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施術/ TREATMENT

眉下切開法(目の上たるみとり)

眉下切開法(目の上たるみとり)

傷を目立たせずに上まぶたのたるみや重みを改善できる施術

目もとのたるみを改善することで、二重が自然な感じで広くなり厚ぼったさも改善します。ご自身を年齢よりも若く印象づけることができ、長く若々しくいることができます。

眉下切開 たるんだまぶた

自然な感じで二重を広くしたくないでしょうか?
二重が狭くなってきていませんか?
上まぶたの厚ぼったさや腫れぼったさは気になりませんか?
上まぶたのたるみは気になりませんか?
上記のいずれかが気になる方がいらっしゃれば眉下切開を考えると良いかもしれません。

お若い方でも、目もとにたるみがある方は多く、たるみが多いと、まぶたは厚ぼったく重くなり、二重幅も出にくくなります。
たるみがあることで5歳~10歳も老けて見えてしまいます。

しっかり上まぶたのたるみを除去しながらも傷が目立ちにくいお勧めの施術方法に眉下切開法があります。

まぶたのたるみでなかなか幅が出なかった二重が、はっきり幅のある二重ラインに変わり、厚ぼったさも減りすっきりした目もとになります。
二重埋没法や二重全切開と言った二重術をお考えの方も、一旦たるみがないか確認してほしいです。
たるみがあると、無理やり二重を広くしても、厚ぼったい不自然な二重になりやすいからです。
先に二重術をおこなってしまうと、後で眉下切開が難しくなってしまうことも多いですよ。

眉下切開はたるみを切除することで目元が老けにくくもなります。
すべての人の目の上のたるみは進行していきますが、その為の治療を行っている方はそれほど多くありません。
眉下切開は目もとを若々しく明るくするだけでなく、たるみを一度リセットすることで、将来的にも目元がたるみにくくなり、ご自身の年齢よりも目元を若々しく保つことができます。
将来同世代の方と差をつけることができ、若いねと言われることでしょう。

眉下切開とは

眉下切開の手術方法

眉下切開イメージ

眉下切開法は上まぶたのたるみを眉毛の下縁で切って切除する施術です。
目が閉じる範囲でたるみを最大限除去できるように皮膚のゆるみを測定し、たるみを除去する部分(上図の赤い部分)をデザインします。
図の赤い部分を切開して、余分な皮膚・皮下脂肪を切除します。
その後、眼輪筋を引き上げて固定し(眼輪筋タッキング)上まぶたのたるみを引き上げます。
傷に力がかかると汚く治っていまうので、傷に離れる力がなるべくかからないように、丁寧に中縫いしてぴったり傷を寄せます。
最後に外縫いで仕上げて終わります。
眉下切開では、まぶたの真ん中~外側を中心に余分なたるみを切除します。
術前後のイメージはこのようになります。
眉下切開デザイン、手術直後画像

眉下切開の効果

眉を引き上げている女性。眉下切開のシュミレーション

眉下切開の効果は、分かりやすく言うと、眉の下のたるみが取れることで、眉を持ち上げたような仕上がりになります。
眉を引き上げることで、眉下切開のシュミレーションをおこなうことができます。

眉下切開の主な効果

眉下切開は目の上のたるみを減らすことで以下の4つの効果を出すことができます。
①上瞼のたるみが取れる
②二重が自然な感じで広くなる
③瞼の皮膚や筋肉が引き延ばされて瞼の厚みが薄くなる
④まつ毛の生え際や黒目が見えるようになり目が大きくなる(デカ目効果)

症例写真で具体的に効果を見ていただきます。
(手術前)⇒(手術後)

眉下切開効果症例写真 術前
眉下切開効果症例写真 術後 
眉下切開で上瞼のたるみが取れて、術後は二重が自然な感じで広くなりましたね。
二重術で広くするとこう自然には広くなりません(後述)
術前は二重の上の厚みがやや目立っていましたが術後はかぶさりが減り厚みも減ってすっきりしたのがわかります。
眉下切開では、瞼を引き上げることで組織が伸ばされて厚みを減らすことができます。
眉下切開の厚みの変化
あとは、この方はたるみがそれほど強くないのでデカ目効果は分かりにくいかもしれませんが、術前は黒目やまつ毛の生え際が若干隠れていて目元はやや重い印象でしたが、術後ははっきり見えるようになり目元が軽く明るい印象になりましたね。
眉下切開では、このように自然な感じで二重を広くする、瞼を薄くする、デカ目にする効果があり、目元を明るく若々しくすることができます。

目元が老けにくくもなります

まぶたのたるみは年配の方だけでなく、お若い方にもあることが多く、たるみがあると前述のように二重幅が出にくく、まぶたも厚ぼったく見えてしまいます。
このたるみは必ず年齢と共にどんど悪化していきます。
「目の上のたるみ」はすべての人において起こる老化現象です。
目の上のたるみを改善すると、見た目における若返り効果が高いだけでなく、たるみをリセットすることができるため、目元の老化の進行を遅らせることが可能になります。
目元のたるみが少ないと5~10歳は若返ると言われています。
【参考症例写真】(術前)⇒(術後)

眉下切開たるみの症例写真 術前
眉下切開たるみの症例写真 術後

同世代の人と比べると目元が老けにくくなり、若々しく見られることができます。
年齢とともにまぶたが下がってきた方や、まぶたの厚みが気になる方、アイメイクによって目の上の皮膚がたるんだと感じる方などの方におすすめできる人気の治療法です。

