちやすいです。
術後1ヶ月ほどは多くの方で被膜の厚みが特に厚くなってポコポコするリスクがありますが、3~6か月経つと被膜も薄くなってポコポコが目立ちにくくなっていきます。
3ヶ月以上経過を見て、ポコポコが目立って気になる場合は抜糸をし、ポコポコのリスクを少しでも減らすために、裏側(結膜側)に結び目を埋没する方法でかけ直すのがおすすめです。
(※ただし、結び目は表側になくても、糸は通るのでポコッとのリスクをゼロにすることはできません。)
(二重整形の結び目のポコッ ばれてしまう落とし穴)
糸が緩いと糸が浮いてポコポコしやすくなるで、若干の腫れは覚悟してしっかりめに糸を結んでかけなおしてもらうのが良いでしょう。
また、ポコッとしている場合、まれに埋没した糸に皮膚が引っ掛かって迷入して皮膚垢がたまってポコッとしているケースがあります。
その場合、そのふくらみが感染するリスクがありますので、内容物を除去し、早めに抜糸します。
6.結び目が露出している。
埋没法の糸がしっかり埋没しきれずに結び目が露出していることがあります。
目を閉じたときにライン上に黒や青の糸が点状に見えます。
未熟なドクターがおこなった場合などに見うけられます。
糸が露出していると感染のリスクがありますので早めに抜糸してかけ直す必要があります。
7.埋没法の食い込みが取れない
不自然に広いラインや、糸を締め付けすぎた場合などは、食い込みが長引いて、経過をみても食い込みが改善しないことがあります。 食い込みが非常に強い場合や、1,2ヶ月経過を見ても改善が少ない場合は糸を抜糸して、 クセがついてしまう前に腫れにくい埋没法で早めにやり直すのがおすすめです。8.まぶたが赤く腫れてきた。
埋没法をおこなうと、糸で縛ることで血流が悪くなり感染しやすくなります。
糸自体も異物ですので血流がなく細菌が付きやすいため感染しやすいです。
ものもらいなど埋没法と関係のない部分での炎症であればまずは抜糸せずに治療をおこないますが、 埋没した糸に一致した炎症や、まぶた全体に腫れや痛み、赤みが出てきた場合、 抗生剤で回復しない場合は糸を早急に抜糸し、膿がたまっていれば排膿して感染や炎症を抑える必要があります。
9.二重の幅を変更したい
二重は広いラインが勝ちますので、二重を広くしたい場合は広いラインに糸をかければ、二重は広くなりますので抜糸の必要はありません。ただ、狭くしたい場合は、広いラインの糸を除去して広いラインを消しながら狭いラインに糸をかけないと狭くなりません。
ですのでラインを狭く調整する場合は抜糸が必須です。
ただ、広いラインを作って半年以上時間が経っている場合や、がっちり食い込んだ状態が長引いた場合などは、二重のクセがしっかりついてしまいもどるのに時間がかかる可能性やラインが消えない可能性があります。
早く抜糸するほど戻る可能性が高く、早く戻ります。
以上が症状別の抜糸の適応に関する解説ですが、読んでもいまいち分からない、解決しないという方は、当院では無料ご相談やカウンセリングをおこなっていますので、いつでもお問い合わせください。
【埋没法抜糸について】
抜糸はどうやってやるの?
埋没した糸をピンセットを使って探して引っ張り糸を抜きます。当院の抜糸は針穴からおこないますので、ピンセットは先が細いだけでなく、滑り止めのついた特殊なピンセットを使用します。
埋没した糸には必ず結び目があり、結び目をつかんで引っ張らないと結び目が引っ掛かって糸が全部出てきません。
ですので、術前に結び目のある場所をしっかり同定し、予測をつけてからアプローチして糸を抜かないときちんと糸を抜くことができません。
後述しますが、埋没法の種類は多様化しており、糸のかけ方によって表側(皮膚側)や裏側(結膜側)に結び目がきたり、1本の糸でも複数の結び目があるものもあります。
自分がおこなった埋没法の種類をしっかり確認してカウンセリングにのぞみ、どこからアプローチするのが一番糸が取れやすいかきちんと計画を立てて抜糸することが大切になります。
そうすることで、抜糸ができる可能性を高め、腫れや内出血のリスクを減らすことが可能です。
腫れる?痛い?内出血は?
抜糸で腫れると思っていらっしゃる方は多いですが、ダメージを少なくするようにおこなえば通常腫れはそれほどでません。「腫れると思いましたが全然腫れないんですね」と喜ばれる方が多いですが、逆に抜糸でなぜそんなに腫れるのだろうと疑問に思うことがあります。
おそらく腫れる原因としては、早く抜糸することを優先して、傷を大きくして強引にあちこち組織を引っ張って傷つけたり、なかなか糸が見つからず抜糸にてこずり深追いしたりすることが原因になるのではないかと思います。
さて、痛みに関しては手術中は麻酔をしますのであまり痛みはないことが多いですが、荒い操作をしたり深追いしたりするほどダメージが強くなり、術後の痛みやダウンタイムが長引くことがあります。
痛みは2,3日~1週間ほど、腫れが出た場合は1週間ほど、内出血は1,2週間ほど、治まるのにかかる場合があります。
傷は残る?
抜糸をする際、メスで切開して抜糸をする先生は多いですが、傷が残る可能性が高くなります。
傷を大きくした方が抜糸しやすいですが、傷が残りやすく目を閉じると目立ってしまう可能性があります。
せっかく切らずに埋没法をしたのに傷はあまり残したくないですよね。
当院では抜糸はプチ整形で使う細い注射針で穴を開けて針穴から丁寧に抜糸しますので、ほとんど傷を残さずに抜糸することが可能です。
糸はちゃんととれる?
まぶたの表側から見て結び目が透けて見える糸は抜糸するのは比較的容易です。ただ、後述の【難しい抜糸とは・・・】編で述べるように、抜糸が難しい場合というのも当然あり、糸が除去できない可能性もあります。
多くの場合きちんと抜糸できますが、抜糸する際はすべて取り除けなかったり抜糸できないという可能性もあるということを頭の隅においておこなっていただく必要があります。
抜糸ができなかったとしても、糸を一部除去するなり、連結を解除するなりすることは可能なこともあります。
抜糸したらラインは戻るの?
糸を抜糸すれば当然ラインはなくなったり狭くなる可能性があります。
ただ、きつくラインを縛って時間が経ったラインであれば戻るのに時間がかかったり、場合によっては戻らないこともあります。
昔ビーズ法といって糸で癒着させるようにがっちり縫って1ヶ月後に抜糸するという方法(かなり腫れます)がありましたが、抜糸後も強力に二重を保つことが可能です。
通常の埋没法でも同じようにしっかり癒着してしまうと戻りにくいことがあります。
抜糸は早いうちにおこなうことをおすすめします。 また、ラインを保ちたい方は抜糸と同時埋没法をおこなうのが良いでしょう。
【主な埋没法の種類とそれぞれの抜糸方法】
・埋没法とは簡単に言ってしまえば瞼の表側と裏側を連結する手術です。まぶたの裏側(結膜側)は目を開ける筋肉や腱膜が通っており、作りたい二重の高さで表側(皮膚側)の組織を裏側に連結させてあげると、目を開けた時に希望の高さの皮膚側が引き込まれて二重になります。
その結び方には、点でとめるもの、線でとめるもの、連結を多くして戻りにくくしたもの、結び目の位置を工夫したものなどいろいろあります。
以下に主要な埋没法を挙げてみました。
・点止め(一般的な埋没法)
・エステティックアイ(他院ではクイックコスメティークなど)
・マルティプルノット法(他院ではSMK法、6点固定、6点止めなど)
・もとびアイゴールド(他院では韓流埋没法など)
・もとびアイプラチナム
・スマートリンク(他院ではフォーエバー二重orブリリアントなど)
・スマートバランス 当院の名称で図示し抜糸についてそれぞれ解説していきます。
点止め(一般的な埋没法)
糸を単純にワンループでかけてまぶたの表と裏を連結します。 昔からおこなわれている方法で、現在でも主流の埋没法です。
結び目は表側にあるので基本的に表から抜糸します。
結び目が表から透けて見える場合はほとんどの場合抜糸が可能ですが、表から糸が見えない場合や表からアプローチしてもとれない場合は、瞼の裏側から埋没法の瘢痕を探して結膜側からアプローチすることもあります。
