加齢による口もとのしわが気になる。口もとのしわを目立たなくする方法
口元のしわとは
口をすぼめた時に口周りに放射状にできる、口元のしわ。
口横には法令線やマリオネットラインなどのしわも刻まれます。
加齢とともに癖が深くなると口をすぼめなくても縦じわが残ってしまい老け顔になってしまいます。
口元のしわの原因
口の周りには口を閉じる口輪筋という筋肉があります。
(口輪筋)
口輪筋が縮むことで皮膚が余ってしわができ、放射状に縦じわができてしまいます。
また、口横の法令線やマリオネットラインは皮膚が筋肉や皮下組織と硬く結合している部分で、口角を上げたりする表情の動きにより皮膚に折り目がついてしわができます。
年齢と共にコラーゲンやエラスチンなどが減少して皮膚に張りがなくなるとさらにしわが深く目立つようになります。
しわが刻まれて溝になってしまうと、口をすぼめたり、口角をあげなくても口の縦じわやほうれい線、マリオネットラインが残ってしわが刻まれてしまいます。
口元のしわの解消方法
口元の放射状のしわは表情じわですので解消するにはボトックスで口もとをすぼめる動きを抑えて縦じわを減らします。
また、口元の縦じわ、ほうれい線、マリオネットラインなどに刻まれてしまった溝じわではベビーコラーゲンやFGFでしわの溝を埋めます。
ボトックス
口輪筋の全体にボトックスを注射することで口輪筋の動きを抑えて縦じわを出にくくします。
ただし、口が閉じにくくなりますのでストローなど吸いにくくなったりすることがあります。
当クリニックでは、
有名なアラガン社のボトックス、不純物の少ないドイツ製のゼオミンの2種類を用意しております。
ベビーコラーゲン
口周りの刻まれたしわは硬く浅い溝なので、なじみやすいベビーコラーゲンを皮下や真皮内に1本1本注入していきます。
FGF
シワに注入すると再生作用でコラーゲンや他の組織が生成されてシワが埋まって自然な感じでシワが目立ちにくくなります。
非常に満足度の高い治療ですが、ごく稀に効果が強く出てしまい逆に盛り上がってしまうリスクもあります。
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