目と眉が近づいてバランスが良くなります

眉下切開では目と眉の間の皮膚を切除するため、多少近づくことがあります。
黒目が見えやすくなり二重が広くなることで目の縦幅が大きくなること、また、まぶたが軽くなって無意識に挙げていた眉が少し落ちることで、目と眉は近づきます。
一般的に目と眉は離れていると間延びして見えますが、目と眉が近いとお顔のバランスが良くなり整って見えます。
逆に、目と眉が近づきすぎて問題になることはあまりありません。
目と眉がもともと近い方でも特に問題なく眉下切開をおこなっておりますが、少しでも近づけたくないという方は慎重に考えた方が良いかもしれません。
基本的に、年配の方など額のたるみが強かったり、眉で上げる癖が極端に強い方でなければあまり心配いりません。
それについては下でまた詳しく説明します。

眉下切開の傷は目立ちにくい

眉毛の下の傷は眉毛によって隠されやすく、目立ちにくく治ることが多いです。
以下でも記しますが、当院では、毛包斜切開などによってさらに傷跡を目立ちにくくする工夫をしています
傷は最終的にうっすら白くなって治りますが、眉毛の毛流に隠されたり、毛が生えてくることでより目立ちにくくなります。
術後にどこを切ったか分からなくなる方は多いです。
【眉毛の傷、症例写真】

(手術前)
眉下切開の傷 症例写真6か月後
(6か月後)
眉下切開の傷 症例写真6か月後

メイクでカバーもしやすい部分のため傷跡も隠しやすいです。
傷は目立ちにくいのでお若い方を中心に人気の施術になっています。
眉下切開の傷については下記ページで解説しています。

ちなみに、眉上切開という手術もありますが、こちらは眉の上の傷は逆に目立ちやすくなり、眉下切開ほど行われていません。

眉下切開のメリットまとめ

眉下切開のメリットについては以下の通りになります。
効果と重複する部分がありますが、ご参考下さい。

まぶたがすっきりして自然な広い二重になります。
たるみを除去するため効果が長持ちし、若々しい目元を長く保つことができます
目の上の余ったたるみが改善します
たるみが減ることでまぶたの厚ぼったさが改善します
目元が軽く明るくなります
目と眉が近く見えてお顔のバランスが良くなります
傷が目立ちにくく自然な仕上がりになりやすい施術です
目の上がスッキリするため視野が広くなります。眼精疲労がなくなります
おでこのシワが改善し、まぶたのたるみが原因の肩こりや頭痛が解消されます
幅広い年代の方で効果を実感していただけます

眉下切開はこのような方におすすめです!

眉下切開は以下のような方にお勧めです。

自然な感じで二重を広くしたい
たるみで二重のラインが狭くなってきた
もともとまぶたが厚ぼったいため、すっきりさせたい。
まつ毛の生え際や黒目を大きく見えるようにしてデカ目にしたい
一重のまま目を大きくしたい。
長期間アイプチや付けまつげをしていたことでまぶたがたるんで下がってきた
まぶた外側の皮膚がたるみ、目が三角の形になってきた。若いころの目もとに戻したい
まぶたが重くて眉を上げるので額のしわが深くなった。頭痛や肩こりに悩んでいる
瞼のたるみを取って老けにくくしたい

眉下切開の適応、不適応について以下のページでまとめていますのでご参考ください。

厚ぼったい方は同時に脂肪の減量が可能

眉下切開は瞼の厚みを減らしてくれる手術ですが、ご希望があれば、眼窩脂肪や眼輪筋下の脂肪(ROOF)も同時に切除してさらにボリュームを減らすことは可能です。
ROOFや上瞼の眼窩脂肪の解剖 年齢と共に目の上は凹んでくるので、お若いうちにボリュームを取りすぎると将来くぼみ目になり老けてしまいます。
なので、脂肪とりの適応は慎重に判断する必要があります。
まぶたが強く、上まぶたがむくみやすかったりする方では眼窩脂肪を除去すると良いでしょう。
また、かなりまぶたの組織全体に厚い方ではROOF切除をおこなうと良いかと思います。
眼窩脂肪、ROOF切除はどの部位のボリュームを減らすかについて詳しくは以下のページもご参考ください。

もとび美容外科クリニックの眉下切開法の特徴

眉下切開では、事前に適応をきちんと確認すること、適切なデザイン、適切な手技が重要なポイントです。
これらを一つずつ丁寧におこなうことできれいでご希望に沿う仕上がりにすることができます。
当院では、皆様に満足していただけるように、以下の工夫をおこないながら施術をおこなっております。
紹介や口コミで多くのお客様に眉下切開をおこなっていただいております。

1)傷跡が目立ちにくい切開術

眉下切開 毛包斜切開

当院では眉下切開法の切開は毛包斜切開を行っています。
毛包斜切開とは上図のように切除部分に毛根を残すように斜めにカットする方法です。
これによって毛根を温存することが可能なため、術後も切開線から再び毛が生えやすくなり、傷跡が目立ちにくい点が特徴です。
眉下切開は、眉の下縁ぎりぎりで切開したら傷が眉から下にはみ出て目立ってしまいます。
そうならないように眉毛ごと毛包斜切開で切除すると、最終的に傷が眉の下に来て目立たない傷になります。