その場合抜糸できない可能性も出てきます。
ベーシックな点止めの場合は比較的単純で抜糸しやすいですが、奥深くに糸がもぐりこんでいるとどこにあるかわからず、とりきれない可能性もあります。
エステティックアイ(他院ではクイックコスメティークなど)
結び目はまぶたの裏側に来ますので、まぶたの表側or裏側からアプローチして糸を除去します。
通常の点止めより抜糸の難易度は上がりますが、糸のかけ方がわかればそれほど難しくありません。
2ループかけていることもあり、その場合難易度はさらに上がります。
1週間以内であれば、傷跡の位置などから結び目を探しやすいですが、時間が経っているとパッと見どこに糸を埋め込んだかわからなくなります。
ただ、結び目の位置があらかじめわかっていれば、表側から糸を同定して抜糸することが可能です。 表からとり切れない場合はまぶたの裏側から抜糸します。
場合によっては結び目は取れずに、糸をなるべく除去するだけになることがあります。 ただ、結びは解除されますので二重や腫れは戻っていくことになります。
マルティプルノット法(他院ではSMK法、6点固定、6点止めなど)
皮膚側に結び目をたくさん(6点)作ってもどりにくくする方法です。
ループの位置を変える変法もあります。
この方法の場合、一つの結び目を引っ張っても他の結び目が引っ掛かって取りきれません。
結び目を一個一個除去していくしかなく、結び目が深く埋没されていて表から見えない場合その結び目はとれないことがあります。
ただ、糸を結紮している結び目は特に大きいですが、他の結び目は少し小さめなので、結紮している結び目をなるべく探して強く引くと他の結び目も取れる可能性はあります。
マルティプルノット法はとても抜糸しにくい埋没法です。
ただ、結び目が深くて一部取れなかったとしても、糸の縛りは解除されますし、大部分の糸は除去できます。
とれなかった深い結び目は表側から目立つことはありませんし、糸は残っていても特に問題はないので、マルティプルノット法の場合はなるべく結び目を除去するというスタンスでおこないます。
もとびアイゴールド(他院では韓流止めほか)
一筆書きでライン全体をとめ、瞼と表と裏をしっかり連結する方法です。
しっかり連結させるのでもどりにくく、また一筆書きなので全体の結びを一つの結び目で調整可能ですので腫れを少なく抑えることが可能です。
外側に結び目がありますので、その結び目が見つかれば比較的簡単に除去することが可能です。
一筆書きでかける手術なので、1点の結び目を引っ張ればすべての糸がするすると除去できます。
ただ、結び目の位置が表から見えなければ、だいたいの検討をつけて探しますが、探しても見つからない場合、結び目はそのままにできる限り糸を除去することになります。
もちろんその場合も糸の連結は解除されます。
もとびアイプラチナム
もとびアイゴールドは表側(皮膚側)で結びますが、もとびアイプラチナムでは裏側(結膜側)で結びます。
結び目を裏側に埋め込むことで目を閉じたときにポコッとしにくくすることができ、さらに戻りにくく、腫れにくく、ばれにくい二重術です。
さて、結び目は裏側にありますが、まぶたの表からアプローチすることになります。
一筆書きでかける手術なので、1点の結び目を引っ張ればすべての糸がするすると除去できます。
上記で述べたエステティックアイと同じように、表から結び目をとり切れなければ裏側からのアプローチを併用して抜糸することになります。
場合によっては結び目は取れずに、糸をなるべく除去するだけになることがあります。 結びは解除されますので二重や腫れは戻っていくことになります。
スマートリンク(他院ではフォーエバー二重術など)
2点止めや3点止めの糸をお互いに絡めて連結させてもどりにくくする方法です。
基本的に通常の点止めとあまり変わらないので抜糸は比較的容易です。
表側から結び目が見えれば抜糸できますが、見えなくてどこに入っているかわからない場合は抜糸できないこともあります。
スマートバランス
もとびアイプラチナムのように一筆書きで裏側で結ぶ埋没法です。
抜糸に関してはもとびアイプラチナムに準じます。 以上が主な埋没法の種類とその抜糸方法でした。
【埋没法の疑問】
糸は全部取らないといけないの?
全部とらなくても大丈夫です。糸の状態や埋没法の種類によって、糸の一部しか除去できず結び目がとれずに残ってしまう場合があります。
ただ、連結の一部が切れれば当然連結は解除されることになり、もとに戻したい方や、ゴロゴロ感や食い込みをなくしたい方、幅の変更をしたい方はその目的を達成することが可能です。
糸は残っていていても問題ありませんし、とれない結び目は奥深くに入っていますので表がポコッとしたりすることもありません。
ですので、深追いして腫れたり内出血したりするよりは可能なだけ糸を除去して、撤退する方が良い場合もあります。
結び目はライン上にある?
二重の幅は時間と共に変化しますし、結び目も若干移動することがありますので、糸の結び目は必ずしもライン上にあるとは限りません。
ですので、表側から結び目が見えないと抜糸することは難しくなってしまうのです。
表側から見えないとライン上にあればあたりをつけて探すこともしますが、なかなか糸を見つけることができないケースもあります。
点止めの点数について
みなさんこれは何点どめだと思いますか?
結び目が一つだから1点止め?
皮膚側に近いのが6点だから6点止め?
表と裏の連結は3ループだから3点止め?
・・・ 正解はありません。
いろんな先生がいろんな主張を持っています。
何点どめという定義はありませんので、たとえ自分が何点どめだと言われたとしても点止めでなければ、どんな埋没法か完全にわからないこともあります。
また、通常の点止めだとしても2点止めを表に穴が4つ開くから4点どめだと言う先生もいらっしゃいます。
このように同じかけ方でもいろいろな呼び方をされますので、抜糸される場合、自分のおこなった埋没法をきちんと図で書いて説明できるように教えてもったり、クリニックのホームページに解説画像がイラストがあれば保存しておくことをおすすめします。
【難しい抜糸とは・・・】
以下の場合抜糸の難易度が上がります。
①マルティプルノット法
②表側から糸を確認できない ?術後時間が経っている
③糸がたくさんある
④もちろん抜糸できないわけではなく、抜糸できる確率が下がってくるということです。
ただし、結び目を全部抜糸できなくても糸のかなりの部分を除去して、連結を解除することは可能なこともあります。
①マルティプルノット法
⇒1本の糸に結び目がたくさんあり抜糸しにくい マルティプル法では皮膚側に結び目をたくさん(6点)つくります。
ですので、一つの結び目を引っ張っても他の結び目が引っ掛かって簡単には取れません。
結び目全ての位置が分かればすべて取り除くことは可能ですが、結び目が深く埋没されていて表から見えないとその結び目はとれないことがあります。
結び目が全部とれなかったとしても糸の縛りは解除されますし、大部分の糸は除去できますので、マルティプルノット法の場合はなるべく結び目を除去するというスタンスでおこないます
②表側から糸を確認できない
表側からまぶたを押えて光を当ててじっくり見れば見つけられる糸もありますが、時間が経過していて糸の色が透明になってしまっていたり、糸をしっかり締め付けたため糸が深く潜り込んでいるとどこに糸があるか見当がつきません。
糸が見えないとどこから穴をあけて探すのか見当もつきません。
見えなければ抜糸できないのです!
※厳密には見えなくても技術次第では抜糸できないこともありません。例えば⇒参考ブログ 手術後間もない場合は傷から位置の検討がつくこともありますが、時間がたっているとまぶたの裏側の瘢痕を探してあたりをつけます。
また、ライン上を手当たり次第探していくこともできますが、糸は必ずしもライン上にあるとは限らず、見えない糸を抜糸できる可能性はぐっと少なくなり、傷と腫れだけできて結局抜糸できないという可能性もあります。
一番難易度が高いのは見えない糸なのです!
