「鼻の穴が見えてしまう」鼻先を伸ばしてブタ鼻を解消する方法を紹介
ブタ鼻、アップノーズとは
鼻先が小さく高い位置にある場合、下からのぞいたような鼻(豚鼻)に見えてしまいます。
鼻先が上がっている鼻はアップノーズとも言われています。
ブタ鼻では鼻先が不格好に見えてお顔のバランスを崩してしまいます。
鼻の穴も目立ってきますので、鼻の穴を気にされている方でブタ鼻が原因という方は多いです。
ブタ鼻を改善する方法
ブタ鼻を改善するには鼻先を前方や下方に伸ばす必要があります。
鼻先を延ばす方法には、手術で伸ばす方法と、切らずに糸で延ばす方法があります。
◎手術は術後5日目までギプス固定が必要になりますが、効果は長持ちします。
◎切らない方法はダウンタイムは短いですが半年ほどで後戻りします。
手術で伸ばす方法
鼻先は異物を入れると露出のリスクなどがあるため、自分の軟骨を使用して高さを出します。
鼻先を延ばす手術には軟骨移植と鼻中隔延長があります。
鼻尖軟骨移植
耳から採取した耳介軟骨を鼻先に2、3枚重ねて載せることで高さを出して鼻先を延ばします。
患者様の形に合わせて鼻先を延ばす方向を決めて、軟骨を載せる位置を調整します。
鼻先の高さが低い方では鼻柱の脚(内側脚)が弱ことが多く、支柱になる軟骨(ストラット)を立てて内側脚を強化して鼻先の高さを出しやすくする必要がある場合もあります。
鼻中隔延長
左右の鼻腔を仕切っている縦の板状の鼻中隔軟骨をくりぬいて、残ったフレームの先端に採取した軟骨を固定し鼻中隔軟骨を延長します。
延長した鼻中隔軟骨に鼻先の鼻翼軟骨を延ばしたい方向に引き下げて固定し、鼻先をご希望の方向に伸ばします。
鼻尖軟骨移植より伸びやすいですが、鼻柱を切開するオープン法で行う必要があること、鼻先が固定されて違和感が出たり、鼻先が曲がったり、鼻の息が通りにくくなるリスクなどが出てきます。
切らずに糸で伸ばす方法
MISKO(ミスコ)
とげの付いた糸を8本ほど鼻先や鼻背に挿入することで針穴の傷だけでご希望方向に鼻先を延長することができます。
丸2日後よりメイクが可能でダウンタイムは短く手軽にできますが、半年で戻ってしまうため、お試しでという方に適している施術です。
※ヒアルロン酸は鼻先に注入できる?
鼻先にヒアルロン酸を入れて簡単に高さを調整できれば良いですが、鼻先にヒアルロン酸を入れると動脈が塞栓して鼻先が壊死してしまうリスクがあるため、基本的にヒアルロン酸を鼻先に入れることはおこなっていません。
豚鼻を治す方法は動画でも解説していますのでご参考になさってください