2)眉の状態やご希望に合ったデザイン

お客様によって、たるみや眉の左右差、ご希望など様々です。
切開の位置やラインを左右で変えたり、どの部分を中心に切除するのか、全体に切除するのか、弛みの状態やご希望により切除量を調整したりと、その方の眉の状態やご希望によってデザインを変えます。
お客様のまぶたの状態とご希望に合ったデザインをおこなわないと、術後の結果がご希望と異なってしまったり、傷のラインが不自然になったり目立ってしまうことがあります。
当院ではその方の眉のラインや、左右差、弛み具合、ご希望などをしっかり考慮して、なるべくご希望に近い自然な仕上がりで、傷も目立ちにくくなるように術前のデザインを行って施術しています。

3)オーダーメイドの治療、厚ぼったさの改善

一口にまぶたのたるみを切除すると言っても、奥が深く、細部に注意して適切な施術をおこなう必要があります。
例えば、瞼に厚みがある人では、眼輪筋をしっかりとタッキング(縫縮)することで、瞼のボリュームをしっかり引き上げるようにしますし、
逆にくぼみ目傾向のある方では眼輪筋のタッキングはあえて行わないようにして、なるべく皮下脂肪を薄く剥離して、組織をあまり減量しないようにしています。
また、内側に縦じわが出やすそうな方では、皮膚を目頭側にローテーションさせながら縫合したりもします。
また、まぶたの状態やご希望にあわせて、眼窩脂肪(まぶたの奥の脂肪)、ROOF(隔膜前脂肪)等を必要に応じて切除してまぶたの厚ぼったさを減らすことも行っています。

4)丁寧な剥離縫合

傷跡を目立たなくするためには、剥離・縫合といった手術工程をいかに丁寧に行うかにかかっています。
傷は離れようとする力が加わるほど汚く治ってしまいます。
当院では丁寧に眼輪筋のタッキング(縫縮)と中縫いをしっかり行うことで、外縫いをしなくても傷が閉じている状態くらいに整えてあげることで傷を綺麗に直すように心がけています。
また、眉の厚い皮膚と、瞼の薄い皮膚の間で段差ができやすいですが、段差を減らすように工夫して中縫いしています。

(中縫い後)
眉下切開中縫い後
(外縫いして終了後)
眉下切開の中縫い後の外縫い

中縫いだけでここまで寄せてから外縫いをおこなうことで傷にかかる力を減らして傷がきれいに治るようにしています。
一つ一つの工程に対して、丁寧に確実に作業を進めていきます。

※傷をなるべくきれいに治したい方には、傷を綺麗に治しやすくするお薬(トラニラスト)を数カ月ほど飲んでいただくのも有効です。

上記の当院の眉下切開の工夫については以下のページでも説明していますのでご参考ください。

眉下切開のダウンタイム、リスク、注意点

眉下切開法はメスを使う施術のためダウンタイムや注意点、リスクなど留意すべき点があります。
なお一人ひとりの症状によって留意すべき点も異なってくるため、より具体的に確認したい際はカウンセリングを受けていただくことをお勧めします。

ダウンタイム

ダウンタイムは1週間ほど見ていただいております。
抜糸は5日後から10日後の間にしていただけますが、それまではメイクができないためないため抜糸までは傷跡が目立ちます。
抜糸翌日からメイクが可能になりますので傷はメイクでカバーしていただけます。
最初は傷に赤みがありますが、3ヶ月~半年かけて白く抜けて完成し、目立たなくなっていきます。
具体的な経過は症例写真を見ていただいてイメージしていただければと思います。

【1週間後からの経過の一例】
(抜糸直後、1週間後)
眉下切開後の傷 1週間後 抜糸直後は、腫れはあまりないですが、傷に赤みがあって、瞼に内出血もあります。
抜糸翌日からメイクでカバーしていただけます。
内出血は、さらに1週間もすると吸収されて消えていきます。
下の症例の方のように、内出血があまり出ない方もいらっしゃいます。
眉下切開後の傷2 1週間後
(1か月後)
眉下切開後の傷 1か月後 1か月は傷が硬くなりやすい時期で、傷がややごつごつしていたり、やや赤みがあったりします。
赤みが気になる方は、メイクで引き続きカバーしていただければと思います。

(3ヶ月後)
眉下切開後の傷 3か月後 3ヶ月すればだいぶ傷は落ち着いてきますが、まだ若干赤みが残っています。

(半年後)
眉下切開後の傷 6か月後 半年後はほぼ赤みも落ち着いて傷は白っぽくなって目立たなくなります。
傷は眉毛に隠されてほぼどこにあるかわからない状態で目立たなく治ることが多いです。

眉下切開法のリスク

・傷が残る

眉下切開の傷は目立ちにくくなるとはいえ消えてなくなるわけではありません。
部分的に白くなったり、傷が残る可能性はあります。
ただ、傷が目立ってしまうことは稀です。
傷に関しては以下のページもご参考ください。

 

・内側に縦じわが出やすくなる

眉下切開では眉の下の部分だけたるみを切除しますので、切除しない部分との皮膚のズレや歪みが生じます。
もともと皮膚が薄く、張りがない瞼の方では、そのずれにより、引っ張られる方向にしわ(縦じわ)ができやすくなる可能性があります。
眉下切開による内側の縦じわ 縦じわが出やすそうな方は、目頭側のたるみを控えめに切除したり、縫合時にはまぶた側の皮膚を内側に寄せるようにローテーションして縫い合わせたり、剥離を行うなどの工夫をして縦じわを出にくくしています。