③術後時間が経っている
⇒傷や引きつれ、糸の色など、糸の場所を特定する手がかりがなくなるから 術後の傷やひきつれがまだ治りきっていない1ヶ月以内であれば糸の位置が分かりやすく抜糸しやすくなってきます。
半年以上経って傷が成熟してきれいになり、ひきつれや凹みがなくなると結び目の場所を知る手がかりが減りますので探しにくくなります。
(※ただし、裏側の特に瞼板裏の瘢痕は時間が経ってもわかることは多いです。)
また、糸には最初は青や黒の色がついていますが、2,3年以上経ってくると糸の色が抜けて来るものが多いです。
透明になってしまうと探しようがなくなってきます。
ポコッとしていればまだなんとか探せなくはないですが、とれない可能性や全部取りきれない可能性があります。
ただ、結び目の部分の色はそうでない部分に比べて残りやすいので、2、3年以上経っていても表側から結び目が見えれば抜糸できる可能性は十分あります。
④抜糸したい糸がたくさんある
抜糸したい糸がたくさんある場合、当然とり切れない可能性は増えていきます。可及的に可能な限り除去していきます。
(もちろんすべて抜糸することを目指します。)
【抜糸と同時に糸をかけなおしたほうが良い場合】
1埋没法をおこなったら幅が広くなりすぎた。もしくは左右差が強い。狭くしたいが何度もダウンタイムがとれない2結び目の糸が露出していたり、結び目がポコッとしていて抜糸したいが、何度もダウンタイムがとれない 抜糸と同時に埋没法をすることをすすめないクリニックもあると思いますが、注意点を知っていただければ同時に手術することも可能です。
それぞれ解説します。
1埋没法をおこなったら幅が広くなりすぎた。もしくは左右差が強くなった。狭くしたいが何度もダウンタイムがとれない
⇒二重幅を狭くするためには広いラインを消さないと狭くなりませんので抜糸が必要です。抜糸して埋没法で再び糸をかけていきますが、ここで注意するのは狭くする場合はシュミレーションができないということです。
ラインは広いラインが勝つため、シュミレーションスティックで狭いラインを抑えても狭い二重を作ることができません。
ですので、左右差を調整する場合は反対側の二重の高さに合わせ、 両目の二重を狭くする場合は通常1段狭く、しっかり狭くする場合は2段階狭くデザインします。
抜糸と埋没の2回に分けておこなう場合、再埋没の際の幅決めの際に不正確になり、また二重が広くなってしまう可能性もありますが、 抜糸と埋没法を同時におこなうと広いラインから確実に下げて二重をつくることができますのでしっかり狭くすることが可能です。
ただ、抜糸前の広いラインができて時間が経っているほど二重が狭くなるのに時間がかかる可能性があり、狭くできない可能性もあります。
2結び目の糸が露出していたり、結び目がポコッとしていて抜糸したいが、何度もダウンタイムがとれない
⇒結び目が露出していると炎症を起こしやすい状態なのですぐに抜糸した方が良いです。ポコッとしている場合も気になるようなら抜糸するのが良いです。
埋没法の糸を抜糸した場合、ラインはまたもどってしまいますので、ラインがもどらないように同時にかけ直しを希望される方も多いです。
その場合は埋没法の糸を除去して位置をずらして同時にかけなおします。
ただ、また同じように糸をかければポコッとする可能性があるので、裏側に結び目が来る方法の方がリスクを減らせます。
【抜糸を考えている人へアドバイス】
抜糸もきれいにきちんと除去するためには技術が必要です。
傷を大きくされ、組織をたくさん傷つけられ、そのわりに抜糸できる確率が低いドクターを選ぶよりは、 多くの埋没法に精通していて、小さな傷から丁寧に最小限の負担で抜糸して、抜糸できる確率の高いドクターの方が良いですよね。
また、前述しましたが、抜糸をうける際には、自分がおこなった方法をきちんと把握しておくことが大切です。
どういう糸のかけ方をしたかによって抜糸のアプローチも変わってくるからです。
おまかせしたのでどんなかけ方をしたかわからないという方もいるかもしれませんが、自分が手術を受けたクリニックや、埋没法の種類、かけ方、結び目の位置などをきちんと把握しドクターに伝えましょう。
分からなければ埋没法をおこなったクリニックで詳細を聞いてみるのが良いです。
何度も埋没や抜糸をおこなった人は、分かりやすく経過を書いたメモを先生に見せたりするのも良いでしょう
。 特殊な埋没法を受けた方は特に、埋没法のかけ方を図を書いておおいたり、ホームページで埋没法のかけ方のイラストなどを保存して、結び目の位置をきちんと確認しておくなどするのがおすすめです。
【症例写真】
<他院抜糸(2点)+もとびアイプラチナム>(手術前)
5年前に他院で埋没法をおこないました。
目を閉じたときのポコッとなるのが嫌で抜糸することになりました。
また、ラインが浅く不安定になったのでポコッとしにくい裏止めの埋没法(スマートバランス)で同時にかけ直しています。
(手術直後)
(1ヶ月後)
<他院抜糸(3点)+もとびアイプラチナム>
(手術前)
お客様は他院で何度か埋没法をされており、目を閉じると結び目のポコッが気になり3点抜糸をおこないました。
同時に何度も戻ってしまう二重をもとびアイプラチナムでしっかりかけ直しました。
もとびアイプラチナムは裏止めですのでポコッとなりにくくなります。
(手術直後)
(1ヶ月後)
<他院抜糸(8点)+もとびアイゴールド+厚み取り>
(手術前)
他院で何度も手術をおこなっており、特殊埋没法(裏止め)もおこなっている方でした。
ラインが食い込んで嫌だと言うことで、抜糸して幅を狭くかけなおし、さらに厚み取り(眼窩脂肪やライン上の眼輪筋を除去する方法)も同時におこないました。
(手術直後)
(3ヵ月半後)
<他院抜糸(1点)+スマートバランス>
(手術前)
他院で埋没法をおこないましたが、ラインがもどったり狭くなったため二重を広くかけなおしましたが、
その際にポコッとした結び目を抜糸しました。 スマートバランスは裏止めです。
(手術直後)
(1週間後)
お肌で悩んでいませんか?|お顔のお肌の老化のタイプと解消法
◎しみが消えない、濃くなってきた!
◎お肌がくすんで老けて見える
◎毛穴がひどく、肌が汚く見える。
◎お肌にハリとつやがなくなってきた。
◎ニキビやニキビ跡が気になる。 などの悩みはありませんか?
これらの悩みが解消して、若々しいお肌を保つことができるとしたらどうでしょうか。
見た目年齢を大きく左右するパーツとはズバリ「お肌」です。
お肌にツヤやハリがありシミもくすみもない美肌はそれだけでまわりからも若く見られます。
そんな若々しい美肌に戻すにはどうしたらいいのでしょう。
どんな治療を受ければ良いのかよくわからなくて踏み出せない方も多いと思います。
若返るためには、老化の三要素、肌(シミ・くすみ)・シワ・たるみをそれぞれ改善する必要があります。
そしてそれぞれ治療法が違います。
今回は老化の要素のひとつ、肌の若返りについてご説明しますね。
肌の若返りのためには、まず自分の肌の老化の主な原因を知り、その原因にあった治療を行うことが大切です。
自分のお肌はどんなタイプか、鏡を見ながらよく見極めましょう。
お肌の老化の原因は?
・シミ ・毛穴 ・くすみ ・赤み ・ハリ・きめ・小じわ
シミ
お顔のシミはメラニンという色素が蓄積し色素沈着したもので、多くは紫外線が原因で出来るものです。他にもメイクなどのこすりすぎ、ホルモンバランスの崩れ、炎症、睡眠不足、ストレス、などありますがいずれも紫外線の影響で悪化します。
紫外線を浴びると体はメラニン色素で肌を黒くすることで、組織を守ろうとします。 メラニンを含む細胞は通常、新陳代謝により剥がれ落ちます。
しかし、老化と共にこの代謝がうまくいかずそのまま色素として皮膚に残ってしまうのが「シミ」です。
一口にシミと言っても下記のようにいろいろな種類のシミがあります。
・老人性色素班(一般的なシミ)
・そばかす(雀卵斑)
・肝斑
・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
・炎症性色素沈着(ケガやニキビの後のシミ) それぞれについて図と簡単な解説をしていきます。
老人性色素班(一般的なシミ)
いわゆる一般的なしみのことです。
老化や紫外線によるダメージで発生し、大きさはいろいろで、顔の側面にできやすいです。
シミの部分にはメラニン色素が多く、表皮にも厚みがあります。
進行すると厚みがでて盛り上がります。(脂漏性角化症)
レーザーや光治療に反応しやすいシミです。(詳細は後述)
そばかす(雀卵斑)
学童期に発症し、色白の乾燥しやすい肌の人に多いです。
数ミリの細かなしみが上図のように散在します。 レーザーや光治療に改善しやすいです
が、長い経過で再発することも多いしみです。
肝斑
こすりすぎなどで皮膚のバリア機能が破壊されておこるしみ(色素沈着)です。
通常メイクが主な原因となります。
ですので、男性で肝斑は見られませんが、メイクをするニューハーフの方には肝斑がいらっしゃいます。
レーザーなどでかえって悪化しますので慎重に治療する必要があります。
日常のケアではこすらず保湿して、お肌のバリア機能を取り戻すことが肝斑の予防にとても大切です。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
アジア人特有のしみで、成人してから発症することが多いです。
表皮より深い真皮の部分にメラニン色素が増えてシミになります。
肝斑を合併していることも多いです。
炎症性色素沈着(ケガやニキビの後のシミ)
ケガなどの炎症がおこるとメラニン色素が増えてシミになります。炎症が治まれば改善していきます。
肝斑やレーザー後の色素沈着などもこの炎症性色素沈着の仲間と思ってもらえれば良いと思います。
以上、それぞれのシミの解説でした。
シミが組み合わされているケースも多いです。
シミは種類によって治療法は変わってきます。
自分がどんなシミか診断してみましょう。
毛穴
そもそも毛穴は開いたり閉じたりしながら、皮脂を出してお肌を乾燥から守ったり、汗を出して体温を調節する働きがあります。
ですので開くこと自体は問題ではありませんが、毛穴の開きが目立ってしまうのは開きっぱなしの状態が続いているからです。
なぜ開きっぱなしになっているのか?
一番は毛穴に汚れが詰まっていることで毛穴が閉まらないことが原因です。
また30代ぐらいからはこれに加えてたるみも重なります。
お肌を支える土台のコラーゲンが不足することによって、お肌の弾力と潤いがなくなり顔がたるむので、それに引っ張られて毛穴も一緒にたるんで開きが目立ってしまうのです。
くすみ
「夕方になると何となく肌が黒ずんでみえる」「昔より肌の色が黄色っぽくみえる」など、 肌のくすみも年齢と共に気になる部分ですが、その原因もいくつかあります。・メラニンによるくすみ
紫外線を受けるとメラニンがつくられます。このメラニンが表皮に現れるしみやそばかすの原因ですが、はっきりと色がなくてまだ表面に現れていないと肌がくすんだ感じになります。
・老化によるくすみ
老化によるくすみは肌が黄ばんだ感じになります。・血行不良によるくすみ
冷えなどの血行不良は肌の末端である毛細血管に栄養が十分行き渡らず肌がくすんだ感じになります。・古い角質や毛穴汚れによるくすみ
ターンオーバーがうまく出来ず古い角質が肌に溜まっていたり、毛穴に汚れや皮脂が詰まって黒ずんだくすみになることがあります。以上、くすみの分類をしてみましたが、くすみは皆さん年齢と共に出てきます。
若い頃のように白い透明感のある肌ではなくなってきた、ということもくすみが原因として考えられます。
赤み
赤みの原因は「毛細血管」です。
特にお顔の頬の部分は毛細血管が集中している為、その赤さが目立ちます。
その赤みが目立つ原因となるのは皮膚の薄さ、気温による毛細血管の拡張、ニキビによる炎症、皮脂による炎症、アルコールや香辛料などの過剰摂取があります。
ハリ・きめ・小じわ
皮膚の表面には皮溝といって無数の溝と、その溝によってできた盛り上がり、皮丘がありそれをキメと言っています。キメの細かさ、粗さは生まれつきのもので個人差もありますが、温度や湿度といった環境によるものや紫外線などによるダメージ、ストレスによっても変化します。
また特に影響をうけるのが「乾燥」です。
皮丘が水分をしっかり含んでいると、膨らみも良くふっくらとした肌を保つことができますが、逆に皮丘内の水分が不足するとしぼみ、たるんでしまいます。
ダメージによりキメが乱れた肌は、皮膚のザラつきが目立ち硬くごわついた肌触りで毛穴も目立ち、ハリ・ツヤも失われます。
乾燥による小ジワも増えてしまいます。
保湿することは大切ですね。
以上お肌の老化の原因を分類してみましたが、 自分のお肌の問題が何なのかいまいち分からないという方は、クリニックで診察を受けてみるのも良いでしょう。
お肌の症状別の治療法
シミ
それぞれのしみを消すための効果的な治療法を挙げていきます。※治療法についての解説は後述します。
○老人性色素班(一般的なシミ)
・Qスイッチレーザー
・IPL(光治療、フォトシルク)
・炭酸ガスレーザー(おもに厚みがあるしみを削るのに使います)
・塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン) ・ピーリング など
○そばかす(雀卵斑)
・IPL(光治療、フォトシルク)
・Qスイッチレーザー
・ケミカルピーリング
・塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン)
○肝斑
・内服治療(トラネキサム酸)
・エレクトロポレーション、イオン導入
・IPL(光治療、フォトシルク)
※通常のしみを合併している方は内服治療を併せて行うのが有効です。
・塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン) ・レーザートーニング(?)