・くぼみ目が強調される

眉下切開では眉の下の皮膚や皮下脂肪を通常8㎜前後、たるみが強いと10㎜以上切除してたるみを除去します。
そのぶん上まぶたは引き上げられますが、切除した皮膚や皮下脂肪の分のボリュームが減ることになります。
くぼみ目の方ではくぼみが強調されるリスクがあります。
くぼみ目 場合によっては眉下切開をお断りすることもあります。

・二重のラインが浅くなる

二重は目を開けたときに二重ラインが引き込まれ、ライン上に皮膚がかぶってくることでできます。
眉下切開でたるみが減ると、二重にかぶる皮膚が少なくなって二重が浅くなってしまいます。
とくに外側で二重が浅くなりやすく、外側の二重がやや短くなるケースもあります。
たるみが少ない方や、すでに二重術で広い二重を作った方などでは、二重が浅くなりすぎたりするので、眉下切開ができないこともあります。

・眉を少し切除するので外側中心に眉が細くなる

眉下切開は眉ごと切除していかないと、傷が眉の下から離れて目立ってしまいます。
特に眉外側でたるみをしっかり切除するために、切開ラインは眉の外側でカーブが強くなり眉をある程度切除することになります。
眉下切開のデザインと傷、術直後 なので、眉の外側はとくに眉が細くなるリスクがあります。
ただ、眉外側で眉がなくなるほどではなく、多少細くなる程度のことが多いです。

・眉毛の下降、目と眉が近づくリスク

通常、眉下切開をおこなうと目が大きくなるぶん、目と眉が近づき、顔全体のバランスが良くなります。
ただ、ご年配の方で額のたるみが強かったり、普段から眉毛を上げる癖がかなり強い方の場合、眉下切開で瞼のたるみが取れてまぶたが軽くなって眉が安心して落ちてきたときに、必要以上に眉が下がってしまうケースがあります。
そのような方では目と眉が近づきすぎていわゆる「藪にらみの目」になってしまう可能性がありますが、術前に診察すればそのリスクはある程度判断できますので、そのような方には手術をお勧めしないことがあります。
また、まぶたが降りてくるとたるみがさらにかぶってくることになるため、眉毛の下降が強い方では再手術が必要になってくるケースもあります。
ただ、通常は、眉と瞳孔がそれほど近くなることはなく、先ほども書いたように、目が大きくなるぶん目と眉が近づいたように見えることが多く、バランスは良い方向に行きます。
また、もともと目と眉が近い方でも、上記のように額のたるみや眉の挙上癖が強くない場合では、眉下切開をしても不自然になることはありませんので、目と眉が近い方でも眉下切開をおおなっています。
この辺りについては詳しくは以下のページをご参考ください。

・目が閉じにくくなる、ドライアイ

眉下切開では、眉を引き上げたように上まぶたを引き上げますので、目が閉じにくくなることがあります。
目が閉じにくくなると、元々ドライアイがある方では、ドライアイが悪化したり・目の乾きを感じやすくなることがありえます。
ただし、当院では、手術時のデザインの際に横になった状態できちんと目が閉じられる範囲で切除幅を決めていますので、通常目が閉じにくくなることはありません。
ただ、それを考慮せずに必要以上に皮膚を切除しすぎてしまった場合、目が閉じにくくなって兎眼と言われる状態になる可能性があります。
兎眼

・縫合部の盛り上がり(ドッグイヤー)

皮膚を切除して縫合すると傷の端の先に皮膚が集まって盛り上がってしまうことがあります。
眉下切開では、眉の外側が骨で出っ張っていますし、外側でこの盛り上がりが出ることがあります。
なるべくデザインを工夫することで、できるだけこれらが起きないように対処しています。
通常、ドッグイヤーは時間と共に落ち着いていきます。
ただ、なかなか落ち着かない場合は、ステロイドの注射をしたりすることもあります。

上記が、眉下切開法を実施した際に、起こりうるリスクについてでした。
当院ではこのようなことが起こらぬように、適応をしっかり見極めて、リスクを回避するような工夫をおこなっております。

注意点

正確なシュミレーションはできない

眉下切開は術前のデザインの際にだいたいどんな感じのイメージになるかは見てもらえますが、二重術などのように正確なシュミレーションはできません。
無意識に挙げている眉がどの程度落ちるかは読めないと言われていますし、硬い眉側の皮膚と薄い瞼側の皮膚との引っ張り合いでどう眉の位置が落ち着くかは多少個人差もあり正確にはわかりません。
まして、二重幅を思ったように微調整することは難しいです。
眉下切開はそもそもたるみとりですので、二重幅を微調整したい場合は二重術でおこなうことをおすすめします。
そのあたりをご理解していただき、眉を引き上げた感じを大まかな完成のイメージとしてお考えいただければと思います。

眉下切開は何度もできない

眉下切開は眉の下のたるみだけを切除します。
なので、何度も眉の下のたるみを切除すると、たるみを切除した部分と切除していない部分のゆがみが強くなって、縦じわ・ひきつれが出てしまいますので、何度もおこなうことはできません。
ただ、ひきつれずに切除できる余裕がまだある場合や、何十年も時間が経ってたるみが出てきた場合は再手術は可能です。
詳しくは以下のページで解説しています。

目頭側のたるみはあまりとれない

眉頭側まで全部切開すると傷が目立ちやすくなってしまうため、目頭側のたるみはあまり切除できません。
そもそも、目頭側は蒙古ひだのツッパリはありますが、それほどたるみが強い部分ではなく、ボリュームも少ない部分です。
なので、頑張って眉頭側を切除したとしても、傷が目立ってしまう割にはその効果はそれほど出せません。

まつ毛側のたるみ(ハム目)はとれません

まぶたのたるみが強いとまつ毛にもたるみがかかるようになりまつ毛が見えにくくなりメイクもしにくくなります。
また、まつ毛側にたるみがあると三重にもなりやすくなり、厚みも出てハム目になってしまいます。
眉下切開は上まぶたのたるみを除去するとはいえ、基本的に二重より上方のたるみを取り除くイメージの手術で、まつ毛にかかるたるみまではなかなか除去できません。
まつ毛側のたるみを除去するには、後述しますが睫毛側を切開してたるみを除去したり、二重の全切開をおこなってまつ毛側の皮膚を切除・挙上して二重を作り直す必要があります。

切除できる量は限界があります

眉下切開は、ある程度皮膚を切除することができますが、切除しすぎると目が閉じにくくなったり、二重のラインが浅くなりすぎたり、縦じわがでやすくなったり、リスクがあります。
基本的に、目が閉じる範囲で、その他問題がない範囲でしか除去できません。
一度眉下切開を行っている方では、あまり除去できない可能性があります。

眉が落ちてくるとまたたるみが被ってくることあり

眉の挙上癖がある方や、額にたるみがある方の場合は、眉下切開をしてまぶたが軽くなると、眉を上げる必要がなくなるのである程度眉が落ちてくる可能性があります。
眉が落ちて狂うと、瞼に皮膚がまたかぶってきて、見かけ上たるみがまだ残っているように見えてしまうことがあります。
そのような場合は、再手術が必要になる可能性があります。

手術をお勧めしないこともあります

眉を上げてシュミレーションした際に、そもそもたるみが少ない方や、二重が浅くなりすぎる方、くぼみ目・縦じわが悪化しやすい方、目が閉じにくい方などでは、眉下切開の適応がなくお断りするケースがあります。
また、以前に二重術などで二重を作ってしまっている場合では、二重が広くなりすぎたり、浅くなりすぎたりすることが多く、二重をまずリセットしないと眉下切開が難しいケースも多いのでご了承ください。

Q&A

Q:眉下切開するとつり目になりますか?

A:眉下切開では目尻や目の下のラインが上がるわけではないので基本的につり目になるわけではありません。
ただ、眉下切開は主に二重の真ん中から外側のたるみを引き上げるため、下図のように二重の真ん中から外側に幅が出て、二重が末広型に広がります。
眉下切開は真ん中~外側の二重が広くなる 先生によっては外側をメインにたるみを切除して、二重が外側中心に引っ張られすぎて広くなりいわゆる「つり目」になってしまいます。
当院では、ステレオタイプに外側のたるみばかりを切除するのではなく、その方のたるみに応じて、たるみを切除する部位と切除幅を決めてデザインしています。
そして、なるべく内側(目頭側)にかけてもできるだけ皮膚切除するようにデザインし、ムラなく全体のたるみ切除するようにしています。

Q:たるみが強くなるまで待った方が良いですか?

A:たるみが強くなるまで待つと、内側の縦じわやくぼみ目などの問題で眉下切開ができなくなってしまう可能性が出てきます。
基本的には、たるみがあるなら早い段階で眉下切開したほうが、目をすっきり若々しく保つことできますのでおすすめです。
たるみが強くなるまで待たなくても、お若いうちにたるみを切除すれば、将来目元が老けにくくなります。
50代、60代で若返るのも良いですが、20代、30代のお若いうちに目元をすっきり明るくなって、将来目元も老けにくなる方が良いですよね。

Q:眉下切開はやらない方が良いという動画を見ましたが本当ですか?

A:眉下切開をあまりやらない先生が眉下切開を批判していたりしますが本当でしょうか。
眉下切開をするときれいな二重にならないとか、目と眉が近づいて不自然になるとか、傷が残って目立ってしまうとかいうのが否定派の先生の意見のようです。
ただ、上で詳しく書かせていただきましたが、眉下切開はきちんと適応を見極めれば、二重術よりむしろ自然できれいに二重を広くできますし、目と眉が近い方でも問題なく施術可能です。
また、傷も目立ちにくいため、20代、30代の方中心に多く行われている手術で、とてもお勧めできる施術です。
きちんと適応を判断して、適切にデザインと手術をおこなえは、批判しているようなリスクはありませんのでご安心ください。

Q:眉下切開前後にアートメイクを受けても大丈夫ですか?