・お肌のケア(こすり過ぎない、保湿する)
○ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
・Qスイッチレーザー
・内服治療(トラネキサム酸)
・塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン)
○炎症性色素沈着(ケガやニキビの後のシミ) ・経過をみる(自然治癒)
・内服治療(トラネキサム酸)
・塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン)
それぞれのシミについて有効な治療法は以上のようになります。
多くのしみはレザー治療やIPL(光治療)が有効です。
ただし、肝斑と炎症後の色素沈着には注意が必要です。
肝斑や炎症後の色素沈着に関してはレーザー治療などでは改善することができず逆に悪化していしまうことがあります。
肝斑と他のしみが合併していることも多いのでご注意ください。
肝斑は上述のようにトラネキサム酸の内服治療が一番効果的です。
肝斑の治療にレザートーニング(弱いQスイッチレーザー)が効くとして行われているクリニックも多いですが、効果があるかどうかは賛否が分かれています。
レーザー系の治療をおこなうにしても、トラネキサム酸などの内服治療を併せておこなうのがおすすめです。
肝斑などのしみに注意しながら自分のしみがどんなシミなのかを診断し、確実に効果のある方法で治療してもらいましょう。
また、お顔だけでなく、手の甲も年齢が表れやすい部位です。
これから挙げる治療はお顔のシミだけでなく、手の甲のシミにも効果がありますので手の甲が気になる方はご参考になさってください。
それでは、それぞれの治療法について詳しく解説していきますのでお付き合いください。
<Qスイッチレーザー治療>
(効果的なシミ)老人性色素班、そばかす、ADMなど QスイッチレーザーにはルビーレーザーやYAGレーザーなど多くのレーザーがあります。
混乱しますのでここではあまり深入りしません。
メラニン色素に反応するレーザーを用いてピンポイントでシミを攻撃します。
輪ゴムではじかれたような痛みがありますが、1回で改善することも多く、照射後はシミが次第に薄くなっていきます。
ただ出力が強く、軽い火傷のようになりますので、処置後は軟膏やテープなどの処置が1週間ほど必要になります。
炎症を起こして炎症後の色素沈着を起こしてしまうことが少なからずありますのでリスクを承知しておく必要があります。
半年ほどで炎症後の色素沈着は消えていきます。
Qスイッチレーザーはポイントで少ない回数でシミを治療したい場合に向いていますが、 広範囲のシミを治療したい場合には下記のIPL(光治療)が向いています。
<IPL・光治療(フォトシルク、フォトフェイシャル)>
(効果的なシミ)老人性色素班、そばかすなど レーザーは単一の波長の光をあてますが、IPLでは、可視光線の多くの波長領域を照射し、メラニンにダメージを与えて吸収させる方法です。
いろいろな波長をあてるので、シミにも赤みにも反応するため、赤み(血管拡張)や毛穴、ニキビなどに効果的です。
レーザーとは違い、ダウンタイムはほとんどありませんのでお顔全体のシミ治療を行うことが可能です。
出力を調整すれば肝斑を悪化させるリスクは少ないので、通常のシミを合併している方は内服治療を併用してIPL治療をおこなうのが有効です。
1ヶ月毎に5回程度繰り返し行うことで徐々にシミを薄くしていきます。
肌にハリが出るため若返り効果もあります。
ダウンタイムが少ないので初心者の方でも受けやすく、お顔全体を美白・美肌にしてくれるオールラウンドに効果を出せる治療法です。
<レーザートーニング>
(効果的なシミ)肝斑 肝斑に通常のレーザーをあてると悪化しますが、Qスイッチレーザーを低出力であてることで肝斑を改善しようというのがレーザートーニングです。
ただ、基本的に肝斑や炎症性の色素沈着はレーザーで悪化する可能性があるので賛否が分かれています。
レーザートーニングは10回以上の繰り返しの治療が必要です。
漫然と繰り返すとメラニン色素が抜けてまだらに白くなってしまったりすることもありますので、注意が必要です。
<イオン導入、エレクトロポレーション>
美白や美肌に有効な成分(ビタミンC、トラネキサム酸、成長因子など)を電気の力で皮膚の奥深くに浸透させます。
シミ治療にはもちろん、毛穴・シワ・たるみなど美肌効果を得られます。
エレクトロポレーションはイオン導入の20倍の導入力があると言われています。
レーザー後の炎症を抑え、お肌の回復を促進し、さらに美肌効果を高めることができるため、レーザーとの併用もおすすめです。
<塗り薬>
ハイドロキノンやトレチノレンなど ハイドロキノンはメラニン色素の合成を防ぐことで美白効果がでます。
トレチノインは皮膚のターンオーバーを促進してシミを浮かせて除去します。
2、3日~2週間くらいは皮がむけたり赤みがでたりします。
<内服治療>
トラネキサム酸、ビタミンC、L-システインなど トラネキサム酸は止血剤ですが、抗炎症作用があり炎症のシミの発生を予防することで美白効果をだします。
肝斑にもっとも適した治療です。
ただし、効果を出すには数か月以上内服し続ける必要があります。
<ケミカルピーリング>
酸を利用して古い角質や表皮を化学的に溶かして、肌のターンオーバーを強制的に促進することでシミを浮かして肌を生まれ変わらせます。
くすみがとれる美白効果がある他に、ニキビ痕や毛穴などに有効です。
<紫外線対策>
ご存知の通り、紫外線はシミを増悪させますので紫外線に皮膚をさらさないようにすることが大切です。
皮膚は月日と共にゆっくり入れ替わっていきますので、紫外線対策をおこなってしっかりシミを抑えれば、少しずつシミは改善していきます。
3分以上紫外線を浴びると皮膚が老化していくと言われています。 日焼け止めを塗ったり、紫外線にあたらない工夫をしましょう。
日焼け止めを塗る際のポイントをまとめてみました。
(日焼け止めのポイント)
・なじむまで30分かかるので外出する前は早めに縫っておく
・控えめに塗らない。お顔なら500円玉くらいのしっかりした量が必要。重ね塗りするくらいが良い。
・首やデコルテ、耳の後ろ、手の甲など塗りもれがありがちな部分を意識して塗る
・古い日焼け止めは使わない
・2,3時間毎に汗などふき取って塗り直す
<お肌のケア(こすり過ぎない、保湿する)> 肝斑に対してとても重要です。
毛穴
毛穴の開きにはまずしっかり洗顔をして毛穴に詰まった皮脂や汚れを取ることが大切です。そのあとに以下の治療を行うのが効果的です。
<ダーマペン・フラクショナルレーザー>
ダーマペンやフラクショナルレーザーは皮膚に多数の細かい穴を開けることで、ダウンタイムを少なく皮膚の創傷治癒を促し、コラーゲンの再構築と皮膚の再生を促すことで毛穴の開きを治療します。
CO2フラクショナルレーザーは熱により皮膚にドット状に穴をあけていきますが、熱作用で痛みやダウンタイムが強くなる傾向があります。
ダーマペンの場合は細かな針を使用して穴を開けていきますので、痛みやダウンタイムが少なくやりやすい治療になります。
<ケミカルピーリング>
皮膚の表面に薬剤を塗り、皮膚の上に溜まった古い角質や毛穴に詰まった老廃物を溶かして除去する治療方法です。
余分な角質を取り除くことで肌のターンオーバーを促します。
毛穴に古い角質が溜まってザラついている方、ニキビが気になる方にはもちろん、シミやシワで悩む方にも効果的です。
くすみ
<IPL・光治療(フォトシルク、フォトフェイシャル)>光治療によりメラニンを減少させ、くすみを改善させます。
また、熱作用によって皮膚を引き締め、ターンオーバーを促進し、血流も改善するためくすみをの治療に適しています。
<ケミカルピーリング>
グリコール酸などを使ってお肌の古い角質を剥がし、表皮細胞の増殖を促し肌の新陳代謝を高めます。
皮膚のターンオーバーが順調になることでくすみを取ることができます。
<塗り薬>
トレチノイン・ハイドロキノン療法 ビタミンAと美白剤を塗る治療方法です。
トレチノインで皮膚の代謝速度を上げて角質とシミをはがし、表皮の細胞を新しく作り替え再生を促します。
ハイドロキノンはメラニンを作る働きを阻害します。
トレチノインとハイドロキノンを併用することで余分なメラニンを減らし、若々しい皮膚に生まれかわせることでくすみを改善します。
赤み
<IPL・光治療(フォトシルク、フォトフェイシャル)>治療に使う光の波長が幅広いため、しみだけでなく赤み(毛細血管の拡張)にも効果的です。
レーザーに比べると効果の出方はゆっくりですが、ダウンタイムが少なくお顔全体を治療することが可能です。
1か月ごとに5回の治療を1クールとして効果を見ながら治療します。
<ダイレーザー・色素レーザー・YAGレーザーなど>
血液中のヘモグロビンに吸収されるレーザーで毛細血管を凝固、収縮させることが出来ます。
レーザー照射はゴムで弾かれたような痛みがあります。
症状によっても違いますが、1ヶ月おきに数回行います。
ハリ・キメ・小じわ
<ダーマペン・フラクショナルレーザー>皮膚に極小の穴を無数にあけることでその後の自然治癒力によってコラーゲンを産生させます。
肌の入れ替えと皮膚再生を促進させ、キメが整ったハリのある若々しいお肌に生まれ変わることができます。
ハリが出ることで小じわも改善します。
<PRP・FGF>
PRPは自分の血液を使って血小板の持つ傷を治す役割を利用してお肌の細胞再生力をあげる注射ですが、効果はマイルドです。
FGFは繊維芽細胞増殖因子といってコラーゲンを作る繊維芽たるみ細胞を増やしてくれます。
お肌に直接注入することでコラーゲンが増殖し、失われたハリや弾力が改善します。
ボリュームを増やす効果がありますので、目尻や眉間などの浅い硬いしわなどに向いています。
<ショッピングスレッド>
細い針を使用して吸収糸を皮下組織に網目状に埋め込むことで、たるみを支える効果があるのはもちろん、糸による刺激でコラーゲン産生を促してくれます。
お肌の内側からコラーゲンが増殖し、ツヤ・ハリが気になる方はもちろん、たるみが気になってきた方も引き締めやリフトアップが期待できます。
まとめ
ご自身のお顔には何が当てはまり、どんな治療があるのかお分かりになりましたでしょうか。お肌がきれいだといつまでも若く健康的に見られます。
年齢を重ねるにつれてお肌の悩みは一つだけでなく、いくつもでてきてしまう方も多いと思いますが、 それぞれの悩み合わせた治療を早めにおこなうことできれいなお肌になることが可能です。
繰り返し必要な治療も多いですが、ダウンタイムが少ないものも多く、毎日の生活に取り入れやすいのも魅力です。
年齢を重ねたら、生活の一部と割り切って自分のお肌と向き合い上手にメンテナンスしていけば、 10年後、20年後も同世代の人より若々しく輝いていられることが可能ですよ。
<若返りについて>
若返りのためにまず知っておくべき3つ要素
しわを治す方法(ボトックス編)|目尻や眉間のしわが気になってきた方へ
ゼオミン
◎高純度の最新型ボツリヌストキシン製剤です。
◎不純物を限界まで除去した世界初のボツリヌストキシン製剤 です。
◎繰り返し使用しても効果が減らない最新型のボツリヌストキシン製剤です。
◎効果が他に比べて素早く出ます。
◎安心のドイツ、メルツ社の製品です。
◎FDA(アメリカ食品医薬局)によって効果と安全性を認められています。
従来のボツリヌス製剤は、不純物が多く、繰り返し使用すると効果が出にくくなることや、効果の持続期間が短くなることがありました。 これは、ボツリヌス製剤に含まれる複合タンパク質が原因です。
複合タンパク質が多いと、アレルギー反応により抗体が産生されます。
この抗体がボツリヌストキシンの効果を減らしてしまうと考えられています。
ゼオミンは、複合タンパク質(不純物)の含有量が他の質の高いボツリヌス製剤と比較しても10分の1程度になっているため、 繰り返し使用しても効果が減る可能性が少ないと言われています。
また、複合タンパク質(不純物)の含有量が少ないことで、注射後の効果発現までの日数が他のボツリヌスト
キシンと比べて早いと言われています。
ゼオミンは安心してボトックスを続けたい方におすすめのボツリヌス製剤です。
【こんな方におすすめ】
「ボトックスは長く続けたい」
「安定した効果を出したい」
「体に注射するものなので安心できる製剤が良い」
しわを治す方法(ボトックス編)|目尻や眉間のしわが気になってきた方へ
目尻や眉間、おでこのシワ、気になりませんか? 年齢と共に現れるしわですが、そのまま放置しておくとどんどん深くなっていきます。 シワの深さが深いほど老けて見える原因になります。 しわには、 表情ジワ(動きでできるシワ) と、 くぼみや溝によるシワ(無表情の状態でもあるシワ) の2つがあります。
2つのシワの治療には、ずばり
表情ジワ ⇒ ボトックス
溝によるしわ ⇒ フィラー注入(ヒアルロン酸など)
が適しています。
まずは、自分が気にしているシワが表情ジワなのかくぼみや溝よるシワなのか、もしくはそれらの組み合わせなのかを見極め、 どの治療が良いのか考えることが大切です。
(参考)⇒しわ治療の基本|若返り治療をする前に知っておきたいこと
今回は、ボトックスによる目尻や眉間、おでこといった表情じわに対するしわ・若返り治療について詳しく解説していきたいと思います。
表情ジワとは
「笑う」「しかめる」など顔の表情を作った時にできるしわです。 表情じわはその表情を作るたび、年齢とともに深くなっていってしまいます。
そこで、表情ジワにボトックスを注射すると、マイナスの表情が抑えられるだけでなく、しわが刻まれるのを予防することができます。
もちろん、全ての表情を抑えてしまうと、無表情の状態になってしまい、顔がきつく、不自然に見えてしまうという事が起きてしまいますので、 目を笑わせたり、口角を上げたりというプラスの表情には作用しないように注意して注射します。
また、クセがついてしまった表情じわに関しては、ボトックスで動きを抑えるだけでなく、 コラーゲン注射やFGFなどを併用することで、クセになってしまったしわをしっかり改善することができます。
ボトックスとは
ボトックスは、ボツリヌス菌だから怖いというイメージを持たれている方もいらっしゃいますが、決してボツリヌス菌ではありません。
美容で用いられているボトックスとはボツリヌス菌がつくるボツリヌストキシンを人工的に作ったものです。
食中毒のボツリヌス菌のように大量に産生したボツリヌストキシンが体内をめぐると呼吸が止まって死に至ることもありますが、そんな危険な量はもちろん使用しません。
通常の使用では、局所的にごく微量を使用するだけで、害はありませんのでご安心ください。
ボトックスの働き
ボトックスを注入すると、緊張している筋肉がリラックスした状態になり筋肉は動かなくなります。
表情筋が動かないと表情じわを抑制することが出来ます。 もちろん、表情のなかでもマイナスの表情だけを抑制しますので、お顔の印象を若々しく元気に見せてくれます。
【ボトックスで抑えられるマイナスの表情じわ】
前述のように、表情ジワは徐々に刻まれていってしまいますが、 ボトックスは動きを抑えることでしわが深くなるのを予防してくれます。
ですので、早いうちからボトックスでメンテナンスされている方はお顔が老けにくくなります。
また、ボトックスには、コラーゲンを増やして皮膚にハリを出す作用もあります。
ボトックスリフトと言って、ボトックスの濃度を薄くして細かく皮内に注射することで、 表情ジワを減らしながら皮膚にハリを出して小じわを改善し、若々しくさせる治療もあるんですよ。
ボトックスの種類
ボトックスビスタ?(アラガンジャパン社)
元祖のボトックスで、世界的に最も普及し、臨床実験が十分になされ、効果も証明されているA型ボツリヌストキシン製剤です。
ボトックスビスタは、米国にあるアラガンの製造工場より徹底した管理の 下、製剤の活性を保持するために必要な5℃以下の温度を維持しながら日本へ輸入されるので、品質の高さも折り紙付きです。 日本で厚生労働省に認可されている唯一のボトックスです。
タンパク含有量が少なく、アレルギー反応や抗体ができにくいと言われています。
不純物の多いボトックスを長期間使用していると抗体ができて効果が出にくくなるリスクがありますが、ボトックスビスタではそのリスクを減らすことが可能です。
効果も安定しており微調整がしやすいです。
費用は高めですが、安全性と信頼性を考えるなら、最も安全性の保障された製品です最もおすすめの製品です。
もとび美容外科でももちろん使用しています。
ディスポート?(イプセン社/イギリス)
ボトックスと同時期に開発され、2009年4月にアメリカのFDA承認が下りたA型ボツリヌストキシン製剤です。
主にヨーロッパで用いられており、一説で は、ボトックスよりもしわ取り効果が高いと言われています。
希釈液剤として作られていて、注射後の薬剤の拡散の仕方がボトックスとは異なります。
輸入ルー トが怪しい物もあるようなので注意が必要です。
ゼオミン(メルツ社/ドイツ)
2010年にアメリカFDAの承認を受けているA型ボツリヌストキシン製剤です。
複合タンパクなどの異物を極力取り除いた、純度の高いボツリヌストキシン製剤です。 含有タンパクがほとんど無いため、何度注射しても効き目が無くなることは無いと言われています。
リジェノックス(HANS biomed社/韓国)
リジェノックスは、ボトックス(アラガン社)と同じA型ボツリヌストキシン製剤です。
2006年にKFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を得て世界30 カ国で使用されています。 日本国内でも多数の症例があります。
ボトックス(アラガン社)と同等の効果を有することがKFDAにより認可された安全性の高い生物製剤です。 ??