A:基本的にアートメイクを受けていただいても大丈夫です。
ただ、アートメイクをした後は傷の赤みが落ちつくまで、6か月以上はあけていただいてアートメイクをしていただくと良いです。

Q:眉下切開をしてもまた皮膚のたるみが出ることはありますか

A:眉の下がりは読めないと言われており、眉下切開後にある程度眉が下がってしまうことがあります。
そうすると、二重やまつ毛にまた皮膚が被ってきて、たるみが再発したように感じるリスクはあります。
そのような場合は再手術をおこなうことがあります。
また、長期的には、老化をストップさせることはできないので、また少しずつたるみは出てきます。
その場合も、何十年もしてまたたるみが出てくれば再手術でたるみを切除することは可能です。

Q:眼輪筋は切除しますか。どうしてもならROOF

A:眼輪筋は切除せずにタッキングして引き上げます。
眼輪筋を切除しても良いですが、筋肉は血流豊富な組織ですので、内出血や拘縮で硬くなったり盛り上がったりするリスクが上がってきます。
眼輪筋を切除しなくてもタッキングでしっかり引き上げられますし、頑張って切除してもリスクを取るだけでそれほどメリットはないため眼輪筋は切除する必要はないと考えています。
まぶたの厚みを取りたいなら、眉下切開と同時に眼窩脂肪を除去したり、ROOF切除をおこなうと良いです。

Q:部分的に切ったりすることはできますか

A:可能です。
二重の真ん中部分のたるみを取って丸い二重にしたいと希望されて、真ん中部分中心に眉下切開をおこなうこともありますし、
末広に二重を広くしたいとのご希望で外側中心にたるみを切除することもあります。
その方のたるみやご希望に合わせて切除部位や切除量を調節しています。

症例写真

(手術前)⇒(手術後)

症例1

この症例の方は、瞼の厚みと、弛みで二重が狭くなるのが気になるとのことで来院されました。
ご希望には眉下切開が最適でしたので眉下切開をおこないました。
術後は瞼の厚みが減り、二重の幅がひろくなり目元が明るくなりましたね。
ご希望の目元になったかと思います。
眉の下の傷もほとんど目立ちません。

症例2

この症例の方は二重埋没法を2回おこなっていた方で、二重が狭くなったのと厚みが気になるとのことでご来院されました。
もともと外側の二重は幅広めで、真ん中の黒目付近の皮膚のたるみが強かったので真ん中をしっかりめ、外側を控えめのデザインで眉下切開をおこないました。
6か月後は末広ではありますが、いわゆる「つり目」ほどは外側は上がらずに、真ん中に丸みのある自然な二重になりました。
まぶたの厚みも減って目元がすっきり明るくなりましたね。

症例3

この方は男性の方で、もともと一重で、眉を上げる癖もあるそうでした。
たるみはかなり強かったので眉下切開でしっかりたるみを切除しました。
術後はたるみに隠されていた黒目やまつ毛の生え際も見えるようになり、目が大きく明るくなりましたね。
まぶたの厚ぼったさもすっきりしました。
この方のように、男性の方で眉下切開をおこなう方も多いです。
また、二重にせず一重のまま目を大きくしたいと希望される方もいらっしゃいますが、そのような方には眉下切開は合っています。

症例4

上まぶたが重いとご来院されたお客様です。
瞼のたるみが外側で特にかぶっている典型的な三角目になっています。
年齢を経るごとに皆さんこのようになっていきます。
眉下切開で外側中心にたるみを切除しました。
たるみを取ったことで、隠れていた目がはっきり出るようになり、別人のように若々しくなりましたね。
このように年配の方で典型的なたるみがある方にも当然眉下切開は有効です。

症例5

眉下切開1 術前
眉下切開1 3ヶ月後

この症例のお客様は、二重全切開をおこなっていた方でした。
二重をもう少し広くしたいとのことでしたが、瞼に厚みがあるので、これ以上二重術で二重を広くすると、不自然に厚ぼったくて食い込んだ二重になってしまうことが予想されました。
なので、今回は、厚ぼったさを改善させて二重幅広げるべく眉下切開をおこないました。
また、ご希望により目を大きくしたいと、目頭切開も同時に行っています。
術後は、瞼の厚みが減って二重が広くなりましたね。眉下切開の効果がしっかり出ています。
隠れていた黒目も出て、二重が広くなったことで目の縦幅が大きくなり、目頭切開で横幅も大きくなったことで目全体の印象が大きくなりました。デカ目効果もしっかり出ています。

症例6

眉下切開症例6 手術前
眉下切開症例6 1か月後

この方は二重埋没法をおこなっていましたが、もう少し二重幅を広くしたとのことでご来院されました。
このまま二重術でさらに二重を広くすると厚ぼったくなり、不安定になることが予想されました。
瞼に眉下切開できる厚みとたるみの余裕がありましたので、眉下切開をおこなうことになりました。
術後は予想通り自然な感じで二重が広くなりましたね。
これで満足されればよいですし、ご希望ならもう少し二重埋没法で広くしても良いかもしれません。
眉下切開で二重幅は出やすくなっていますので、無理なく自然な感じで二重を広くすることができます。

症例7

眉下切開3 術前
眉下切開3 3ヶ月後

この方も二重幅を広くしたいとのことでご来院されました。
他院では二重埋没法で広くすることを提案されたようですが、瞼にたるみや厚みがややあり、このまま広くしてもやや不自然な感じの二重になってしまう可能性がありました。
なので、眉下切開で瞼の厚みを減らしつつ二重を広くすることになりました。
眉下切開後は、ご希望通り、隠れていた二重幅が出て二重の幅が見えやすくなりました。
隠れていたまつ毛や黒目も露出して、目が大きくなり明るくなりましたね。
まぶたの厚みもすっきりしています。
このように、眉下切開は瞼をすっきりさせながら二重を自然な感じで広くすることができますのでお若い方中心に大変人気の施術になっています。
なんでも二重術で二重を広くしようとする前に眉下切開はできないかまず検討していただくことをおすすめします。

 

瞼が重い原因は2つある

あなたの目の上のたるみのタイプは?