ニューロノックス?(メディトックス社/韓国)
KFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を得ている安全なA型ボツリヌストキシン製剤です。
ボトックスと同等の効果があると言われています。
メディトキシン?(テピョンヤン社/韓国)
ニューロノックスと同等の製品。 販売元はメディトックス社で、テピョンヤン社と合同販売をしています。 もちろんKFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を得ています。
BTXA(Lanzhou社/中国)
中国製の安価なA型ボツリヌストキシン製剤。 ボトックスの1/4~1/5の価格で施術が可能です。
ただし、成分には豚のコラーゲン(ゼラチン)が入っているため、アレルギー反応が見られる確率が他の製剤よりも高く、また、品質管理に問題があり、ボツリヌストキシンの単位数が最大20倍を超えるバラつきがあります。
そのため、1回に大量の成分の注射がなされると抗体が作られ、ボツリヌストキシンA型による治療が一生無効になる危険性があるため要注意です。
効果の期間
ボトックス注射の効果は、2日~1週間前後で現れます。
効果が出てくる期間には個人差がかなりあります。 また、ボトックスの効果も少なからず個人差があり、同じ量を注入しても効きすぎるくらいに効果が出る方もいらっしゃれば、効果が少ないという方もいらっしゃいます。
効果が出ないという方は、注入量を増やす必要が出てきますが、最初から多めに注入すると効果が出過ぎて、表情がこわばってしまう方もいらっしゃるので注意されてください。
効果の持続期間は、3~4か月前後です。
こちらも、個人差もありますのでもっと早い段階で効果が切れる方もいらっしゃれば、半年~1年くらい持続したという方もいらっしゃいます。 ですが、平均すると3~4か月と言えます。
ボトックス注射のリスク
ボトックスは注射で筋肉の動きをある程度の期間止める治療ですので、リスクや副作用が気になるところですね。
リスクの多くは注射方法によってコントロール可能です。 リスクを知ってなるべく”失敗”の確率を減らしましょう。
頭痛
ボトックス注入後の副作用として頭痛の可能性があります。
ボトックスを注入した筋肉の動きが抑制されるため、筋緊張のバランスが変わり、そのために緊張性頭痛が起こることがあります。
頭痛はずっと続くことはなく、数日~1週間で収まりますので、ご安心ください。
表情の過剰な変化
(眉間)
眉間に注射した際に、効果が額まで広がってしまうことがあります。 そうなった際は、額の中央部分だけがぐっと下がり、逆に外側の眉が上がってしまい、表情が不自然になる場合があります。 そのような場合は額の外側にボトックスを注入することで改善させることができます。
(額)
ヒトによっては少量でもよく効果が出て、額が上がらず重たさを感じることがあります。
また目の上のたるみが強い方や目を開ける時に額の筋肉を使って開けている方は、目が開けにくくなることがあるので注意が必要です。
(目尻)
まれに眼窩内にボトックスが広がってしまい、瞼を上げる筋肉の動きが制限され目が開けにくく(眼瞼下垂)になってしまうことがあります。
眼窩近くに打たないようにしたり、針先の向きを調整してリスクを減らします。
(目の下)
目の下の眼輪筋は目を笑わせるのに大切な役割があり、目元の印象に重要です。
目の下にボトックスが効きすぎると目が笑わなくなってしまい、笑顔が不自然になってしまいます。 それを避けるために、黒目の外側より内側には注射しないようにします。
また、涙袋の近くに打つと、涙袋は筋肉ですのでボトックスにより涙袋が萎縮して薄くなってしまうリスクや、 目袋部分の眼輪筋に注射すると眼輪筋がうすくなってクマが悪化するリスクもあります。
(小顔)
咬筋と違う部位に注入したりして効果が広がりすぎると、口角を上げる筋肉に作用して口角が上がりにくくなるため、笑いずらくなることがあります。
きちんとした濃度のボトックスを咬筋にきちんと注入する必要があります。
(口元)
口輪筋や下唇下制筋などの筋肉にボトックスが効いてしまうと、唇の形が変形し食事が食べにくくなったり、しゃべりにくくなってしまうことがあります。
以上のリスクは、注入方法や注入量を間違えなければ避けられるリスクです。 担当ドクターをきちんと選ぶという事は本当に重要です。
ボトックスの効果は3~4か月前後ですので、上記のような症状が出たとしても、いずれは元に戻りますが、その間はとても辛い日々になってしまいます。
痛み
ボトックス治療は注射の治療になります。
痛みが出るといっても注射の痛みなので、耐えられなくてできないという方は少ないですが、 クリニックによっては痛みが出にくく工夫しているところもあるようです。
痛みを軽減するために出来ることは、 ・極細の注射針 ・冷やす ・笑気ガス ・振動麻酔 ・麻酔テープ などがあります。 痛いのが怖いという方は、痛みに対してケアしてくれるクリニックを選ぶのも良いかもしれません。
内出血
注射をするという事は確率として内出血のリスクは伴います。
ただ、ボトックスなどの注射の治療であれば直後からお化粧ができますので、コンシーラーなどで隠すことが可能です。
内出血は程度にもよりますが、1~2週間前後で引いてきますので、大事なご予定がある直前は避けた方が良いかもしれません。
催奇形性(※男女ともに)
妊娠中や授乳中にはボトックスは注射できません。 ボトックスが注射されると胎児や精子形成に何らかの影響がある可能性があります。
女性では2回の月経が終了するまで、 男性では3か月間は避妊していただきます。
美容目的のボトックスは、女性に多く注射するものですので、ボトックス注射後すぐに妊娠が発覚される方もいらっしゃるようです。
胎児にあまり影響がないことも多いようですが、奇形の確率が上がってしまう可能性があります。
妊娠が発覚して不安な日々を過ごすことがないように気をつけたいですね。
クリニックの選びのポイント
料金
価格はクリニックごとによって様々です。
相場よりお安いクリニックでは、営業のカウンセラーが高い治療をすすめて単価を上げようとすることが多いようです。
カウンセラーさんには成功報酬がつきますので、不要な高額治療をどんどんすすめるケースがあり注意が必要です。
また、お安いと初心者のドクターが担当したり、治療時間があまり取れずに処置が雑になってくる可能性も高くなります。
逆にかなり高額で設定しているクリニックもありますが、使用してるいるボトックスの種類や手技で差別化することは難しく、単なる営業方針やブランドということも多いようです。
ただ、安全性の高いボトックスではやはり仕入れ値が高く、料金は高めの設定になっていることが多いです。
ご予算は人によって様々だと思います。
いくつかクリニックの料金を調べてみて、自分が納得できる価格帯で、しつこい営業もされずにおこなってくれる信頼できるクリニックにお願いするのが良いでしょう。
ドクター
注入の仕方はドクターによって違います。
毎回同じクリニックで治療していても、注入するドクターが違えば効果が違うことはもちろんあります。
ただ最近はボトックスの会社が一般教育に力を入れており、だんだんとドクターによる効果の違いはなくなりつつあります。
それでもやはり症例経験が多いドクターの方がリスクを減らすことが出来ます。
額など特に注入量の調整が必要な部分は、なるべく同じクリニックでおこなうか、 別のクリニックで行う場合は、注入単位数や注入部位をご自身で把握しておく方が安心して治療が受けられますよ。
まとめ
ボトックスは世界中でおそらく何百万人という人が行っている治療で、きちんとおこなえばとても効果的で安全な治療です。
例外なく皆さんの顔のシワは年々深くなり、確実に老化していきますが、 簡単に注射でシワを改善させ、予防することが出来ます。
自分のシワには何が良い治療なのかを見極め、上記でお伝えしたポイントを抑え、うまくボトックスを活用することをおすすめします。
若々しくなりたい、しわ対策をとりたい、もしくは老化を予防したいという方は是非ご検討になってください。
しわ治療の基本|若返り治療をする前に知っておきたいこと
鏡に映った自分の顔。
年齢と共にしわが増えた?深くなった? と、気になり始めると止まらなくなってしまいますよね。
でも、手軽にしわを改善できる方法があります!
それは、細い注射針を使用し、痛みも腫れも少なく、簡単にしわを解消して若返ることが出来るプチ整形です!
プチ整形は簡単とはいえ、知識がないまますすめられるがままに治療を受けると、 思っていたような効果を得られなかったり、必要のない治療をしてしまって後悔してしまう方もいらっしゃいます。
自分の気にしているシワがどんな原因のシワで、改善するためにはどのような治療を行えばよいのか、 きちんと見極めたうえでカウンセリングを受け、満足できるアンチエイジング治療を受けるための参考にされてください。
1 しわの種類
まずは自分の気にしているしわがどんな種類なのか見極めましょう。ひとくちにしわと言っても色々なタイプがあります。
このしわのタイプを大まかに分けると ・くぼみ(溝)のしわ ・表情じわ の2つに分けられます。 自分の気にしているシワはどちらになるのでしょうか。
見極め方は、 くぼみ(溝)によるシワ → 無表情の状態でもあるシワ 表情によるシワ → 表情を作った時にできるシワです。
以下に細かく分類してみましたので、ご参考ください。
くぼみ(溝)によるシワ
場所:目の下のクマのシワ、ゴルゴ線、法令線、口角のシワ、ホホやコメカミのくぼみ これらの場所は単純に凹んで溝になっているため、陰になってしわになります。
(こめかみやホホはしわではありませんが、年齢と共に凹んで老けて、シワに近い性質のものですのであえて載せさせてもらいます。)
ここではくぼんでいる深さや部位によって、 1 大ジワ 2 真皮ジワ 3 ちりめんジワ に分類されます。
1大ジワ
場所:目の下、ゴルゴ線、法令線、ホホ、こめかみなど 皮膚が深い骨などの組織としっかり連結してお顔を支えている部分です。しっかり支えられていますので、周りの組織がたるんでくると相対的に深くなっていきます。
もちろん、しわ自体も年齢と共に張りやボリュームがなくなることで凹んできます。
構造的に深いくぼみになりやすい部分です。
2 真皮ジワ
場所:おでこ、眉間、鼻根、目元の小じわ(目尻、目の下)など 表情じわが長年のクセにより刻まれて、表情を作らなくてもしわになってしまいます。 浅く硬いシワです。3 ちりめんジワ
場所:顔全体。特に皮膚が薄い目の下など。皮膚が乾燥し、ハリがなくなり皮膚の表面に細かなシワが出来ます。
目まわりは、皮膚が薄くよく動くため、ちりめんジワは出来やすいです。
表情ジワ
場所:おでこや眉間、目元の小じわ(目尻、目の下)、鼻根、あごの梅ぼしジワなど。
表情を作ることで、皮膚が余ってしわになります。
筋肉の動きに対して垂直にシワが出来ます。
表情ジワでも、無表情の状態でもすでに刻まれてしまっているシワは、真皮ジワ(溝)の要素も混ざってきます。
2 それぞれのしわに適したプチ整形
それでは本題です。どのしわにどのプチ整形が適しているのでしょうか。
基本的には、 くぼみによるシワ ⇒ ヒアルロン酸 表情によるシワ ⇒ ボトックス が適しています。
これは、しっかりと覚えておいてくださいね。 では、もう少し詳しくご説明させていただきます。
くぼみ(溝)によるシワの治療法
1 大ジワ
場所:目の下、ゴルゴ線、法令線、ホホ、こめかみなど ⇒ヒアルロン酸 ⇒レディエッセ などの注入治療が適しています 。
【参考リンク】 しわを改善する方法(ヒアルロン酸編)
(ヒアルロン酸)もともと人の体内に存在する成分で、水分を保持する能力
(保水力)にすぐれた物質です。
(レディエッセ)私たちの体の骨や歯を形成する成分「ハイドロキシアパタイト」を主成分に作られています。
ヒアルロン酸やレディエッセはくぼみによるシワに直接注入し隆起させることでシワを目立たなくする治療です。
直接必要量を注入するため、効果も注入直後から実感できます。
ただ、ヒアルロン酸やレディエッセは体内に注入すると、少しずつ吸収されていきますので、効果の持続は3か月から長いもので1年程度と言われています。
ヒアルロン酸に関しては、粒子の細かいものから大きなものまでいくつか種類があり、部位に応じて使い分けます。
クレヴィエルというヒアルロン酸は、高濃度のヒアルロン酸で、硬いシワをしっかり持ち上げてくれて、長持ちします。(12~15か月)
⇒クレヴィエル(高濃度ヒアルロン酸) 使用する種類は部位やクリニックや医師ごとによって違いますので、カウンセリングの際に確認してみるのが良いでしょう。
また、料金設定に関してもクリニックによって違いますが、安すぎるクリニックは何か理由がある場合がありますので、気を付けたほうが良いでしょう。
たとえば、安価ですぐなくなる関節注入用ヒアルロン酸を注入するクリニックもあるようです。
2 真皮ジワ
場所:おでこ、眉間、鼻根、目元の小じわ(目尻、目の下)など ⇒コラーゲン ⇒FGF ヒアルロン酸を浅いシワに注入するとミミズ腫れのようになるリスクがありますが、コラーゲンであればなじみやすいので浅いしわにも効果的です。ヒューマンコラーゲンはヒトのコラーゲンですので、アレルギーテストの必要もなく、気軽に使用が可能です。
⇒ヒューマンコラーゲン また、真皮ジワにはFGFという成長因子も適しています。 FGFを注入すると、繊維芽細胞という細胞に働きかけてコラーゲンが生成され、凹みが持ち上げられてしわが改善します。
ヒアルロン酸のように、物理的に膨らませる方法ではなく、自己再生能力を利用した再生治療です。
(FGF注入前)⇒(注入後)
3 ちりめんジワ
場所:顔全体。
特に皮膚が薄い目の下など。
⇒ダーマペン、フラクショナルレーザー ⇒ケミカルピーリング ⇒エレクトロポレーション ⇒ボトックス ちりめんジワは皮膚表面の乾燥やハリの低下が原因です。
ちりめんジワの改善には、日々の保湿をしっかりすることがとても大切です。
ちりめんジワには、皮膚を少しずつ新しいもの入れ替えて、肌理を改善し、張りを出す治療が有効です。
ダーマペン、フラクショナルレーザー →お肌に細かな穴をあけることで、肌の再生を促し、ハリを出します。
ケミカルピーリング →古い角質を取り除き新しい肌を再生させ、ハリを出します。
また、他の治療として、 イオン導入、エレクトロポレーション →機械を使って成長因子などの美容液をお肌の奥まで浸透させて保湿しながら、ハリを出します。
ボトックス、マイクロボトックス →表情じわを抑えながら、ボトックスは皮膚にハリを出す効果もありますので、ちりめんジワに有効です。
表情ジワの治療法
場所:おでこ、眉間、鼻根、目元の小じわ(目尻、目の下)など ⇒ボトックス表情を作るとできるシワは、その動きを抑えればシワはできなくなります。
そこで、表情筋にボトックスを注射すると動かなくなりますので、マイナスの表情を抑制し、表情ジワを減らすことができます。
眉間やおでこ、目尻の笑いじわなどが目立ってきた方、表情じわを深くしたくないという方にはおすすめの方法です。
【参考リンク】 しわを治す方法(ボトックス編)|目尻や眉間のしわが気になってきた方へ (院長も体験しました。)
よく効きましたよー ⇒眉間ボトックス自分に打ちました!動画
まとめ
自分の気にしているシワがどういった種類のシワなのか、どのような治療が向いているのかおわかりになりましたでしょうか。たるみが合わさってシワが出来ている場合もありますし、いろいろなしわが組み合わさっている方も多いです。
シワやたるみは組み合わせて治療するほどより効果的です。
それぞれ原因を分解して考えれば難しくありませんが、自己判断が難しいという方や、専門家の意見が聞きたいという方はカウンセリングを受けてみられるのが良いでしょう。
ただし、必要のない治療をどんどん勧めてくるクリニックもありますので、 自分に合った治療をきちんと勧めてくれる、信頼できるクリニックを選ぶようにしたいですね。
ボトックスやヒアルロン酸などの治療については別ページでより詳しく解説しますのでそちらをご参考になさってください。
美容外科医だからわかること その② エラの左右差
美容外科医だからわかること その②
見ている人がいるかどうかわかりませんが、今日も行きますよっ!
今回は、エラの左右差について。
スバリ!
「エラの筋肉は右が発達している人が多く、逆にエラの骨は左に張り出している人が多い。」 です。
これは経験からくる独断と偏見ですのであしからず。
前回のコラムで紹介させたいただいたように、 (前回のコラム) ⇒二重って右側は・・・ | 美容外科医だからわかること ? 人間は右の組織が発達している人が多いです。
左ききの人は1~2割だという事実からしてもわかると思います。
かなーり余談ですが、私は左きき、右きき混在タイプです。
そして、知る人ぞ知る、もとび美容外科クリニックのスタッフの左利きの割合は実は半端ないです。
さて、話を巻き戻すと、 エラの張り出している部分の筋肉は咬筋でしたよね。
咬筋にボトックスを打つ小顔治療はよくおこないますが、 (参考)⇒強力小顔(エラ)ボトックス 当然、利き腕と同じように咬筋は右が発達していることが多いです。
ただし、咬みグセは歯のかみ合わせなど、他の多くの要因が絡んでいるせいなのか、右利きほど多くない印象です。
そもそも左右に差が少ない人も多いです。
ただ、えらの骨の張り出し(下顎角)の部分は逆に左にが出ている人が多いんです。 骨格の影響は大きいので、左のエラが張っていて気になるという方が多いようです。
経験的にたぶんそうです。
たぶん。。。 症例写真をピックアップしてみました。
どうでしょうか。
よーく見ると下顎骨全体が左にシフトしているせいなのか、左のエラが出ている印象ですよね。
実はこの方たちは強力小顔ボトックスをして咬筋がペラペラになった状態なので、より下顎骨の左右差が見えやすくなっています。
”右が発達しているなら右の骨が出ているよね、フツー”って思いますよね、フツー。
ただ、思うに、下顎は稼働する部分ですので、右の力が強かったり、右の組織のボリュームが多いと、 当然、下顎骨が組織の弱くて薄い左側に押されることになって、左にシフトしているのではないかなとか推測したりしますが、そうするとかみ合わせも変わってきたりいろいろ影響がありそうです。
そのあたりはまた調べてみようと思います。
よく、左のエラが出ているので左に多くボトックスを打ってほしいとお願いされることがあります。
どうしましょうか?