瞼が重く目が開けにくい方のタイプには主に2通りあります。
一つ目は、瞼の皮膚がたるんで、目に垂れ下がってきて重く開けにくなる皮膚のたるみタイプです。
目の開きは悪くないので眼瞼下垂ではありませんが、皮膚が被って眼瞼下垂のような症状が出ますので「偽性眼瞼下垂」とも言われています。
二つ目は、目の開きが悪くて黒目が被って瞼が重い眼瞼下垂タイプです。

それぞれのたるみの原因をわかりやすく言えば、皮膚のたるみタイプは当然「まぶたの表(皮膚)のたるみ」です。
二つ目の眼瞼下垂タイプは、「まぶたの裏(腱膜)のたるみ」です。
まぶたを開ける力は、まぶたの裏側(後葉)に伝わって目を開けていますが、このまぶたの裏側がたるんで伸びてしまうことで目が開けにくくなるのが眼瞼下垂です。

タイプ別の治療法

皮膚のたるみタイプは、上瞼の皮膚がたるんでかぶさってくるので、眉下切開でたるみを切除したり、二重埋没法でたるみを持ち上げる治療が有効です。
一方、眼瞼下垂タイプは、瞼を持ちあげる筋肉や腱膜がたるむものなので、瞼の裏側のたるみを短縮する眼瞼下垂の手術が有効です。
ちなみに眼瞼下垂の手術は、切らない方法(切らない眼瞼下垂)と切る眼瞼眼瞼下垂(全切開+挙筋前転術)があります。

眉下切開-たるみのタイプ

さて、あなたの目の上のたるみはどちらでしょうか?
きちんとたるみの種類を見極め(※2つが合併している可能性もあります)、それぞれの原因にあった治療法を行うことが大切です。

目の上のたるみは老けて見えるだけでなく、視野が狭くなったり、眉を常に上げることでおでこのしわの原因になったり、頭痛肩こりなど機能的にも問題になってきます。
自分がどういうタイプのたるみなのか、どんな施術が合っているのかわからないという方は、無料カウンセリングをご利用していただければと思います。

眉下切開と眼瞼下垂のどちらが適しているかについて以下のページで解説していますのでご参考ください。

また、眼瞼下垂タイプの方では、眼瞼下垂の手術が有効ですが、切らない眼瞼下垂と、切る眼瞼下垂(二重全切開+挙筋前転術)の2つについて施術ページのリンクも載せておきます。

眉下切開以外に上まぶたのたるみを改善する治療法

上まぶたがたるんでくると年齢よりも老けて見えたり、目の上の部分がまぶたに隠れるため視野が狭くなるといった機能的な面でもデメリットを生じます。
上まぶたのたるみの改善方法としては眉下切開法(眉下リフト)以外にも、二重全切開法、二重埋没法、睫毛側たるみとりなどがあります。
基本的に瞼のたるみは眉下切開がもっとも自然で優先される手術ですが、眉下切開ができない場合や、二重を作ることを優先する場合は、二重全切開や二重埋没法の方が良いケースもあります。
また、二重よりまつ毛側のたるみを取るにはまつ毛側たるみとりが良いです。
どの治療が適応かは実際に医師が目元やたるみの状態や、ご希望を確認した上でご提案させてもらっています。
ここで誤った治療を行うと、まぶたのたるみの根本を改善できないばかりか、ビジュアル的に厚ぼったいまぶたになったり、人工的な二重になってしまうケースがあります。

「まぶたのたるみ」というと40代、50代以上の方の悩みというイメージが大きいかもしれませんが、ここ最近は20代、30代の方からのご相談が増えています。
長期間のアイプチ使用や、ボリュームたっぷりの付けまつげやマスカラといったアイメイクを日々行うことによって、次第にまぶたが伸びてたるんできてしまうことなどが原因としてあります。
また、前述のように自然な感じで二重を広くしたいとか、瞼の厚みを減らしたいからとたるみをの切除をご希望されるお若い方も多いです。

眉下切開以外のたるみ治療法

眉下切開以外のたるみ治療、二重全切開法、二重埋没法について以下で説明します。

1)二重全切開法

二重のラインを切開して「まぶたの表(皮膚)のたるみ」を切除することが可能です。
切除部分は下図の赤い部分になります。 二重切開のたるみ切除の位置 ちなみに眉下切開は下図の赤い部分です。
眉下切開のたるみ切除の位置
瞼は上(眉側)に行くほど皮膚・筋肉の厚みが増します。
まぶたの上に行くほど厚みが出る なので、二重のラインでのたるみを切除すると、二重より高い位置になる厚みのある皮膚が下りてきて二重のライン上にのっかってきますので、厚ぼったい不自然な二重ラインになってしまいます。
二重切開断面図数ミリの切開でも二重がやや厚ぼったくなりますので、眉下切開のように8㎜も10㎜もしっかりたるみを取ってしまうと、不自然な厚ぼったい瞼になってしまい、これはもう戻すことができません。
かなり皮膚が薄い人では、二重のライン上で皮膚切除することはできなくはありませんが、通常は、二重の全切開でたるみを切除するのは2,3㎜程度まで、しっかり切除するのは難しいと考えた方が良いでしょう。

ちなみに、眉下切開の場合は、眉を手で持ち上げるように、瞼の厚みの自然な連続を保ったままたるみを引き上げるので、瞼の厚みはかえって薄くなり自然な感じでたるみを除去することができます。
眉下切開断面図
(眉下切開と二重切開法の違いのまとめ)