そのような方でも、筋肉の厚みは同じか、逆に右が厚いことが多いですし、まずは両方同じように注射することをおすすめしていますが、左をしっかり減らすべく左を多く注入することもあります。
このように、実は単純なエラのボトックス注射だけとっても、その方の筋肉の厚み、左右差、ゆがみをわりと感じて考えながら、注射しているんですね。
単純なボトックスひとつとっても美容の施術は経験するごとに奥が深く、日々考えさせられ、やりがいのある仕事ですよね。
では、気まぐれ美容外科医だからわかること第3弾はいつになるのか、乞うご期待!
若返りのためにまず知っておくべき3つ要素
●最近、お肌にハリがなくなってしわが気になりませんか?
●しみが増えてすっぴんを見せられないと思っていませんか?
●同年代の人をみて自分はこんなに老けたくないと思いませんか?
●同窓会で若々しく見られて変わらないねと言われたり、うらやましがられたりしたくないですか?
お顔はだんだん老けていく部分です。
お顔が老けて見えるのは、わざと年齢により変化させて、その人の体年齢をわかりやすくするためとも言われています。
ですので、お顔が若いとその方のイメージ全体が若々しくエネルギーに満ちたものになります。
誰でも若々しい時期はあります。
そんな若々しいころのお顔に戻りたいと思いませんか?
残念ながら、メイクでは限界がありますし、食べ物に気を付けたりサプリを摂ったり生活習慣などを変えたとしても 老化を多少遅らせることはできるかもしれませんが、進んでしまった時計を戻すことはできません。
しかし、お顔に関しては、老化と逆の変化をおこす若返り治療で、効果的に若返ることが可能です。
若返り治療と一口に言っても大きく分けてまずは3つの要素からなっています。 そこでまず今回は、若返りの基本中の基本、若返りの3大要素についてお話しましょう!
若返り3大要素
① しわ(凹凸) ② たるみ ③ 肌 (しみ・赤み・毛穴・キメ・張り・小じわ) の3つです。具体的には。。。
①しわ(凹凸)
おでこ・眉間・目尻などの表情じわ(動きによるしわ) 目の下・ほうれい線・ゴルゴ線・口角・首などのしわ。こめかみ・ホホなどの凹み。 ほうれい線(上)やホホ(jowl)の厚み 【参考リンク】 しわ治療の基本|若返り治療をする前に知っておきたいこと
②たるみ
ホホやフェイスライン、首のたるみ ほうれい線の上のたるみ(中顔面のたるみ) 目の下のたるみ(クマ・目袋) 目の上のたるみ おでこのたるみなど
③肌
しみ、赤み(血管拡張)、毛穴、ハリ、肌理(きめ)、ちりめんジワなど になります。 そして、それぞれ自分が何に当てはまるか見極めることが大切になります。
効果的な治療法
なぜ、それぞれ分解して考えるかというと、それぞれ効果的な治療法が違うからです。それぞれの治療法は、
①しわ(凹凸)
●おでこ・眉間・目尻などの表情じわ(動きによるしわ) ⇒ ボトックス (筋肉の動きを抑える) 【参考リンク】 しわを治す方法(ボトックス編)|目尻や眉間のしわが気になってきた方へ ⇒ FGF (コラーゲンを増やして細かいしわを消す)
●目の下・ほうれい線・ゴルゴ線・口角・首などのしわ(凹凸のしわ) ⇒ ヒアルロン酸、レディエッセ、脂肪注入、FGF? (凹みを持ち上げる) ?【参考リンク】 しわを改善する方法(ヒアルロン酸編)
●ホホやほうれい線の厚み ⇒ 脂肪溶解注射、脂肪吸引? (凸を減らす)
●こめかみ、ホホなどの凹み ⇒ ヒアルロン酸、レディエッセ、脂肪注入? (凹みを持ち上げる)
②たるみ
●フェイスラインやホホ、首のたるみ ⇒ 糸のリフト、フェイスリフト 【参考リンク】 たるみを解消するおすすめの方法|切らずに簡単若返り!糸によるリフトアップ&たるみ予防 フェイスリフトに失敗しないための重要なポイントとは?! ⇒ ボトックスリフト、高周波によるリフト、HIFU(超音波)によるリフト
●ほうれい線の上のたるみ(中顔面のたるみ) ⇒ 脂肪溶解注射、脂肪吸引? (たるみを薄くする) ⇒ フィラーリフト、糸のリフト、ミッドフェイスリフト
●目の下のたるみ(クマ・目袋) ⇒ 目の下の脂肪除去、ハムラ法(裏ハムラ法)? (目袋を減らす) ⇒ ヒアルロン酸、FGF、目の下の脂肪注入 (凹みを埋める)
●目の上のたるみ ⇒ 眉下切開 (たるみを自然に切除) ⇒ 眼瞼下垂手術、二重埋没法? (目の開けにくさを改善)
●おでこのたるみ ⇒ 糸のリフト、前額リフト など
③肌
●しみ ⇒ IPL光治療(フォトシルク)、Qスイッチレーザー、レーザートーニング、トレチノイン・ハイドロキノ ン軟膏、内服治療 【参考リンク】 フォトシルクプラス
●赤み(血管拡張) ⇒ IPL光治療(フォトシルク)、ダイレーザー、Vビームレーザー
●毛穴、ハリ、肌理(きめ)、ちりめんジワなど ⇒ ダーマペン、IPL光治療(フォトシルク)、フラクショナルレーザー、ピーリング おおまかですが以上のようになります。
傾向としては、①シワは注射系、②たるみは手術系、③肌はレーザー系に分類されることが多いです。
いろいろな治療がありますが、ダウンタイムや効果の程度が違いますので、 腫れたくないのか、効果を出したいのか、長持ちさせたいのかなどで、 ご自身に合った治療法を選択されるのが良いでしょう。
繰り返しになりますが、自分の老化の原因はなんなのかをきちんと見極めて、 その老化に対してどんな治療法が良いのか、また、どんな治療法の組み合わせが良いのか、をしっかり知ってから治療を選ぶことをおすすめします。
たとえば。。。 ほうれい線の場合。
1 ホホを引っ張り上げて、こうすると法令線が良くなるのでこう引っ張ってくださいという方がいらっしゃいます。
もちろん引っ張ることで少し改善する可能性はありますが、 ほうれい線はしわ(凹凸)です。
主な原因は、ほうれい線自体のくぼみと、ほうれい線の上に乗っかっている厚み(皮下脂肪や皮膚のたるみ)による凹凸ですので、 たるみの治療より、しわ・凹凸の治療を優先したほうが効果的です。
すなわち、凹みにはヒアルロン酸や脂肪などを注入してボリュームを出し、 凸部には脂肪を吸引したり溶かしたりして厚みを減らすことが一番効果的です。
もちろんたるみを引き上げることでほうれい線の上の厚みは若干改善しますが、 引き上げる治療法はある程度後戻りして完成することが多いですし、凹凸をならす治療に比べると効果は少ないです。
本来はしわの治療をすべきなのに、クリニックでリフトアップをすすめられて治療したけど効果が少なかった、すぐ戻ったというのはよく聞く話です。
複数の要素が重なり合っている場合は特に、どの要素の治療が優先順位が高いのか、また、組み合わせて行うのが良いのか、 ドクター任せでなく、自分でもある程度は判断しておくことが大切です。
組み合わせるとさらに若々しく!
・3つの要素のうち複数の要素の老化が進行している方は多いと思います。そこで、それぞれの要素を組み合わせて治療をおこなうと、 相乗効果により、劇的な若返り効果と老化の予防効果を出すことが可能になります。
たとえば、フェイスリフトをしてすごく若返ったという話を聞くこともあるかと思います。
そのような方の場合、ほとんどがしわ・たるみ・肌(ハリや小じわ)の治療を組み合わせておこなっています。
たとえば、、、 フェイスリフトでたるみの治療しながら、 目の下・ほうれい線・口角・ホホなどのシワ(凹凸)には脂肪注入を同時におこなったり、 肌(しみ)にはフォト治療、肌(小じわ、毛穴)にはダーマペンなどの治療を並行しておこなったりといった具合です。
若返り治療を考えている方で複数の老化が気になる方は、効果の高い組み合わせの治療をおすすめします。
まとめ
残念ながら老化の進行は止まりません。
ただ、早めにメンテナンスすれば、お顔の老化の進行を遅らせることができ、5年後、10年後のお顔の老け方が全く変わってきます。
また、最近では腫れが少なく簡単で効果的な若返り治療がたくさん登場し、予防だけでなく、お顔の老化を巻きもどして、若々しくしてくれます。
切らなくてもかなりの若返り効果を出す治療を行うことはできますし、また、切る手術でも、腫れやダウンタイムが少なく改良されてきています。
美容整形はお顔の形を変えるものもありますが、若返り治療はもとの若々しい自分に戻してくれる治療です。
お顔が若々しくなると心も若々しくなります。
そのためのステップとして、まずは、若返りの3要素をきちんと知ってていただければ幸いです。