眉下切開と二重切開法の比較表
結論を言うと、二重全切開は二重を戻りにくくするための施術で、たるみは取れてもせいぜい数ミリ程度で、しっかりたるみを取るには向いていない施術です。
基本的に、二重術は、厚みをすっきりさせることができない施術で、厚みは増す方向に行くと思ってください。
ただし、眉下切開の適応がない方の場合は、二重全切開や二重埋没法などの二重術で二重を広くすることでたるみを持ち上げて二重幅を出すしかたるみを持ち上げる方法はありませんので、眉下切開ができない方にはお勧めです。

眉下切開と二重全切開については以下のページでも解説していますのでご参考ください。

2)二重埋没法

まぶたのたるみ-二重埋没法
二重埋没法で二重を広くすることで、まぶたのたるみを持ち上げてたるみを改善させることも可能です。
症例写真の方のように、二重が広くなってたるみが持ち上がり、まつ毛の生え際や黒目が見えやすくなって目が大きく明るくなりましたね。
ただ、二重埋没法は、切らずに簡単にまぶたの重みや二重幅を改善できる可能性がある一方、たるみがある方では、厚ぼったくなりやすい、腫れやすい、戻りやすい、左右差が出やすいなどといったデメリットがあります。

たるみ治療に二重埋没法がお勧めの方は、切りたくない、簡単な方法で一時的に対応したいという方です。
長期的には本当は、眉下切開でしっかりたるみを改善して長持ちさせるのが良いです。
後で眉下切開をおこないたいと思っても、二重埋没法を先におこなってしまうと眉下切開がやりにくくなってしまうので注意が必要です(前述)。

また、二重埋没法は、眉下切開の適応がない方の場合にもお勧めです。
眉下切開以外でたるみを目立ちにくくするには、二重埋没法などの二重術で二重幅を広くしてたるみを持ち上げるしかないからです。

たるみがある状態の方では、本当はまず眉下切開をおこなってから、二重埋没法をおこなうと、二重術単独でおこなうより、二重のラインが自然な感じで広くなって、二重も安定して長持ちしますし、デカ目効果も出て目元も老けにくくなるのでお勧めです。

 

3)睫毛側たるみとり

まぶたのたるみとりとは厳密には違いますが、まつ毛側のたるみを切除する睫毛側たるみとりがあります。
眉下切開は二重の上のたるみを主に切除しますが、睫毛側たるみとりでは二重の下のたるみを切除します。
まつ毛側にたるみがあると、まつ毛の生え際が隠れてしまい、弛みでまつ毛と二重の間に厚みが出ていわゆるハム目になってしまいます。
また、弛みでいろんな高さに二重がでやすくなり三重にもなりやすくなります。
ハム目になると厚ぼったいだけでなく、目元が重く見えてしまいます。
このハム目を改善させるために、睫毛に近い部分を切開して睫毛側のたるみを取る手術があります。
睫毛側たるみとりの切除部分
【症例写真】

(術前)
睫毛側たるみとり 術前
(術後)
睫毛側たるみとり 術後
睫毛側のたるみが取れると症例写真のようにまつ毛の生え際が見えやすくなり、まつ毛側の厚みも減ってすっきりします。
二重全切開のようにダウンタイムは長くなく、1週間ほどのダウンタイムで手術可能でないため

当院では無料カウンセリングを実施しています

  • どの施術が自分に合っているの判断できない
  • 悩みがあるけど、どんな風に直せばいいか
    わからない
  • 生活への影響、施術のリスクが心配

経験豊富なスタッフが対応いたします

お一人で悩まずに、お気軽にご相談ください

こんな人におすすめ!

  • 目の上のたるみが気になる

  • たるみを取って自然に二重を広くしたい

  • まぶたの厚みをすっきりさせたい

  • 切開してもあまり腫れたくない

眉下切開法(目の上たるみとり)の動画

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眉下切開法(目の上たるみとり)の料金

眉下切開
¥311,800 モニター価格¥264,060

眉下切開法(目の上たるみとり)施術当日の流れ

❶ご来院後OPお手続き

ご来院後OPお手続き
個室にて、手術内容の確認、会計、誓約書や保証書など必要書類にサインをいただきます。

❷処方する薬の説明

処方する薬の説明を行う看護師
当日お渡しするお薬の説明や術後の注意点など説明させていただきます。

❸洗顔

パウダールーム
パウダールームへご案内させていただきます。
洗顔をお願いします。

❹デザイン


術前の写真撮影をした後、デザインを行います。

❺消毒

顔を消毒している様子
消毒を行います。

❻デザイン

手術する部分のデザインを行う医師
シュミレーションで決めた幅をしっかりデザインします。

❼麻酔

麻酔を行う医師
デザインが終わるといよいよ手術です。
このとき笑気ガスが流れていますので少しぼんやりした状態になっています。
極細の針で局所麻酔を行います。

❽手術

手術を行う医師
麻酔のあとはいよいよ手術が始まります。
手術が終わるまでは指示のあるとき以外目を開けないようお願いします。
手術後は抜糸が必要です。

❾手術

術後5日~10日の間に一度ご来院をお願い致します。
(モニターの方はモニター撮影にご来院していただきます)

気になることがございましたら、いつでもご連絡ください。

お問い合わせ
0120-19-6102
10:00~19:00
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